JPH0540742U - クリーンルーム - Google Patents

クリーンルーム

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JPH0540742U
JPH0540742U JP9621791U JP9621791U JPH0540742U JP H0540742 U JPH0540742 U JP H0540742U JP 9621791 U JP9621791 U JP 9621791U JP 9621791 U JP9621791 U JP 9621791U JP H0540742 U JPH0540742 U JP H0540742U
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JP
Japan
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room
clean
air
dust
clean air
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Pending
Application number
JP9621791U
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English (en)
Inventor
行忠 村江
彰 大阪谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、クリーンルームや恒温室に関し、
室内の清浄度を効率良く高める、しかも温度分布を均一
にするクリーンルームを提供することを目的とする。 【構成】 所定の清浄度にすべくフィルターで塵を除去
し室内3に臨ませた吹出口2及び吸入口4を介して清浄
空気を循環させる空調機1を備えてなるクリーンルーム
において、前記清浄空気の吹出口2を室内3の下部に設
け、前記吸入口4を室内3の上部に設けて、清浄空気の
室内での流れを下から上へとしたことに存する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、クリーンルームや恒温室に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クリーンルームと称される無塵室装置における清浄空気の循環方式は、 図4に示すように、天井の吹出口2からチャンバーを介して清浄空気が室内3に 吹き出し、該清浄空気は床下へと導かれ吸入口4より空調機1へと流れて循環す るようになっている。
【0003】 また、室内の上部側壁の吹出口から清浄空気を吹き出して、下方の側壁等に設 けられた吸入口から排出されるような方式においても、清浄空気は上から下へと 流れるものが一般的であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のクリーンルームの清浄空気の循環方式では、清浄空気の 流れが上から下へと流れるので、室内3で発熱や発塵を伴う装置6や作業者7が 存在すると、微細な塵は熱により上昇し、前記下へ流れる清浄空気と上昇する塵 とが互いに衝突して、結果的に塵が拡散してしまう。 従って、塵の拡散を強制的に防止しようとすると、空調機の出力を高めて清浄 空気の流速を早めて熱対流を抑制しなければならないので、清浄度を高めるため に無駄なエネルギーを費やすと言った欠点が存在した。
【0005】 本考案は、上記の課題に鑑みてなされたもので、室内の清浄度を効率良く高め る、しかも温度分布を均一にするクリーンルームを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記課題を解決し上記目的を達成するための要旨は、所定の清浄度に すべくフィルターで塵を除去し室内に臨ませた吹出口及び吸入口を介して清浄空 気を循環させる空調機を備えてなるクリーンルームにおいて、前記清浄空気の吹 出口を室内の下部に設け、前記吸入口を室内の上部に設けて、清浄空気の室内で の流れを下から上へとしたことに存する。
【0007】
【作用】
室内の発熱や発塵を伴う装置等によって発生する熱対流もしくは塵が自然上昇 し、これが下から上へと流れる清浄空気の流れに乗って拡散されることなく上昇 し、室内上部の吸入口からダクトを介して空調機へと流出する。 また、塵等が拡散されることがないので、塵によって室内の装置等が汚染され ることがない。
【0008】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。 図1は、本考案に係るクリーンルームの正面図、図2乃至図3は他の実施例に 係る正面図である。図において、符号1は空調機、2は吹出口、3は室内、4は 吸入口、5はダクト、6は装置等、7は作業者、8は床、9はファンユニットを 各々示している。
【0009】 本考案のクリーンルームにおける要旨は、前記清浄空気の吹出口を室内の下部 に設け、前記吸入口を室内の上部に設けて、清浄空気の室内での流れを下から上 へとしたことである。
【0010】 図1に示すクリーンルームは、清浄空気を乱流方式で循環させた場合の様子を 示すものである。この場合の清浄空気の流れは、高性能のフィルターを備えた空 調機1から吹出口2を介して室内3に清浄空気が吹き出され、該清浄空気は装置 6や作業者7で発生する熱や塵を拡散させることなくこれらを包含して上方へと 流れて、吸入口4からダクト5へと導かれ前記空調機1に到り、清浄空気が循環 することになる。
【0011】 図2に示すクリーンルームは、垂直層流方式の場合を示し、空調機1から吹き 出した清浄空気が一旦床8の下のチャンバーを介して床8の開口から室内3へと 吹き出して循環するようにしたものである。他は上述と同様である。更に図3に 示すクリーンルームは、前述した図2におけるクリーンルームの床8にファンユ ニット9を所要数追加したものである。
【0012】 このように本考案に係るクリーンルームの実施例を示したが、これに限らず空 調機や吹出口や吸入口等の装置を種々変更が可能であり、本考案の要旨である清 浄空気を室内で下から上へと流すことを変えることなく、その他の装置を適宜使 用できるのは勿論である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るクリーンルームは、清浄空気の吹出口を室 内の下部に設け、前記吸入口を室内の上部に設けて、清浄空気の室内での流れを 下から上へとしたので、室内の各種装置や作業者により発生する熱もしくは塵が 拡散されることなく清浄空気とともに上昇して室外へ排出されることになり、前 記熱や塵等の排出が促進される。また、発生した塵が拡散されないので他の装置 を汚染することが防止される。
【0014】 更に、前記装置等により発生した熱や塵が効率よく排出されるので、従来と同 じ温度や清浄度にする場合に空調機の出力を低くしても同じ効果が得られるので 、省エネルギー対策として有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るクリーンルームの正面図である。
【図2】他の実施例に係る正面図である。
【図3】他の実施例に係る正面図である。
【図4】従来例に係るクリーンルームの正面図である。
【符号の説明】
1 空調機、2 吹出口、3 室内、4 吸入口、5
ダクト、6 装置等、7 作業者、8 床、9 ファン
ユニット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の清浄度にすべくフィルターで塵を
    除去し室内に臨ませた吹出口及び吸入口を介して清浄空
    気を循環させる空調機を備えてなるクリーンルームにお
    いて、前記清浄空気の吹出口を室内の下部に設け、前記
    吸入口を室内の上部に設けて、清浄空気の室内での流れ
    を下から上へとしたことを特徴としてなるクリーンルー
    ム。
JP9621791U 1991-10-29 1991-10-29 クリーンルーム Pending JPH0540742U (ja)

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JP9621791U JPH0540742U (ja) 1991-10-29 1991-10-29 クリーンルーム

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JP9621791U JPH0540742U (ja) 1991-10-29 1991-10-29 クリーンルーム

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JPH0540742U true JPH0540742U (ja) 1993-06-01

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ID=14159076

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JP9621791U Pending JPH0540742U (ja) 1991-10-29 1991-10-29 クリーンルーム

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JP2012087997A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Panasonic Corp 循環型集塵装置

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