JPH054016Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH054016Y2
JPH054016Y2 JP2918088U JP2918088U JPH054016Y2 JP H054016 Y2 JPH054016 Y2 JP H054016Y2 JP 2918088 U JP2918088 U JP 2918088U JP 2918088 U JP2918088 U JP 2918088U JP H054016 Y2 JPH054016 Y2 JP H054016Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal
sensing plate
proximity switch
switch
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2918088U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01135519U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2918088U priority Critical patent/JPH054016Y2/ja
Publication of JPH01135519U publication Critical patent/JPH01135519U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH054016Y2 publication Critical patent/JPH054016Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、近接スイツチを利用してペダルの位
置を検出すペダル位置検知装置に関する。
従来技術 上記形式の検知装置を用いて、例えば自動車の
クラツチペダルやアクセルペダル、或いはブレー
キペダルの位置を検知し、その検知信号によつて
他の各種装置を制御することは従来より周知であ
る。一例を示すと、トランスミツシヨンに付設さ
れたエアシリンダを電気信号により制御すること
によつて、該ミツシヨンのギアの切換、ないしは
その選択を行う所謂FFシフトを採用した場合、
クラツチが切られた状態で上記エアシリンダを作
動させる必要がある。そこでペダル位置検知装置
によつてクラツチペダルが踏み込まれたこと、即
ちクラツチが切られたことを検知し、その検知状
態で上記エアシリンダを作動させ、ギアの切換な
いしは選択を行う。逆にクラツチペダルが踏み込
まれておらず、したがつてクラツチが接続されて
いるときは、エアシリンダの作動を禁止するよう
に該シリンダを制御するのである。
第4図及び第5図は従来のペダル位置検知装置
の一例を示す。クラツチペダル1aのアーム2a
は、車体に支持された軸3aのまわりを回動可能
に枢支されており、アーム2aに対向して近接ス
イツチ4aが固定支持されている。近接スイツチ
としては例えば磁気型センサが用いられる。第4
図及び第5図はペダル1aが踏み込まれていない
初期位置にあるときの状態を示しており、図示し
ていないクラツチは接続されている。このときス
イツチ4aはオフされ、図示していないトランス
ミツシヨンのエアシリンダの作動は禁止される。
クラツチペダル1aのペダル本体5aを踏み込む
と、磁性体よりなるアーム2aが軸3aの軸線を
中心として矢印A方向に作動し、アーム2aと近
接スイツチ4aとの相対位置が変化する。このた
めスイツチ4aにより形成される磁界の状態が変
化し、ペダル1aを所定角度回動してクラツチが
切れたところで、上記磁界の変動に基づき、スイ
ツチ4aがオン状態となる。このときの検知信号
によつてトランスミツシヨンのエアシリンダが作
動可能状態となる。
上述した従来例ではペダル1aのアーム2a自
体が近接スイツチ4aに接触することなく、該ス
イツチをオン、オフせしめるセンシングプレート
を構成しており、したがつてアーム2aと近接ス
イツチ4aとの間のギヤツプGを常に一定に保
ち、正しい検知が行われるようにする必要があ
る。即ち、軸3aがその軸線方向Xにガタ付いた
り、アーム2aが矢印Y方向に弾性的に撓むこと
を阻止し、ギヤツプGを常時一定に保たなければ
ならないのである。上記ガタ付きやアーム2aの
撓みが少しでも大きくなれば、直ちにギヤツプG
が変化し、これが誤検知の原因となる。ところが
軸3aのガタ付きアーム2aの撓みを確実に阻止
するように、これらを製作し、かつ組付けること
は容易でなく、そのコストが著しく上昇する欠点
を免れない。
目 的 本考案の目的は、上記従来の欠点を除去し、ペ
ダルの軸が多少ガタ付いたり、ペダル自体が多少
撓んでも、誤検知を生ずることのないペダル位置
検知装置を提供するこである。
構 成 本考案は上記目的を達成するため、固定配置さ
れた近接スイツチと、位置不動ではあるが回動可
能に支持されていて前記近接スイツチに接触する
ことなく該スイツチをオン、オフせしめるセンシ
ングプレートと、回動可能に支持されたペダルと
前記センシングプレートを連結する少なくとも1
つのボールジヨイントとを具備して成るペダル位
置検知装置を提案する。
またセンシングプレートとペダルとの距離を調
節する調節手段を設けると有利である。
作 用 ペダルが多少撓み、或いはその軸がガタ付いて
も、これらはボールジヨイントにより吸収され、
近接スイツチとセンシングプレートとの間にギヤ
ツプが変化することはない。
また調整手段を操作してセンシングプレートと
ペダルとの距離を変えることにより、ペダルの初
期位置から近接スイツチを作動させるまでの回動
角度を調整することができる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図において、ペダル本体5とアーム2より
成るペダル1は、従来と同様に車体に支持された
軸3の軸線まわりを回動可能に支持されている。
一方、ペダル位置検知装置10を構成する近接
スイツチ4は、ブラケツト6を介して車体に不動
に固定され、このブラケツト6にピン7を介して
センシングプレート8が矢印B方向に回動可能に
枢支されている。この場合も近接スイツチ4とし
て磁気型センサが使用され、センシングプレート
8は磁性体より成る。
上述のように、センシングプレート8は回動可
能ではあるが、その位置、より正確にはその回動
中心の位置が不動である。またこのセンシングプ
レート8は、第2図にも示すように、近接スイツ
チ4に接触することなく、該スイツチ4に対して
所定のギヤツプGをあけて位置している。その
際、ギヤツプGが常に一定に保たれるように、高
剛性のセンシングプレート8が使用されており、
かつセンシングプレート8とブラケツト6がピン
7を介してガタ付くことなく正しく組付けられ、
これらとスイツチ4とが一体的なユニツトを構成
している。
上記センシングプレート8と前述のペダル1
は、少なくとも1つのボールジヨイントを介して
連結されている。図示した例では第3図にも示す
如く、ペダル1のアーム2の側に第1のボールジ
ヨイント11に設けられ、センシングプレート8
の側に第2のボールジヨイント12は付設され、
これらがリンクロツド13を介して連結されてい
る。より具体的に説明すれば、アーム2に突設さ
れたスタツド14の先端に形成されたボール15
が、ソケツト部材16のソケツト17に転動可能
に嵌合して第1のボールジヨイント11が構成さ
れ、同様にセンシングプレート8に突設されたス
タツド18(第2図参照)の先端のボール19が
ソケツト部材20のソケツト21に転動自在に嵌
合して第2のボールジヨイント12が構成されて
いる。また両ソケツト部材16,20の中空部に
形成されためねじに、リンクロツド13の両端部
に形成されたおねじ22,23が螺着し、これら
のおねじに螺合したナツト24,25を締付ける
ことによりリンクロツド13が両ソケツト部材1
6,20に固定される。このようにアーム2とセ
ンシングプレート8を連結することにより、アー
ム2の回動をプレート8に伝えることができる。
第1図はクラツチペダル1が初期位置を占め、
クラツチが接続されているときの状況を示してい
る。このとき、従来と同様にセンシングプレート
8は近接スイツチ4に対向して位置し、該スイツ
チをオフ状態としている。したがつて図示してい
ないトランスミツシヨンのエアシリンダは作動を
禁止される。
クラツチペダル1の本体5を踏み込んで、これ
を矢印A方向に回動させると、これに連結された
センシングプレート8もそのピン7の軸線のまわ
りを前方に向けて回動する。ペダル1を所定角度
回動させ、クラツチが切れると、従来と同じくス
イツチ4により形成される磁界状況の変動に基づ
いて、スイツチ4がオンし、その検知信号によつ
てトランスミツシヨンのエアシリンダが作動し得
る状態となる。ペダル1を初期位置に戻せば、セ
ンシングプレート8が近接スイツチ4に対向し、
該スイツチ4をオフさせ、エアシリンダの作動は
禁止される。
上述した構成によれば、スイツチ4をオン、オ
フさせるセンシングプレート8とペダル1がボー
ルジヨイント11,12を介して連結されている
ため、軸3がその軸線方向Xや、或いはこれに直
交する方向に多少ガタ付いても、またアーム2が
矢印Y方向多少撓んでも、ボールジヨイント1
1,12のボール15,19がソケツト17,2
1に対して転動するだけで、上記ガタや撓みがセ
ンシングプレート8に伝えられることはない。即
ち、これらのガタや撓み等をボールジヨイント1
1,12が吸収するのである。このため、センシ
ングプレート8とスイツチ4との間のギヤツプG
は、上記ガタ等に影響を受けず、常に一定に保た
れる。
上述の如く、ペダル1やその軸3に多少のガタ
や撓みが発生してもスイツチ4の誤検知を防止で
きるため、従来のようにペダルやその軸の剛性を
高めたり、その組付制度を高める必要はなく、コ
ストを低減できる。センシングプレート8とスイ
ツチ4のギヤツプGが一定となるように、プレー
ト8やブラケツト6を組付け、プレート8の剛性
を高めるだけでよく、このようなことは低コスト
で行うことが可能である。
ところで、第3図に示したソケツト部材16,
20のめねじと、これに螺着したリンクロツド1
3と、ナツト24,25は、センシングプレート
8とペダル1との距離を調節する調節手段の一構
成例をなすものであり、この距離を調節すること
によつて、クラツチペダル1の踏み込みからスイ
ツチ4がオンするまでの該ペダルの回動角度を調
整することができる。即ち、ナツト24,25を
緩め、リンクロツド13をその中心軸線のまわり
に回転させる。このときその両おねじ22,23
は逆向きとなつているため、ロツド13の回転に
よつて両ソケツト部材16,20は互いに接近又
は離間する方向に作動し、ペダル1とプレート8
との距離を変えることができる。所望の距離とな
つたところで、ナツト24,25を締付け、リン
クロツド13に両ソケツト部材16,20を固定
すればよい。
本考案に係るペダル位置検知装置は、FFシフ
ト用以外にも広く利用でるものである。例えば、
トランスミツシヨンから自動車の走行駆動用の動
力ではなく、他の目的の動力を取り出すパワーテ
イクオフにおいても、クラツチが切られたことを
検出する必要があり、この目的で、本考案に係る
検知装置を用いて、クラツチペダルが初期位置に
存することを検出することが可能である。或いは
アクセルペダルの踏み込みを止めたとき、該ペダ
ルが初期位置に存することを、本考案に係る検知
装置により検知し、その検知信号によつてエキゾ
ーストブレーキを作動させるように構成すること
もできる。ブレーキペダルの踏み込みを検知し、
その検知信号でブレーキランプを点灯させること
も可能である。このように本考案は多岐に亘る利
用が可能である。
また近接スイツチとしては、磁気型センサ以外
の、例えば光電式センサ等を適宜利用できること
は当然である。
効 果 請求項1に記載の構成によれば、ペダルのコス
トを低く抑えつつ、近接スイツチの誤検知を防止
できる。
請求項2の構成によれば、ペダル踏み込み時に
近接スイツチが作動するまでのペダル回動角度を
自由に調整でき、実用性に富んだ検知装置を供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はペダル位置検知装置の全体を示す斜視
図、第2図は第1図の−線断面図、第3図は
ボールジヨイントとリンクロツドの関係を示す部
分断面図、第4図は従来のペダル位置検知装置の
正面図、第5図は第4図の側面図である。 1……ペダル、4……近接スイツチ、8……セ
ンシングプレート、10……ペダル位置検知装
置、11,12……ボールジヨイント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 固定配置された近接スイツチと、位置不動で
    はあるが回動可能に支持されていて前記近接ス
    イツチに接触することなく該スイツチをオン、
    オフせしめるセンシングプレートと、回動可能
    に支持されたペダルと前記センシングプレート
    を連結する少なくとも1つのボールジヨイント
    とを具備して成るペダル位置検知装置。 (2) 前記センシングプレートとペダルとの距離を
    調節する調整手段を設けた請求項1記載の検知
    装置。
JP2918088U 1988-03-07 1988-03-07 Expired - Lifetime JPH054016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2918088U JPH054016Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2918088U JPH054016Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01135519U JPH01135519U (ja) 1989-09-18
JPH054016Y2 true JPH054016Y2 (ja) 1993-02-01

Family

ID=31253165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2918088U Expired - Lifetime JPH054016Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH054016Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995016232A1 (fr) * 1993-12-07 1995-06-15 Komatsu Ltd. Dispositif a levier electrique

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010031063A1 (de) * 2010-07-07 2012-01-12 Robert Bosch Gmbh Sensoreinrichtung für ein Pedal und Verfahren zum Bereitstellen einer Information bezüglich einer Betätigung eines Pedals

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995016232A1 (fr) * 1993-12-07 1995-06-15 Komatsu Ltd. Dispositif a levier electrique

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01135519U (ja) 1989-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4447773B2 (ja) ブレーキレバー
JPH054016Y2 (ja)
JP3129609B2 (ja) ペダルの踏込みストローク検出装置
US6196079B1 (en) Cable driven automotive gear lever joint mechanism
JPS6428337U (ja)
JPH0367315A (ja) 相対回転角度センサ付きペダルユニット
JP4318790B2 (ja) 自動車用アクセルペダル装置
JP3842439B2 (ja) 電気スイッチ可変抵抗器装置
JP3458867B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JPH03204377A (ja) 四輪操舵装置
JPH02124763U (ja)
JP3095587B2 (ja) チェンジレバーユニット
JPH0710092Y2 (ja) ケーブル式コントロール装置
JPH0522464Y2 (ja)
JPH0434140Y2 (ja)
JPH045800Y2 (ja)
JP3740723B2 (ja) ケーブル式コラムシフトレバー装置
JPH0743530Y2 (ja) トランスミツシヨンのリモ−トコントロ−ル式操作機構
JPH0515138Y2 (ja)
JP2563559Y2 (ja) ステアリングコラムの支持装置
JP2523276B2 (ja) スロツトル開度検出器の気化器との接続構造
JPH072359Y2 (ja) 4輪操舵車両の後輪操舵装置
JPS6142169Y2 (ja)
JPH0546966Y2 (ja)
JPH0613416Y2 (ja) シフトレバ−装置