JP2777395B2 - ブロー成形方法及びその装置 - Google Patents

ブロー成形方法及びその装置

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JP2777395B2 JP1046085A JP4608589A JP2777395B2 JP 2777395 B2 JP2777395 B2 JP 2777395B2 JP 1046085 A JP1046085 A JP 1046085A JP 4608589 A JP4608589 A JP 4608589A JP 2777395 B2 JP2777395 B2 JP 2777395B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱可塑性樹脂のブロー成形方法及びその装
置にかかり、特に製品の外観を改善することにより高附
加価値化することに関するものである。
[従来の技術] ブロー成形品はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、ポリスチレン、ポリカーボネート、ノリ
ル、ナイロンなどの熱可塑性樹脂を用いて成形されてお
り、洗剤瓶、化粧瓶、医薬瓶、食品容器及び自動車のコ
ンソールボックス、パネル部品等多くの分野に使用され
ている。
そして、その多くは安価な使い捨てタイプの容器とし
て使用されていて、耐久消費材的な分野への進出は少な
かった。
[発明が解決しようとする課題] ブロー成形法は、押出成形機または射出成形機によっ
てポリエチレンやポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を溶
融し、ダイ内を通り円筒状にし、ダイコアの先端よりパ
リソンを出し、これを金型で挟み、ブロー用気体を吹き
込み、パリソンを膨張させ、その表面を金型へ密着、冷
却固化させた後、金型を開き製品をとりだすことよりな
る。
このとき、ダイコアの先端より出てきたパリソンは肌
荒れ現象やダイラインの発生がある。このパリソンを金
型で挟み、エアを吹き込み成形すると引き伸ばされるた
め、パリソン外面の凹凸は多少良くなるが、パリソンは
膨らまされる際その割合は当然製品形状に合わせられる
ため不均一であり、そして冷却された金型のキャビティ
ー面に順不同に接触し、冷却固化されるため、成形され
た製品は不均一な肌荒れ状の外観となる。
ブロー成形品の外観を改良する方法としては多くの提
案が成されているが、これを大きく2つに分けることが
できる。
一つはパリソンの外面を平滑にし、肌荒れのないパリ
ソンを作り成形する方法である。しかし、この方法では
金型に平滑で光沢のあるパリソンを挟みエアを吹き込み
成形すると、金型キャビティー面とパリソンの間にある
エアが抜けないためエア・トラップ現象が発生し、膨ら
まされたパリソンが局部的に金型に密着しないため、出
来た製品は肌荒れ状のものとなる。エア・トラップをな
くすため、金型キャビティー面をサンドブラストやシボ
加工により解消する提案もある。しかし、このエア・ト
ラップによる肌荒れ現象はある程度解消されるが、キャ
ビティー面のサンドブラストやシボの外観が製品に発現
し、平滑で鏡面状の製品を得ることができない。特に、
金型キャビティー面が平滑化され鏡面状になるほどエア
・トラップによる肌荒れの問題が発生する。
二つ目は、ダイコアの先端より出されたパリソンを金
型で挟み、ブローし成形する段階において、パリソンが
金型キャビティー面に接触し、冷却固化されるまでの時
間をコントロールする方法である。この方法には、例え
ば金型キャビティー断熱法や金型加熱法がある。これ
は、金型キャビティー面の温度を上げ、肌荒れ状のパリ
ソンが平滑鏡面状の金型キャビティー面での冷却固化さ
れるスピードを遅くすることにより、ブロー圧力でパリ
ソンの肌荒れ外面を平滑鏡面状の金型キャビティー面に
強く圧着し、金型キャビティー面を転写しようとするも
のである。
しかし、断熱法では成形サイクルが長くなり、実用性
に欠けるし、部分的平滑鏡面製品を得るにとどまる。
一方、金型加熱法では金型の温度を上げ、肌の荒れた
パリソンを金型に挟み、エアを吹き込むため、エア・ト
ラップ現象により製品肌荒れが発生する。また、パリソ
ン肌をコントロールし、平滑鏡面キャビティーとパリソ
ンの間にあるエアをパリソンの肌荒れの隙間より逃し成
形する方法があるが、肌荒れコントロールを行なう方法
のため、材料や成形条件での制約が発生する。したがっ
て、生産性や製品物性等にも制約が発生し、実用性に欠
ける点がある。
また、これらの方法は金型温度を結晶化温度以上に上
げ成形するため、金型でパリソンを挟んだときピンチオ
フでパリソンを食い切ってしまうため、出来た製品のピ
ンチオフ部分は薄肉となり、強度的に問題が発生する。
以上の説明からも分かるように、金型キャビティー面
の性状を製品の表面に転写することは極めて難しく、更
に材料、成形条件、生産性、製品の物性等との関連で多
くの制約がある。
例えば、パリソン表面の平滑さを高め、製品の肌荒れ
を解消せんとする提案においては、エア・トラップ現象
の解決がついておらず、金型加熱法による製品表面の改
良法は生産性の低下のみならず、ピンチオフ部の薄肉化
による製品物性の悪影響が避けられない等の問題があ
る。
[課題を解決するための手段] 通常のブロー成形法により、ポリエチレンやポリプロ
ピレン等を成形すると不均一な艶消し状の製品となり、
鏡面状の外観を有する製品を得ることは極めて困難であ
る。
本発明は、金型キャビティー面を出来るだけ正確に転
写するため、金型各部の温度のコントロールを行なうこ
とにより、金型キャビティー面とパリソンの間に挟まれ
たエアを極力パーティング面及びエア抜き孔より抜くこ
とにより、金型キャビティー面を製品表面に正確に転写
すること及びピンチオフ部を良好に成形するため、分割
された複数の加熱及び冷却用媒体の流路を有するブロー
成形用金型に、低温時においてパリソンを挟み、ブロー
用気体を吹き込み、パリソンを膨張させて金型のキャビ
ティー面に接触させた後、気体圧を維持しながら加熱媒
体を流して、パーティング面に向かって温度降下勾配を
つけつつ、キャビティー面の温度が樹脂融点温度より5
〜20℃高くなるまで加熱し、この温度に達したとき加熱
媒体を冷却媒体に切り替え冷却した後、製品を取り出す
ことからなるブロー成形方法であり、また、 (イ)分割された複数の加熱及び冷却用媒体の流路 (ロ)キャビティー面の温度を検出するセンサー (ハ)該センサーによりキャビティー面の温度を検出
し、加熱及び冷却用媒体の流出及び停止を指示するコン
トローラー (ニ)加熱媒体及び冷却媒体供給装置 を備えたブロー成形用装置を開発することにより本発明
を完成した。
すなわち、本発明の対象となる熱可塑性合成樹脂とし
ては、通常ブロー成形に使用される樹脂に適用すること
ができるが、特にパリソンが比較的肌荒れのし易いポリ
エチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂に適
用したときに効果が顕著である。
ここで気体は通常は空気であり、気体圧は合成樹脂の
種類、MFR、成形体の形状、サイズ、金型の表面の性質
(例えば鏡面仕上げ)等により異なるが、5〜8Kg/cm2
位の範囲が普通である。
ついで、図面を参照しながら金型について説明する。
温度を調節するための熱媒通路(入口は1〜8、出口
は1′〜8′)は必ず複数必要であり、熱媒の流れの時
間差、温度差又は流量差などにより金型に温度勾配をつ
けることと原料合成樹脂の融点以上まで昇温させること
が必要である。この温度調節により、ピンチオフ部の薄
肉化を防ぐこと、エア・トラップの防止、更には製品表
面の光沢(キャビティー面の正確な転写)の維持が可能
となった。
加熱媒体、冷却媒体はそれぞれ別々専用の通路を設け
ても良いが、この媒体をスチーム又は加圧水と冷水等の
共通した媒体を使用するときは加熱及び冷却用の通路は
図面に示すごとく同一でよく、金型の製作費や運転、維
持も簡単になる。
金型は各部分で温度コントロールできる構造で、金型
を温度コントロールするための流路及びキャビティー面
と流路の肉厚を変化させ、熱伝導のスピードもコントロ
ールできる構造になっている。また金型キャビティー面
は製品に発現したい面状態、例えば鏡面、サンドブラス
ト、シボ、マーク、模様等に加工されている。
この金型を用いて金型の全体温度を10〜60℃に保持
し、ダイコアから押出されたパリソンを金型で挟み、エ
アを吹き込みキャビティー面9にパリソンを接触させ、
パリソンの表面を結晶化温度以下にさせる。
この時形成したピンチオフは、金型温度が低いことに
よりパリソンを引き伸ばして薄くした状態で食い切ると
いうことはなく、良好に形造ることができる。また、こ
の時点で形成されているキャビティーとパリソンの間は
完全に密着されない部分が存在する。(パリソンの肌が
荒れている状態で結晶化温度以下になっている。また、
非結晶材料では流動が押えられ、固化した状態になって
いる。) このような状態でパリソンを製品形状にし、次に製品
の中央部と接触している金型キャビティー部分(図面で
は1)からパーティング面12の方向にマイナス1℃/c
m、またはこれよりも大きい勾配の温度勾配を設けなが
ら、融点以上に温度を昇温させるように例えば2→3→
4→5→6の順に金型の熱媒流路に熱媒体を流す。
この方法により、金型キャビティー面と製品形状化さ
れたパリソンの間に介在したエアがパーティング面12の
方向に抜け、金型キャビティー面とパリソンが完全密着
され、金型キャビティー面が製品外面に転写される。
(金型の温度勾配は、製品の中央部と接触する金型キャ
ビティー部分が他の部分より高温であり、パーティング
面に近くなるほど温度が低いという温度勾配である。) 製品外面に金型キャビティー面が完全に転写された
後、金型の流路に冷却体を流し製品を冷却固化させる。
また、製品に凹凸があるものについては、金型の凹部
の部分にエア抜き孔を設けると更に効果的である。
また、金型キャビティー面がシボやサンドブラストし
た面を製品に転写する場合は、パリソン外面が光沢状態
であっても良好である。更に、金型キャビティー面が鏡
面でパリソンが光沢状態であっても、初めにブローし成
形されたエア・トラップによる肌荒れも解消することが
でき、製品の表面状態は常に良好である。
[実施例] 実施例により、本発明を具体的に説明する。
(実施例1) 高密度ポリエチレン(昭和電工(株)製ショウレック
スS6002、密度0.954g/cm3、MFR0.25g/10min、m.p.132
℃)を使用し、成形機は90mmアキュームレーター方式を
用いた。
金型は鋼製で、キャビティーは5角形形状の鏡面仕
上げ(表面荒さJIS B 0601測定0.05μm)である。
金型の加熱及び冷却流路は8分割されており、加熱に
は8Kg/cm2のスチーム、冷却には10℃の水を使用した。
射出成形機から樹脂温度200℃のパリソンを射出し、
冷却水により15〜20℃とした金型で挟み、8Kg/cm2の空
気を吹き込んだ。パリソンは膨張し、キャビティー面に
押し付けられた後、8分割された加熱流路の中央部流路
にスチームを流し、製品中央からパーティング面に向か
って温度勾配をマイナス1℃/cm以下(すなわち1℃ま
たはそれよりも大きい降下勾配)に維持しながら8分割
された流路にスチームを順々にコントロールしながら通
した。
金型温度が最高137〜142℃に達したとき、スチーム供
給を停止し、冷却水を流し、金型の測定点の最高温度が
30℃になったとき空気加圧を中止し、空気を抜き金型を
開き製品をとりだした。
ピンチオフ部分は極めて良好であった。
(比較例1) 金型温度20℃一定とした他はすべて実施例1と同一条
件で成形した。第1表に両者の結果を示す。
(実施例2) ポリプロピレン:表面光沢良好な成形品 ブロック共重合ポリプロピレン(昭和電工(株)製シ
ョウアロマーSK 711、密度0.90g/cm3、MFR0.7g/10min、
m.p.160℃)を用い、成形機は実施例1と同じである。
金型は鋼製、キャビティーは40の缶形状の鏡面仕上
げ(表面荒さJIS B 0601測定0.05μm)である。
金型の加熱及び冷却流路は8分割されており、加熱冷
却は実施例1と同じである。
樹脂温度220℃のパリソンを射出し、冷却水により15
〜20℃とした金型で挟み、8Kg/cm2の空気を吹き込ん
だ。
パリソンは膨張し、キャビティー面に押し付けられた
後、8分割された加熱流路の中央部流路にスチームを流
し、製品中央からパーティング面に向かって温度勾配を
1℃/cm以上の降下勾配に維持しながら、8分割された
流路にスチームを順々にコントロールしながら通した。
金型温度が最高165〜170℃に達したとき、スチーム供
給を停止し、冷却水を流し、金型の測定点の最高温度が
30℃になったとき、空気加圧を中止し、空気を抜き金型
を開き製品をとりだした。
ピンチオフ部分も良好であった。
(比較例2) 金型温度を20℃一定とした以外は実施例2と同一条件
で成形した。第2表に両者の結果を示す。
(実施例3) ポリプロピレン:表面シボ加工成形品 ブロック重合ポリプロピレン(昭和電工(株)製ショ
ウアロマーSK 711)を用い、金型として鋼製、キャビテ
ィーは40の缶形状の内面#60サンドブラスト仕上げの
ものである。
操業は実施例2と同じである。
ピンチオフ部は極めて良好であった。
(比較例3) 金型温度を20℃一定とした以外は実施例3と同一条件
で成形した。第3表に両者の結果を示す。
[効 果] 以上の実施例からもわかるように、実施例1及び2で
は光沢度が高く、また表面荒さは金型が低温成形と比較
して製品表面全面が一桁小さい数値を示しており、極め
て良好な転写性を示している。
また、実施例3は光沢度1%(#60サンドブラスト仕
上げのため、転写性が増すほど光沢度は低い数値を示
す。)と転写性に優れていることを示している。
また、ピンチオフ部の強度もパリソンを高温の金型で
挟んでいないので良好な性能を有している。
通常、ブロー成形では出来た製品の外観は肌にむらが
生じているが、本発明による成形品は金型キャビティー
全面を忠実に転写するため、出来上がった製品は外観面
が均一で良好なものが得られ、製品の価値が極めて向上
し、高附加価値商品として提供できる。
化粧料等の高級製品、食品容器またはインテリア用
品、更に自動車の内装部品等幅広いブロー成形品用途に
使用が可能である。
また、結晶化樹脂の場合は表面槽が硬質化し、傷つき
性等の効果も発現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は金型の上面図であり、第2図は金型を開きパー
ティング面から見た金型の正面図である。 1〜8;熱媒体入口 1′〜8′;熱媒体出口 9;キャビティー 10;金型背板 11;ガイドピン 12;パーティング面 13;エアスリット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分割された複数の加熱及び冷却用媒体の流
    路を有するブロー成形用金型に、低温時においてパリソ
    ンを挟み、ブロー用気体を吹き込み、パリソンを膨張さ
    せて金型のキャビティー面に接触させた後、気体圧を維
    持しながら加熱媒体を流して、パーティング面に向かっ
    て温度降下勾配をつけつつ、キャビティー面の温度が樹
    脂融点温度より5〜20℃高くなるまで加熱し、この温度
    に達したとき加熱媒体を冷却媒体に切り替え冷却した
    後、製品を取り出すことを特徴とするブロー成形方法。
  2. 【請求項2】(イ)分割された複数の加熱及び冷却用媒
    体の流路 (ロ)キャビティー面の温度を検出するセンサー (ハ)該センサーによりキャビティー面の温度を検出
    し、加熱及び冷却用媒体の流出及び停止を指示するコン
    トローラー (ニ)加熱媒体及び冷却媒体供給装置 を備えたことを特徴とするブロー成形用装置。
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