JPH0541640U - 扉加工機 - Google Patents

扉加工機

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JPH0541640U
JPH0541640U JP9169791U JP9169791U JPH0541640U JP H0541640 U JPH0541640 U JP H0541640U JP 9169791 U JP9169791 U JP 9169791U JP 9169791 U JP9169791 U JP 9169791U JP H0541640 U JPH0541640 U JP H0541640U
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JP
Japan
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hinge
door
door material
magnet catch
catch plate
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Pending
Application number
JP9169791U
Other languages
English (en)
Inventor
俊彦 岡部
Original Assignee
株式会社オカベ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オカベ filed Critical 株式会社オカベ
Priority to JP9169791U priority Critical patent/JPH0541640U/ja
Publication of JPH0541640U publication Critical patent/JPH0541640U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉材への蝶番およびマグネットキャッチプレ
ートの取り付けを短時間に精度良く行う。 【構成】 電動ボールねじ機構27によって駆動される
可動テーブル20を基台10に設け、基台10には、こ
の可動テーブル20を挟んで上側に蝶番のビス止め装置
30、蝶番装着用孔加工装置40およびマグネットキャ
ッチプレートの供給・ビス止め装置50を、下側に取手
穴加工装置60をそれぞれ取り付け、扉材Aを保持した
可動テーブル20を移動させながら上記各装置30、4
0、50、60によって扉を自動的に加工する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は扉材に蝶番およびマグネットキャッチプレートを自動的にビス止め する扉加工機に関する。
【0002】
【従来の技術と考案の課題】
図7(A)および(B)に示すように、扉材Aに蝶番Cとマグネットキャッチ プレートBとを取り付ける場合、同図(C)に示すように、加工現場において、 まず、人間が扉材Aの所定位置に蝶番Cの装着孔aを開けた後、その装着孔aに 蝶番Cを嵌め込んでビス止めすると共にマグネットキャッチプレートBをビス止 めしていた。
【0003】 このように、人間が、蝶番やマグネットキャッチプレートを1個づつビス止め したのでは、、加工に時間がかかると共に製品コストも上昇する。また、人間の 手作業であれば取り付け精度もまちまちであり、品質の点においても問題がある 。
【0004】 そこで、この考案の課題は、上述した蝶番とマグネットキャッチプレートの取 り付けを短時間に精度良く行なうことができる扉加工機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案の扉加工機は、蝶番のビス止め装置、 蝶番装着用孔加工装置およびマグネットキャッチプレートの供給・ビス止め装置 を順次配置し、各装置の下側に、扉材を保持するテーブルおよびこのテーブルを 、前記各装置の直下に扉材の加工位置がくるように移動させる駆動手段を設け、 前記各装置を駆動手段に連動させて、前記各装置の直下に扉材の加工位置がきた 段階でテーブルを停止させて各装置を作動させる制御手段を設けたのである。
【0006】
【作用】
以上のように構成された扉加工機は、テーブルに扉材を保持すると、テーブル が移動して各装置により蝶番装着用孔加工、マグネットキャッチプレートのビス 止めおよび蝶番のビス止めが自動的に行なわれる。
【0007】
【実施例】
以下、実施例について図面を参照して説明する。 図1および図2に示すように、前方に補助テーブル11を有する基台10には 、前後方向の中央部に固定の支持フレーム12が、後部に前後方向に可動の支持 フレーム13が設けられており、各支持フレーム12、13には、左右方向にレ ール14、15が取り付けられている。
【0008】 前方側のレール14には、4個のスライダ16が設けられており、各スライダ 16には、前面側に蝶番のビス止め装置30が、後面側に蝶番装着用孔加工装置 40が取り付けられている。
【0009】 また、後方のレール15には、2個のスライダ17が設けられており、各スラ イダ17の前面側には、マグネットキャッチプレートの供給・ビス止め装置50 が取り付けられている。
【0010】 なお、各装置30、40、50は、扉材Aの加工位置に合わせて左右方向の位 置が設定できるようになっており、蝶番装着用孔加工装置40とマグネットキャ ッチプレートの供給・ビス止め装置50との間隔も、実際の扉材Aの加工位置間 隔と同一距離に設定できるようになっている。
【0011】 また、前記各装置30、40、50の下方側には、基台10に支持された2本 のレール26によって、前後方向に移動可能に可動テーブル20が支持されてい る。
【0012】 この可動テーブル20は、適当な間隔で前後に延びる複数の支持材21と左右 方向に延びる支持材22とを固定したものであり、電動ボールねじ機構27によ って前後に駆動できるようになっている。
【0013】 また、この可動テーブル20には、一方の側縁に扉材Aの位置決め金具23が 取り付けられており、前端部に設けられた上下動する材料当てゲージ24と、後 端部に設けられた前後動する加圧子25によって扉材Aを挾み込んで保持するよ うになっている。
【0014】 さらに、この可動テーブル20の下方側には、左右方向に移動可能に基台10 に支持された2本1対のレール61によって、取手穴加工装置60が前後方向に 移動可能に支持されており、取手穴加工装置60を所定の加工位置に設定できる ようになっている。
【0015】 前記マグネットキャッチプレートの供給・ビス止め装置50は、図3に示すよ うに、マグネットキャッチプレートの供給装置54と、ビス止め装置51とが組 み合わされたものである。
【0016】 前記供給装置54は、多数枚のマグネットキャッチプレートBを積み重ねた状 態で保持するカセット55と、このカセット55に収容されたマグネットキャッ チプレートBの送出手段57とから成る。
【0017】 前記カセット55は、下端にマグネットキャッチプレートの一枚分の隙間56 が形成されており、その隙間56部分がビス止め装置51のノズル52の先端部 に対応するように配置されている。
【0018】 前記送出手段57は、カセット55の隙間56に挿入されて最下位のマグネッ トキャッチプレートBをノズル52の先端部に押し出す押出部材58をシリンダ 59によって駆動するものである。
【0019】 また、前記ビス止め装置51のノズル52の先端部には、マグネット53が設 けられており、送出手段57によって押し出されたマグネットキャッチプレート Bは、そのマグネット53に吸着され、同図に鎖線で示すように、ノズル52と 共に扉材A上に降下してビス止めされる。 なお、前記各手段30、40、50、60および可動テーブル20は、制御盤 によってその動作がコントロールされ、後述するように自動運転を行なう。
【0020】 以上のように構成された扉加工機は、予め、加工しようとする扉材に合わせて 、蝶番ビス止め装置30および蝶番装着用孔加工装置40の左右方向の位置を設 定すると共に、この蝶番装着用孔加工装置40を基準にしてマグネットキャッチ プレートの供給・ビス止め装置50および取手穴加工装置60の相対位置を設定 しておく。
【0021】 このように、セッティングされた状態で、図4(A)に示すように、補助テー ブル11に扉材Aを載せて後方の可動テーブル20に扉材Aを送り出すと、材料 当てゲージ24が上昇すると共に加圧子25が前方に移動して扉材Aを可動テー ブル20上に保持する。
【0022】 次に、可動テーブル20が後方に移動し、蝶番装着用孔加工装置40の直下に 、扉材Aの蝶番装着用孔加工位置がきたときに停止する。 このとき、マグネットキャッチプレートの供給・ビス止め装置50および取手 穴加工装置60も、それぞれの加工位置に対応しているため、同図(B)に示す ように、各装置40、50、60が同時に作動して、蝶番装着用孔加工、マグネ ットキャッチプレートのビス止めおよび取手穴加工を行なう。
【0023】 それぞれの加工が終了した段階で、再び可動テーブル20が前方に移動し、蝶 番ビス止め装置30の直下に扉材Aの蝶番ビス止め位置がきたときに停止する。 ここで、先程加工された蝶番装着用孔に蝶番を装着すると、同図(C)に示す ように、蝶番ビス止め装置30によって自動的に蝶番がビス止めされ、扉材Aの 加工が完了する。
【0024】 このように、この扉材加工機では、蝶番装着用孔加工、マグネットキャッチプ レートのビス止め、取手穴加工および蝶番のビス止めという4種類の加工のうち 、前三者を同時に複合加工するため、扉材の加工時間が短縮される。
【0025】 なお、この扉加工機では、蝶番の供給は、人間が行なうようになっているが、 図5および図6に示すような蝶番自動供給装置70を組み合わせることも可能で ある。
【0026】 この蝶番自動供給装置70は、蝶番の装着手段71、蝶番の収容手段75およ び蝶番の運搬手段77とから構成されている。
【0027】 前記蝶番の装着手段71は、前記扉加工機の可動テーブル20に保持された扉 材Aの蝶番装着位置に対応して扉加工機の前方側に配置されており、シリンダ7 2によって前後動するピストン軸の先端に別のシリンダ73によって上下動する 蝶番の挾持部74が取り付けられている。
【0028】 前記蝶番の収容手段75は、前記装着手段71の側方に配置されており、上下 に積み重ねられた蝶番のうち最下位の蝶番Cを進退可能な支持ピン76によって 支持している。
【0029】 前記運搬手段77は、上記装着手段71と収容手段75の下方に配置されてお り、シリンダ78によって上下動する受け台79が装着手段71と収容手段75 との間を移動することができるようになっている。
【0030】 以上のように構成された蝶番自動供給装置70は、まず、運搬手段77の受け 台79が収容手段75の直下位置で蝶番1個分のスペースを残して上昇した後、 支持ピン76が退き、蝶番全体が蝶番1個分だけ降下して受け台79によって受 けとめられる。
【0031】 この状態で再び支持ピン76が進入して下から二番目以上の蝶番Cを支持し、 最下位の蝶番Cだけが受け台79上に残る。
【0032】 このようにして取り出された最下位の蝶番Cは、図5に示すように、受け台7 9と共に降下し、装着手段71の直下まで運ばれる。ここで、図6(A)に示す ように、受け台79が再び上昇して装着手段71の挾持部74によって蝶番Cが 挾持される。 最後に、受け台79が降下すると共に挾持部74が前進し、同図(B)に示す ように、加工された蝶番装着用孔の直上で降下して蝶番Cを孔に装着する。
【0033】
【効果】
以上のように、この考案の扉加工機は、蝶番のビス止め装置、蝶番装着用孔加 工装置およびマグネットキャッチプレートの供給・ビス止め装置の下側に扉材を 保持するテーブルを設け、このテーブルを駆動手段によって移動させながら各装 置により自動的に扉を加工するようにしたため、扉を精度良く、短時間で加工す ることができ、製品コストの低下を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る一実施例を示す正面図
【図2】同上の側面図
【図3】マグネットキャッチプレートの供給・ビス止め
装置を示す断面図
【図4】同上の作用図
【図5】蝶番自動供給装置を示す側面図
【図6】同上の作用図
【図7】扉材の加工状態を示す図
【符号の説明】
10 基台 11 補助テーブル 12、13 支持フレーム 14、15 レール 16、17 スライダ 20 可動テーブル 21、22 支持材 23 位置決め金具 24 材料当てゲージ 25 加圧子 26 レール 27 電動ボールねじ機構 30 蝶番のビス止め装置 40 蝶番装着用孔加工装置 50 マグネットキャッチプレートの供給・ビス止め装
置 51 ビス止め装置 52 ノズル 53 マグネット 54 供給装置 55 カセット 56 隙間 57 送出手段 58 押出部材 59 シリンダ 60 取手穴加工装置 61 レール 70 蝶番自動供給装置 71 装着手段 72、73 シリンダ 74 挾持部 75 収容手段 76 支持ピン 77 運搬手段 78 シリンダ 79 受け台 A 扉材 B マグネットキャッチプレート C 蝶番

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蝶番のビス止め装置、蝶番装着用孔加工
    装置およびマグネットキャッチプレートの供給・ビス止
    め装置を順次配置し、各装置の下側に、扉材を保持する
    テーブルおよびこのテーブルを、前記各装置の直下に扉
    材の加工位置がくるように移動させる駆動手段を設け、
    前記各装置を駆動手段に連動させて、前記各装置の直下
    に扉材の加工位置がきた段階でテーブルを停止させて各
    装置を作動させる制御手段を設けた扉加工機。
JP9169791U 1991-11-08 1991-11-08 扉加工機 Pending JPH0541640U (ja)

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