JPH051884Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051884Y2 JPH051884Y2 JP6087584U JP6087584U JPH051884Y2 JP H051884 Y2 JPH051884 Y2 JP H051884Y2 JP 6087584 U JP6087584 U JP 6087584U JP 6087584 U JP6087584 U JP 6087584U JP H051884 Y2 JPH051884 Y2 JP H051884Y2
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- Japan
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- contact
- armature
- yoke body
- drive device
- half iron
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 50
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 24
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 7
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本考案は電磁継電器、さらに詳しくは、コイル
が装着されたヨーク体とヨーク体に移動自在に連
結された接極子とを有し、接極子の移動に伴つて
接点を開閉する電磁継電器の接点駆動装置に関す
るものである。
が装着されたヨーク体とヨーク体に移動自在に連
結された接極子とを有し、接極子の移動に伴つて
接点を開閉する電磁継電器の接点駆動装置に関す
るものである。
[背景技術]
一般にこの種の接点駆動装置においてヨーク体
をプレス加工によつて形成するものがあるが、プ
レス加工では板厚があまり大きくできないもので
あるから、磁気抵抗が大きくなるという問題があ
る。このため、第8図に示すように、厚み方向に
一対の半割鉄片6′,7′を表裏に張り合わせて磁
気抵抗を減少させることが考えられるが、両半割
鉄片6′,7′の厚みを等しくすると、両半割鉄片
6′,7′の厚みが比較的大きくなるものである。
ところで、プレス加工によつて板金を打ち抜く場
合には、板金の厚み方向において工具が先に接触
する面から他面に向かつて圧力がかかるから、板
金において打ち抜かれた部分のエツジは、微視的
に見れば工具が移動する向きに曲がることにな
る。すなわち、板金の厚み方向の一面側のエツジ
は丸みを帯びるのであつて、板金の厚みが大きい
ほど大きな応力が生じるから、丸み部分の半径が
大きくなる。ただし、丸みは板金の厚み方向への
変形であるから、板金の面積には無関係である。
したがつて、両半割鉄片6′,7′の厚みが大きい
ときには、半割鉄片6′,7′の周縁において隣合
う面と面との間に形成される角部が直角になら
ず、丸みを帯びた状態となり、その結果、接極子
4に対向する面の面積が小さくなり、吸引力が小
さくなるという問題がある。
をプレス加工によつて形成するものがあるが、プ
レス加工では板厚があまり大きくできないもので
あるから、磁気抵抗が大きくなるという問題があ
る。このため、第8図に示すように、厚み方向に
一対の半割鉄片6′,7′を表裏に張り合わせて磁
気抵抗を減少させることが考えられるが、両半割
鉄片6′,7′の厚みを等しくすると、両半割鉄片
6′,7′の厚みが比較的大きくなるものである。
ところで、プレス加工によつて板金を打ち抜く場
合には、板金の厚み方向において工具が先に接触
する面から他面に向かつて圧力がかかるから、板
金において打ち抜かれた部分のエツジは、微視的
に見れば工具が移動する向きに曲がることにな
る。すなわち、板金の厚み方向の一面側のエツジ
は丸みを帯びるのであつて、板金の厚みが大きい
ほど大きな応力が生じるから、丸み部分の半径が
大きくなる。ただし、丸みは板金の厚み方向への
変形であるから、板金の面積には無関係である。
したがつて、両半割鉄片6′,7′の厚みが大きい
ときには、半割鉄片6′,7′の周縁において隣合
う面と面との間に形成される角部が直角になら
ず、丸みを帯びた状態となり、その結果、接極子
4に対向する面の面積が小さくなり、吸引力が小
さくなるという問題がある。
[考案の目的]
本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その主な目的とするところは、半割鉄片を表
裏に2枚重合させてヨーク体を構成することによ
りヨーク体の磁気抵抗を小さくすることにあり、
他の目的とするところは、半割鉄片の周縁におい
て角部が略直角に切り出されるようにしてヨーク
体の接極子との対向面の面積を大きくし、十分な
吸引力が得られるようにした電磁継電器の接点駆
動装置を提供することにある。
て、その主な目的とするところは、半割鉄片を表
裏に2枚重合させてヨーク体を構成することによ
りヨーク体の磁気抵抗を小さくすることにあり、
他の目的とするところは、半割鉄片の周縁におい
て角部が略直角に切り出されるようにしてヨーク
体の接極子との対向面の面積を大きくし、十分な
吸引力が得られるようにした電磁継電器の接点駆
動装置を提供することにある。
[考案の開示]
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本考案に係る電磁継電器の接点駆動装置は、
コイル2が装着されたヨーク体3とヨーク体3に
移動自在に連結された接極子4とを有し、接極子
4の移動に伴つて接点を開閉する接点駆動装置で
あつて、上記ヨーク体3は接極子4の移動方向に
おいて一対の半割鉄片6,7を表裏に張り合わせ
た形に形成され、両半割鉄片6,7のうち接極子
4側の半割鉄片7が他方の半割鉄片6よりも厚み
を小さくして成るものである。
る。本考案に係る電磁継電器の接点駆動装置は、
コイル2が装着されたヨーク体3とヨーク体3に
移動自在に連結された接極子4とを有し、接極子
4の移動に伴つて接点を開閉する接点駆動装置で
あつて、上記ヨーク体3は接極子4の移動方向に
おいて一対の半割鉄片6,7を表裏に張り合わせ
た形に形成され、両半割鉄片6,7のうち接極子
4側の半割鉄片7が他方の半割鉄片6よりも厚み
を小さくして成るものである。
第6図に示すように、ハウジング1はボデイ1
0とケース11とにより構成されており、ボデイ
10上の定位置に可動接点部と固定接点部とから
成る接点装置Aと、接点装置Aを駆動する接点駆
動装置Bとが固定される。接点駆動装置Bはコイ
ル2が巻装されたヨーク体3、ヨーク体3に接触
する位置とヨーク体3から離れる位置との間で移
動自在となつた接極子4、接極子4をヨーク体3
に枢着しヨーク体3が非励磁状態であるときに接
極子4をヨーク体3から引き離す向きに付勢する
復帰ばね5などから構成される。ヨーク体3は基
台21の両端部にそれぞれ上方に向かつて突設さ
れた一対の継鉄22、および基台21の中央部に
上方に向かつて鉄芯23が突設された形状に形成
され、鉄芯23にはコイル枠24が挿着される。
ところで、ヨーク体3は接極子4の移動方向にお
いて、第7図に示すように、それぞれプレス加工
された一対の半割鉄片6,7を張り合わせて形成
されており、接極子4側の半割鉄片7は他方の半
割鉄片6よりも厚みが小さくなつている。したが
つて、接極子4側の半割鉄片7は厚みが小さいも
のであるから、プレス加工により形成されてはい
ても接極子4への対向面と周面との間が略直角
(すなわち、丸みの半径が小さくなる)に切り出
されるものである。コイル枠24にはコイル2が
巻装され、コイル2に通電されるとヨーク体3が
励磁される。接極子4に対向する上記半割鉄片7
はその周部においても接極子4との対向面が周面
と略直角をなすように切り出されているものであ
るから、ヨーク体3が励磁された状態において、
ヨーク体3から出る磁束が接極子4との対向面に
略直交する向きに揃えられることになり、接極子
4を強く吸引できるものである。接極子4は第1
図に示すように、復帰ばね5を介してヨーク体3
に連結されているものであつて、復帰ばね5のば
ね力によりコイル2が非励磁状態であるときには
ヨーク体3から離れている。すなわち、復帰ばね
5はその下端部の固定端部がヨーク体3の下端部
に固着され、上端部の自由端部が接極子4に固着
されているものであり、復帰ばね5の自由端部は
ヨーク体3から離れる向きのばね力を有し、ま
た、復帰ばね5の自由端部は接極子4におけるヨ
ーク体3とは反対側の面に沿つている。ヨーク体
3の上部にはカード26が第1図中左右に移動自
在に配設されている。カード26は一端部が接極
子4に当接しており、他端部が接点装置Aに連結
されている。接極子4の中央部には一端部がヨー
ク体3に固着された復帰ばね25が当接し、この
復帰ばね25により接極子4をヨーク体3から引
き離す向きに付勢している。すなわち、接極子4
は接極子4をヨーク体3に連結している復帰ばね
5とカード26を付勢する復帰ばね25との両方
によりヨーク体3から引き離される向きに付勢さ
れているのである。図中15はコイル端子であ
る。
0とケース11とにより構成されており、ボデイ
10上の定位置に可動接点部と固定接点部とから
成る接点装置Aと、接点装置Aを駆動する接点駆
動装置Bとが固定される。接点駆動装置Bはコイ
ル2が巻装されたヨーク体3、ヨーク体3に接触
する位置とヨーク体3から離れる位置との間で移
動自在となつた接極子4、接極子4をヨーク体3
に枢着しヨーク体3が非励磁状態であるときに接
極子4をヨーク体3から引き離す向きに付勢する
復帰ばね5などから構成される。ヨーク体3は基
台21の両端部にそれぞれ上方に向かつて突設さ
れた一対の継鉄22、および基台21の中央部に
上方に向かつて鉄芯23が突設された形状に形成
され、鉄芯23にはコイル枠24が挿着される。
ところで、ヨーク体3は接極子4の移動方向にお
いて、第7図に示すように、それぞれプレス加工
された一対の半割鉄片6,7を張り合わせて形成
されており、接極子4側の半割鉄片7は他方の半
割鉄片6よりも厚みが小さくなつている。したが
つて、接極子4側の半割鉄片7は厚みが小さいも
のであるから、プレス加工により形成されてはい
ても接極子4への対向面と周面との間が略直角
(すなわち、丸みの半径が小さくなる)に切り出
されるものである。コイル枠24にはコイル2が
巻装され、コイル2に通電されるとヨーク体3が
励磁される。接極子4に対向する上記半割鉄片7
はその周部においても接極子4との対向面が周面
と略直角をなすように切り出されているものであ
るから、ヨーク体3が励磁された状態において、
ヨーク体3から出る磁束が接極子4との対向面に
略直交する向きに揃えられることになり、接極子
4を強く吸引できるものである。接極子4は第1
図に示すように、復帰ばね5を介してヨーク体3
に連結されているものであつて、復帰ばね5のば
ね力によりコイル2が非励磁状態であるときには
ヨーク体3から離れている。すなわち、復帰ばね
5はその下端部の固定端部がヨーク体3の下端部
に固着され、上端部の自由端部が接極子4に固着
されているものであり、復帰ばね5の自由端部は
ヨーク体3から離れる向きのばね力を有し、ま
た、復帰ばね5の自由端部は接極子4におけるヨ
ーク体3とは反対側の面に沿つている。ヨーク体
3の上部にはカード26が第1図中左右に移動自
在に配設されている。カード26は一端部が接極
子4に当接しており、他端部が接点装置Aに連結
されている。接極子4の中央部には一端部がヨー
ク体3に固着された復帰ばね25が当接し、この
復帰ばね25により接極子4をヨーク体3から引
き離す向きに付勢している。すなわち、接極子4
は接極子4をヨーク体3に連結している復帰ばね
5とカード26を付勢する復帰ばね25との両方
によりヨーク体3から引き離される向きに付勢さ
れているのである。図中15はコイル端子であ
る。
以上のようにして構成された接点駆動装置Bに
は接点装置Aが連結される。接点装置Aは第1可
動接点部30と第2可動接点部31と固定接点部
40とから構成される。各可動接点部30,31
はそれぞれ4枚ずつの可動接点板32,33を可
動接点支持台34,35により支持して構成さ
れ、固定接点部40は上記各可動接点板32,3
3に対応する位置にそれぞれ固定接点板41を固
定接点支持台42により支持して構成される。固
定接点部40は両可動接点部30,31間で各可
動接点板32,33に固定接点板41を相対向さ
せる形で配設されており、第6図中左方が常閉側
可動接点板32となり、右方が常開側可動接点板
33となつている。各可動接点板32,33は可
動接点支持台34,35の下方に突出する端子板
36,37にそれぞれ電気的に接続されている。
また、固定接点板41は固定接点支持台42の下
面からは対応する各固定接点板41にそれぞれ電
気的に接続された端子板43が突設されている。
各接点支持台34,35,42にはそれぞれ一対
の透孔38が形成されており、接点駆動装置Bの
基台21から突設された一対の連結棒27が透孔
38に挿通されることにより、接点装置Aと接点
駆動装置Bとが位置決めされるようにしている。
このようにして接点装置Aと接点駆動装置Bとが
所定の位置で連結された状態において各接点支持
台34,35,42と接点駆動装置Bの基台21
との周囲に亘つて保持溝51が形成される。この
保持溝51には固定バンド50が挿着される。固
定バンド50は接点駆動装置B側に開放された略
コ字形に弾性を有する部材によつて形成されたも
のであつて、その胴片の両端部は接点駆動装置B
から離れる向きに折曲され、その脚片の先端部に
は胴片に向かう係止爪52が脚片の内側に向かつ
て突設されている。この係止爪52は接点駆動装
置Bの基台21に形成された係合穴53に係合
し、それによつて接点装置Aと接点駆動装置Bと
が固定されるものである。また固定バンド50は
弾性を有しているものであり、上述のように胴片
を折曲していることにより、接点装置Aと接点駆
動装置Bとを結合した状態で接点装置Aと接点駆
動装置Bとを引き付ける向きに弾性力が作用する
から、接点装置Aと接点駆動装置Bとの結合が確
実に行なわれるものである。以上のようにして接
点装置Aと接点駆動装置Bとが結合された状態で
接点駆動装置Bのカード26の一端部は上記常閉
側可動接点板32の上端部に当接し、また、常開
側可動接点板33の上端部はカード26に形成さ
れた一対の角孔28と一対の切欠29に係合す
る。しかるに、カード26がその移動範囲におい
て第1図中右端に位置するときには、常閉側可動
接点板32が固定接点板41に接触するとともに
常開側可動接点板33がカード26に係止されて
固定接点板41から離間するものであり、カード
26がその移動範囲において第1図左端に位置す
るときには、常閉側可動接点板32が押されて固
定接点板41から離間するとともに常開側接点板
33が固定接点板41に当接するものである。し
たがつて、ヨーク体3に巻装されたコイル2が非
励磁状態であるときには接極子4およびカード2
6が復帰ばね5,25のばね力により第1図中右
方に位置しているものであるから、常閉側接点板
32と固定接点板41との間が閉成され、一方、
コイルが励磁状態となつたときには接極子4がヨ
ーク体3に吸引されてカード26が第1図中左方
に位置しているものであるから、常開側接点板3
3と固定接点板41との間が閉成されるものであ
る。
は接点装置Aが連結される。接点装置Aは第1可
動接点部30と第2可動接点部31と固定接点部
40とから構成される。各可動接点部30,31
はそれぞれ4枚ずつの可動接点板32,33を可
動接点支持台34,35により支持して構成さ
れ、固定接点部40は上記各可動接点板32,3
3に対応する位置にそれぞれ固定接点板41を固
定接点支持台42により支持して構成される。固
定接点部40は両可動接点部30,31間で各可
動接点板32,33に固定接点板41を相対向さ
せる形で配設されており、第6図中左方が常閉側
可動接点板32となり、右方が常開側可動接点板
33となつている。各可動接点板32,33は可
動接点支持台34,35の下方に突出する端子板
36,37にそれぞれ電気的に接続されている。
また、固定接点板41は固定接点支持台42の下
面からは対応する各固定接点板41にそれぞれ電
気的に接続された端子板43が突設されている。
各接点支持台34,35,42にはそれぞれ一対
の透孔38が形成されており、接点駆動装置Bの
基台21から突設された一対の連結棒27が透孔
38に挿通されることにより、接点装置Aと接点
駆動装置Bとが位置決めされるようにしている。
このようにして接点装置Aと接点駆動装置Bとが
所定の位置で連結された状態において各接点支持
台34,35,42と接点駆動装置Bの基台21
との周囲に亘つて保持溝51が形成される。この
保持溝51には固定バンド50が挿着される。固
定バンド50は接点駆動装置B側に開放された略
コ字形に弾性を有する部材によつて形成されたも
のであつて、その胴片の両端部は接点駆動装置B
から離れる向きに折曲され、その脚片の先端部に
は胴片に向かう係止爪52が脚片の内側に向かつ
て突設されている。この係止爪52は接点駆動装
置Bの基台21に形成された係合穴53に係合
し、それによつて接点装置Aと接点駆動装置Bと
が固定されるものである。また固定バンド50は
弾性を有しているものであり、上述のように胴片
を折曲していることにより、接点装置Aと接点駆
動装置Bとを結合した状態で接点装置Aと接点駆
動装置Bとを引き付ける向きに弾性力が作用する
から、接点装置Aと接点駆動装置Bとの結合が確
実に行なわれるものである。以上のようにして接
点装置Aと接点駆動装置Bとが結合された状態で
接点駆動装置Bのカード26の一端部は上記常閉
側可動接点板32の上端部に当接し、また、常開
側可動接点板33の上端部はカード26に形成さ
れた一対の角孔28と一対の切欠29に係合す
る。しかるに、カード26がその移動範囲におい
て第1図中右端に位置するときには、常閉側可動
接点板32が固定接点板41に接触するとともに
常開側可動接点板33がカード26に係止されて
固定接点板41から離間するものであり、カード
26がその移動範囲において第1図左端に位置す
るときには、常閉側可動接点板32が押されて固
定接点板41から離間するとともに常開側接点板
33が固定接点板41に当接するものである。し
たがつて、ヨーク体3に巻装されたコイル2が非
励磁状態であるときには接極子4およびカード2
6が復帰ばね5,25のばね力により第1図中右
方に位置しているものであるから、常閉側接点板
32と固定接点板41との間が閉成され、一方、
コイルが励磁状態となつたときには接極子4がヨ
ーク体3に吸引されてカード26が第1図中左方
に位置しているものであるから、常開側接点板3
3と固定接点板41との間が閉成されるものであ
る。
[考案の効果]
本考案は上述のように、ヨーク体が接極子の移
動方向において一対の半割鉄片を表裏に張り合わ
せた形に形成しているので、半割鉄片を表裏に2
枚重合させてヨーク体を構成したことによりヨー
ク体の断面積を大きくして磁気抵抗が小さくでき
るという利点を有する。また、両半割鉄片のうち
接極子側の半割鉄片が他方の半割鉄片よりも厚み
を小さくしているので、接極子に対向する半割鉄
片はその周縁において角部が直角に切り出される
ものであり、ヨーク体における接極子との対向面
の周縁に丸みが形成されず、余分な方向への磁束
の放射がなくなるものであり、その結果、接極子
が十分な吸引力でヨーク体に吸引されるという利
点を有する。
動方向において一対の半割鉄片を表裏に張り合わ
せた形に形成しているので、半割鉄片を表裏に2
枚重合させてヨーク体を構成したことによりヨー
ク体の断面積を大きくして磁気抵抗が小さくでき
るという利点を有する。また、両半割鉄片のうち
接極子側の半割鉄片が他方の半割鉄片よりも厚み
を小さくしているので、接極子に対向する半割鉄
片はその周縁において角部が直角に切り出される
ものであり、ヨーク体における接極子との対向面
の周縁に丸みが形成されず、余分な方向への磁束
の放射がなくなるものであり、その結果、接極子
が十分な吸引力でヨーク体に吸引されるという利
点を有する。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図中X−X線断面図、第3図は第1図
中Y−Y線断面図、第4図は第1図中Z−Z線断
面図、第5図は同上の下面図、第6図は同上の分
解斜視図、第7図は同上の要部拡大図、第8図は
本考案に係る参考図としての電磁継電器の接点駆
動装置を示す要部拡大図である。 2はコイル、3はヨーク体、4は接極子、6,
7は半割鉄片である。
2図は第1図中X−X線断面図、第3図は第1図
中Y−Y線断面図、第4図は第1図中Z−Z線断
面図、第5図は同上の下面図、第6図は同上の分
解斜視図、第7図は同上の要部拡大図、第8図は
本考案に係る参考図としての電磁継電器の接点駆
動装置を示す要部拡大図である。 2はコイル、3はヨーク体、4は接極子、6,
7は半割鉄片である。
Claims (1)
- コイルが装着されたヨーク体とヨーク体に移動
自在に連結された接極子とを有し、接極子の移動
に伴つて接点を開閉する接点駆動装置であつて、
上記ヨーク体は接極子の移動方向において一対の
半割鉄片を表裏に張り合わせた形に形成され、両
半割鉄片のうち接極子側の半割鉄片が他方の半割
鉄片よりも厚みを小さくして成る電磁継電器の接
点駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6087584U JPS60172256U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 電磁継電器の接点駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6087584U JPS60172256U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 電磁継電器の接点駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60172256U JPS60172256U (ja) | 1985-11-14 |
JPH051884Y2 true JPH051884Y2 (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=30588626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6087584U Granted JPS60172256U (ja) | 1984-04-25 | 1984-04-25 | 電磁継電器の接点駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60172256U (ja) |
-
1984
- 1984-04-25 JP JP6087584U patent/JPS60172256U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60172256U (ja) | 1985-11-14 |
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