JPH0540896Y2 - - Google Patents

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JPH0540896Y2
JPH0540896Y2 JP11158588U JP11158588U JPH0540896Y2 JP H0540896 Y2 JPH0540896 Y2 JP H0540896Y2 JP 11158588 U JP11158588 U JP 11158588U JP 11158588 U JP11158588 U JP 11158588U JP H0540896 Y2 JPH0540896 Y2 JP H0540896Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トランスアクスル内のデフアレンシ
ヤルにドライブシヤフトを圧入するためのドライ
ブシヤフト圧入装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種のドライブシヤフト圧入装置とし
ては、実開昭57−197427号公報、特開昭63−7240
号公報等に示されたものがあり、第3図に示すよ
うな基本構造を有していた。同図において、1は
本体フレームで、該本体フレーム1上には固定ア
ーム2と可動アーム3とが対向して立設されてい
る。固定アーム2と可動アーム3のそれぞれには
アタツチメント4が一体に固設されている。各ア
タツチメント4は、トランスアクスル6内のデフ
アレンシヤル7に組付けられる左・右ドライブシ
ヤフト8,8に係合可能な形状を有している。本
体フレーム1上にはまた、シリンダ装置5が設置
されている。このシリンダ装置5は、その基端を
固定アーム2に当接させると共に、そのピストン
ロツド5aを可動アーム3に連結しており、該シ
リンダ装置5の作動により可動アーム3は固定ア
ーム2に対して任意進退動し、その前面をドライ
ブシヤフト8の肩部(受圧面)8aに当接させる
ようになる。なお、9はデフアレンシヤル7を構
成するセンターピンである。
かゝる構成により、予めトランスアクスル6内
のデフアレンシヤル7に左・右ドライブシヤフト
8,8を仮組付けした後、これら左・右ドライブ
シヤフト8,8を両アタツチメント4,4で支持
してシリンダ装置5を縮み側へ作動すると、固定
アーム2と可動アーム3との間隔が狭められて、
両アタツチメント4,4が左・右ドライブシヤフ
ト8,8の肩部8aを押圧し、この時各アーム
2,3が反力を取り合つて、左・右ドライブシヤ
フト8,8はセンターピン9に底付きするまでデ
フアレンシヤル7に圧入される。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記従来のドライブシヤフト圧入装
置によれば、アタツチメント4がドライブシヤフ
ト8の形状に合せて形成されているため、ドライ
ブシヤフト8の形状(種類)が変更になる毎にア
タツチメントを交換しなければならないという面
倒さがあつた。
本考案は、上記従来の問題を解決することを課
題としてなされたもので、その目的とするところ
は、アタツチメントを交換することなく簡便に複
数種類のドライブシヤフトに適用できる汎用性に
富むドライブシヤフト圧入装置を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決するための、上記し
たドライブシヤフト圧入装置の基本構造はその
まゝに、両アタツチメントを支軸を介して各アー
ムに回動自在に取付けると共に、該アタツチメン
トは、前記支軸の回りに形状の異なるドライブシ
ヤフトにそれぞれ係合可能な複数の係合部を有す
る形状とし、各アームには、前記アタツチメント
を回転させて前記係合部の1つをドライブシヤフ
トに対する係合位置に位置決め・固定するアタツ
チメント切換機構をそれぞれ付設するように構成
したこと要旨とする。
(作用) 上記構成のドライブシヤフト圧入装置におい
て、アタツチメント切換機構によりアタツチメン
トを回転させ、対象となるドライブシヤフトに適
応した係合部を選択することができ、アタツチメ
ントを交換することなくドライブシヤフトの圧入
を実行できるようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。
第1図および第2図は、本考案にかゝるドライ
ブシヤフト圧入装置を示したものである。なお、
本実施例の基本構造は、前出第3図に示したもの
と同じであるので、こゝでは同一部分には同一符
号を付し、重複する説明は省略する。本実施例に
おいて、ドライブシヤフト(図示略)に係合する
アタツチメント11,11は、支軸14を介して
固定アーム2と可動アーム3のそれぞれに回動自
在に取付けられている。各アタツチメント11
は、前記支軸14を間にする対称部位に、形状を
異にする2種類のドライブシヤフトにそれぞれ係
合可能な第1の係合部12と第2の係合部13と
を有している。そしてこれら第1、第2の係合部
12,13は、アタツチメント11が支軸14を
中心に回動することによりドライブシヤフトに対
する係合位置Aに任意位置決めされるようになつ
ている。
上記両アタツチメント11,11が取付く固定
アーム2と可動アーム3のそれぞれには、前記支
軸14と平行に作動軸15が摺動自在に嵌挿さ
れ、各アーム2,3の後方において、この作動軸
15と前記支軸14のそれぞれには、相互に噛合
する歯車16、歯車17が取付けられている。し
かして前記作動軸15は、歯車16に対して、例
えばスプライン結合により軸方向へ移動自在とな
り、そのアーム2,3より後方へ延ばした後端に
レバー18をピン19にて軸着している(第2
図)。このレバー18は、その一端にハンドル2
2を有し、その他端が前記歯車16から延びるリ
ンク20にピン21にて連結されている。また前
記レバー18は、歯車16に結合するばね受23
に着座させ復帰ばね24により、常時はアーム
2,3側へ付勢されている。一方、上記アーム
2,3の後端部の、前記支軸14を間にする対称
部位には、前記作動軸15の先端が嵌入可能な一
対の係止穴25,25が設けられている(第2
図)。
上記作動軸15、歯車対16,17、レバー1
8、リンク20、ハンドル22、復帰ばね24、
係止穴25等の各要素はアタツチメント切換機構
26を構成し、係止穴25の何れかに作動軸15
が嵌入することによりアタツチメント11はロツ
ク状態とされ(第2図)、一方このロツク状態か
ら、ハンドル22をアーム2,3より離間する方
向へ引くと、a矢印(第2図)のようにレバー1
8はピン21を支点に回動し、これに追従して作
動軸15が、b矢印(第2図)のようにアーム
2,3から抜け出る方向へ移動し、この移動によ
り作動軸15が係止穴25から抜けてアタツチメ
ント11はアンロツク状態となる。またこのアン
ロツク状態のもと、ハンドル22をアーム2,3
に沿つて引くと、c矢印(第2図)のように作動
軸15が回転し、この作動軸15の回転は歯車対
16,17および支軸14を介してアタツチメン
ト8に伝達され、該アタツチメント8は支軸14
を中心に回動するようになる。
上記のように構成したドライブシヤフト圧入装
置において、各レバー18は、復帰ばね24によ
り各アーム2,3側へ付勢され、作動軸15の先
端がアタツチメント11の係止穴25に嵌入し
て、例えば第1図と第2図に示すように、アタツ
チメント11の第1の係合部12をドライブシヤ
フトに対する係合位置Aに位置決めした状態が維
持される。
しかして、上記状態からアタツチメント11の
第2の係合部13をドライブシヤフトに対する係
合位置Aに切換えるには、先ずハンドル22をア
ーム2,3より離間する方向へ引き、第2図に破
線で示す状態までレバー18を回動させる。この
レバー18の回動により作動軸15がアーム2,
3の係合穴25から離脱し、アタツチメント11
はアンロツク状態となつて回転自由となる。次に
前記アンロツク状態を維持したまゝ、ハンドル2
2をアーム2,3に沿つて引く。すると、作動軸
15が回転し、この回転が歯車対16,17、支
軸14を介してアタツチメント11に伝達され
る。この時、作動軸15の歯車16と支軸14の
歯車17との歯車比を、例えば1:2に設定して
おけば、レバー18を90°回すと、アタツチメン
ト11は、180°回転し、該アタツチメント11が
反転して第2の係合部13がドライブシヤフトに
対する係合位置Aに位置決めされる。そしてこの
位置決め完了と同時にハンドル22を緩めると、
復帰ばね24の付勢力によりレバー18は原位置
(第2図に実線で示す位置)に復帰し、作動軸1
5が前進してその先端がアタツチメント11の係
合穴25に嵌入し、該アタツチメント11は、再
びロツク状態となる。
このようにして、ハンドル22の操作だけでワ
ンタツチでアタツチメント11の係合部12,1
3を切換えることができ、該アタツチメントを交
換することなく形状の異なる複数種類(こゝでは
2種類)のドライブシヤフトに適用できるように
なる。
なお、上記実施例において、アタツチメント1
1として2種類の係合部12,13を有するもの
を用いたが、この係合部はより多く設けても良
い。また上記実施例において、アタツチメント切
換機構26を、レバー18、作動軸15等の動き
を利用する構成としたが、このアタツチメント切
換機構は、その構成を限定するものでなく、例え
ばアタツチメントを回転させる手段とアタツチメ
ントを固定する手段とを分割して設けるようにし
ても良い。さらにこれらアタツチメント切換機構
は、上記実施例における手動に代え、動力により
自動的に作動するように構成しても良い。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案にかゝる
ドライブシヤフト圧入装置は、アタツチメントに
複数の係合部を設け、この係合部をアタツチメン
ト切換機構の操作により適宜選択して位置決め固
定できるようにしたので、アタツチメントを交換
することなく、複数種類のドライブシヤフトの圧
入に適用できるようになり、汎用性にの著しい向
上を達成する効果を奏した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかゝるドライブシヤフト圧入
装置の全体構造を模式的に示す正面図、第2図は
その一部であるアタツチメント切換機構を拡大し
て示す正面図、第3図は従来のドライブシヤフト
圧入装置を模式的に示す正面図である。 1……本体フレーム、2……固定アーム、3…
…可動アーム、5……シリンダ装置、11……ア
タツチメント、12,13……係合部、14……
支軸、20……アタツチメント切換機構、A……
係合位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体フレーム上に固定アームと可動アームとを
    対向して立設し、各アームの前面にドライブシヤ
    フトに係合可能なアタツチメントを取付け、前記
    可動アームをシリンダ装置にて駆動して、前記両
    アタツチメントにより左・右ドライブシヤフトを
    トランスアクスル内のデフアレンシヤルに圧入す
    るドライブシヤフト圧入装置において、前記アタ
    ツチメントを支軸を介して各アームに回動自在に
    取付けると共に、該アタツチメントは、前記支軸
    の回りに形状の異なるドライブシヤフトにそれぞ
    れ係合可能な複数の係合部を有する形状とし、前
    記各アームには、前記アタツチメントを回転させ
    て前記係合部の1つをドライブシヤフトに対する
    係合位置に位置決め・固定するアタツチメント切
    換機構をそれぞれ付設したドライブシヤフト圧入
    装置。
JP11158588U 1988-08-25 1988-08-25 Expired - Lifetime JPH0540896Y2 (ja)

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WO2012004866A1 (ja) 2010-07-07 2012-01-12 トヨタ自動車株式会社 リングギヤのかしめ方法、その方法に使用されるかしめ治具、及びリングギヤ
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JPH0231630U (ja) 1990-02-28

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