JPH09238129A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JPH09238129A
JPH09238129A JP8238037A JP23803796A JPH09238129A JP H09238129 A JPH09238129 A JP H09238129A JP 8238037 A JP8238037 A JP 8238037A JP 23803796 A JP23803796 A JP 23803796A JP H09238129 A JPH09238129 A JP H09238129A
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JP
Japan
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data
clock
phase
processing system
data processing
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JP8238037A
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Yasushi Mori
靖 森
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Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データとクロックの位相関係の整合が自動的
に得られるようにしたデータ処理システムを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 クロックによるラッチ処理により順次デ
ータ処理を進めて行くデータ処理システムにおいて、同
一周期で位相が異なる少なくとも2種のクロックを発生
するクロック発生手段と、当該データの位相を判定する
位相判定手段と該位相判定手段の判定結果に応じて上記
各クロックの内から対応するクロックを選択する選択手
段、または当該データから所定のコードを検出するコー
ド検出手段と該コード検出手段の検出結果に応じて上記
各クロックの内から対応するクロックを選択する選択手
段を設け、処理すべきデータの位相に応じて自動的にク
ロックの位相が調整されるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データとクロック
の位相を比較して、相性が良いクロックまたはデータを
切り替えるクロック選択方式に関係するものである。
【0002】
【従来の技術】クロックによる逐次処理を前提とするデ
ィジタル回路では、データとクロックの関係が重要な要
素となる。つまり、データの位相とクロックの位相が、
所定の関係になっていなければ、データをクロックでラ
ッチしたときに誤動作を生じるからである。そこで、従
来は、データの位相とクロックの位相をモニタして、マ
ニュアルで合わせるのが一般的であり、以下、このよう
な従来技術の一例を、各種信号処理用のLSI間の伝送
を一例にして、図2と図3により説明する。まず、図2
におけるデータ1とクロック24のタイミングが図3に
示すようになっていたとし、LSI28の内部に組み込
まれているラッチ回路4にデータ1を入力してクロック
24でラッチすると、LSIが持つ温度等の特性変化に
よる遅延(ディレイ)又はラッチによる遅延をもってデー
タ5が出力される。
【0003】ところで、データの伝送には、ゲートや伝
送ラインなどによる遅延が不可避である。 そこで、こ
の遅延を6として表わすと、ラッチ回路4の出力データ
5が次のラッチ回路8に入力されるときのデータ7は、
この遅延6を伴ってしまうことになり、この結果、クロ
ック24との位相関係は、図3に示すデータ7とクロッ
ク24の位相関係になることがある。しかして、このよ
うな位相関係にあるデータ7とクロック24を、次のL
SI29内部のラッチ回路8に入力したとすると、セッ
トアップ時間が短くなっているため、誤動作を生じてし
まう。そこで、この図2の従来技術では、このような場
合を想定して、クロック24の位相を偏位させるための
位相操作器25を設け、LSI29内部のラッチ回路8
に入力される直前のデータ7とクロック24の位相をモ
ニタで比較しながら、位相操作器25によりマニュアル
的にクロック位相を変え、データ7のラッチに最適と考
えられる位相のクロック26を得、LSI29内部のラ
ッチ回路8では、この位相が変えられたクロック26に
よりデータ7をラッチし、データ27が出力されるよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、自動
化についての配慮がされておらず、データとクロックの
位相関係整合にマニュアル作業が必要で、多大の時間と
技能を要するという問題があった。本発明の目的は、デ
ータとクロックの位相関係の整合が自動的に得られるよ
うにしたデータ処理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、クロックによるラッチ処理により順次データ
処理を進めて行くデータ処理システムにおいて、同一周
期で位相が異なる少なくとも2種のクロックを発生する
クロック発生手段と、データの位相を判定する位相判定
手段と、この位相判定手段の判定結果に応じて上記各ク
ロックの内から対応するクロックを選択する選択手段を
設け、処理すべきデータの位相に応じて自動的にクロッ
クの位相が調整されるようにしたものである。また、ク
ロックによるラッチ処理により順次データ処理を進めて
行くデータ処理システムにおいて、同一周期で位相が異
なる少なくとも2種のクロックを発生するクロック発生
手段と、上記各クロックの内から所定のクロックでデー
タをラッチする手段と、データから所定のコードを検出
するコード検出手段と、このコード検出手段の検出結果
に応じて上記各クロックの内から対応するクロックを選
択する選択手段を設け、処理すべきデータの位相に応じ
て自動的にクロックの位相が調整されるようにしたもの
である。
【0006】また、クロックによるラッチ処理により順
次データ処理を進めて行くデータ処理システムにおい
て、同一内容で位相が1クロック周期以内で異なる少な
くとも2つのデータを発生するデータ発生手段と、所定
のクロックで上記各データの内から所定のデータをラッ
チする手段と、上記各データから所定のコードを検出す
るコード検出手段と、このコード検出手段の検出結果に
応じて上記各データの内から対応するデータを選択する
選択手段を設け、上記クロックの位相に応じて自動的に
処理すべきデータの位相が調整されるようにしたもので
ある。
【0007】この結果、伝送系での遅延によりデータの
位相に変化が現われても、それに対してクロックの位相
またはデータの位相が自動的に調整されて行くため、マ
ニュアル作業を不要にすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるデータ処理シ
ステムについて、図示の実施例により詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施例で、上記した従来技術と
同じく、ラッチ回路4を含むLSI28と、ラッチ回路
8を含むLSI29を用い、遅延6を有する伝送系のも
とでデータ1を処理し、データ23を出力するようにし
たデータ処理システムに本発明を適用したものである。
そして、この図1のシステムでは、データ1として、図
4に示すように、ハイレベルとローレベルが交互に現わ
れるタイミング用の信号が、周期的に、一定期間、付加
されているデータを対象とし、このデータ1に同期した
2種の位相を異にするクロック2,3を用い、これら2
種のクロックの内で、上記データと位相関係が最適なク
ロックを選択するようにし、さらに、これら2種のクロ
ック2,3は、図4から明らかなように、正負が反転し
た信号、すなわち、位相が180度異なったクロックと
なっているものである。
【0009】図1において、9-1,9-2は何れも位相比
較回路で、それぞれクロック2とクロック3を入力し、
データ7の位相と比較して、所定の比較出力10-1,1
-2を発生する働きをする。16-1,16-2は何れも最
適クロック判定回路で、それぞれ比較出力10-1,10
-2を入力し、判定信号17-1,17-2を出力する働きを
する。18は選択信号発生回路で、イネーブル信号19
が入力されているときだけ動作して判定信号17-1,1
-2を検出し、2種のクロック2,3のうちの何れを選
択するかを決めるための選択信号20を出力する働きを
する。 ここで、イネーブル信号19は、データ1が上
記した周期内にハイレベルとローレベルの連続信号にな
っている期間中だけ発生され、この選択信号発生回路1
8に入力されるようになっている。21はクロック選択
回路で、選択信号発生回路18から出力される選択信号
20により動作し、選択信号20に応じて、2種のクロ
ック2,3のうちの何れか一方を出力してLSI29内
部のラッチ回路8に供給する働きをする。
【0010】次に、この実施例の全体としての動作につ
いて、図4により説明する。まず、図4に示すように、
データ1がタイミング信号付加期間にあるとき、そのタ
イミング信号は、クロック2,3の1周期間隔で立上り
か、立下りのエッジを持つ波形となる。まず、LSI2
8内部のラッチ回路4に入力されたデータ1は、クロッ
ク2によってラッチされ、データ5としてラッチ回路4
から出力され、次のLSI29の内部に含まれるラッチ
回路8に入力され、ここでラッチされてデータ23とし
て出力される。しかしながら、上記したように、このデ
ータ5は、次のLSI29内部のラッチ回路8に入力さ
れるまでにゲート部や伝送ラインで遅延6が与えられて
しまうので、ラッチ回路8にはデータ7として入力され
てしまう。そこで、次のラッチ回路8では、このデータ
7をラッチするのに、クロック2とクロック3のうち
で、データ7と位相関係が良い方を選択するようになっ
ており、このため、まずデータ7とクロック2,3をそ
れぞれの位相比較回路9-1,9-2に入力する。そして、
位相比較回路9-1ではデータ7の立上りエッジとクロッ
ク2の立上りエッジの位相を比較し、位相比較回路9-2
ではデータ7の立上りエッジとクロック3の立上りエッ
ジの位相を比較する。
【0011】図5は位相比較回路9-1での信号波形を示
し、図6は位相比較回路9-2での信号波形を示したもの
で、図示のように、位相比較回路9-1,9-2の出力波形
は、データ7の立上りエッジで波形が立下り、次に来る
クロック2,3の立上りエッジで波形が立上るように構
成されている。これら図5、図6で、エッジ検出出力波
形に重ねて示した破線の直線は、出力波形をローパスフ
ィルタで平均化した検出波形の直流分を表わしており、
これが位相比較回路9-1,9-2の出力10-1,10-2
なっている。これらの位相比較出力10-1,10-2は、
ハイレベルの電圧を5V、ローレベルの電圧を0Vとし
たとき、各位相比較回路9-1,9-2の出力波形がハイレ
ベル一定、すなわちローレベルのデューティ幅が0%の
波形になったときには、図7(a)に示すように直流電圧
5Vの出力となり、ローレベルのデューティ幅が50%
になったときは、図7(c)に示すように、電圧2.5V
となり、これらの間のデューティ幅では、図7(b)に示
すように、エッジ検出波形のローレベルのデューティ幅
Xに反比例して、直流電圧2.5Vから直流電圧5Vの
範囲で変化するように構成されている。
【0012】図8は、データのラッチに適応した、デー
タの位相とクロックの位相のずれの範囲の一例を示した
もので、1データの幅を100%としたとき、データ7
のエッジ前後15%で、合計して30%をクロック位相
不適範囲とすると、それ以外の70%がクロック位相適
範囲となる。 例えば、クロック12,13についてみ
ると、クロック12はクロック位相適範囲であり、他
方、クロック13はクロック位相不適範囲である。従っ
て、このクロック位相適範囲の中にクロックの立上りエ
ッジが収まっている方のクロックを選択してやれば良
い。一方、位相比較回路9-1,9-2の出力は、データの
位相とクロックの位相のずれに応じて直流電圧値が変化
するから、この出力の電圧値により上記したクロック位
相適範囲に当てはまる範囲を決めることができることに
なる。そこで、いま、例えばクロック位相適範囲に対応
する位相比較回路9-1,9-2の出力電圧を、3Vから
4.5Vの間の電圧であるとすると、最適クロック判定
回路16-1,16-2では、各位相比較回路9-1,9-2
出力10-1,10-2が、3Vから4.5Vの間にあるか
否かを調べ、クロック位相が適か否かの判定信号1
-1,17-2を出力する。
【0013】図4の場合、クロック2とクロック3で
は、クロック2の方は、クロック位相不適範囲にあるの
で、図5に示すように、位相比較回路9-1の出力は、直
流電圧4.75Vとなって、この結果、最適クロック判
定回路16-1からは不適の判定信号17-1が出力され、
クロック3の方は、クロック位相最適範囲になっている
ので、図6に示すように、位相比較回路9-2の出力は直
流電圧3.5Vとなり、こちらの最適クロック判定回路
16-2からは最適の判定信号17-2が出力されることに
なる。これらの判定信号17-1,17-2は、選択信号発
生回路18に入力されるが、上記したように、この選択
信号発生回路18は、イネーブル信号19によりデータ
1のタイミング信号付加期間中だけ動作し、この期間中
に入力された判定信号17-1,17-2に応じて選択信号
20を出力し、イネーブル信号19が入力されていない
ときは、直前でイネーブル信号19が入力されたときに
出力した選択信号20をそのまま保持して出力するよう
に構成されている。従って、このときは、クロック3を
選択する選択信号20が出力されることになる。 そし
て、この選択信号20は、クロック選択回路21に入力
される。
【0014】クロック選択回路21では、予め用意され
ているクロック2,3の一方を選択信号20に応じて選
択し、選択した方のクロックをクロック22として出力
するように構成されている。従って、このときには、ク
ロック3が選択され、クロック22として出力されるこ
とになる。そこで、このクロック22がLSI29内部
に含まれるラッチ回路8に入力され、データ7がラッチ
されることにより、図4に示したデータ23が出力され
ることになる。従って、この実施例によれば、データが
処理中に遅延を受けたとしても、その遅延量に応じて、
予め用意してある2種の位相の異なるクロック2,3の
内、この遅延を受けたデータの位相に応じて、最適な位
相を有する方のクロックが自動的に選択されるので、マ
ニュアル操作を要することなく、常に確実にデータ処理
を進めることができる。なお、上記実施例では、位相の
異なる2種のクロックを選択する方式になっているが、
クロックの種類を多くしてやれば、さらに細かな位相合
わせが可能になることはいうまでもない。また、本発明
は、移相回路により、1種のクロックから複数の位相の
異なるクロックを作りだすようにしても良い。
【0015】次に、本発明の第2の実施例の構成、動作
について、詳細に説明する。図9は、本発明の第2の実
施例で、前述のような伝送系において、データ28だけ
送られてきた時に、後述のクロックリカバリ回路29に
よって、データ28からクロック30を抽出し、後述の
位相変換回路31で抽出されたクロック30から位相の
異なる2種のクロックを発生し、後述のコード検出回路
38及び最適クロック判定回路40による判定結果に応
じ、データ28の位相と最適な位置にあるクロックを選
択してデータ28を処理し、データ37を出力するよう
にしたデータ処理システムである。ここで、図9のシス
テムでは、上記第1の実施例のように、周期的に一定期
間付加されているハイレベルとローレベルが交互に表れ
るタイミング用信号を検出するためのイネーブル信号1
9を必要とせず、図10に示すような、データとしては
禁止されている特殊なコード(以下、単に、コードとい
う)を、データ28に周期的に付加しておく。 例え
ば、ここでは映像信号を例として用いているが、同期コ
ードのような、ハイレベルを10クロック分連続した後
に、ローレベルを20クロック分連続させるコードのこ
とである。
【0016】クロックリカバリ回路29は、データ28
から図11に記載されているデータ28に同期したクロ
ック30を抽出し、出力する。位相変換回路31は、ク
ロック30と同じ周期のクロックを位相を変え、2種類
のクロック32,33として出力する。 ここでは、図
11に記載されているように、正負が反転した信号、す
なわち、位相が180度異なったクロックとなってい
る。クロック切替回路34は、初期状態では後述の判定
信号41が決まっていないため、クロック32,33の
どちらかをクロック35として出力する。ここでは、初
期状態では、クロック32をクロック35として出力す
るものとする。
【0017】ラッチ回路36は、クロック35でデータ
28をラッチしてデータ37を出力するが、クロック3
5の位相がクロック33のようにデータ28の位相に最
適であれば、図12のように、データ28を正確に再現
してデータ37-2として出力するが、クロック35の位
相がクロック32のようにデータ28の位相に最適でな
ければ、図12のように、データ28と異なったデータ
37-1を出力し、データ37はエラーとなる。 このエ
ラーを検出するためにデータ37をコード検出回路38
に入力させる。コード検出回路38は、データ28に付
加されている前述のコードを検出し、更にそのコードが
周期的に来ているかを検出する。 ここで、このコード
が周期的に来ていることが検出されたときは、コード有
り信号として、コード検出信号39が出力され、コード
が検出されなかったり、コードは検出されたが周期的に
来ないときは、コード無し信号として、コード検出信号
39が出力される。
【0018】ここで、コード検出の方法を図13を用い
て詳しく説明する。まず、コードが付加される周期を1
H(水平走査期間)とする。 コード検出結果42のよう
に、コードが始めに検出されてから1H毎にコードを検
出し、コードの誤検出を防ぐために、3回連続してこの
コードを検出したらコード有り信号としてコード検出信
号39を出力する。 ここで、コード検出結果43のよ
うに、1H間隔以外でコードが検出されたときは、1H
間隔でコードが来たときから、1H毎にコードを検出
し、3回連続してこのコードを検出したらコード有り信
号としてコード検出信号39を出力する。 また、コー
ド検出結果44のように、始めのコード検出から6Hた
っても上記条件を満たすコードが検出されないか、10
H期間コードが検出されなければ、コード無し信号とし
て、コード検出信号39を出力する。しかし、コード検
出結果45のように、コード有り信号としてコード検出
信号39を出力してから3回連続してコードが検出でき
なかったか、コード検出結果46のように、3Hに5回
以上コードを検出したとき、または、コード検出結果4
7のように、コード無し信号としてコード検出信号39
を出力してから1H間隔でコードが検出されたときは、
上記検出動作を始めから繰り返す。
【0019】最適クロック判定回路40は、コード検出
信号39がコード有り信号として入力されたときは、現
在使用中のクロック32を最適クロックと判定して、ク
ロック切替回路34の出力を切り替えないようにするた
めの判定信号41を出力し、コード検出信号39がコー
ド無し信号として入力されたときは、クロック32を不
適クロックと判定して、クロック切替回路34の出力を
クロック33に切り替えるための判定信号41を出力す
る。 ここでは、クロック32の位相が、図12で示し
たように、データ28の位相と不適であるため、コード
検出信号39からはコード無し信号として出力され、判
定信号41はクロック切替回路34の出力をクロック3
3に切り替える信号として出力される。このようにし
て、データ28と最適な位相のクロック33をクロック
切替回路34で選択して、ラッチ回路36でラッチされ
たデータ37が出力される。
【0020】従って、この第2の実施例によれば、デー
タの位相がクロックの位相と最適でなくとも、その位相
差に応じて、2種の位相の異なるクロック32,33の
内、このデータの位相に応じて、最適な位相を有するほ
うのクロックが自動的に選択されるので、マニュアル操
作を要することなく、常に確実にデータ処理を進めるこ
とができる。なお、上記実施例では、位相の異なる2種
のクロックを選択する方式になっているが、クロックの
種類を多くしてやれば、さらに細かな位相合わせが可能
になることはいうまでもない。また、上記第2の実施例
ではクロックを選択したが、図14のように、クロック
の位相を固定し、データ28の位相を位相変換回路48
によって変え、第2の実施例と同様にして、コード検出
回路38、最適データ判定回路53より得られる判定信
号41に応じ、位相の異なるデータ49,50の内の対
応するデータをデータ切替回路51で選択、出力するよ
うにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタル回路におい
て、常に自動的にデータとクロックの位相関係が最適な
状態に選ばれるので、クロック位相を気にせずに回路を
構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ処理システムの第1の実施
例を示すブロック図である。
【図2】従来技術によるデータ処理システムの一例を示
すブロック図である。
【図3】従来技術の動作を説明するためのタイミング図
である。
【図4】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
タイミング図である。
【図5】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
タイミング図である。
【図6】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
タイミング図である。
【図7】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
タイミング図である。
【図8】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
タイミング図である。
【図9】本発明によるデータ処理システムの第2の実施
例を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施例の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図11】本発明の第2の実施例の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図12】本発明の第2の実施例の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図13】本発明の第2の実施例の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図14】本発明によるデータ処理システムの第3の実
施例を示すブロック図である。
【符号の説明】 1,7,23,37,28,49,50,52:デー
タ、2,3,12,13,22,24,26,30,3
2,33,35:クロック、4,8,36:ラッチ回
路、6:遅延、9-1,9-2:位相比較回路、10-1,1
-2:位相比較出力信号、16-1,16-2,40:最適
クロック判定回路、17-1,17-2,41:判定信号、
18:選択信号発生回路、19:イネーブル信号、2
0:選択信号、21:クロック選択回路、25:位相操
作回路、29:クロックリカバリ回路、31,48:位
相変換回路、34:クロック切替回路、39:コード検
出信号、38:コード検出回路、42〜47:コード検
出結果、51:データ切替回路、53:最適データ判定
回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロックによるラッチ処理により、順
    次、データ処理を進めて行くデータ処理システムにおい
    て、同一周期で位相が異なる少なくとも2種のクロック
    を発生するクロック発生手段と、当該データの位相を判
    定する位相判定手段と、この位相判定手段の判定結果に
    応じて上記各クロックの内から対応するクロックを選択
    する選択手段を設け、処理すべきデータの位相に応じて
    自動的にクロックの位相が調整されるように構成したこ
    とを特徴とするデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記位相判定手段
    は、データの位相とクロックの位相を検出し、これらの
    位相差を、予め設定してある基準値と比較して判定を行
    なうように構成されていることを特徴とするデータ処理
    システム。
  3. 【請求項3】 クロックによるラッチ処理により、順
    次、データ処理を進めて行くデータ処理システムにおい
    て、当該データからクロックを抽出するクロック抽出手
    段と、抽出したクロックから同一周期で位相が異なる少
    なくとも2種のクロックを発生するクロック発生手段
    と、所定のデータが所定の形態で出力されているか否か
    を判定するデータ判定手段と、このデータ判定手段の判
    定結果に応じて上記各クロックの内から対応するクロッ
    クを選択する選択手段を設け、処理すべきデータの位相
    に応じて自動的にクロックの位相が調整されるように構
    成したことを特徴とするデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記データ判定手段
    は、データに予め付加されている所定のコード情報が所
    定の形態で検出されているか否かの判定を行なうように
    構成されていることを特徴とするデータ処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記データ判定手段
    における判定は、所定期間に所定回数行なうように構成
    されていることを特徴とするデータ処理システム。
  6. 【請求項6】 クロックによるラッチ処理により、順
    次、データ処理を進めて行くデータ処理システムにおい
    て、当該データからクロックを抽出するクロック抽出手
    段と、当該データから同一のデータパターンで位相が異
    なる少なくとも2種のデータを発生するデータ発生手段
    と、所定のデータが所定の形態で出力されているか否か
    を判定するデータ判定手段と、このデータ判定手段の判
    定結果に応じて上記各データの内から対応するデータを
    選択する選択手段を設け、上記クロックの位相に応じて
    自動的に処理すべきデータの位相が調整されるように構
    成したことを特徴とするデータ処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、上記データ判定手段
    は、データに予め付加されている所定のコード情報が所
    定の形態で検出されているか否かの判定を行なうように
    構成されていることを特徴とするデータ処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、上記データ判定手段
    における判定は、所定期間に所定回数行なうように構成
    されていることを特徴とするデータ処理システム。
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