JPH0541665U - ドレツサ装置 - Google Patents

ドレツサ装置

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JPH0541665U
JPH0541665U JP9969891U JP9969891U JPH0541665U JP H0541665 U JPH0541665 U JP H0541665U JP 9969891 U JP9969891 U JP 9969891U JP 9969891 U JP9969891 U JP 9969891U JP H0541665 U JPH0541665 U JP H0541665U
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基彰 高原
浩二 小川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリドレッサと砥石車との接触部から発
生する振動を液体を介することなく検出できるようにす
る。 【構成】 ロータリドレッサ10と砥石車18との接触
部から発生する振動を検出する振動検出手段をロータリ
ドレッサ10の内部に配設するとともに、スリップリン
グ32を介して振動検出手段の出力信号を取り出すよう
にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は砥石車の形直しや目直しを行うドレッサ装置に係り、特に、ロータリ ドレッサと砥石車との接触部から発生する振動を検出する技術に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
ロータリドレッサを砥石車に接触させて回転駆動することにより、その砥石車 の目直し或いは形直しを行うドレッサ装置が従来から知られている。このような ドレッサ装置の一種に、上記回転駆動されるロータリドレッサの端面に僅かな隙 間を隔てて位置固定に振動検出板を配設するとともに、その振動検出板とロータ リドレッサとの間の隙間に振動伝達媒体として液体を供給し、その液体を介して ロータリドレッサから振動検出板に伝達された振動をAEセンサ等の振動検出手 段によって検出することにより、ロータリドレッサと砥石車との接触状態を検知 し、その接触状態に基づいて目直しや形直し開始時の切込み量が常に略一定とな るようにしたものがある。実公昭64−278号公報に記載されている装置はそ の一例である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来のドレッサ装置は、振動伝達媒体として液体を供給 しなければならないため、その液体の飛散を防止したり回収したりする装置が必 要で、装置が大掛かりになるなど、必ずしも充分に満足できるものではなかった 。
【0004】 本考案は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、 ロータリドレッサと砥石車との接触部から発生する振動を液体を介することなく 検出できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】 かかる目的を達成するための第1の手段は、ロータリドレッサを砥石車に接触 させて回転駆動することによりその砥石車の目直し或いは形直しを行うドレッサ 装置であって、(a)前記ロータリドレッサに配設され、そのロータリドレッサ と砥石車との接触部から発生する振動を検出する振動検出手段と、(b)その振 動検出手段から出力された電気信号を取り出すために、前記ロータリドレッサと 非回転部材との間に設けられたスリップリングとを有することを特徴とする。
【0006】
【第1の手段の作用および効果】 このようなドレッサ装置においては、振動検出手段がロータリドレッサに配設 されて、そのロータリドレッサと砥石車との接触部から発生する振動が直接検出 されるとともに、振動検出手段から出力された電気信号はスリップリングを介し て取り出される。このため、振動伝達媒体として液体を用いる必要がなく、液体 の飛散を防止したり回収したりする装置が不要になるとともに、乾式で目直しや 形直し作業を行うことが可能となる。
【0007】
【課題を解決するための第2の手段】 また、前記目的を達成するための第2の手段は、前記(b)スリップリングの 代わりに、(c)前記振動検出手段から出力された電気信号を取り出すために、 その振動検出手段と共に前記ロータリドレッサに配設されてその電気信号を無線 で送信する送信機を有することを特徴とする。
【0008】
【第2の手段の作用および効果】 かかるドレッサ装置は、ロータリドレッサに配設された振動検出手段から出力 される電気信号が送信機によって無線で送信されるため、前記第1の手段と同様 に、振動伝達媒体として液体を用いる必要がなく、液体の飛散を防止したり回収 したりする装置が不要になるとともに、乾式で目直しや形直し作業を行うことが 可能となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1において、ロータリドレッサ10はドレッサ駆動モータ12の出力軸に取 り付けられて回転駆動されるとともに、そのドレッサ駆動モータ12は、切込み 駆動モータ14により回転軸心と直角な方向、すなわち図の上下方向へ移動させ られるようになっている。上記ロータリドレッサ10の回転軸心と平行に配設さ れた取付軸16には、ドレッシング(この明細書では、目直しおよび形直しの少 なくとも一方を含む概念として使用する)すべき砥石車18が取り付けられ、砥 石駆動モータ20によって回転駆動されるようになっており、切込み駆動モータ 14によってドレッサ駆動モータ12が移動させられることにより、砥石車18 の外周面に対するロータリドレッサ10の切込み量が調整される。砥石車18は 、ダイヤモンド砥粒或いはCBN砥粒などの超砥粒をボンド等によって結合した リング状砥石によって外周面が構成されており、その外周面で研削作業を行うも のである。
【0011】 上記ロータリドレッサ10は、ダイヤモンド粉末等を焼結した薄板状の砥石2 2をホイール24の外周面に固設したトラバースタイプのものであり、前記切込 み駆動モータ14は、ドレッサ送りモータ26によって取付軸16と平行な方向 、すなわち図の左右方向へ移動させられるようになっている。これにより、ロー タリドレッサ10は砥石車18の軸方向へ移動させられ、砥石車18の外周面全 体にドレッシングが行われる。
【0012】 また、上記ロータリドレッサ10には、図2に示されているように、ホイール 24の円筒部内周面にAEセンサ28が取り付けられている。このAEセンサ2 8は振動検出手段に相当するもので、ロータリドレッサ10と砥石車18との接 触により砥石車18の砥粒に亀裂等が生じる際に発生する超音波振動を検出する 。そして、AEセンサ28から出力される電気信号は、ブラケット30を介して 前記ドレッサ駆動モータ12に一体的に配設されたスリップリング32を経て制 御装置34に供給される。制御装置34は、CPU,RAM,ROM,インタフ ェース回路等を含むマイクロコンピュータにて構成されており、RAMの一時記 憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行い 、例えば図3のフローチャートに従って前記ドレッサ駆動モータ12,切込み駆 動モータ14,砥石駆動モータ20,およびドレッサ送りモータ26の作動をそ れぞれ制御する。
【0013】 図3において、図示しない起動スイッチ等がONになると、先ずステップS1 が実行され、ドレッサ駆動モータ12および砥石駆動モータ20がそれぞれ回転 駆動されるとともに、続くステップS2において、切込み駆動モータ14が回転 駆動されてロータリドレッサ10が予め定められた一定量だけ砥石車18に対し て接近させられる。ステップS3では、AEセンサ28から供給される電気信号 すなわちAE信号が予め定められた一定の判定値αを超えたか否かが判断され、 判定値αを超えるまで上記ステップS2が繰り返されて、ロータリドレッサ10 が砥石車18に少しずつ接近させられる。判定値αは、ロータリドレッサ10が 未だ砥石車18に非接触の場合のAE信号(≒0)より大きく、且つロータリド レッサ10が砥石車18に接触した場合のAE信号より小さい値に設定されてお り、両者が接触した場合にステップS3の判断はYESとなる。そして、かかる ステップS3の判断がYESになると、ステップS4において、ロータリドレッ サ10は切込み駆動モータ14により更に1μmだけ前進させられ、これにより 、ロータリドレッサ10の砥石車18に対する切込み量が常に略一定となるよう に調整される。その後、ステップS5においてドレッサ送りモータ26が回転駆 動されることにより、ロータリドレッサ10が砥石車18の軸方向へトラバース され、砥石車18の外周面全体にドレッシングが行われる。
【0014】 ここで、かかる本実施例のドレッサ装置は、AEセンサ28がロータリドレッ サ10に配設されて、そのロータリドレッサ10と砥石車18との接触部から発 生する振動を直接検出するとともに、AEセンサ28から出力された電気信号は スリップリング32を介して制御装置34に供給されるようになっているため、 振動伝達媒体として液体を用いる必要がなく、液体の飛散を防止したり回収した りする装置が不要であるとともに、乾式でドレッシング作業を行うことができる のである。
【0015】 以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本考案は他の態 様で実施することもできる。
【0016】 例えば、前記実施例ではAEセンサ28の電気信号をスリップリング32によ って取り出す場合について説明したが、図4に示すように、AEセンサ28の検 出回路40,制御装置34との間で無線通信を行う送受信回路42,およびそれ 等に電源を供給するバッテリ44等を前記ロータリドレッサ10のホイール24 内に配設し、AEセンサ28の出力信号を無線で制御装置34へ送信するように することも可能であり、その場合にも前記実施例と同様の効果が得られる。上記 送受信回路42およびバッテリ44は送信機に相当する。なお、バッテリ44の 代わりに、光を受けて発電する光電池やマイクロ波を受けて電力を発生する装置 等が設けられても良い。
【0017】 また、前記実施例ではトラバースタイプのロータリドレッサ10が用いられて いたが、図5に示すように、砥石幅が比較的広くてトラバースすることなく砥石 車18の外周面全体をドレッシングできるホイールタイプのロータリドレッサ4 6や、カップタイプのロータリドレッサ48など、他のロータリドレッサを用い ることも勿論可能である。
【0018】 また、前記実施例では振動検出手段としてAEセンサ28が用いられていたが 、圧電素子等から成る加速度センサなどの他の振動検出手段を採用することもで きる。
【0019】 また、前記実施例ではAE信号に基づいて切込み量が自動的に調整されるよう になっていたが、AE信号の波形をブラウン管等に表示したり、AE>αとなっ た時にランプを点灯したりすることにより、切込み駆動モータ14を作業者が手 動操作して切込み量の調整を行うこともできる。ドレッサ送りモータ26につい ても、作業者が手動で操作するようになっていても良い。
【0020】 また、前記実施例ではドレッサ駆動モータ12の出力軸に直接ロータリドレッ サ10が取り付けられていたが、フレキシブルシャフトを介してロータリドレッ サ10を回転駆動するようにすることもできる。
【0021】 また、前記実施例では超砥粒の砥石車18をドレッシングする場合について説 明したが、炭化珪素砥粒や溶融アルミナ砥粒など他の砥石車をドレッシングでき ることは勿論である。
【0022】 その他一々例示はしないが、本考案は当業者の知識に基づいて種々の変更,改 良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるドレッサ装置の構成図
である。
【図2】図1のドレッサ装置におけるロータリドレッサ
の一部を切り欠いた図である。
【図3】図1のドレッサ装置の作動を説明するフローチ
ャートである。
【図4】本考案の他の実施例の要部を説明する図で、A
Eセンサと共にロータリドレッサに配設される送受信機
の回路図である。
【図5】ロータリドレッサの別の態様を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10,46,48:ロータリドレッサ 18:砥石車 28:AEセンサ(振動検出手段) 32:スリップリング 42:送受信回路 44:バッテリ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリドレッサを砥石車に接触させて
    回転駆動することにより該砥石車の目直し或いは形直し
    を行うドレッサ装置であって、 前記ロータリドレッサに配設され、該ロータリドレッサ
    と砥石車との接触部から発生する振動を検出する振動検
    出手段と、 該振動検出手段から出力された電気信号を取り出すため
    に、前記ロータリドレッサと非回転部材との間に設けら
    れたスリップリングとを有することを特徴とするドレッ
    サ装置。
  2. 【請求項2】 ロータリドレッサを砥石車に接触させて
    回転駆動することにより該砥石車の目直し或いは形直し
    を行うドレッサ装置であって、 前記ロータリドレッサに配設され、該ロータリドレッサ
    と砥石車との接触部から発生する振動を検出する振動検
    出手段と、 該振動検出手段から出力された電気信号を取り出すため
    に、該振動検出手段と共に前記ロータリドレッサに配設
    されて該電気信号を無線で送信する送信機とを有するこ
    とを特徴とするドレッサ装置。
JP9969891U 1991-11-06 1991-11-06 ドレッサ装置 Expired - Lifetime JP2536376Y2 (ja)

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JPH0541665U true JPH0541665U (ja) 1993-06-08
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101515612B1 (ko) * 2013-10-28 2015-05-04 윤근자 로커 아암 가공용 그라인딩 휠의 드레싱장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101515612B1 (ko) * 2013-10-28 2015-05-04 윤근자 로커 아암 가공용 그라인딩 휠의 드레싱장치

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