JPH0540499Y2 - - Google Patents

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JPH0540499Y2
JPH0540499Y2 JP14446186U JP14446186U JPH0540499Y2 JP H0540499 Y2 JPH0540499 Y2 JP H0540499Y2 JP 14446186 U JP14446186 U JP 14446186U JP 14446186 U JP14446186 U JP 14446186U JP H0540499 Y2 JPH0540499 Y2 JP H0540499Y2
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lead
electrode
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hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は液晶表示パネルに関し、特に液晶表示
パネルの取り出し電極部分の改良に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に液晶表示素子は第4図に示す様な構造で
ある。即ち、一対のガラス基板21,22は周囲
をシール材23でシールされ、内部に液晶24が
封入されている。また、ガラス基板21の一側辺
端部には外部回路との接続を行うための接続部2
5が形成される。
この様な液晶表示素子は特開昭59−78321号公
報に記載されている。
一般に接続部分25の構造は第5図に示す如
く、接続電極26として金属酸化物を用いた透明
電極27上にカーボンペースト28が設けられた
もの又は第6図に示す如く、透明電極26上に金
属膜29が形成された上にカーボンペースト28
を設けた構造がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従来の接続電極に外部リードピンを接続した場
合、第5図に示した構造では引き回し線、即ち、
透明電極とカーボンとの接触抵抗が不安定である
ので信頼性に欠ける問題がある。第6図に示した
構造では前述した問題を解消することは出来るが
金属膜が酸化した場合、接触抵抗及び層抵抗が上
昇し金属膜を設けた意味が無くなる。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上述した点に鑑みてなされたものであ
り、第1図に示す如く、外部取り出し電極12上
に設けられた金属膜6及びコモン電極7とコモン
用の外部取り出し電極10とを接続する部分に孔
9を設け、その孔9内にカーボンペースト15を
塗布して解決するものである。
(ホ) 作用 斯上の如く、引き回し線上に設けられた金属膜
及び二枚のガラス基板の接続部上の金属膜に孔を
設けてその孔内にカーボンペーストを塗布するこ
とで引き回し線と金属膜との2層の膜で接触を取
ることができるので金属膜が酸化しても引き回し
線で導通することができる。
(ヘ) 実施例 以下に第1図乃至第4図に示した実施例に基づ
いて本考案を詳細に説明する。
本実施例においてはネガ型の液晶表示パネルで
説明する。
本考案の液晶表示パネルは第1図乃至第4図に
示す如く、二枚のガラス基板1,2と、ガラス基
板2上に設けられたセグメント電極3、引き回し
線4及び第2の遮光膜5と、引き回し線4上に設
けられた金属膜6と、金属膜6上に設けられた孔
9と、他のガラス基板1上に設けられたコモン電
極7及び第1の遮光膜8とから構成される。
ガラス基板1,2は通常用いられるソーダ系の
ガラスを用いる。第2図はコモン電極が形成され
るガラス基板の平面図であり、ガラス基板1上に
は透明なITO膜が蒸着され、分割された複数のコ
モン電極7が形成される。本実施例では1/2デユ
ーテイーのコモン電極7が形成され、コモン用の
外部取り出し電極10と接続するためにガラス基
板1の一側辺端部にコモン用の引き回し線11が
延在される。コモン電極7が形成されたガラス基
板1上には光を遮光するために第1の遮光膜8が
形成される。第1の遮光膜8はガラス基板1上に
Cr(クロム)等の金属をスパツタリングあるいは
蒸着等の手段を用いて付着させて1/2に分割され
たコモン電極7上の点灯電極部となる領域及びコ
モン電極7間の境界部分をエツチング除去して形
成される。この場合にコモン用の外部取り出し電
極10に接続する部分にも第1の遮光膜8が設け
られる。従つて第1の遮光膜8は1/2に分割され
たコモン電極を覆う様に斜線領域上に分割して形
成される。
第3図はセグメント電極が形成されるガラス基
板の平面図であり、ガラス基板2上にもITO膜が
付着され、文字、図形、符号等の形状をしたセグ
メント電極3が形成される。セグメント電極3か
ら延在される引き回し線4はガラス基板2の一側
辺に延在され、その先端部は外部取り出し電極1
2となる。更に外部取り出し電極12が設けられ
る同一側辺上にはコモン電極7と接続するための
コモン用の外部取り出し電極10が形成される。
更にガラス基板2上にはガラス基板1に設けた第
1の遮光膜8の分割領域部分13に対応する位置
に第2の遮光膜5が形成される。第2の遮光膜5
は第1の遮光膜8と同様にして形成される。
本考案の特徴とするところは第2の遮光膜5を
利用して引き回し線4及び外部取り出し電極12
上に第2の遮光膜5を設けて金属膜6として用い
夫々外部取り出し電極12,10の一カ所及びコ
モン用引き回し線11と外部取り出し電極12に
孔9を設けるところにある。孔9は外部取り出し
電極12,10上に金属膜6ここでは第2の遮光
膜5が形成される際にエツチングにより形成され
る。更に孔9は外部取り出し電極10,12上に
限らずコモン電極7から延在されたコモン用の引
き回し線11上及び引き回し線11とを接続する
コモン用の外部取り出し電極10上にも形成され
る。
上述の如く形成された夫々のガラス基板1,2
を封止剤で封止する際にコモン用の引き回し線1
1及び外部取り出し電極10上の金属に設けられ
た孔9にAgペースト14を塗布して接続され、
第1図に示す如く、ガラス基板2上に設けられた
夫々の外部取り出し電極10,12上の金属膜6
に設けられた孔9はカーボンペースト15が塗布
され外部リードピン16が接続される。
斯上の如く、外部取り出し電極10,12及び
コモン引き回し線11の金属膜6に孔9を設け
Agあるいはカーボンペーストを塗布して接続す
ることで夫々のペースト材での接触を引き回し線
4と金属膜6との2層の膜で取ることができるの
で金属膜6が酸化したとしても引き回し線10,
12とペースト材が接続されているので信頼性の
向上したパネルができる。
(ト) 考案の効果 上述の如く、本考案によればAgまたはカーボ
ンペーストの接触を2層の膜で取れるので接触部
の信頼性が向上し品質の優れたパネルを提供する
ことができる利点を有する。また金属膜でカーボ
ンペーストの塗布位置が明確に示されているため
作業性が向上する利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部拡大断面
図、第2図及び第3図は電極のパターンを示す平
面図、第4図乃至第6図は従来例を示す断面図で
ある。 1,2……ガラス基板、3……セグメント電
極、7……コモン電極、4,11……引き回し
線、8,5……第1及び第2の遮光膜、6……金
属膜、9……孔、14,15……Ag、カーボン
ペースト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二枚のガラス基板と、該一方のガラス基板に設
    けられた表示すべき形状をした複数のセグメント
    電極と、該セグメント電極から延在され前記一方
    のガラス基板の少なくとも一側辺方向に延在され
    たセグメント用引き回し線及び該引き回し線の先
    端部に設けられる外部取り出し用電極と、前記他
    のガラス基板に前記セグメント電極に対応して複
    数に分割して設けられたコモン電極とから成る液
    晶表示パネルにおいて、前記全ての引き回し線及
    び前記外部取り出し電極上に設けられた金属膜
    と、コンタクト部分及び前記外部取り出し電極上
    の前記金属膜に形成された孔と、該孔に設けられ
    たAgペーストあるいはカーボンペーストとを備
    えたことを特徴とする液晶表示パネル。
JP14446186U 1986-09-19 1986-09-19 Expired - Lifetime JPH0540499Y2 (ja)

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JPS6349528U JPS6349528U (ja) 1988-04-04
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JP2524776Y2 (ja) * 1987-06-23 1997-02-05 シャープ株式会社 面実装型発光ダイオード表示装置
JP2507006Y2 (ja) * 1989-07-28 1996-08-14 シチズン時計株式会社 液晶表示パネル

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JPS6349528U (ja) 1988-04-04

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