JPH05208222A - フォーミングダイ - Google Patents
フォーミングダイInfo
- Publication number
- JPH05208222A JPH05208222A JP4017125A JP1712592A JPH05208222A JP H05208222 A JPH05208222 A JP H05208222A JP 4017125 A JP4017125 A JP 4017125A JP 1712592 A JP1712592 A JP 1712592A JP H05208222 A JPH05208222 A JP H05208222A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- punch
- shape
- screw
- forming die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Forging (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 薄板にねじ山を成形することが安価にかつ容
易にできるフォーミングダイを提供する。 【構成】 図1(a)に示すポンチは、雄ねじを軸方向
で約半分に切断した形状の突起1を先端部に有する。図
1(b)に示すダイは、断面が約半円筒の凹形状である
溝2を先端部に有する。図1(a)に示すポンチの先端
部と図1(b)に示すダイの先端部との間に薄板3を挟
んでプレス加工することにより、図1(c)に示すよう
なねじ形状4が薄板3に成形される。そして、図1
(c)に示す薄板3を2枚用いて、相互に形状4の凹部
が内側にくるように組合せると、図2に示すような雌め
じが成形される。
易にできるフォーミングダイを提供する。 【構成】 図1(a)に示すポンチは、雄ねじを軸方向
で約半分に切断した形状の突起1を先端部に有する。図
1(b)に示すダイは、断面が約半円筒の凹形状である
溝2を先端部に有する。図1(a)に示すポンチの先端
部と図1(b)に示すダイの先端部との間に薄板3を挟
んでプレス加工することにより、図1(c)に示すよう
なねじ形状4が薄板3に成形される。そして、図1
(c)に示す薄板3を2枚用いて、相互に形状4の凹部
が内側にくるように組合せると、図2に示すような雌め
じが成形される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材にネジを形成する
ために使用するフォーミングダイに関し、特に板材にネ
ジ山を形成した後、これを組み立てて円筒状のネジを成
形するために使用するフォーミングダイに関する。
ために使用するフォーミングダイに関し、特に板材にネ
ジ山を形成した後、これを組み立てて円筒状のネジを成
形するために使用するフォーミングダイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ねじ山を形成するためには、タッ
プ及びバイトによる切削法若しくはねじ転造法によりネ
ジ山を形成するか、又はモールド鋳造によりねじを形成
するという方法がとられている。
プ及びバイトによる切削法若しくはねじ転造法によりネ
ジ山を形成するか、又はモールド鋳造によりねじを形成
するという方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のねじ山の形成方法では、薄板にねじ山を形成す
ることは困難であるという問題点がある。
た従来のねじ山の形成方法では、薄板にねじ山を形成す
ることは困難であるという問題点がある。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、薄板にねじ山を形成することが安価にかつ
容易にできるフォーミングダイを提供することを目的と
する。
のであって、薄板にねじ山を形成することが安価にかつ
容易にできるフォーミングダイを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフォーミン
グダイは、雄ねじをその中心軸を含む面で分割した形状
の突起を先端部に有するポンチと、このポンチの先端部
に係合する形状の半円柱状の溝を先端部に有するダイと
を有し、板状の材料を前記ポンチの先端部と前記ダイの
先端部との間に挟んでプレス加工することにより、前記
板状の材料の表面に雌めじを成形することを特徴とす
る。
グダイは、雄ねじをその中心軸を含む面で分割した形状
の突起を先端部に有するポンチと、このポンチの先端部
に係合する形状の半円柱状の溝を先端部に有するダイと
を有し、板状の材料を前記ポンチの先端部と前記ダイの
先端部との間に挟んでプレス加工することにより、前記
板状の材料の表面に雌めじを成形することを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明に係るフォーミングダイにおいては、ポ
ンチは、雄ねじをその軸を含む面で切断した形状の突起
を先端部に有し、ダイは、ポンチの先端部に組み合う形
状であり断面が約半円柱の凹形状である溝を先端部に有
する。このため、ポンチの先端部とダイの先端部との間
に薄板を挟んでプレス加工することにより、その薄板に
ねじを成形することができる。
ンチは、雄ねじをその軸を含む面で切断した形状の突起
を先端部に有し、ダイは、ポンチの先端部に組み合う形
状であり断面が約半円柱の凹形状である溝を先端部に有
する。このため、ポンチの先端部とダイの先端部との間
に薄板を挟んでプレス加工することにより、その薄板に
ねじを成形することができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0008】図1は、本発明の実施例に係るフォーミン
グダイを示す斜視図であり、図1(a)はポンチ、図1
(b)はダイを示し、図1(c)は図1(a)及び図1
(b)に示すポンチ及びダイによりねじ形状が形成され
た薄板3を示す斜視図である。図1(a)に示すポンチ
は、雄ねじを軸方向で約半分に切断した形状の突起1を
先端部に有する。図1(b)に示すダイは、断面が約半
円筒の凹形状である溝2を先端部に有する。
グダイを示す斜視図であり、図1(a)はポンチ、図1
(b)はダイを示し、図1(c)は図1(a)及び図1
(b)に示すポンチ及びダイによりねじ形状が形成され
た薄板3を示す斜視図である。図1(a)に示すポンチ
は、雄ねじを軸方向で約半分に切断した形状の突起1を
先端部に有する。図1(b)に示すダイは、断面が約半
円筒の凹形状である溝2を先端部に有する。
【0009】本実施例に係るフォーミングダイは、図1
(a)に示すポンチの先端部と図1(b)に示すダイの
先端部との間に薄板3を挟んでプレス加工することによ
り、図1(c)に示すようなねじ形状4が薄板3に成形
される。そして、図1(c)に示す薄板3を2枚用い
て、相互に形状4の凹部が内側にくるように組合せるせ
ると、図2に示すような雌めじが成形される。また、1
枚の板材3に対して、ねじの軸方向を合せて同一直線上
に板材3の両側から、図1(a)に示すポンチと図1
(b)に示すダイとによりプレスすることで、2枚の板
材3を組合せなくても雌めじを成形することができる。
(a)に示すポンチの先端部と図1(b)に示すダイの
先端部との間に薄板3を挟んでプレス加工することによ
り、図1(c)に示すようなねじ形状4が薄板3に成形
される。そして、図1(c)に示す薄板3を2枚用い
て、相互に形状4の凹部が内側にくるように組合せるせ
ると、図2に示すような雌めじが成形される。また、1
枚の板材3に対して、ねじの軸方向を合せて同一直線上
に板材3の両側から、図1(a)に示すポンチと図1
(b)に示すダイとによりプレスすることで、2枚の板
材3を組合せなくても雌めじを成形することができる。
【0010】なお、上述の実施例ではダイの形状として
約半円筒の凹形状である溝2を用いているが、成形する
ねじ山の大きさと板材3の厚さ等とによっては、ダイの
形状をポンチの形状と同様にねじ山形状を持たせること
により、ねじ山を成形しやすくすることができる。
約半円筒の凹形状である溝2を用いているが、成形する
ねじ山の大きさと板材3の厚さ等とによっては、ダイの
形状をポンチの形状と同様にねじ山形状を持たせること
により、ねじ山を成形しやすくすることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るフォー
ミングダイによれば、上述のポンチとダイとを用いて薄
板をプレス加工することにより、その薄板にねじを成形
することができる。これにより、本発明に係るフォーミ
ングダイは、少ない加工でしかも切削切り屑及びバリを
発生させずに安価にかつ容易に薄板にねじを成形するこ
とができる。
ミングダイによれば、上述のポンチとダイとを用いて薄
板をプレス加工することにより、その薄板にねじを成形
することができる。これにより、本発明に係るフォーミ
ングダイは、少ない加工でしかも切削切り屑及びバリを
発生させずに安価にかつ容易に薄板にねじを成形するこ
とができる。
【図1】本発明の実施例に係るフォーミングダイを示す
斜視図であり、(a)はポンチ、(b)はダイを示し、
(c)は(a)及び(b)に示すポンチ及びダイにより
ねじ形状が形成された薄板を示す斜視図である。
斜視図であり、(a)はポンチ、(b)はダイを示し、
(c)は(a)及び(b)に示すポンチ及びダイにより
ねじ形状が形成された薄板を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係るフォーミングダイを用い
て形成しためねじを示す断面図である。
て形成しためねじを示す断面図である。
1 ;突起 2 ;溝 3 ;薄板 4 ;ねじ形状
Claims (2)
- 【請求項1】 雄ねじをその中心軸を含む面で分割した
形状の突起を先端部に有するポンチと、このポンチの先
端部に係合する形状の半円柱状の溝を先端部に有するダ
イとを有し、板状の材料を前記ポンチの先端部と前記ダ
イの先端部との間に挟んでプレス加工することにより、
前記板状の材料の表面に雌めじを成形することを特徴と
するフォーミングダイ。 - 【請求項2】 前記ダイには、その溝面に前記ポンチに
形成された半割雄ねじと同種のねじ山が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のフォーミングダイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4017125A JPH05208222A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | フォーミングダイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4017125A JPH05208222A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | フォーミングダイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208222A true JPH05208222A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11935318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4017125A Pending JPH05208222A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | フォーミングダイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05208222A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1767287A1 (en) * | 2005-09-21 | 2007-03-28 | Nagayama Electric Co., Ltd. | T-nut |
WO2008129860A1 (ja) * | 2007-04-17 | 2008-10-30 | Faltec Co., Ltd. | 車両用牽引装置と車両用牽引フックの製造方法並びに車両用連結部材の製造方法 |
JP2015174107A (ja) * | 2014-03-14 | 2015-10-05 | 平和技研株式会社 | 雌ねじナットの製造方法及びこの方法によって製造された雌ねじナット |
JP2016109267A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | 三恵技研工業株式会社 | 板上ナット及びその製造方法 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4017125A patent/JPH05208222A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1767287A1 (en) * | 2005-09-21 | 2007-03-28 | Nagayama Electric Co., Ltd. | T-nut |
WO2008129860A1 (ja) * | 2007-04-17 | 2008-10-30 | Faltec Co., Ltd. | 車両用牽引装置と車両用牽引フックの製造方法並びに車両用連結部材の製造方法 |
US8529179B2 (en) | 2007-04-17 | 2013-09-10 | Faltec Co., Ltd. | Method of manufacturing a vehicular traction apparatus and a vehicular traction hook, and method of manufacturing a vehicular connecting member |
JP2015174107A (ja) * | 2014-03-14 | 2015-10-05 | 平和技研株式会社 | 雌ねじナットの製造方法及びこの方法によって製造された雌ねじナット |
JP2016109267A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | 三恵技研工業株式会社 | 板上ナット及びその製造方法 |
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