JPH0329097Y2 - - Google Patents

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JPH0329097Y2
JPH0329097Y2 JP18178887U JP18178887U JPH0329097Y2 JP H0329097 Y2 JPH0329097 Y2 JP H0329097Y2 JP 18178887 U JP18178887 U JP 18178887U JP 18178887 U JP18178887 U JP 18178887U JP H0329097 Y2 JPH0329097 Y2 JP H0329097Y2
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grinding
grindstone
electrode
electrically connected
discharge machining
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、セラミツクスや超硬合金の研削に用
いられるメタルボンドダイヤモンド砥石、メタル
ボンドCBN砥石等のドレツシング装置に関する。
(従来技術) 上記砥石のドレツシング(研削砥粒の目立て)
は、マトリツクス部を形成するメタルボンドが強
固であるため、困難で長時間を要する。近時、こ
の種砥石のドレツシングに放電加工法を利用し
て、放電エネルギーによりメタルボンドを除去す
る方法が開発されている(例えば特開昭62−
39175号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記砥石が目づまりを起す時期、すな
わちドレツシングを開始すべき時期は研削材料の
種類によりまちまちであるが、従来のこの種装置
では、砥石に対して何時ドレツシングを行うか、
またどの程度のドレツシングを行うかは作業者の
判断にまかされており、必ずしも適正なドレツシ
ングがなされているとは言えなかつた。
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
のであり、研削材料の種類に関係なく、常に適正
なドレツシングが実施可能な装置を提供すること
を目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するため、放電加工
法によつてドレツシングを行うと共に、砥石駆動
用モータの負荷電流値または研削作業中に発生す
る研削音もしくは振動に基づいて放電作用を制御
することを要旨としている。
すなわち本考案は、研削盤ベツドの上方に垂直
回転自在に配設された円筒状又は円盤状のメタル
ボンド砥石の外方に電極を、その先端を前記砥石
の回転外周面に接近させて配設し、該電極を放電
加工用電源と電気的に接続すると共に該電極を陰
極とし、前記砥石の砥粒部と前記放電加工用電源
とを電気的に接続すると共に該砥粒部を陽極と
し、前記砥石の駆動用モータに直結して、又は該
砥石の研削部附近に位置して電流値測定センサ又
は研削音測定センサもしくは振動測定センサを配
設し、該センサを放電の開始時期及び放電回数を
調整する制御装置と電気的に接続し、該制御装置
を更に前記放電加工用電源と電気的に接続したこ
とを特徴としている。
(構成) 以下、本考案の構成を実施例に基づき詳細に説
明する。図面は本考案の一実施例で、ドレツシン
グ装置を平面研削盤に組み込んだ状態を示す正面
図である。
図において1は左右方向に往復動自在な研削盤
ベツドであり、該研削盤ベツド1の上面にはセラ
ミツクス、超硬合金などから成る被研削材2が固
定載置されている。前記研削盤ベツド1の上方に
は円筒状の砥石3が、その回転軸線を研削盤ベツ
ド1の移動方向に直交させて配設されており、該
砥石3は上下方向に若干寸法移動調節可能にされ
ていると共に、モータ4により垂直回転自在にさ
れている。該砥石3は円筒状の台金部5と、該台
金部5の外周に所定の厚さで被着された砥粒部6
とから成つており、該砥粒部6にはメタルボンド
をマトリツクスとしてダイヤモンドなどの砥粒が
分散固定されていて、該砥粒部6の外周面と前記
被研削材2の上面とが接触するように位置調節さ
れている。
前記砥石3の上方には電極7が配設されてお
り、該電極7の下端と砥石3の上部外周面との間
には若干の隙間が設けられていて、該隙間には研
削用加工液8が噴射されるようになつている。前
記電極7は導線9を介して放電加工用電源11と
電気接続しており、該電極7には負の極性が与え
られている。
また、前記砥石3の砥粒部6も導線12を介し
て前記放電加工用電源11と電気接続しており、
該砥粒部6には正の極性が与えられている。そし
て該電極7における電圧が所定値まで上昇する
と、前記研削用加工液8の絶縁が破れて放電が起
きるように設計されている。
前記砥石駆動用モータ4は電流値測定センサ1
3と電気接続しており、該センサ13は導線14
を介して放電開始時期及び放電回数を調整する制
御装置15と電気接続しており、該制御装置15
は更に導線16を介して前記放電加工用電源11
と電気接続している。なお実施例では、電極7は
砥石3の上部外周面に接近して配設されている
が、砥石3の側部外周面に接近して配設してもよ
い。また実施例では、ドレツシング装置を平面研
削盤に組み込んだ場合について説明したが、円筒
研削盤(円筒形の材料の外周面を研削するもの)
に該装置を組み込むことも可能である。
(作用) 上記のように構成されたものにおいて、電極7
の下端と砥石3の上部外周面との隙間に研削用加
工液8を噴射させた状態で、モータ4を駆動して
砥石3を回転させると共に、研削盤ベツド1を所
定速度で送り移動させると、該ベツド1上の被研
削材2の上面が砥石3により研削される。
上記研削作業中、砥石3の砥粒部6における砥
粒は徐々に摩滅するが、これに伴ない砥石3に対
する摩擦抵抗が増大し、砥石駆動モータ4の負荷
電流値が上昇する。該負荷電流値は電流値測定セ
ンサ13により検出され、電気信号に変換されて
制御装置15へ送られる。該負荷電流値が所定値
に達した時、前記制御装置15が作動して前記放
電加工用電源11に対して電気信号を発信し、こ
れに基づき該電源11は所定量の電流を流す。そ
して前記電極7における電圧が所定値まで上昇す
ると、前記研削用加工液8の絶縁が破れて放電が
起こり、その放電エネルギーによつて砥石3の砥
粒部6におけるマトリツクス(メタルボンド)が
除去される。
この時、砥粒は非導電性のため除去されないか
ら、結果として砥粒の目立てがなされることにな
り、同時に目づまりした研削粉も除去される。そ
して前記砥石駆動モータ4の負荷電流値が更に上
昇すると、前記制御装置15の指令により前記電
源11から供給される電気の量もこれに比例して
増加し、前記電極7における電圧の上昇時間が短
くなり、単位時間当りの放電回数が増加して砥石
砥粒部6のマトリツクスの除去量が多くなる。逆
に砥粒の目立てがなされて砥石3に対する摩擦抵
抗が減少し、砥石駆動モータ4の負荷電流値が下
降すると、前記制御装置15からの指令により前
記電源11から供給される電気の量が減少し、前
記電極7における電圧の上昇時間が長くなり、単
位時間当りの放電回数が減少して砥石砥粒部6の
マトリツクスの除去量が少なくなる。
なお、実施例では電極7における放電の開始時
期及び放電回数を砥石駆動用モータ4の負荷電流
値の昇降に対応させたが、砥石3の研削部附近に
研削音測定センサ17又は振動測定センサ18を
配置し、該センサ17,18を制御装置15を介
して放電加工用電源11と電気接続して、研削音
の音量の増減又は研削盤ベツド1の振巾の大小に
より放電の開始及び放電回数の増減を制御するよ
うにしてもよい。
(考案の効果) 上記のような本考案によれば、ドレツシングの
開始時期及びドレツシングの程度は砥石における
砥粒の摩滅状態に応じて自動的に決定され、作業
者が判断する必要はない。そのため研削作料の種
類に関係なく常に適正なドレツシングがなされ、
砥石の研削性能は最良の状態に維持される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のドレツシング装置を平面研削盤
に組み込んだ状態を示す正面図である。 1:研削盤ベツド、3:メタルボンド砥石、
4:砥石駆動用モータ、6:砥粒部、7:電極、
11:放電加工用電源、13:電流値測定セン
サ、15:制御装置、17:研削音測定センサ、
18:振動測定センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 研削盤ベツド1の上方に垂直回転自在に配設さ
    れた円筒状又は円盤状のメタルボンド砥石3の外
    方に電極7を、その先端を前記砥石3の回転外周
    面に接近させて配設し、該電極7を放電加工用電
    源11と電気的に接続すると共に該電極7を陰極
    とし、前記砥石3の砥粒部6と前記放電加工用電
    源11とを電気的に接続すると共に該砥粒部6を
    陽極とし、前記砥石3の駆動用モータ4に直結し
    て、又は該砥石3の研削部附近に位置して電流値
    測定センサ13又は研削音測定センサ17もしく
    は振動測定センサ18を配設し、該センサ13又
    は17もしくは18を放電の開始時期及び放電回
    数を調整する制御装置15と電気的に接続し、該
    制御装置15を更に前記放電加工用電源11と電
    気的に接続したことを特徴とするメタルボンド砥
    石のドレツシング装置。
JP18178887U 1987-11-27 1987-11-27 Expired JPH0329097Y2 (ja)

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JPH0184963U JPH0184963U (ja) 1989-06-06
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JPH0818251B2 (ja) * 1989-12-05 1996-02-28 株式会社富田鐵工所 砥石整形装置
JP2708249B2 (ja) * 1989-12-15 1998-02-04 株式会社日立製作所 セラミック部材の研削加工方法
CN1313245C (zh) 2001-12-26 2007-05-02 光洋机械工业株式会社 磨削磨具的整形修整方法及其整形修整装置与磨削装置

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