JPH0541269A - リレー駆動装置 - Google Patents

リレー駆動装置

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JPH0541269A
JPH0541269A JP19291691A JP19291691A JPH0541269A JP H0541269 A JPH0541269 A JP H0541269A JP 19291691 A JP19291691 A JP 19291691A JP 19291691 A JP19291691 A JP 19291691A JP H0541269 A JPH0541269 A JP H0541269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
time
contact
signal
zero
Prior art date
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Pending
Application number
JP19291691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nakamichi
人史 中道
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな開閉容量のリレーで大容量の負荷を制
御できるリレー駆動装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 交流電源に同期して信号を発生するゼロクロ
ス信号発生部と、起電流大なる負荷を駆動制御するリレ
ーと、このリレーに直流電圧を印加するトランジスタ
と、前記リレーのコイルから発生する逆起電力から前記
トランジスタを保護する保護回路と、前記トランジスタ
を制御する制御部を備え、この制御部は前記ゼロクロス
信号発生部からの信号を入力し、この信号の立上がりお
よび立下がりエッジの直前で前記リレーの接点が接触・
開放するように前記トランジスタをON・OFF制御す
ることにより、リレーの接点にアークが飛ぶ時間を短く
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックヒーターな
どの起動電流が大きな負荷をリレーを用いて制御するリ
レー駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の電気製品にマイクロコンピ
ュータをはじめとする制御装置が組み込まれ、新しい機
能を発揮するものが広く利用されるようになってきてお
り、リレーを用いて大電流を制御するものも増えてきて
いる。
【0003】以下に従来のリレー駆動装置について図3
および図4を用いて説明する。図に示すように降圧部5
は交流電源の整流および降圧を行い、直流電源安定化部
6は降圧部5からの電源を安定化している。制御部21
はスイッチ9の信号を入力端子21cより入力し、前記
出力端子21dに接続する表示素子8に出力して運転状
態の表示ができるようになっている。
【0004】ゼロクロス信号発生部7は交流電源に同期
したゼロクロス信号を発生し、制御部21の入力端子2
1aに入力している。セラミックヒータなどの負荷10
は運転制御するリレー4に接続され、リレー4は前記制
御部21の出力端子21bからの信号を増巾するトラン
ジスタ2のコレクタ側に接続されている。
【0005】したがって、スイッチ9の入力信号は制御
部21にてゼロクロス信号によりタイミング調節され
て、出力端子21bより伝えられ、トランジスタ2を介
してリレー4をON・OFF制御して、負荷10を駆動
制御するものである。またリレー4がOFFするときに
発生する逆起電力からトランジスタ2を保護するため
に、ダイオード3がリレー4のコイル4aと並列に接続
されている。
【0006】上記構成において、まず交流電源を投入し
た状態では制御部21は待機状態であり、ゼロクロス信
号発生部7でつくられたゼロクロス信号が入力端子21
aに入力されている。そしてスイッチ9が押されるとそ
の信号が制御部21の入力端子21cに入力され、出力
端子21dに接続された表示素子8に電力を供給する。
これと同時に、図4で示すようにゼロクロス信号発生部
7から入力端子21aに入力されているゼロクロス信号
の一周期を10等分した一番目のタイミング、すなわち
+Aのタイミングで出力端子21bに接続されているト
ランジスタ2をONしてリレー4を駆動し、リレー4に
接続されている負荷10に通電する。
【0007】次に、スイッチ9が再び押されると、制御
部21は出力端子21dに接続されている表示素子8の
電力の供給を停止するとともに、入力端子21aに入力
されているゼロクロス信号を10等分した5番目のタイ
ミング、すなわち+Eのタイミングで出力端子21bに
接続されているトランジスタ2をOFFし、リレー4の
駆動を停止し、負荷10の通電を停止する。
【0008】以下、スイッチ9を押すごとにトランジス
タ2をON、OFFするタイミングを図4の+E,−
D,−D,+C,+C,−B,−B,+A,+A,‥‥
‥と順番に変えてリレー4の接点4bが接触、解放する
極性および位相を変化させるものであった。
【0009】このようにリレー4の接点4bが接触、開
放する極性および位相を変化させることにより、一定の
極性で繰り返し接点を接触、開放したときに生ずる接点
の溶融あるいは溶着を防ぎ、リレー4がロック状態とな
る事故を回避するものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のリレ
ー駆動回路では、リレー4の接点4bが解放または開鎖
しようとするとき、ゼロクロス信号のタイミングが悪い
と次の交流電源のゼロクロス点に至るまでの間に接点4
bにアーク放電が生じ、負荷10にはその間通電され
る。そして使用期間が長くなると、リレー4の接点4b
が劣化して寿命が短くなるため、セラミックヒーターな
どの大電流の通電制御を行なう場合には、通常の電流よ
りも大きな電流を開閉することのできるリレーが必要と
なり、コストが高くなるという課題を有していた。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、小さ
な開閉容量のリレーで大容量の負荷を制御できるリレー
駆動装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、交流電源を降圧して整流する降圧部と、前
記降圧部により降圧された電圧を安定化する直流電源安
定化部と、前記交流電源に同期した信号を発生するゼロ
クロス信号発生部と、起動電流大なる負荷を駆動制御す
るリレーと、このリレーに直流電圧を印加するトランジ
スタと、このトランジスタを制御する制御部を備え、こ
の制御部は前記ゼロクロス信号発生部からの信号を入力
し、この信号の立上がりおよび立下がりエッジの直前で
前記リレーの接点が接触・解放するように前記トランジ
スタをON・OFF制御する構成としたものである。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成により、制御部がゼロク
ロス信号を入力し、ゼロクロス信号の立上がりあるいは
立下がりエッジからある一定時間遅れたタイミングでト
ランジスタをOFFし、交流電源のゼロクロス点の直前
でリレーの接点を解放し、リレーの接点にアークが飛ぶ
時間を短くすることにより小さな開閉容量のリレーで大
電流を制御することができるものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1およ
び図2を参照しながら説明する。なお従来例と同一の構
成部品は同一番号を付し、詳しい説明は省略する。
【0015】図に示すように、制御部1は複数の入力端
子1a,1cと出力端子1b,1dを有し、スイッチ9
の信号を入力端子1cより入力し、出力端子1dに接続
された表示素子8を制御している。
【0016】そしてゼロクロス信号発生部7からの信号
を入力端子1aから入力し、この信号に基いて出力端子
1bに接続されたトランジスタ2をON、OFFするタ
イミングを決めている。
【0017】上記構成により、まずスイッチ9が押され
ると制御部1の入力端子1cに信号が入力され、出力端
子1dに接続された表示素子8に電力を供給するととも
に、図2(a)(b)に示されるように時点T2におい
てトランジスタ2がONされて、リレー4の接点4bは
時点T3にて閉じて、余裕時間t2の間だけアーク放電
が生じた後、負荷10に通電される。ここで時点T2は
電源の半周期t0からリレー4のコイル4aに通電して
から接点4bが接触するまでの時間t1と余裕時間t2
とを差引いた時間(t0−t1−t2)がゼロクロス時
点T1から経過した時点として設定されている。
【0018】次に、スイッチ9が再び押されると、出力
端子1dに接続された表示素子8の電力の供給を停止す
るとともに、図2(C)に示すように時点T5において
トランジスタ2をOFFすると、リレー4は時点T6に
て開くことになり、余裕時間t4の間だけアーク放電が
生じた後、負荷10が停止する。ここで時点T5は電源
の半周期t0からリレー4のコイル4aの通電を停止し
てから接点4bが解放するまでの時間t3と余裕時間t
4とを差し引いた時間(t0−t3−t4)がゼロクロ
ス時点T4から経過した時点として設定されている。
【0019】以下、スイッチ9を押すごとにトランジス
タ2をON、OFFするタイミングを図2の(d)
(e)に示すように時点T7,T9でトランジスタON
またはOFF,時点T8,T10でリレー4の接点4b
をONまたはOFFとすることにより、接点の開閉に伴
うアーク放電の時間を極めて短くして、リレー4の接点
4bの劣化を小さくすることができる。
【0020】なお、時間t1,t3はリレーのコイルに
通電してからその接点が接触又は開放するまでの時間の
平均値としている。また余裕時間t2,t4は前記平均
時間t1,t3を求めるときの各データの分布のばらつ
きを表す標準偏差2σ〜3σの値を採用することによ
り、実用上問題なく作動することできる。
【0021】このように本発明の実施例のリレー駆動装
置によれば、リレーの接点が解放する時点をゼロクロス
点の直前にすることにより、接点の開閉時にアークが飛
ぶ時間を短くすることができる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればリレーの接点の開閉時にアークの飛ぶ時間を
極力短くすることにより、接点の劣化を少なくして耐久
性を向上させるとともに、開閉容量の小さなリレーでセ
ラミックヒーターなどの大電流を制御することができる
ので、部品コストを安価にできるという効果の得られる
優れたリレー駆動装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のリレー駆動装置の回路図
【図2】(a)同交流電波の波形図 (b)同ゼロクロス信号とリレー接点ONのタイミング
を示す波形図 (c)同ゼロクロス信号とリレー接点OFFのタイミン
グを示す波形図 (d)同ゼロクロス信号とリレー接点ONの他のタイミ
ングを示す波形図 (e)同ゼロクロス信号をリレー接点OFFの他のタイ
ミングを示す波形図
【図3】従来のリレー駆動装置の回路図
【図4】同交流電源およびゼロクロス信号におけるトラ
ンジスタのON、OFFのタイミングを示す波形図
【符号の説明】
1 制御部 2 トランジスタ 3 保護回路部 4 リレー 5 降圧部 6 直流電源安定化部 7 ゼロクロス信号発生部 10 負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源を降圧して整流する降圧部と、前
    記降圧部により降圧された電圧を安定化する直流電源安
    定化部と、前記交流電源に同期した信号を発生するゼロ
    クロス信号発生部と、起動電流大なる負荷を駆動制御す
    るリレーと、このリレーに直流電圧を印加するトランジ
    スタと、このトランジスタを制御する制御部を備え、こ
    の制御部は前記ゼロクロス信号発生部からの信号を入力
    し、この信号の立上がりおよび立下がりエッジの直前で
    前記リレーの接点が接触・解放するように前記トランジ
    スタをON・OFF制御するリレー駆動装置。
JP19291691A 1991-08-01 1991-08-01 リレー駆動装置 Pending JPH0541269A (ja)

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JP19291691A JPH0541269A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 リレー駆動装置

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JP19291691A JPH0541269A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 リレー駆動装置

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JPH0541269A true JPH0541269A (ja) 1993-02-19

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JP19291691A Pending JPH0541269A (ja) 1991-08-01 1991-08-01 リレー駆動装置

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