JP2550284Y2 - ピン状ソケットをプリント基板に挿入する機構 - Google Patents

ピン状ソケットをプリント基板に挿入する機構

Info

Publication number
JP2550284Y2
JP2550284Y2 JP10168891U JP10168891U JP2550284Y2 JP 2550284 Y2 JP2550284 Y2 JP 2550284Y2 JP 10168891 U JP10168891 U JP 10168891U JP 10168891 U JP10168891 U JP 10168891U JP 2550284 Y2 JP2550284 Y2 JP 2550284Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
circuit board
arm
printed circuit
pusher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10168891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0543600U (ja
Inventor
良文 古橋
Original Assignee
安藤電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 安藤電気株式会社 filed Critical 安藤電気株式会社
Priority to JP10168891U priority Critical patent/JP2550284Y2/ja
Publication of JPH0543600U publication Critical patent/JPH0543600U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2550284Y2 publication Critical patent/JP2550284Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】リードリレー等のリード線つき部
品をプリント基板に装着する場合には、リード線つき部
品のリード線が入るピン状のソケットをプリント基板に
取り付け、このソケットにリード線つき部品を挿入す
る。この考案は、このソケットをプリント基板に挿入す
る機構についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、プリント基板とソケットの関係を
図6により説明する。図6の8はプリント基板、9はス
ルーホール、10はソケットである。図6アはプリント
基板8にソケット10を挿入した状態図であり、図6イ
は図6アの部分断面図である。ソケット10はプリント
基板8のスルーホール9に挿入される。リード線つき部
品のリード線をソケット10に挿入することにより、リ
ード線つき部品とプリント基板8を導通させることがで
きる。
【0003】次に、従来技術によるソケット挿入機構の
構成図を図7により説明する。図7の11はソケット供
給部、12は本体である。ソケット供給部11からは供
給管11Aにより1個ずつソケット10が本体12内に
供給される。図7では、ソケット10が本体12に斜め
の状態で供給される。
【0004】本体12には吸着パイプ12A、空気シリ
ンダ12B及びプッシャ12Cがあり、図7アは吸着パ
イプ12Aから空気を吸い出し、ソケット10をプッシ
ャ12Cの先端に保持している状態図である。
【0005】図7イは図7アの状態から空気シリンダ1
2Bを駆動してプッシャ12Cを押し出した状態図であ
り、ソケット10をプリント基板8に挿入する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】図7ではソケット10
が本体12内に斜めに供給されるので、本体12内でソ
ケット10が詰まることがある。プッシャ12Cに吸着
されたソケット10の姿勢を直す機構がないので、挿入
効率が悪い。この考案は、ソケット10の供給管をプリ
ント基板8に対して垂直に立て、プッシャを供給管の上
から退避させておき、移動棒を移動させることにより、
プッシャを回転させて供給管の上に移動させ、ソケット
10をプリント基板8に挿入する機構の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この考案では、斜面1Aが形成され、固定して保持
されるガイド1と、ガイド1に案内され、駆動機構によ
り垂直に移動する移動棒2Aと、移動棒2Aの先端に連
結され、移動棒2Aとともに移動する移動板2Bと、移
動板2Bに連結され、端部3Aが斜面1Aに接触し、支
点3Bで回転自在に保持されるアーム3と、アーム3の
端部3Cに取り付けられるプッシャ4と、移動棒2Aに
アーム3を引き付けるばね5Aと、垂直に保持され、ソ
ケット10を供給する供給管6と、移動板2Bに回転自
在に保持され、供給管6から供給されたソケット10を
両側から保持し、先端の内面がテーパー状に形成される
保持具7A・7Bと、保持具7A・7Bがソケット10
を挟んで保持する力を与えるばね5Bとを備え、移動棒
2Aが移動することにより、斜面1Aに接触したアーム
3の端部3Aが斜面1Aに沿って移動してアーム3を回
転させ、プッシャ4が保持具7A・7Bで保持されたソ
ケット10の上に回転移動し、プッシャ4がソケット1
0を押すことにより保持具7A・7Bの先端が開き、ソ
ケット10の下に配置されたプリント基板8にソケット
10を挿入する。
【0008】
【作用】次に、この考案によるピン状ソケットをプリン
ト基板に挿入する機構の構成を図1により説明する。図
1の1はガイド、2Aは移動棒、2Bと2Cは移動板、
3はアーム、4はプッシャ、5Aと5Cはばね、6は供
給管、7A・7Bは保持具である。
【0009】ガイド1は固定して保持され、ガイド1に
は斜面1Aが形成される。移動棒2Aはガイド1に案内
され、図示を省略した駆動機構により図1の矢印方向に
移動する。駆動機構には空気シリンダとピストンなどを
使用することができる。移動板2Bは移動棒2Aの先端
に連結され、移動棒2Aとともに移動する。
【0010】アーム3は移動板2Bに支点3Bで回転自
在に保持され、アーム3の端部3Aは斜面1Aに接触す
る。プッシャ4はアーム3の端部3Cに取り付けられ、
ばね5Aはアーム3を移動棒2Aに引き付ける。供給管
6は垂直に保持され、ピン状ソケット10を供給する。
保持具7A・7Bは移動板2Cに回転自在に保持され
る。ばね5Cは移動板2B・2Cを弾力で連結する。な
お、ばね5Cなしで移動板2B・2Cを一体に構成して
もよい。
【0011】次に、保持具7A・7Bの分解斜視図を図
2により説明する。保持具7A・7Bの先端の内面はテ
ーパー状に形成され、供給管6から供給されたソケット
10を両側から保持する。ばね5Bは保持具7A・7B
がソケット10を挟んで保持する力を与える。
【0012】次に、図1の状態から移動棒2Aを矢印方
向に移動した変化図を図3により説明する。移動棒2A
を図示を省略した駆動機構により移動させると、斜面1
Aに接触したアーム3の端部3Aが斜面1Aに沿って移
動してアーム3を回転させ、アーム3の端部3Cを回転
させる。これにより、アーム3の端部3Cに取り付けら
れたプッシャ4も移動しながら回転する。
【0013】次に、図3の状態からさらに移動棒2Aを
矢印方向に移動した変化図を図4により説明する。移動
棒2Aを移動させると、アーム3の端部3Aが斜面1A
から離れ、ばね5Aの力でさらにアーム3を回転させ
る。これにより、アーム3の端部3Cに取り付けられた
プッシャ4が保持具7A・7Bで保持されたソケット1
0の上に回転移動する。
【0014】次に、図4の保持具7A・7Bの部分の側
面図を図5により説明する。図5アはプッシャ4が保持
具7A・7Bで保持されたソケット10の上に回転移動
した状態図である。図5イは図5アの状態からさらに図
4の移動棒2Aを移動した状態図であり、プッシャ4が
ソケット10を押すことにより、保持具7A・7Bの先
端が開き、ソケット10の下に配置されたプリント基板
8にソケット10を挿入する。保持具7A・7Bの先端
が開くのは、保持具7A・7Bの先端の内側がテーパー
になっているので、プッシャ4がソケット10を押す
と、ソケット10が保持具7A・7Bの先端を開いてい
く。
【0015】移動板2Bと移動板2Cをばね5Cで連結
していると、図5イの状態になってから図1のばね1C
を圧縮してプッシャ4が移動するので、ソケット10を
クッションつきで押すことができる。
【0016】
【考案の効果】この考案によれば、供給管を垂直に保持
し、プッシャを供給管の上から退避させておき、移動棒
を移動することによりプッシャが回転をしてソケット上
に移動し、ソケットを押すので、ソケットの供給経路が
垂直になり、供給管によるソケットのつまりを減らすこ
とができる。また、保持具を設けたので、ソケットが供
給されてからプリント基板に挿入されるまで、ソケット
は垂直に保持され、ソケットの挿入精度を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるピン状ソケットをプリント基板
に挿入する機構の構成図である。
【図2】図1の保持具7A・7Bの分解斜視図である。
【図3】図1の状態から移動棒2Aを矢印方向に移動し
た変化図である。
【図4】図3の状態からさらに移動棒2Aを矢印方向に
移動した変化図である。
【図5】図4の保持具7A・7Bの部分の側面図であ
る。
【図6】プリント基板とソケットの関係説明図である。
【図7】従来技術によるソケット挿入機構の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ガイド 2A 移動棒 2B 移動板 2C 移動板 3 アーム 3A 端部 3B 支点 3C 端部 4 プッシャ 5A ばね 5B ばね 5C ばね 6 供給管 7A 保持具 7B 保持具 8 プリント基板 10 ソケット

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜面(1A)が形成され、固定して保持され
    るガイド(1) と、 ガイド(1) に案内され、駆動機構により垂直に移動する
    移動棒(2A)と、 移動棒(2A)の先端に連結され、移動棒(2A)とともに移動
    する移動板(2B)と、 移動板(2B)に連結され、第1の端部(3A)が斜面(1A)に接
    触し、支点(3B)で回転自在に保持されるアーム(3) と、 アーム(3) の第2の端部(3C)に取り付けられるプッシャ
    (4) と、 移動棒(2A)にアーム3を引き付ける第1のばね(5A)と、 垂直に保持され、ソケット(10)を供給する供給管(6)
    と、 移動板(2B)に回転自在に保持され、供給管(6) から供給
    されたソケット(10)を両側から保持し、先端の内面がテ
    ーパー状に形成される保持具(7A)・(7B)と、 保持具(7A)・(7B)がソケット(10)を挟んで保持する力を
    与える第2のばね(5B)とを備え、 移動棒(2A)が移動することにより、斜面(1A)に接触した
    アーム(3) の第1の端部(3A)が斜面(1A)に沿って移動し
    てアーム(3) を回転させ、プッシャ(4) が保持具(7A)・
    (7B)で保持されたソケット(10)の上に回転移動し、プッ
    シャ(4) がソケット(10)を押すことにより保持具(7A)・
    (7B)の先端が開き、ソケット(10)の下に配置されたプリ
    ント基板(8) にソケット(10)を挿入することを特徴とす
    るピン状ソケットをプリント基板に挿入する機構。
  2. 【請求項2】 第1の移動板(2B)と第2の移動板(2C)を
    第3のばね(5C)で連結し、保持具(7A)・(7B)を第2の移
    動板(2C)に回転自在に保持する請求項1記載のピン状ソ
    ケットをプリント基板に挿入する機構。
JP10168891U 1991-11-14 1991-11-14 ピン状ソケットをプリント基板に挿入する機構 Expired - Fee Related JP2550284Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10168891U JP2550284Y2 (ja) 1991-11-14 1991-11-14 ピン状ソケットをプリント基板に挿入する機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10168891U JP2550284Y2 (ja) 1991-11-14 1991-11-14 ピン状ソケットをプリント基板に挿入する機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0543600U JPH0543600U (ja) 1993-06-11
JP2550284Y2 true JP2550284Y2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=14307282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10168891U Expired - Fee Related JP2550284Y2 (ja) 1991-11-14 1991-11-14 ピン状ソケットをプリント基板に挿入する機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2550284Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0543600U (ja) 1993-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4698674B2 (ja) ワーク吸着ヘッド
JP2550284Y2 (ja) ピン状ソケットをプリント基板に挿入する機構
JPS5988877U (ja) 接点抜取り工具
JPH11162600A (ja) Icソケット
JPS6235537Y2 (ja)
JP3712560B2 (ja) 吸着把持機構
JP2898157B2 (ja) 封筒の封入封緘機における封筒開口装置
JPH0625964Y2 (ja) ダイエジェクタ装置
JP3603158B2 (ja) スライドファスナー用スライダーの引手のクランパー取付装置
JPH0377288A (ja) Ic用ソケット
JPH0215276Y2 (ja)
JPH0142398Y2 (ja)
JPS63162130A (ja) ドツトプリンタ用中間ガイド挿入装置
JPH0213196Y2 (ja)
JPS62163957U (ja)
JPH03126594U (ja)
JP3055240B2 (ja) プレート形チップの吸着ノズル
JP2562514Y2 (ja) バルブマウント製造機用ヘツド
JPS631813U (ja)
JPS5951096U (ja) テンタ・クリツプ
JPH01104034U (ja)
JPS62192689U (ja)
JPH1016489A (ja) ペンプロッタのペンキャップ装置
JPH0720958Y2 (ja) 装着ヘッド
KR19990003080U (ko) 진공 척

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees