JPH0540916U - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH0540916U
JPH0540916U JP9018591U JP9018591U JPH0540916U JP H0540916 U JPH0540916 U JP H0540916U JP 9018591 U JP9018591 U JP 9018591U JP 9018591 U JP9018591 U JP 9018591U JP H0540916 U JPH0540916 U JP H0540916U
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JP
Japan
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phase
output
outputs
processors
processor
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JP9018591U
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浩義 小宮
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、一対のプロセッサの出力を
比較し、出力結果が、一致したときのみ他の装置へ出力
するような処理装置において、一対のプロセッサの出力
を同期するために、位相測定回路と位相制御回路とを取
り付けることにより、動作が安定で、信頼性の高い処理
装置を実現することを目的にする。 【構成】 本考案は、一対のプロセッサの出力をそれぞ
れ比較し、比較結果が一致したとき、その出力を送出し
たようにした処理装置に改良を加えたものである。本装
置は、それぞれのプロセッサから出力される同期化のた
めのシステム・クロック信号出力の位相差を検出する位
相測定回路と、この位相測定回路からの検出信号を受け
て、少なくとも一方のプロセッサに入力されるクロック
信号の位相を制御する位相制御回路とを設け、2つのプ
ロセッサから出力されるシステム・クロックを同期化を
させるようにしたことを特徴とする処理装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一対のプロセッサの出力を比較し、比較結果が、一致したときのみ 他の装置へ出力を与える処理装置において、一対のプロセッサを同期化するため の処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例を以下に示す。 図4は処理装置の従来例を示した構成図である。 図において、1は発振器(OSC)、2は、一対のプロセッサのうちの一つで あるMASTERプロセッサ、3は、一対のプロセッサのもう片方であるSLA VEプロセッサである。MASTERプロセッサ2とSLAVEプロセッサ3に は、OSC1からの同一のクロック信号CLIが入力されている。また、システ ムバス4からデータDIが入力されている。そして、MASTERプロセッサ2 とSLAVEプロセッサ3からは、データDIの処理結果データDO−MとDO −Sが比較回路5に出力され、MASTERプロセッサ2からのシステム・クロ ックCLO−Mが比較回路5に入力されている。ここで、システム・クロックと して、MASTERプロセッサからのクロックを使用しているが、SLAVEプ ロセッサからのシステム・クロックCLO−Sでもよい。比較回路5において、 データDO−MとDO−Sとが、比較されて、データ間の相違を検出する。6は ゲート回路で、比較回路5からデータが同一の時、出力される信号を受けて、シ ステムバス4にデータDOを出力する。
【0003】 このような装置においては、システム・クロックCLO−M、CLO−Sのど ちらか一方を、或いは両方をシステム・クロックとして使用している。しかし、 クロックCLIの高速化に伴い、プロセッサの伝播遅延時間の個体差によるシス テム・クロックCLO−MとCLO−Sとの位相差が、比較回路とその周辺回路 へのデータのラッチ・タイミングに対し、セットアップ・タイム、ホールド・タ イムのマージンを減少させるため誤動作を起こすという問題点があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、一対のプロセッサの出力を比較し、出力結果が、一致したと きのみ他の装置へ出力するような処理装置において、一対のプロセッサの出力を 同期するために、位相測定回路と位相制御回路とを取り付けることにより、動作 が安定で、信頼性の高い処理装置を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、一対のプロセッサの出力をそれぞれ比較し、比較結果が一致したと き、その出力を送出するようにした処理装置において、 それぞれのプロセッサから出力される同期化のためのシステム・クロック信号 出力の位相差を検出する位相測定回路と、 この位相測定回路からの検出信号を受けて、少なくとも一方のプロセッサに入 力されるクロック信号の位相を制御する位相制御回路とを設け、 2つのプロセッサから出力されるシステム・クロックを同期化をさせるようにし たことを特徴とする処理装置である。
【0006】
【作用】
このような本考案では、位相測定回路と位相制御回路とを処理装置に設けたこ とにより、システム・クロックの同期化が図れ、動作が安定で、信頼性の高い処 理装置が実現できる。
【0007】
【実施例】
以下図面を用いて本考案を説明する。 図1は本考案の一実施例を示した構成図である。但し、図4の各部分と同一の ものは同一の番号を付ける。 図において、7は位相測定回路、8は位相制御回路である。 位相測定回路7は、MASTERプロセッサ2とSLAVEプロセッサ3から のシステム・クロックCLO−MとCLO−Sの位相差を比較している。位相測 定回路7は比較結果Vcを位相制御回路8に入力している。位相制御回路8は、 クロックCLIを入力し、比較結果Vcにより、CLIの位相差を変えて、CL I−Sとして、SLAVEプロセッサ3のクロックとしている。
【0008】 次に、位相測定回路7と位相制御回路8の具体的な構成を以下に示す。 図2は図1の処理装置の要部構成図である。 図において、71はシステム・クロックCLO−MとCLO−Sとを入力する エクスクルーシブ・オア(EX−OR)、72はEX−OR71に接続されてい るローパスフィルタ(LPF)、73は、LPF72に接続されたアンプ、74 は、許容範囲の電圧を発生させる基準電圧、75は、基準電圧74とアンプ73 とに接続されている比較器である。 そして、81は、比較器75に接続されているセレクター制御ロジック、82 は、クロックCLIを入力するディレーライン、83は、セレクター制御ロジッ ク81とディレーライン82とに接続されているセレクターである。
【0009】 このような装置の動作を以下で説明する。 図3は図2の各信号のタイムチャートである。但し、斜線領域は信号が定まっ ていない不定領域である。 この処理装置では、クロックをセレクターで切り換えるので、切り換え時にク ロックが不定となる。したがって、この処理装置ではRESET時のウォームア ップ中にシステム・クロックの同期化を行う。 図において、(a)は、MASTERプロセッサ2からのシステム・クロック CLO−Mのタイムチャート、(b)は、SLAVEプロセッサ3からのシステ ム・クロックCLO−Sのタイムチャート、(c)は、EX−OR71のパルス 幅信号出力のタイムチャート、(d)は、アンプ73から出力される電圧Vpの タイムチャートである。そして、(e)は、比較器75の比較結果Vcのタイム チャート、(f)は、セレクター制御ロジック81が出力するSELECT信号 のタイムチャート、(g)は、セレクター83で選択したクロックCLI−Sの タイムチャートである。 以下で、信号の説明をする。 EX−OR71の出力は、システム・クロックCLO−MとCLO−Sとの位 相差に応じたパルス幅信号、アンプ73の出力Vpは、EX−OR71のパルス 幅信号をLPF72を通して高調波をカットし、周波数/電圧変換を行った電圧 である。そして、比較結果Vcは、位相差の許容範囲を示す基準電圧74からの 電圧Vsと、Vpとの比較結果で、VpがVsより大きいときは、Hight、 それ以外は、Lowである。セレクター制御ロジック81が出力するSELEC T信号は、セレクター83を制御するための信号である。このSELECT信号 を受けてセレクター83は、ディレーライン82によりCLIをあるディレー間 隔で遅延したクロック群より、クロックを選択し、SLAVEプロセッサ3へ入 力するクロックCLI−Sになる。 (A),(B),(C)は、セレクター制御ロジック81がVcをサンプルし て、SELECT信号を出力するタイミングであり、(A)−(B),(B)− (C)間は、SELECT信号を変化させてから、CLI−SとCLO−Sとが 安定するまでの時間に対して、十分長い周期で、Vcのサンプルが行われる。 (A)において、CLO−MとCLO−Sとには位相差があり、(d)のVp はVsより電圧値が高いので、VcはHightになる。したがって、セレクタ ー制御ロジック81はSELECT信号を操作して、セレクター83の出力CL I−Sをディレーライン82の1タップ分ずれた位相の出力に切り換える。CL O−Sが安定するまでの時間経過した状態(B)において、セレクター制御ロジ ック81は再びVcをサンプリングする。しかし、Vcは、依然Hightであ るので、SELECT信号を操作して、セレクター83の出力CLI−Sを更に 1タップ分ずれた位相の出力に切り換える。これを繰り返して、(C)の状態、 CLO−MとCLO−Sとの位相差が、許容範囲に入り、VcがLowになった 状態になれば、セレクターの制御を終了する。 尚、上記の実施例において1つのSLAVEプロセッサの場合を示したが、本 考案はこれに限定されるものではない。2つ以上のSLAVEプロセッサの場合 、MASTERプロセッサのシステム・クロックを基準クロックとする。そして 、1つのSLAVEプロセッサに対して、位相測定回路と位相制御回路とを取り 付けていけば、SLAVEプロセッサが幾つの場合でも、同期化を図ることがで きる。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、一対のプロセッサの同期化を行うための位相測定回路と位相 制御回路とを取り付けることにより、動作が安定で、信頼性の高い処理装置を実 現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示した構成図である。
【図2】 図1の処理装置の要部構成図である。
【図3】 図2の各信号のタイムチャートである。
【図4】 処理装置の従来例を示した構成図である。
【符号の説明】
2 MASTERプロセッサ 3 SLAVEプロセッサ 7 位相測定回路 8 位相制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のプロセッサの出力をそれぞれ比較
    し、比較結果が一致したとき、その出力を送出するよう
    にした処理装置において、 それぞれのプロセッサから出力される同期化のためのシ
    ステム・クロック信号出力の位相差を検出する位相測定
    回路と、 この位相測定回路からの検出信号を受けて、少なくとも
    一方のプロセッサに入力されるクロック信号の位相を制
    御する位相制御回路とを設け、 2つのプロセッサから出力されるシステム・クロックを
    同期化をさせるようにしたことを特徴とする処理装置。
JP9018591U 1991-11-01 1991-11-01 処理装置 Withdrawn JPH0540916U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9018591U JPH0540916U (ja) 1991-11-01 1991-11-01 処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9018591U JPH0540916U (ja) 1991-11-01 1991-11-01 処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0540916U true JPH0540916U (ja) 1993-06-01

Family

ID=13991429

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JP9018591U Withdrawn JPH0540916U (ja) 1991-11-01 1991-11-01 処理装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208