JPH0810942Y2 - 電磁継電器用有極電磁石の支持構造 - Google Patents
電磁継電器用有極電磁石の支持構造Info
- Publication number
- JPH0810942Y2 JPH0810942Y2 JP3137590U JP3137590U JPH0810942Y2 JP H0810942 Y2 JPH0810942 Y2 JP H0810942Y2 JP 3137590 U JP3137590 U JP 3137590U JP 3137590 U JP3137590 U JP 3137590U JP H0810942 Y2 JPH0810942 Y2 JP H0810942Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- iron core
- electromagnetic relay
- electromagnet
- polarized electromagnet
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- Expired - Lifetime
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、電磁継電器等に用いる有極電磁石の支持構
造に関するものである。
造に関するものである。
［従来の技術］ 第２図は電磁継電器のムービングループ型の有極電磁
石を示しており、この有極電磁石はコイル１が巻回され
て両端が露出した鉄芯２に並行配置したヨーク３の一端
を略Ｌ状に折曲して該折曲片3aに鉄芯２の一端を接続
し、上記鉄芯２の他端の両側面に夫々対向するように上
記ヨーク３の他端の両側縁から側片3bを夫々一体延設
し、永久磁石４を２枚の磁性体５で挟持して形成された
コ状の可動ブロック６の各磁性体５を上記鉄芯２の他端
の両側面と上記ヨーク３の各側片3bとの間に形成される
空間に夫々挿入して４つの磁気ギャップを形成し、上記
可動ブロック６を矢印で示す両側方に移動自在に配置し
たものである。
石を示しており、この有極電磁石はコイル１が巻回され
て両端が露出した鉄芯２に並行配置したヨーク３の一端
を略Ｌ状に折曲して該折曲片3aに鉄芯２の一端を接続
し、上記鉄芯２の他端の両側面に夫々対向するように上
記ヨーク３の他端の両側縁から側片3bを夫々一体延設
し、永久磁石４を２枚の磁性体５で挟持して形成された
コ状の可動ブロック６の各磁性体５を上記鉄芯２の他端
の両側面と上記ヨーク３の各側片3bとの間に形成される
空間に夫々挿入して４つの磁気ギャップを形成し、上記
可動ブロック６を矢印で示す両側方に移動自在に配置し
たものである。
［考案が解決しようとする課題］ このように構成された有極電磁石を箱状のベース７内
に収納支持する場合、従来ではそのままベース７内に入
れていたが、有極電磁石の位置が正確に決めにくいため
ヨーク３の両側側片3bをベース７の周壁で押えて固定支
持していた。そのためヨーク３の脆弱な部位である側片
3bに変形が起きるという問題があった。
に収納支持する場合、従来ではそのままベース７内に入
れていたが、有極電磁石の位置が正確に決めにくいため
ヨーク３の両側側片3bをベース７の周壁で押えて固定支
持していた。そのためヨーク３の脆弱な部位である側片
3bに変形が起きるという問題があった。
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは有極電磁石を正確な位置でベース内
に収納支持することができる電磁継電器用有極電磁石の
支持構造を提供するにある。
目的とするところは有極電磁石を正確な位置でベース内
に収納支持することができる電磁継電器用有極電磁石の
支持構造を提供するにある。
［考案が解決しようとする課題］ 本考案は上記目的を達成するために、コイルが巻回さ
れて両端が露出した鉄芯に並行配置せるヨークの一端を
略Ｌ状に折曲して該折曲片に鉄芯の一端を接続するとと
もに、上記鉄芯の他端の両側面に夫々対向するように上
記ヨークの他端の両側縁から側片を夫々一体延設し、永
久磁石を２枚の磁性体で挟持して形成されたコ状の可動
ブロックの各磁性体を上記鉄芯の他端の両側面と上記ヨ
ークの各側片との間に形成される空間に夫々挿入して上
記可動ブロックを両側方に移動自在に配置して構成され
た有極電磁石を略箱状のベース内に収納支持する電磁継
電器用有極電磁石の支持構造において、上記両側の側片
間に位置する上記ヨークの中央に切り込みを設けるとと
もに、該切り込みに嵌合する位置決め突起を上記ベース
の内底面に設けたものである。
れて両端が露出した鉄芯に並行配置せるヨークの一端を
略Ｌ状に折曲して該折曲片に鉄芯の一端を接続するとと
もに、上記鉄芯の他端の両側面に夫々対向するように上
記ヨークの他端の両側縁から側片を夫々一体延設し、永
久磁石を２枚の磁性体で挟持して形成されたコ状の可動
ブロックの各磁性体を上記鉄芯の他端の両側面と上記ヨ
ークの各側片との間に形成される空間に夫々挿入して上
記可動ブロックを両側方に移動自在に配置して構成され
た有極電磁石を略箱状のベース内に収納支持する電磁継
電器用有極電磁石の支持構造において、上記両側の側片
間に位置する上記ヨークの中央に切り込みを設けるとと
もに、該切り込みに嵌合する位置決め突起を上記ベース
の内底面に設けたものである。
［作用］ 而して本考案によれば有極電磁石をベース内に収納す
る場合にヨークの切り込みにベースの位置決め突起を嵌
合させるだけで、ベースに対する有極電磁石の位置決め
ができ、ベースの周壁でヨークの側片が無理に押して固
定する必要がなくなるのである。
る場合にヨークの切り込みにベースの位置決め突起を嵌
合させるだけで、ベースに対する有極電磁石の位置決め
ができ、ベースの周壁でヨークの側片が無理に押して固
定する必要がなくなるのである。
［実施例］ 以下本考案を実施例により説明する。
第１図は実施例の構成を示しており、基本的には第２
図従来例と同じ構成であるが、両側側片3b,3b間のヨー
ク３の中央には外端から中央に掛けて切り込み８を設
け、ベース７側には切り込み８に嵌合する位置決め突起
９を一体突設しており、ベース７内に有極電磁石を収納
した際に、ベース７の位置決め突起９が切り込み８に嵌
合して有極電磁石の位置決めを行うのである。
図従来例と同じ構成であるが、両側側片3b,3b間のヨー
ク３の中央には外端から中央に掛けて切り込み８を設
け、ベース７側には切り込み８に嵌合する位置決め突起
９を一体突設しており、ベース７内に有極電磁石を収納
した際に、ベース７の位置決め突起９が切り込み８に嵌
合して有極電磁石の位置決めを行うのである。
［考案の効果］ 本考案はコイルが巻回され、両端が露出した鉄芯に並
行配置せるヨークの一端を略Ｌ状に折曲して該折曲片に
鉄芯の一端を接続するとともに上記鉄芯の他端の両側面
に夫々対向するように上記ヨークの他端の両側縁から側
片を夫々一体延設し、永久磁石を２枚の磁性体で挟持し
て形成されたコ状の可動ブロックの各磁性体を上記鉄芯
の他端の両側面と上記ヨークの各側片との間に形成され
る空間に夫々挿入して上記可動ブロックを両側方に移動
自在に配置して構成された有極電磁石を略箱状のベース
内に収納支持する電磁継電器用有極電磁石の支持構造に
おいて、上記両側の側片間に位置する上記ヨークの中央
に切り込みを設けるとともに、該切り込みに嵌合する位
置決め突起を上記ベースの内底面に設けてあるので、有
極電磁石をベース内に収納する場合にヨークの切り込み
にベースの位置決め突起を嵌合させるだけで、有極電磁
石の位置決めが容易に行え、ベースの周壁でヨークの側
片が無理に押して固定する必要がなくなり、そのためヨ
ークの脆弱な部分である側片に力が加わって変形するこ
とがなくなり、有極電磁石の性能に影響を与えることが
ないという効果がある。
行配置せるヨークの一端を略Ｌ状に折曲して該折曲片に
鉄芯の一端を接続するとともに上記鉄芯の他端の両側面
に夫々対向するように上記ヨークの他端の両側縁から側
片を夫々一体延設し、永久磁石を２枚の磁性体で挟持し
て形成されたコ状の可動ブロックの各磁性体を上記鉄芯
の他端の両側面と上記ヨークの各側片との間に形成され
る空間に夫々挿入して上記可動ブロックを両側方に移動
自在に配置して構成された有極電磁石を略箱状のベース
内に収納支持する電磁継電器用有極電磁石の支持構造に
おいて、上記両側の側片間に位置する上記ヨークの中央
に切り込みを設けるとともに、該切り込みに嵌合する位
置決め突起を上記ベースの内底面に設けてあるので、有
極電磁石をベース内に収納する場合にヨークの切り込み
にベースの位置決め突起を嵌合させるだけで、有極電磁
石の位置決めが容易に行え、ベースの周壁でヨークの側
片が無理に押して固定する必要がなくなり、そのためヨ
ークの脆弱な部分である側片に力が加わって変形するこ
とがなくなり、有極電磁石の性能に影響を与えることが
ないという効果がある。
第１図は本考案の一実施例の概略構成を示す一部破断せ
る分解斜視図、第２図は従来例の有極電磁石の概略構成
図、第３図は同上のヨーク部分とベースとの一部破断せ
る分解斜視図である。 １はコイル、２は鉄芯、３はヨーク、3aは折曲片、3bは
側片、４は永久磁石、５は磁性体、６は可動ブロック、
７はベース、８は切り込み、９は位置決め突起である。
る分解斜視図、第２図は従来例の有極電磁石の概略構成
図、第３図は同上のヨーク部分とベースとの一部破断せ
る分解斜視図である。 １はコイル、２は鉄芯、３はヨーク、3aは折曲片、3bは
側片、４は永久磁石、５は磁性体、６は可動ブロック、
７はベース、８は切り込み、９は位置決め突起である。
Claims (1)
- 【請求項１】コイルが巻回され、両端が露出した鉄芯に
並行配置せるヨークの一端を略Ｌ状に折曲して該折曲片
に鉄芯の一端を接続するとともに上記鉄芯の他端の両側
面に夫々対向するように上記ヨークの他端の両側縁から
側片を夫々一体延設し、永久磁石を２枚の磁性体で挟持
して形成されたコ状の可動ブロックの各磁性体を上記鉄
芯の他端の両側面と上記ヨークの各側片との間に形成さ
れる空間に夫々挿入して上記可動ブロックを両側方に移
動自在に配置して構成された有極電磁石を略箱状のベー
ス内に収納支持する電磁継電器用有極電磁石の支持構造
において、上記両側の側片間に位置する上記ヨークの中
央に切り込みを設けるとともに、該切り込みに嵌合する
位置決め突起を上記ベースの内底面に設けて成る電磁継
電器用有極電磁石の支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3137590U JPH0810942Y2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 電磁継電器用有極電磁石の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3137590U JPH0810942Y2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 電磁継電器用有極電磁石の支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03122512U JPH03122512U (ja) | 1991-12-13 |
| JPH0810942Y2 true JPH0810942Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31534123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3137590U Expired - Lifetime JPH0810942Y2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | 電磁継電器用有極電磁石の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810942Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014089817A1 (zh) * | 2012-12-14 | 2014-06-19 | 武汉领普科技有限公司 | 永磁发电装置 |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP3137590U patent/JPH0810942Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03122512U (ja) | 1991-12-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |