JP2000316613A - テープ付雌雄形係止具 - Google Patents

テープ付雌雄形係止具

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JP2000316613A
JP2000316613A JP11129368A JP12936899A JP2000316613A JP 2000316613 A JP2000316613 A JP 2000316613A JP 11129368 A JP11129368 A JP 11129368A JP 12936899 A JP12936899 A JP 12936899A JP 2000316613 A JP2000316613 A JP 2000316613A
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Koichi Watanabe
宏一 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右のテープ間の透き間を極力小さくなるよ
うに形成し、服飾上美しい体裁のよいテープ付雌雄形係
止具を提供する。 【解決手段】 一対のテープ3の対向する側縁4に、一
定間隔で一方のテープ3には合成樹脂製の雌形係止具
1、他方のテープ3には雄形係止具2を取付け、雌形係
止具1と、雄形係止具2とを組合せるための係合が、雌
形係止具1または雄形係止具2が取付られるテープ3の
どちらか一方の側縁4よりもテープ3の内側へ入った位
置で係脱できるように形成し、雌形係止具1は側縁4を
包被する基台部8から上下2枚の係合片15を突設し、
また雄形係止具2は側縁4を包被する円柱状の掛止部7
を成形し、係合片15と掛止部7とが係合できるように
形成し、係合個所が一方のテープ3の内側にあるため、
従来品のように両係止具がテープの外側にあるものより
もテープ間の間隙を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ブラジャー、ボ
ディスーツなどのファウンデーション・ガーメント、イ
ンナー・ウエアまたはスポーツウエアなどのアウティン
グ・ウエアさらにベビー・ウエア、インファント・ウエ
アのオーバーオールの衣料に用いるテープ付雌雄形係止
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のファウンデーション・ガ
ーメント、インナー・ウエア、アウティング・ウエア、
ベビー・ウエア、インファント・ウエアのオーバーオー
ルなどの衣料に用いるテープ付雌雄形係止具は、図20
に示すように布製テープを長手方向に二つ折りした一対
のテープの側縁に芯紐を介在させ、一方のテープの側縁
には前半部に嵌合孔を設け、かつ後半部にはテープを挟
持する取付部を一体に合成樹脂によって成形した雌止具
を一定間隔で装着した雌掛け止めテープを形成し、他方
のテープの側縁には前半部に前記嵌合孔に引掛けるフッ
ク状の掛止部を設け、後半部はテープに挟着する取付部
を一体に合成樹脂によって成形した雄止部を一定間隔で
装着した雄掛け止めテープを形成した雌雄掛け止めテー
プが実開昭62ー79416号公報に開示されている。
【0003】また図21に示すように、一対のテープに
おける一方のテープの側縁に側方へ突出する首部を設
け、この首部と直交する膨出頭部を有する雄着脱具と、
首部が嵌る嵌合溝を設けた雌着脱具をそれぞれ合成樹脂
を用いて一体成形し、かつ雄着脱具と雌着脱具の嵌合部
と、テープへの取付部とを同一高さに形成したテープ付
着脱具が特許第2525301号公報に開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた図20に
示した雌雄掛け止めテープは、テープに装着した雌止具
と雄止具とを引掛けて両テープを接合したとき、雌止具
と雄止具との係合点がそれぞれテープ側縁から離れた地
点にあるため、両テープの側縁間に大きな透き間が開い
てしまい、雌雄掛け止めテープを使用したとき、服飾上
好ましい状態とはいえず体裁がよくない。さらに雌止具
は単なる透孔であり、雄止具は単なるフックの簡単な構
造であるため、両止具を引掛けたとき止具の係合が不安
定であるなど問題点がある。
【0005】また図21に示したテープ付着脱具も雄着
脱具と雌着脱具とを引掛けて両テープを接合したとき、
雄着脱具と雌着脱具との係合点がそれぞれテープの側縁
から離れた地点にあるため、両テープの側縁間に大きな
透き間が開いてしまい、テープ付着脱具を使用したと
き、服飾上好ましい状態とはいえず体裁がよくない。ま
た係合状態にある雄着脱具と雌着脱具との間に捩れ現象
が生じた場合、簡単に係合が解除される恐れがあるなど
問題点がある。
【0006】この発明は、上述の問題点を考慮して発明
されたものであり、この発明のうち請求項1記載の発明
は、左右のテープ側縁に取付けた掛止機構を有する雄形
係止具と係合機構を有する雌形係止具とを係合させたと
き、左右のテープ間の透き間を極力小さくなるように形
成し、服飾上美しい体裁のよいテープ付雌雄形係止具を
提供すること、また雄形係止具と雌形係止具との係合が
強固に行なえ、捩れ作用にも強い係合力を保持できるテ
ープ付雌雄形係止具を提供することが主たる目的であ
る。
【0007】請求項2および3記載の発明は、それぞれ
請求項1記載の発明の目的に加え、係合機構を有する雌
形係止具と掛止機構を有する雄形係止具とを組合せるた
めの係合操作が、きわめて易しい雌雄形係止具を提供す
るとともに、雌形係止具と雄形係止具との外観が美し
く、デザイン的にも優れたテープ付雌雄形係止具を提供
することが目的である。
【0008】請求項4および5記載の発明は、それぞれ
請求項1記載の発明の目的に加え、係合機構を有する雌
形係止具と掛止機構を有する雄形係止具を頑丈な形態に
形成し、しかも雌形係止具と雄形係止具とを組合せるた
めの係合操作が、易しいテープ付雌雄形係止具を提供す
ることが目的である。
【0009】請求項6および7記載の発明は、それぞれ
請求項1記載の発明の目的に加え、係合機構を有する雌
形係止具と掛止機構を有する雄形係止具とを組合せるた
めの係合操作が比較的易しく、特に組合された雌形係止
具と雄形係止具との係合を解除する操作が、きわめて易
しいテープ付雌雄形係止具を提供することが目的であ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の発明は、一対のテー
プ3の対向する側縁4に、それぞれ一定間隔で一方の側
縁4には係合機構を有する雌形係止具1、他方の側縁4
には掛止機構を有する雄形係止具2を取付け、雌形係止
具1と雄形係止具2とを組合せるための係合が、雌形係
止具1または雄形係止具2が取付けられるテープ3の、
どちらか一方の側縁4よりもテープ3の内側に入った位
置で係合脱却ができるように形成したテープ付雌雄形係
止具を主な構成とするものである。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、テープ付雌雄形係止具における掛止機
構を有する雄形係止具2は、テープ3の側縁4を包み被
う形で外側にテーパー面13が存在する各種形状の掛止
部7を側縁4に設け、この掛止部7の両端からテープ3
の内方の位置にコ字状の枠部9をテープ3に挟着して固
定し、係合機構を有する雌形係止具1は、テープ3の側
縁4を包み被う形の各種形状の基台部8を側縁4に設
け、この基台部8の前面に雄形係止具2の掛止部7と係
合することができる上下一対の係合片15を突設し、雌
形係止具1と雄形係止具2の係合時には、掛止部7と基
台部8とが当接できるように形成したテープ付雌雄形係
止具である。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、テープ付雌雄形係止具における掛止機
構を有する雄形係止具2は、テープ3の側縁4を包み被
う形で外側にテーパー面13が存在する各種形状の掛止
部7を側縁4に設け、この掛止部7の両端からテープ3
の内方の位置にコ字状の枠部9をテープ3に挟着して固
定し、掛止部7の中間に数個の隔壁17を枠部9に連接
する形で設け、掛止部7に複数個の収容部12を設け、
係合機構を有する雌形係止具1は、テープ3の側縁4を
包み被う形の各種形状の基台部8を設け、この基台部8
の前面に雄形係止具2の掛止部7と係合することができ
る上下一対の係合片15を掛止部7の収容部12と対応
できるよう複数個突設し、雌形係止具1と雄形係止具2
の係合時には、掛止部7と基台部8とが当接できるよう
に形成したテープ付雌雄形係止具である。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、テープ付雌雄形係止具における係合機
構を有する雌形係止具1は、テープ3の側縁4を包み被
う形の各種形状の基台部8を側縁4に設け、雄形係止具
2の雄片23が挿通できる嵌合孔20を基台部8の前面
に設け、掛止機構を有する雄形係止具2は、テープ3の
側縁4を包み被う形の各種形状の基台部8を側縁4に設
け、先端に膨大頭部24を有する雄片23を基台部8の
前面から前方へ突設し、雌形係止具1と雄形係止具2の
係合時には、双方の基台部8が当接できるように形成し
たテープ付雌雄形係止具である。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、テープ付雌雄形係止具における係合機
構を有する雌形係止具1は、テープ3の側縁4を包み被
う形の各種形状の基台部8を側縁4に設け、基台部8の
両側に雄形係止具2の雄片23が挿通できるフック状の
係合突片28を内向状に基台部8の上下いずれかの面た
とえば上面に対向状に設け、掛止機構を有する雄形係止
具2は、テープ3の側縁4を包み被う形の各種形状の基
台部8を側縁4に設け、先端がやや拡大する拡大頭部2
5を有する雄片23を基台部8の前面から前方へ突設
し、雌形係止具1と雄形係止具2の係合時には、双方の
基台部8が当接できるように形成したテープ付雌雄形係
止具である。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、テープ付雌雄形係止具における掛止機
構を有する雄形係止具2は、テープ3の側縁4を包み被
う形の各種形状の基台部8を側縁4に設け、先端に係合
頭部30を有する係合突起29を基台部8の上下いずれ
かの面たとえば上面に突設し、係合機構を有する雌形係
止具1は、テープ3の側縁4を包み被う形の各種形状の
基台部8を側縁4に設け、先端側に係合突起29を嵌入
できる係合孔34を有する雌片33を基台部8の前面か
ら前方へ突設し、雌形係止具1と雄形係止具2の係合時
には、双方の基台部8が当接できるように形成したテー
プ付雌雄形係止具である。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、テープ付雌雄形係止具における掛止機
構を有する雄形係止具2は、テープ3の側縁4を包み被
う形の各種形状の基台部8を側縁4に設け、先端に係合
頭部35を有する係合突起29を基台部8の上下いずれ
かの面たとえば上面に突設し、係合機構を有する雌形係
止具1は、テープ3の側縁4を包み被う形の各種形状の
基台部8を側縁4に設け、先端から内方へ係合突起29
をガイドするガイド溝37を設け、ガイド溝37の深部
両側に係合突起29と係合できる係止部39を有する係
止孔38を設けた雌片33を基台部8の前面から前方へ
突設し、雌形係止具1と雄形係止具2の係合時には、双
方の基台部8が当接できるように形成したテープ付雌雄
形係止具である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明のテープ付雌雄形
係止具の実施の形態について、図面を参照しながら具体
的に説明する。
【0018】この発明のテープ付雌雄形係止具は、一対
の細幅状のテープ3における対向する側縁4の一方には
係合機構を有する雌形係止具1、他方のテープ3の側縁
4には掛止機構を有する雄形係止具2をそれぞれ一定間
隔で取付けるか、または一本の細幅状のテープ3の一側
縁4に雌形係止具1と雄形係止具2とを一定の間隔をお
いて交互に取付ける。各雌雄形係止具1、2を、ある程
度の間隔を空けることにより各テープ3の側縁4に隣接
して配置される雌形係止具1と雄形係止具2が接近しす
ぎて、テープ3の側縁4が硬直な形態となるといった不
具合が生じず、テープ3を折曲げたり、捩ったりするこ
とを容易に行なうことができ、各雌雄形係止具1、2の
間隔Dはテープ3の長手方向における雌雄形係止具1、
2の1個分の寸法以上の間隔を空けるのが好ましい。
【0019】雌形係止具1および雄形係止具2をそれぞ
れ取付けるためのテープ3はポリアミド系、ポリエステ
ル系などの合成繊維糸を編成または織成によって形成
し、テープ3の側縁4には膨大状の芯部5が形成され、
芯部5は芯紐を編込み、または織込んで一体に形成する
か、あるいは芯紐を縫糸によって縫着して一体に形成し
てもよい。
【0020】いずれにおける実施形態のテープ付雌雄形
係止具においても、雌形係止具1および雄形係止具2
は、ともにポリアミド、ポリアセタール、ポリプロピレ
ン、ポリプチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を
用いて、射出成形加工手段または押出成形加工手段によ
って、一対のテープ3の対向する側縁4にそれぞれ形成
した芯部5の周囲または平坦状のテープ3の側縁4に一
定の間隔をおいて一体成形して取付ける。
【0021】図1〜4に示す第1実施例のテープ付雌雄
形係止具は、掛止機構を有する雄形係止具2が図1、2
に示すようにテープ3の側縁4に設けた芯部5を包み被
う形で、略円柱状の掛止部7を成形することによってテ
ープ3の側縁4に取付け、この掛止部7の両端からはテ
ープ3の内方の位置にかけてコ字状の枠部9を設け、枠
部9は側壁10と連結部11から形成され、テープ3を
挟持する形で一体に成形する。掛止部7は図4に示すよ
うに先端がやや平坦状の端面14が形成され、この端面
14から奥行きにしたがってテーパー面13が形成さ
れ、雌形係止具1の係合片15を容易に挿入させること
ができるように形成されている。また掛止部7の奥には
枠部9との間に間隙のある収容部12が形成され、係合
片15の先端部分を収容するとともに、この間隙内にお
いて係合片15の先端が収容部12内の奥行き方向へ僅
かながら移動することができる。
【0022】なお、雄形係止具2の実施形態について、
掛止部7の断面形状が略円柱状に形成されたものについ
て説明したが、掛止部7の形状は必ずしも円柱状でなく
とも、断面形状が楕円形であっても、また五角形を呈す
る多角柱であってもよく、掛止部7における雌形係止具
1の係合片15が挿入される側にテーパー面13が備え
られている形状であればよい。
【0023】係合機構を有する雌形係止具1は、図1、
2に示すようにテープ3の側縁4に設けた芯部5を包み
被う形で、断面形状が外側が広い台形状の基台部8を成
形することによってテープ3の側縁4に取付け、基台部
8の前面における上縁および下縁の中央部分から前方へ
先端が開口し、かつ先細状で断面形状が馬蹄形を呈し、
弾性変形可能な上下二枚の係合片15が突設され、一対
の係合片15は図3、4に示すように雄形係止具2の掛
止部7に形成されたテーパー面13に沿って各々の間隔
を徐々に広げながら移動し、掛止部7を乗り越えたとき
に元の形状へ弾性復帰して収容部12に入り込み掛止部
7を上下から挟持する形で引掛けて係合する。そして係
合片15の底面16は平坦状で掛止部7の端面14と当
接できるように形成され、勿論係合片15の両側におけ
る基台部8も掛止部7の端面14および側壁10の先端
と当接する形態に形成されている。
【0024】なお、雌形係止具1の実施形態について、
基台部8の断面形状が台形状に形成され、かつ係合片1
5の断面形状が馬蹄形を呈するものについて説明した
が、基台部8の断面形状は必ずしも台形状でなくとも、
長方形状や円柱状の各種形状で、テープ3の側縁4を包
被するものであればよく、また係合片16の断面形状は
馬蹄形でなくともへの字状であってもよく、雄形係止具
2の掛止部7の外形に合致し弾性変形して引掛かる部分
が存在していれば係合機能があり、したがって弾性変形
が可能で引掛ける部分が備えられていればよい。
【0025】したがって雌形係止具1と雄形係止具2と
が係合したとき、雌形係止具1と雄形係止具2との係合
が雄形係止具2が取付けられているテープ3の側縁4よ
りもテープ3の内側に位置する個所で係合しているた
め、左右のテープ3の側縁4間を極力狭く形成すること
ができる。すなわちこの形態のテープ付雌雄形係止具に
おける雄形係止具2が従来品のようにテープ3の側縁4
よりも外側に突出する状態でないので、左右のテープ3
間の間隙を狭く形成することができ、しかも雌形係止具
1と雄形係止具2が係合しているとき、上下二枚の係合
片15が掛止部7を上下から挟持する形で係合するた
め、雌形係止具1と雄形係止具2間に捩れ作用が働いて
も捩れに対して、強い係合強度を有し、係合状態を維持
することができる。また、枠部9の側壁10が係合片1
5の両側に位置するので、テープ3の長手方向に引張り
作用が働いても、係合片15と側壁10が当接して、各
々の相対的な移動を防ぎ、確かな係合状態を維持するこ
とができる。
【0026】図5〜7に示すテープ付雌雄形係止具は、
前記第1実施例の変形例を示すものであり、掛止機構を
有する雄形係止具2は、テープ3の側縁4に配した芯部
5を包み被う形で、略円柱状の掛止部7を成形してテー
プ3の側縁4に取付ける。掛止部7の両端からテープ3
の内方の位置にコ字状の枠部9がテープ3を挟持する形
で設け、枠部9は側壁10と連結部11から形成され、
さらに図5に示すように連結部11の中間に側壁10と
同形の隔壁17を連接して、掛止部7に小室の収容部1
2を2個形成するが、隔壁17を数個設置することによ
って収容部12を数個設置することも自由にできる。
【0027】掛止部7は図6に示すように前端がやや平
坦状の端面14に形成され、この端面14から奥行きに
したがって上り勾配のテーパー面13が上下両面に形成
されている。また掛止部7と枠部9との間には間隙のあ
る収容部12が形成され、係合片15を収容できるよう
に形成されている。
【0028】係合機構を有する雌形係止具1は、図5に
示すようにテープ3の側縁4に設けた芯部5を包み被う
形で、断面形状が外側が広い台形状の基台部8を成形し
てテープ3の側縁4に取付け、基台部8から前方へ先端
が開口し、かつ断面形状が馬蹄形を呈し弾性変形可能な
上下二枚の係合片15を2個並列状に突設し、係合片1
5は雄形係止具2の掛止部7に設けた2個の収容部12
にそれぞれ上下から引掛ける状態で係合し、バランスの
とれた係合ができる。その他の構成、態様については前
記第1実施例と同一である。
【0029】図8〜10に示す第2実施例のテープ付雌
雄形係止具は、係合機構を有する雌形係止具1が図8、
9に示すようにテープ3の側縁4に設けた芯部5を包被
する形で、外側辺が厚い箱形の基台部8を成形してテー
プ3の側縁4に取付け、基台部8の前面における下縁よ
りに雄形係止具2の雄片23が挿通できる矩形状の嵌合
孔20が設けられている。さらに箱形の基台部8の表面
は奥行きに延長されて大型に形成され、それに従って下
面には嵌合孔20の先端に空洞状の収容部12が設けら
れ、雄片23の先端に形成した膨大頭部24を収容し、
膨大頭部24が収容部12の奥行き方向に僅かながら移
動できるように形成されている。
【0030】掛止機構を有する雄形係止具2は図8、9
に示すようにテープ3の側縁4に設けた芯部5を包被す
る形で、角柱状の基台部8を成形してテープ3の側縁4
に取付け、基台部8の前面における下縁よりに雌形係止
具1の嵌合孔20に挿通できる雄片23を前方へ突出す
る形で設け、雄片23は先端がほぼ矢尻状を呈する膨出
した膨大頭部24を設けることによって、雌形係止具1
の嵌合孔20とスナップ式に係合できるように形成さ
れ、雌形係止具1と雄形係止具2とを係合させたとき、
双方の基台部8の端面が当接し安定した状態を維持す
る。なお膨大頭部24は極端に膨出させないことが肝腎
である。
【0031】図11〜13に示すテープ付雌雄形係止具
は、前記第2実施例の変形例を示すものであり、係合機
構を有する雌形係止具1は図11、12に示すようにテ
ープ3の側縁4に設けた芯部5を包被する形で、テープ
3面において長い角柱状の基台部8を成形してテープ3
の側縁4に取付け、基台部8の上面におけるテープ3の
長手方向両側に一対のフック状の係合突片28を内向状
に対設して雄形係止具2の雄片23が挿通できるように
形成する。
【0032】掛止機構を有する雄形係止具2は、図1
1、12に示すようにテープ3の側縁4に設けた芯部5
を包被する形で、テープ3面に対し直角状に突出する角
柱状の基台部8を成形してテープ3の側縁4に取付け、
基台部8の前面における上縁から前方へ雄片23を突設
する。雄片23は先端にテープ3の長手方向両側へ突出
する拡大頭部25が形成され、雌形係止具1の係合突片
28間に挿通したとき、弾性変形して係合ができるよう
に形成されている。雄片23は板状体であってもよい
が、図示したように雄片23の中央部分をくりぬいて枠
体状に形成することによって、雄片23の拡大頭部25
に弾力性を備えさせ、雌形係止具1と雄形係止具2の係
脱操作を容易に行えるように形成する。
【0033】図14〜16に示す第3実施例のテープ付
雌雄形係止具は、掛止機構を有する雄形係止具2が図1
4、15に示すようにテープ3の側縁4に設けた芯部5
を包被する形で、断面形状が横長の角柱状の基台部8を
成形してテープ3の側縁4に取付け、基台部8の上面中
央に基幹部分に首部35、先端に球形を呈する係合頭部
30を備えた係合突起29を突設し、係合頭部30の頂
部には溝部31を凹設して係合頭部30に弾力性を備え
させ、雌形係止具1の雌片33に形成した係合孔34と
の係合を容易にする。
【0034】係合機構を有する雌形係止具1は、図1
4、15に示すように、テープ3の側縁4に設けた芯部
5を包被する形で、テープ3面に対し直角状に突出する
角柱状の基台部8を成形してテープ3の側縁4に取付
け、基台部8の前面における上縁から前方へ雌片33を
突設し、この雌片33の先端側中央に係合突起29の首
部35の外形より大きい径である円形の係合孔34を穿
設して、雄形係止具2の係合頭部30を嵌入してスナッ
プ式に係合できるように形成する。
【0035】雌形係止具1と雄形係止具2とは上下方向
から押圧して係合させ、係合の際係合孔34が係合頭部
30を圧縮して係合し、係合後は係合突起29の首部3
5が係合孔34内の間隙を僅かに移動することができ、
双方の基台部8の端面が当接し安定した状態で係合状態
を維持する。
【0036】最後に図17〜19に示すテープ付雌雄形
係止具は、前記第3実施例の変形例を示すものであり、
掛止機構を有する雄形係止具2は、図17、18に示す
ように平坦状のテープ3の側縁4を包み被う形で、角柱
状の基台部8を成形してテープ3の側縁4に取付ける。
この際基台部8の成形のとき、テープ3の端部に孔部4
0を設けて基台部8の上下を連結一体化することによっ
て強固に固定することができる。
【0037】基台部8の上面中央に係合突起29を突設
し、この係合突起29は幹部の下方を切欠して段部36
を形成することによって、基幹部分に首部35、先端に
テープ3の内側を向くフック状の係合頭部30を形成
し、雌形係止具1と雄形係止具2とが係合した際、雌片
33が上方へ脱却できないように形成する。
【0038】係合機構を有する雌形係止具1は、図1
7、18に示すように平坦状のテープ3の側縁4を包被
する形で、テープ3面に対し直角状に突出する角柱状の
基台部8を成形してテープ3の側縁4に取付け、基台部
8を成形する際、テープ3の端部に孔部40を設けて基
台部8を上下に連結一体化して固定する。
【0039】基台部8の前面における上縁から前方へ突
出する雌片33を設け、この雌片33は先端から中央に
向って雄形係止具2の係合突起29の挿入をガイドする
ガイド溝37を設け、ガイド溝37の深部に係止孔38
を設け、係止孔38は係合突起29の首部35の断面形
状と合致するようにガイド溝37の深部両側にガイド溝
37へ突出する係止部39を設け、雌形係止具1と雄形
係止具2とが係合したとき係合突起29の抜脱を抑制す
る。
【0040】係合孔34の内形は係合突起29の首部3
5の外形より大きく、両者の間に間隙が存在し、係合突
起29は係合孔34内で僅かに移動することができ、係
合時は双方の基台部8が安定した状態で係合状態を維持
する。なお、雌形係止具1と雄形係止具2は平面的な操
作によって係脱が可能である。
【0041】
【発明の効果】この発明のテープ付雌雄形係止具は、以
上説明したとおりの構成であり、この構成によって下記
の効果を奏するものである。
【0042】この発明のうち請求項1記載の発明は、一
対のテープの対向する側縁に、一定間隔で一方には係合
機構を有する雌形係止具、他方には掛止機構を有する雄
形係止具を取付け、雌形係止具と雄形係止具との係合
が、雌形係止具または雄形係止具が取付けられるテープ
の一方の側縁よりもテープの内側で係脱可能に形成した
ことによって、左右のテープの側縁間の間隙を狭小にす
ることができ、ファッション的にも美しい体裁のよいテ
ープ付雌雄形係止具が得られる効果がある。
【0043】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、掛止機構を有する雄形係止具は、テー
プの側縁を包被し外側にテーパー面を有する各種形状の
掛止部を設け、掛止部の両端から内方へコ字状の枠部を
テープに挟着し、係合機構を有する雌形係止具は、テー
プの側縁を包被する各種形状の基台部を設け、基台部の
前面に掛止部と係合する係合片を突設し、掛止部と基台
部とが当接可能に形成したことによって、雌雄形係止具
は表裏対称形であるから、いずれの面を現出させてもよ
いので、使用上便利であり、しかも係合操作が易しく、
また係合時に捩れ作用や引張り作用が働いても強い係合
保持力があり、がたつかず安定した係合状態を維持でき
るテープ付雌雄形係止具が得られる効果がある。
【0044】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、掛止機構を有する雄形係止具はテープ
の側縁を包被し外側にテーパー面を有する各種形状の掛
止部を設け、掛止部の両端から内方へコ字状の枠部をテ
ープに挟着し、掛止部の中間に隔壁を枠部に連接して掛
止部に複数の収容部を設け、係合機構を有する雌形係止
具は、テープの側縁を包被する各種形状の基台部を設
け、基台部の前面に掛止部と係合する係合片を複数個突
設し、掛止部と基台部とが当接可能に形成したことによ
って、雌雄形係止具は表裏対称形であるから、いずれの
面を現出させてもよいので、使用上便利であり、しかも
均整のとれた係合が達成でき、がたつかず安定した係合
状態を維持できるテープ付雌雄形係止具が得られる効果
がある。
【0045】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、係合機構を有する雌形係止具はテープ
の側縁を包被する各種形状の基台部を設け、雄片が挿通
できる嵌合孔を基台部の前面に設け、掛止機構を有する
雄形係止具は、テープの側縁を包被する各種形状の基台
部を設け、先端に膨大頭部を有する雄片を基台部の前面
から前方へ突設し、双方の基台部が当接可能に形成した
ことによって、頑丈な雌雄形係止具に仕上げることがで
き、しかも係合操作が易しく、がたつかず安定した係合
状態を維持できるテープ付雌雄形係止具が得られる効果
がある。
【0046】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、係合機構を有する雌形係止具はテープ
の側縁を包被する各種形状の基台部を設け、両側に雄片
が挿通できるフック状の係合突片を内向状に基台部の上
面または下面に対設し、掛止機構を有する雄形係止具は
テープの側縁を包被する各種形状の基台部を設け、先端
がやや拡大する拡大頭部を有する雄片を基台部の前面か
ら前方へ突設し、双方の基台部が当接可能に形成したこ
とによって、雌雄形係止具の係脱操作がきわめて易し
く、がたつかず安定した係合状態を維持できるテープ付
雌雄形係止具が得られる効果がある。
【0047】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、掛止機構を有する雄形係止具はテープ
の側縁を包被する各種形状の基台部を設け、先端に係合
頭部を有する係合突起を基台部の上面または下面に突設
し、係合機構を有する雌形係止具は、テープの側縁を包
被する各種形状の基台部を設け、先端側に係合突起を嵌
入する係合孔を有する雌片を基台部の前面から前方へ突
設し、双方の基台部が当接可能に形成したことによっ
て、頑丈で構造が簡単な雌雄形係止具であり、特に雌雄
形係止具の係合を解除する操作がきわめて簡単に行な
え、がたつかず安定した係合状態を維持できるテープ付
雌雄形係止具が得られる効果がある。
【0048】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、掛止機構を有する雄形係止具はテープ
の側縁を包被する各種形状の基台部を設け、先端に係合
頭部を有する係合突起を基台部の上面または下面に突設
し、係合機構を有する雌形係止具はテープの側縁を包被
する各種形状の基台部を設け、先端からガイド溝を設け
ガイド溝の深部両側に係止部を有する係止孔を設けた雌
片を基台部の前面から前方へ突設し、双方の基台部が当
接可能に形成したことによって、頑丈で構造が簡単な雌
雄形係止具であり、特に雌雄形係止具を組合せて係合さ
せる操作がきわめて簡単に行え、がたつかず安定した係
合状態を維持できるテープ付雌雄形係止具が得られる効
果があるなど、この発明が奏する効果はきわめて顕著で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ付雌雄形係止具の第1実施例の正面図で
ある。
【図2】同上テープ付雌雄形係止具の底面図である。
【図3】同上テープ付雌雄形係止具における係合状態を
示す要部の正面図である。
【図4】同上テープ付雌雄形係止具におけるA−A断面
図である。
【図5】第1実施例の変形例を示すテープ付雌雄形係止
具の要部の正面図である。
【図6】同上テープ付雌雄形係止具におけるB−B断面
図である。
【図7】同上テープ付雌雄形係止具における係合状態を
示す要部の正面図である。
【図8】テープ付雌雄形係止具の第2実施例の要部の背
面図である。
【図9】同上テープ付雌雄形係止具におけるC−C断面
図である。
【図10】同上テープ付雌雄形係止具における係合状態
を示す要部の正面図である。
【図11】第2実施例の変形例を示すテープ付雌雄形係
止具の要部の正面図である。
【図12】同上テープ付雌雄形係止具におけるD−D断
面図である。
【図13】同上テープ付雌雄形係止具における係合状態
を示す要部の正面図である。
【図14】テープ付雌雄形係止具の第3実施例の要部の
正面図である。
【図15】同上テープ付雌雄形係止具におけるE−E断
面図である。
【図16】同上テープ付雌雄形係止具における係合状態
を示す要部の断面図である。
【図17】第3実施例の変形例を示すテープ付雌雄形係
止具の要部の正面図である。
【図18】同上テープ付雌雄形係止具におけるF−F断
面図である。
【図19】同上テープ付雌雄形係止具における係合状態
を示す一部切欠した要部の正面図である。
【図20】公知の雌雄掛け止めテープの横断面図であ
る。
【図21】他の公知のテープ付着脱具の斜視図である。
【符号の説明】
1 雌形係止具 2 雄形係止具 3 テープ 4 側縁 7 掛止部 8 基台部 9 枠部 12 収容部 13 テーパー面 15 係合孔 17 隔壁 20 嵌合孔 23 雄片 24 膨大頭部 25 拡大頭部 28 係合突片 29 係合突起 30 係合頭部 33 雌片 34 係合孔 37 ガイド溝 38 係止孔 39 係止部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のテープ3の対向する側縁4に、一
    定間隔で一方には係合機構を有する雌形係止具1、他方
    には掛止機構を有する雄形係止具2を取付け、雌形係止
    具1と雄形係止具2との係合が、雌形係止具1または雄
    形係止具2が取付けられるテープ3の一方の側縁4より
    もテープ3の内側で係脱可能に形成してなることを特徴
    とするテープ付雌雄形係止具。
  2. 【請求項2】 掛止機構を有する雄形係止具2は、テー
    プ3の側縁4を包被し外側にテーパー面13を有する各
    種形状の掛止部7を設け、掛止部7の両端から内方へコ
    字状の枠部9をテープ3に挟着し、係合機構を有する雌
    形係止具1は、テープ3の側縁4を包被する各種形状の
    基台部8を設け、基台部8の前面に掛止部7と係合する
    上下一対の係合片15を突設し、掛止部7と基台部8と
    が当接可能に形成してなる請求項1記載のテープ付雌雄
    形係止具。
  3. 【請求項3】 掛止機構を有する雄形係止具2は、テー
    プ3の側縁4を包被し外側にテーパー面13を有する各
    種形状の掛止部7を設け、掛止部7の両端から内方へコ
    字状の枠部9をテープ3に挟着し、掛止部7の中間に隔
    壁17を枠部9に連接して掛止部7に複数の収容部12
    を設け、係合機構を有する雌形係止具1は、テープ3の
    側縁4を包被する各種形状の基台部8を設け、基台部8
    の前面に掛止部7と係合する上下一対の係合片15を複
    数個突設し、掛止部7と基台部8とが当接可能に形成し
    てなる請求項1記載のテープ付雌雄形係止具。
  4. 【請求項4】 係合機構を有する雌形係止具1は、テー
    プ3の側縁4を包被する各種形状の基台部8を設け、雄
    片23が挿通できる嵌合孔20を基台部8の前面に設
    け、掛止機構を有する雄形係止具2は、テープ3の側縁
    4を包被する各種形状の基台部8を設け、先端に膨大頭
    部24を有する雄片23を基台部8の前面から前方へ突
    設し、双方の基台部8が当接可能に形成してなる請求項
    1記載のテープ付雌雄形係止具。
  5. 【請求項5】 係合機構を有する雌形係止具1は、テー
    プ3の側縁4を包被する各種形状の基台部8を設け、両
    側に雄片23が挿通できる一対のフック状の係合突片2
    8を内向状に基台部8の上面または下面に対設し、掛止
    機構を有する雄形係止具2は、テープ3の側縁4を包被
    する各種形状の基台部8を設け、先端がやや拡大する拡
    大頭部25を有する雄片23を基台部8の前面から前方
    へ突設し、双方の基台部8が当接可能に形成してなる請
    求項1記載のテープ付雌雄形係止具。
  6. 【請求項6】 掛止機構を有する雄形係止具2は、テー
    プ3の側縁4を包被する各種形状の基台部8を設け、先
    端に係合頭部30を有する係合突起29を基台部8の上
    面または下面に突設し、係合機構を有する雌形係止具1
    は、テープ3の側縁4を包被する各種形状の基台部8を
    設け、先端側に係合突起29を嵌入する係合孔34を有
    する雌片33を基台部8の前面から前方へ突設し、双方
    の基台部8が当接可能に形成してなる請求項1記載のテ
    ープ付雌雄形係止具。
  7. 【請求項7】 掛止機構を有する雄形係止具2は、テー
    プ3の側縁4を包被する各種形状の基台部8を設け、先
    端に係合頭部30を有する係合突起29を基台部8の上
    面または下面に突設し、係合機構を有する雌形係止具1
    は、テープ3の側縁4を包被する各種形状の基台部8を
    設け、先端からガイド溝37を設けガイド溝37の深部
    両側に係止部39を有する係止孔38を設けた雌片33
    を基台部8の前面から前方へ突設し、双方の基台部8が
    当接可能に形成してなる請求項1記載のテープ付雌雄形
    係止具。
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