JPH0541480U - 衣服ハンガー - Google Patents

衣服ハンガー

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JPH0541480U
JPH0541480U JP9248991U JP9248991U JPH0541480U JP H0541480 U JPH0541480 U JP H0541480U JP 9248991 U JP9248991 U JP 9248991U JP 9248991 U JP9248991 U JP 9248991U JP H0541480 U JPH0541480 U JP H0541480U
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JP
Japan
Prior art keywords
hanger
hanger body
bottom plate
hook
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9248991U
Other languages
English (en)
Inventor
政友 新子
Original Assignee
シンコハンガー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by シンコハンガー株式会社 filed Critical シンコハンガー株式会社
Priority to JP9248991U priority Critical patent/JPH0541480U/ja
Publication of JPH0541480U publication Critical patent/JPH0541480U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンガー本体内部を隠蔽して外観上の体裁を
良くし、またハンガー本体の変形を防止する。 【構成】 ハンガー本体11の底面開口部11aに底板
14を嵌着して同本体11内を外部から隠蔽するととも
に、底板14によって同本体11を補強し、かつ、底面
開口部11aの前後幅が拡開する方向のハンガー本体1
1の変形を阻止するための突片19と係合溝18の一方
をハンガー本体11に、他方を底板14にそれぞれ設け
た。また、底板14とフック13とを一体に成形した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主としてスカートハンガーとして使用されるスライド伸縮式の衣服ハ ンガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の衣服ハンガーは、図5,6に示すように、底面が開口した断面 門形のハンガー本体1の中央部にフック2を上向きに突出して設けるとともに、 同本体1に左右一対の吊りアーム3,3をスライド自在に挿入し、この両吊りア ーム3,3をコイルバネ4,4により外向きに押して、その先端の押し片5,5 を衣服(スカートの場合で説明する)Sの腰回り内面に弾性的に押し付け、この 突っ張り力によってスカートSを吊持する構成となっている。
【0003】 なお、図5,6中、1a,1aはハンガー本体11の底面開口部、図6中、1 b,1bは長いコイルバネ4,4が下方に垂れ下がらないようにハンガー本体1 の前後両側壁の内面に設けられたバネ保持部である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この従来のハンガーによると、ハンガー本体1の底が開いているた め、それだけで見た目に安っぽい感じがする上に、この底面開口部1aから同本 体1内のコイルバネ4,4やバネ受け部分等が見えることによって外観上の体裁 が悪くなり、この点で商品価値が低いものとなっていた。
【0005】 また、底が開いているためハンガー本体1が変形しやすく、それだけ疲労寿命 が低いものとなっていた。さらに、図5の仮想線で示すように底面開口部1aの 前後幅が広がる方向に本体1が変形した場合に、コイルバネ4,4がバネ保持部 1b,1bから抜け出てしまうという問題が生じていた。
【0006】 そこで本考案は、外観上の体裁が良く、またハンガー本体の変形を防止するこ とができる衣服ハンガーを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、底面が開口したハンガー本体と、このハンガー本体の左右 両側にスライド自在に挿入された一対の吊りアームと、この両吊りアームをハン ガー本体から突出する方向に押すバネと、ハンガー本体の中央部から上向きに突 出するフックと、上記ハンガー本体の底面開口部を閉塞する状態で同開口部に嵌 着された底板とを具備し、この底板嵌着状態で相係合して底面開口部の前後幅寸 法が広がる方向のハンガー本体の変形を阻止する突片と係合溝のいずれか一方が ハンガー本体に、他方が底板にそれぞれ設けられてなるものである。
【0008】 請求項2の考案は、請求項1の構成において、フックと底板とが一体に成形さ れる一方、ハンガー本体の中央部にフック導出口が設けられ、フックが上記フッ ク導出口から上方に導出されるとともに、底板がハンガー本体の底面開口部に下 側から嵌着されてなるものである。
【0009】
【作用】
上記構成によると、ハンガー本体の底面開口部が底板によって閉塞されている ため、ハンガー本体の底が開いた従来のハンガーと比較して、見た目に重厚な感 じが得られること、本体内のコイルバネ等を外部から隠蔽しうることにより、外 観上の体裁が良いものとなる。
【0010】 また、底板がハンガー本体の補強部材としての役割を果たし、底面開口部の前 後幅が縮小する方向のハンガー本体の変形が底板によって防止されるとともに、 底面開口部が前後に拡開する方向の同本体の変形は突片と係合溝とによって防止 される。このため、ハンガー本体の疲労寿命を向上させることができるとともに 、コイルバネがバネ保持部から下方に抜け出るといったおそれがなくなる。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例を図1〜図4によって説明する。
【0012】 このハンガーは、底面が開口した断面門形のハンガー本体11と、このハンガ ー本体11の左右両側にスライド自在に挿入された左右の吊りアーム12,12 と、フック13と、ハンガー本体11の底面開口部11aを閉塞する底板14と 、両吊りアーム12,12を外向きに押す左右両側コイルバネ15,15とによ って構成される。
【0013】 このうち、フック13と底板14とは、プラスチックの一体成形により、互い の中央部で上下に連続して形成され、ハンガー組立時に、フック13が、ハンガ ー本体11の底面開口部11a、および同本体11の上面中央部に設けられたフ ック導出口11bを通って本体上方に導出されるとともに、底板14が底面開口 部11aに嵌着される。
【0014】 ここで、フック13および底板14の下方への抜け止め手段として、図1に示 すようにフック13の左右両側面に斜め下向きの弾性係止片16,16、図1, 2に示すように底板14の左右両側端部に断面三角形の逆止突起17,17がそ れぞれ設けられ、弾性係止片16,16がフック導出口11bの左右両側縁部に 、両逆止突起17,17が底面開口部11aの左右両側縁部にそれぞれ係止して いる。
【0015】 また、図1,3に示すように、ハンガー本体11の前後両側壁の下面に係合溝 18、底板14の前後両側に上向きに突出する突片19がそれぞれ長さ方向複数 個所に設けられ、底板嵌着状態でこれらが相係合している。
【0016】 なお、これら突片19…および係合溝18…は、型抜きの関係で前後のものが 左右方向に位置ずれして設けられているが、型の選択によってこれらを前後対称 に設けることが可能である。
【0017】 また、図1において、20はフック13と底板14をつなぐ連結部で、この連 結部20の左右両側に円柱状のバネ受け21,21が突設され、このバネ受け2 1,21と、両吊りアーム12,12の内側端面に設けられたバネ受け22,2 2との間にコイルバネ15が設けられている。図3中、11c,11cは本体1 1の前後両側壁内面に設けられたバネ保持部である。
【0018】 一方、両吊りアーム12,12の抜け止め手段として、図1,2,4に示すよ うに同アーム12,12の内側端部に弾性抜け止め片23,23が設けられると ともに、ハンガー本体11の両端部に、この弾性抜け止め片23,23が係止し うるストッパ面24(片側のみ図示)が設けられている。
【0019】 図1中、25,25は両吊りアーム12,12の先端に設けられた押し片で、 この両押し片25,25の外面(スカートSとの接触面)に、スポンジ等の摩擦 抵抗が大きな材料からなる滑り止め部材26,26が固着されている。
【0020】 このハンガーは、上記のようにハンガー本体11の底面開口部11aが底板1 4によって閉塞されているため、 ハンガー本体の底が開いた従来のハンガーと比較して、閉断面形状によっ て見た目に重厚な感じが得られること、ハンガー本体11内のコイルバネ15, 15等を外部から隠蔽しうることにより、外観上の体裁が良いものとなる。
【0021】 ハンガー本体11が底板14によって補強される。すなわち、底面開口部 11aの前後幅が縮小する方向のハンガー本体11の変形が底板14によって防 止され、かつ、底面開口部11aの前後幅寸法が拡開する方向の同本体11の変 形が突片19…と係合溝18…とによって防止される。
【0022】 このため、ハンガー本体11の疲労寿命を向上させることができるとともに、 コイルバネ15,15がバネ保持部11c,11cから下方に抜け出るといった おそれがなくなる。
【0023】 また、フック13と底板14とが一体成形されているため、これらを別々に成 形し、別々に本体11に取付ける場合と比較して部品製作効率および組立効率が 良いものとなり、コストが安くてすむ。
【0024】 ところで、上記実施例では底板14側に突片19…、ハンガー本体11側に係 合溝18…を設けたが、これとは逆に、係合溝18…を底板14の上面前後両側 に、ハンガー本体11の前後両側下面に突片19…を設けてもよい。
【0025】 また、フック13と底板14とは、上記のように製作および組立効率の点で一 体成形するのが望ましいが、これらを別体に成形し、別々に本体11に取付ける ようにした場合でも、底板14によるハンガー本体11の補強(開き防止)およ び体裁維持という所期の目的は達成することができる。
【0026】
【考案の効果】
上記のように本考案によるときは、ハンガー本体の底面開口部が底板によって 閉塞され、同本体が閉断面形状となっているため、ハンガー本体の底が開いた従 来のハンガーと比較して、見た目に重厚な感じが得られること、本体内のコイル バネ等を外部から隠蔽しうることにより、外観上の体裁が良いものとなる。この ため、ハンガーの商品価値を高めることができる。
【0027】 また、底板によってハンガー本体を補強でき、底面開口部の前後幅が縮小する 方向のハンガー本体の変形を底板によって防止できるとともに、前後幅が拡開す る方向の同本体の変形を突片と係合溝とによって防止することができる。このた め、ハンガー本体の疲労寿命を向上させることができるとともに、コイルバネが バネ保持部から下方に抜け出るといったおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正断面図である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】図1のIII-III線拡大断面図である。
【図4】図2のIV-IV線断面図である。
【図5】従来のハンガーを示す正断面図である。
【図6】図5のVI-VI線拡大断面図である。
【符号の説明】
11 ハンガー本体 11a 同本体の底面開口部 11b 同本体のフック導出口 12,12 一対の吊りアーム 13 フック 14 底板 15 コイルバネ 18 係合溝 19 突片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面が開口したハンガー本体と、このハ
    ンガー本体の左右両側にスライド自在に挿入された一対
    の吊りアームと、この両吊りアームをハンガー本体から
    突出する方向に押すバネと、ハンガー本体の中央部から
    上向きに突出するフックと、上記ハンガー本体の底面開
    口部を閉塞する状態で同開口部に嵌着された底板とを具
    備し、この底板嵌着状態で相係合して底面開口部の前後
    幅寸法が広がる方向のハンガー本体の変形を阻止する突
    片と係合溝のいずれか一方がハンガー本体に、他方が底
    板にそれぞれ設けられてなることを特徴とする衣服ハン
    ガー。
  2. 【請求項2】 フックと底板とが一体に成形される一
    方、ハンガー本体の中央部にフック導出口が設けられ、
    フックが上記フック導出口から上方に導出されるととも
    に、底板がハンガー本体の底面開口部に下側から嵌着さ
    れてなることを特徴とする請求項1記載の衣服ハンガ
    ー。
JP9248991U 1991-11-12 1991-11-12 衣服ハンガー Pending JPH0541480U (ja)

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JPH0541480U true JPH0541480U (ja) 1993-06-08

Family

ID=14055716

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JP9248991U Pending JPH0541480U (ja) 1991-11-12 1991-11-12 衣服ハンガー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101501366B1 (ko) * 2013-08-12 2015-03-12 김영창 바지걸이용 옷걸이

Cited By (1)

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