JPH0540897Y2 - - Google Patents

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JPH0540897Y2
JPH0540897Y2 JP1987025762U JP2576287U JPH0540897Y2 JP H0540897 Y2 JPH0540897 Y2 JP H0540897Y2 JP 1987025762 U JP1987025762 U JP 1987025762U JP 2576287 U JP2576287 U JP 2576287U JP H0540897 Y2 JPH0540897 Y2 JP H0540897Y2
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holder
core
shaped holder
shaped
mounting
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JP1987025762U
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JPS63133929U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、割り形状のU型・E型コアが巻線さ
れたボビンに挿入され、ばね材のホルダでコアが
固定された電源用コイルトランスの組立て装置に
好適なホルダ装着装置に関する。
例えば、電源ラインに使用されるコイル素子は
第1図に示す如く、ボビン1に左右から挿入され
たU字状の2個のフエライトコア2の両側を押さ
えるように、上方からばね性を有する金属製のホ
ルダ3が差し込まれ、第2図に示す如く、ボビン
1にコア2が装着され、コアを締め付けることに
より組立てられることがある。
従来、このようなホルダ3の装着は机上で手作
業によつて、すなわち指でコアを押さえながらホ
ルダを差し込む事によつて行なわれている。
しかし、この手作業ではホルダ3の広げ量が大
きすぎてしまつたりするため、コア2を固定する
ためのばね圧が低下したり、コア2に直接指で触
るためコア接合面が汚れてしまい、所定のインダ
クタクスが得られなくなることがある。またホル
ダ3の装着ミスによつて、コア2を落下させ、欠
けさせてしまうこともある。
本考案はかかる点に鑑み、コアに汚れ及び欠け
等を発生させることなく、ボビンに挿入されたコ
アに自動で確実かつ能率良くホルダを装着する装
置を提案することを主たる目的とする。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第3図は、本考案によるホルダ装着装置の一実
施例を示す平面図である。この装着装置4は、パ
ーツフイーダ5によつて整列された部品たるホル
ダ3を、上下及び旋回運動を行ない得る供給装置
7で搬送し、コンベア9によつて運ばれてくるセ
ツト位置Aの装着治具8上でコア2にホルダ3の
装着を行なうものである。
装着の手順を第4図を参照して説明する。ま
ず、同図Aのように、位置決めされた幅広のコ字
型ホルダ3の内側へ、つかみ機構6の開閉自在の
爪12を閉じた状態で上方(幅方向)から挿入す
る。次に、同図Bに示す如く、爪12を左右に開
いてホルダ3を広げながら把持した後、上へ持ち
上げる。この状態のままセツト位置Aまで旋回す
る。装着治具8には、予め同図Cに示す如く、割
型ワークであるボビン1とコア2が横倒しの状態
でセツトされている。そして治具8の上面とコア
2の底面が同一高さになるようにボビン1を潜み
込ませる穴8aが装着治具8に加工されている。
したがつて、治具8の上面にホルダ3を供給した
後、ホルダ3は、同図Dに示す如く、押し板10
によつて水平に押されるだけで所定の位置に装着
されることになる。すなわち装着治具8の上方ま
で運ばれてきたホルダ3は、治具8の上面まで下
ろされ、爪12が閉じることによつてコア2に浅
く装着される。更に、爪12が上方へ引き抜かれ
た後、同図D,Eに示す如く、エアシリンダ11
で駆動される押し板10によつてホルダ3はコア
2へ深く押し込まれてホルダ3の装着が完了する
ことになる。
尚、押し板10の側面から見た形状は、第5図
に示すようになつており、顎部Bでホルダ3の上
面を、また内曲部Cでボビン1を押さえ付けるよ
うにして、コア2へホルダ3を押し込むので、ホ
ルダ3やボビン1が暴れる等の移動が生じたりす
ることがない。
つかみ機構6の構造は第6図に示す如くであ
る。上下方向に作動するエアシリンダ14とこれ
と直角に配置した2本の案内ロツド15は、外板
13に固定されている。爪12はロツド15にガ
イドされて平行に横移動し、爪12にはカムフオ
ロワ17が形成されている。したがつて、エアシ
リンダ14によつて、くさび形カム16が下へ作
動されて、2個のカムフオロワ17の間へ押し込
まれると、第6図Bに示す如く、爪12が左右に
開くことになる。爪12には圧縮ばね18が介在
され、ばね18によつて、カムフオロワ17は常
にくさび形カム16に押し付けられているので、
くさび形カム16を上方向へ引つ込めば爪12は
閉じることになる(同図A参照)。
尚、爪12は第7図及び第8図に示す如く、顎
部Dを持つており、爪12が平行移動する際ホル
ダ3をつかむ動作及び離す動作を常に顎部Dでホ
ルダ3を押え付けながら行ない得るため、ホルダ
3の設定した姿勢が乱れる心配がない。
以上述べたごとく本考案によれば、幅広ばね性
のコ字型ホルダの内側に幅方向より挿入し開口端
を押し広げて均等につかむための一対の爪を平行
に保持したまま開閉するホルダのつかみ機構と、
コ字型ホルダの供給位置から組立位置までの搬送
機構を備えた旋回型供給装置と、割型ワークにコ
字型ホルダを押し込む押し込み機構とより成り、
つかみ機構が組立位置に来たとき上記爪がコ字型
ホルダを開放してコ字型ホルダの開口先端内側が
割型ワークの装着先端に接すると共に押し込み機
構により割型ワークの装着先端から密着位置まで
コ字状ホルダを押し込むように構成したので、 従来のように、手作業ではホルダ材の広げ量が
大きすぎたり、ホルダ材の被組立材たるコアを固
定するためのばね圧が低下したり、コアに直接指
で触るためコア接合面が汚れてしまい、所定のイ
ンダクタクスが得られないといつた欠点を解消し
得る。またホルダ材の装着ミスによつて、コアを
落下させ、欠けさせてしまうことも回避される。
したがつて、ホルダを自動的にしかも確実かつ能
率的に装着することができ、安定したホルダのば
ね力で被組立部材たるコア材をボビンに固定する
ことができる。
更に、本考案では、ホルダ材の開口の際均等に
広げられるため、ホルダ材自体のばね性が不均等
にならず、事後コア等の保持が確実になる。また
幅広のホルダ材の挿入方向を装着箇所の先端位置
からとしたので、事後ホルダ材の摩擦挿入によつ
て傷の発生の虞れがあるが、ホルダ材自体によつ
て隠されるので、完成品としての歩留まりが向上
する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は被組立部品たるトランスの例を示す分
解斜視図、第2図は同じく側面図、第3図は本考
案の一実施例を示す平面図、第4図A,B,C,
D,Eは要部の機構の動作の説明に供する図、第
5図は押し板の例を示す側面図、第6図A,Bは
つかみ機構の動作説明図、第7図及び第8図は爪
の例を示す正面図及び側面図である。 1……ボビン、2……コア、3……ホルダ、4
……装着装置、5……パーツフイーダ、6……つ
かみ機構、7……供給装置、9……コンベア、1
0……押し板、11……エアシリンダ、12……
爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 幅広ばね性のコ字型ホルダの内側に幅方向より
    挿入し開口端を押し広げて均等につかむための一
    対の爪を平行に保持したまま開閉するホルダのつ
    かみ機構と、コ字型ホルダの供給位置から組立位
    置までの搬送機構を備えた旋回型供給装置と、割
    型ワークにコ字型ホルダを押し込む押し込み機構
    とより成り、 つかみ機構が組立位置に来たとき上記爪がコ字
    型ホルダを開放してコ字型ホルダの開口先端内側
    が割型ワークの装着先端に接すると共に押し込み
    機構により割型ワークの装着先端から密着位置ま
    でコ字状ホルダを押し込むように構成したことを
    特徴とするホルダ装着装置。
JP1987025762U 1987-02-24 1987-02-24 Expired - Lifetime JPH0540897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987025762U JPH0540897Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

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JP1987025762U JPH0540897Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63133929U JPS63133929U (ja) 1988-09-01
JPH0540897Y2 true JPH0540897Y2 (ja) 1993-10-18

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ID=30826216

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JP1987025762U Expired - Lifetime JPH0540897Y2 (ja) 1987-02-24 1987-02-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840235A (ja) * 1981-08-28 1983-03-09 Sanyo Denkikou Kk クリツプ插入装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5840235A (ja) * 1981-08-28 1983-03-09 Sanyo Denkikou Kk クリツプ插入装置

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JPS63133929U (ja) 1988-09-01

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