JPH0541129A - 接触片構造 - Google Patents

接触片構造

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JPH0541129A
JPH0541129A JP19395691A JP19395691A JPH0541129A JP H0541129 A JPH0541129 A JP H0541129A JP 19395691 A JP19395691 A JP 19395691A JP 19395691 A JP19395691 A JP 19395691A JP H0541129 A JPH0541129 A JP H0541129A
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JP
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type
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Application number
JP19395691A
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Inventor
Shoichi Yamashita
尚一 山下
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工工程において自由にばね力を調整できる
接触片構造を提供することを目的とする。 【構成】 接触片10の自由端部に、そのばね力が該自
由端部を切り欠いて2股としたときの接触片のばね力と
等しくなるように、薄肉部13を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は接触片構造、例えば、電
磁継電器等に適用される接触片構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、接触片構造としては、接触片の自
由端部を2股に分割し、それぞれに接点を設けたツイン
タイプと、単に接触片に1つの接点を設けただけのシン
グルタイプとがある。
【0003】前記両タイプの接触片構造は、例えば、適
用される電磁継電器の種類によっていずれかを選択して
使用される。この場合、両タイプの接触片の組み合わせ
としては、図3および図4に示すものと、図5および図
6に示すものとがある。
【0004】すなわち、図3に示すツインタイプでは、
接触片1の自由端部を2股に分割し、それぞれに接点
2,2を設けてある。この接触片1の幅寸法はW1であ
るが、自由端部には幅寸法W2の切欠きが設けられてい
るため、この自由端部のばね力に寄与する部分の幅寸法
は(W1−W2)である。
【0005】これに対し、図4に示すシングルタイプの
ものは、接触片3の自由端部にただ1つの接点4を設け
てある。この接触片3の幅寸法W3は前記接触片1の幅
寸法(W1−W2)と等しく、この結果、そのばね力は前
記接触片1と同一となっている。
【0006】また、図5に示すツインタイプと図6に示
すシングルタイプとは、板状体の自由端部側に長孔6を
設けた同一形状の接触片5を使用し、ツインタイプの場
合は自由端部の中央を切り欠いてそれぞれに接点7,7
を固定する一方、シングルタイプの場合はそのまま接点
8を固定してある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
組み合わせでは、ツインタイプの接触片1とシングルタ
イプの接触片3とをそれぞれ別々に製造しておく必要が
あり、金型を2種必要とし、かつ、在庫管理が面倒であ
った。
【0008】また、後者の組み合わせでは、同一の接触
片5から製造できるものの、ツインタイプのものは自由
端部中央を切り欠いた分、ばね力が小さくなっており、
前記シングルタイプのものとの間にばね力の差が生じる
ため、後工程で調整しなければならず、コストアップを
招来していた。
【0009】本発明は前記問題点に鑑み、加工工程にお
いて自由にばね力を調整できる接触片構造を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、接触片の自由端部側に長孔を設けた接触片
構造において、前記接触片の自由端部に、そのばね力が
該自由端部を切り欠いて2股としたときの接触片のばね
力と等しくなるように、薄肉部を形成したものである。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る接触片構造の一実施例に
ついて図1および図2を参照して説明する。この接触片
構造では、ツインタイプあるいはシングルタイプのいず
れでも、所定肉厚T1の板状体で、自由端部側に長孔1
1を有する接触片10を使用する。ツインタイプのもの
では、図1に示すように、前記接触片10の端部中央を
切り欠いて2股に分割し、それぞれに接点12,12を
溶接して固定することにより形成している。
【0012】一方、シングルタイプのものでは、図2に
示すように、接触片10の自由端部を、接点閉成時のば
ね力が前記ツインタイプの接触片のばね力と等しくなる
ように所定の肉厚T2(T2<T1)にプレス加工し、こ
の薄肉部13に接点14を固定することにより形成して
いる。
【0013】このように、同じ接触片10で、ツインタ
イプの場合は自由端部を切り欠くだけで、シングルタイ
プの場合は自由端部をプレス加工で薄肉とするだけで、
同じばね力を有する接触片構造を形成でき、後工程で両
タイプのいずれかを調整することが必要でなくなる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係る接触片構造によれば、接触片の自由端部を薄肉とす
ることにより、この接触片のばね力を接触片の自由端部
を2股としたときのばね力と等しくなるように調整でき
るので、接触片材料を共有でき、在庫管理がしやすくな
るとともに、後工程での調整作業が簡略化され、コスト
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る接触片構造を備えたツインタ
イプの接触片を示す斜視図である。
【図2】 本実施例に係る接触片構造を備えたシングル
タイプの接触片を示す斜視図である。
【図3】 従来例に係るツインタイプの接触片構造を示
す平面図である。
【図4】 従来例に係るシングルタイプの接触片構造を
示す平面図である。
【図5】 従来例に係る他のツインタイプの接触片構造
を示す平面図である。
【図6】 従来例に係る他のシングルタイプの接触片構
造を示す平面図である。
【符号の説明】 10…接触片、13…薄肉部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触片の自由端部側に長孔を設けた接触
    片構造において、前記接触片の自由端部に、そのばね力
    が該自由端部を切り欠いて2股としたときの接触片のば
    ね力と等しくなるように、薄肉部を形成したことを特徴
    とする接触片構造。
JP19395691A 1991-08-02 1991-08-02 接触片構造 Pending JPH0541129A (ja)

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JP19395691A JPH0541129A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 接触片構造

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JPH0541129A true JPH0541129A (ja) 1993-02-19

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