JP4318790B2 - 自動車用アクセルペダル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,車体に固定されるブラケットと,このブラケットに支持されて戻り位置と全踏み込み位置との間を回動し得るアクセルペダルと,このアクセルペダルを前記戻り位置に向かって付勢するペダル戻しばねと,前記ブラケットに取付けられて前記アクセルペダルの踏み込み位置に応じて検知信号を出力するペダル位置センサと,前記アクセルペダルに連動して回動し得る駆動レバー,並びにこの駆動レバー及び前記ブラケット間に配設されて該駆動レバーの回動に摩擦抵抗を付与する摩擦部を有していて,前記アクセルペダルの戻し操作荷重が前記摩擦抵抗により踏み込み操作荷重より小さくなるようにしたヒステリシス機構とを備え,前記ペダル位置センサの検知信号に応じて自動車のエンジンを制御する,自動車用アクセルペダル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる自動車用アクセルペダル装置は,例えば特開平3−168337号公報に開示されているように,既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記ヒステリシス機構は,アクセルペダルの戻し操作荷重が踏み込み操作荷重より小さくなるように,その操作荷重特性にヒステリシスを付与することにより,アクセルペダルを任意の踏み込み位置に保持し易くし,操縦者の疲労軽減を図るものである。
【0004】
ところで,従来のこの種自動車用アクセルペダル装置では,アクセルペダルとヒステリシス機構とを,アクセルペダルの踏み込み及び戻りの両方向において,相互に機械的に連結してあるため,万一,アクセルペダルの踏み込み状態でヒステリシス機構の可動部に膠着が生じる場合には,アクセルペダルもその踏み込み位置で膠着状態となり,したがって,ペダル位置センサも初期位置への復帰が不能となることが考えられる。
【0005】
本発明は,かゝる点に鑑みてなされたもので,万一,アクセルペダルの踏み込み状態でヒステリシス機構の可動部に膠着が生じる場合でも,アクセルペダルをペダルセンサと共に所定の戻り位置へ復帰させ得るようにした前記自動車用アクセルペダル装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,車体に固定されるブラケットと,このブラケットに支持されて戻り位置と全踏み込み位置との間を回動し得るアクセルペダルと,このアクセルペダルを前記戻り位置に向かって付勢するペダル戻しばねと,前記ブラケットに取付けられて前記アクセルペダルの踏み込み位置に応じて検知信号を出力するペダル位置センサと,前記アクセルペダルに連動して回動し得る駆動レバー,並びにこの駆動レバー及び前記ブラケット間に配設されて該駆動レバーの回動に摩擦抵抗を付与する摩擦部を有していて,前記アクセルペダルの戻し操作荷重が前記摩擦抵抗により踏み込み操作荷重より小さくなるようにしたヒステリシス機構とを備え,前記ペダル位置センサの検知信号に応じて自動車のエンジンを制御する,自動車用アクセルペダル装置において,前記アクセルペダル及び前記駆動レバーをそれぞれ個別に回動可能に前記ブラケットに支持し,前記アクセルペダルに第1当接部を設ける一方,前記駆動レバーに,前記アクセルペダルを踏み込み方向へ回動したとき,前記第1当接部が当接して該アクセルペダルの回動力を前記駆動レバーに伝達する第2当接部を設け,前記駆動レバーには,これを前記アクセルペダルの戻り位置側に付勢する駆動戻しばねを接続し,前記アクセルペダルは,このアクセルペダルの踏み込み状態で前記ヒステリシス機構が膠着した場合,前記第1当接部を前記第2当接部から離間させることでヒステリシス機構をその膠着位置に置き去りにしながら前記ペダル戻しばねの付勢力をもって前記戻位置へと復帰し得るよう回動可能であり,前記アクセルペダルに前記ペダル位置センサを連動させたことを第1の特徴とする。
【0007】
この第1の特徴によれば,万一,アクセルペダルの踏み込み状態でヒステリシス機構に膠着が生じる場合には,アクセルペダルから踏力を解除すれば,アクセルペダルは,戻しばねの付勢力をもってアクセルペダルの第1当接部をヒステリシス機構の駆動レバーの第2当接部から離してヒステリシス機構をその膠着位置に置き去りにしながら,所定の戻り位置まで戻ることができる。その際,アクセルペダルに連動しているペダル位置センサも初期位置に復帰することができる。その際,アクセルペダルに連動しているペダル位置センサも初期位置に復帰することができる。
【0008】
また,アクセルペダルはペダル戻しばねにより,ヒステリシス機構の駆動レバーは駆動戻しばねによりそれぞれアクセルペダルの戻り位置方向へ付勢されるので,何れか一方の戻しばねが折損しても他方の戻しばねによってアクセルペダルを戻り位置へ戻すことができ,フェールセーフが確保される。
【0009】
また,本発明は,上記特徴に加えて,前記第2当接部を有して前記ブラケットに回動自在に支持される前記駆動レバーと,この駆動レバーに連結した受圧ドラムと,この受圧ドラムのリムに接触する前記摩擦部を備えて前記ブラケットに回動自在に支持される加圧レバーと,この加圧レバーと前記受圧ドラムとの間に張設されて,前記摩擦部を前記リムに押圧するすると共に,該受圧ドラムをアクセルペダルの前記戻り位置側に付勢する加圧ばねとから前記ヒステリシス機構を構成し,前記加圧ばねの荷重がアクセルペダルの踏み込み角度の増加に応じて増加するようにしたことを第2の特徴とする。
【0010】
この第2の特徴によれば,リム及び加圧レバー間の摩擦抵抗により,アクセルペダルの踏み込み操作荷重と戻し操作荷重との間にヒステリシスを付与することができる。特に,リム及び加圧レバー間の摩擦抵抗は,アクセルペダルの踏み込み角度増に応じて増加するので,上記ヒステリシスをアクセルペダルの踏み込み角度増に応じて増加させて,アクセルペダルの踏み込み位置の保持を一層安定よく行うことができる。その上,リムの半径は,アクセルペダルに及ぼす摩擦トルクの大きさを決定する大きな因子であるから,その半径を選定することにより,ヒステリシスの大きさを自由に設定することができる。
【0011】
また,前記リム及び加圧レバーは,互いに半径方向に配置されるので,これらによるアクセルペダル装置の軸方向寸法の増加を極力抑え,該装置の軸方向のコンパクト化を図ることができ,該装置と,側方隣接部材との干渉を容易に回避することができる。
【0012】
さらに,加圧ばねも,受圧ドラムを介してアクセルペダルを戻し方向に付勢するので,万一,ペダル戻しばね,駆動戻しばね及び加圧ばねの何れ1個が折損しても,残る2個のばねの付勢力によってアクセルペダルを所定の戻位置へ戻すことができ,フェールセーフが一層確実となる。
【0013】
さらに,本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,前記アクセルペダルに固着されて前記ブラケットに回転自在に支承されるペダル軸に前記ペダル位置センサを同軸状に連結したことを第3の特徴とする。
【0014】
この第3の特徴によれば,ペダル位置センサによってアクセルペダルの踏み込み角度を正確に検知することができる。
【0015】
さらに,本発明は,第2の特徴に加えて,前記アクセルペダル及び前記受圧ドラム間に,該アクセルペダルの前記戻り位置からの所定角度範囲では該アクセルペダルの踏み込みを該受圧ドラムに伝達させない遊びを設けたことを第4の特徴とする。
【0016】
この第4の特徴によれば,アクセルペダルを戻り位置から前記遊びに対応した所定角度だけ踏み込むまでは,受圧ドラムを駆動せず,したがって,ペダル戻しばねの荷重に抗するのみでアクセルペダルの踏み込みが可能となるから,その初期踏み込み操作荷重を比較的小さく抑えて,良好な初期操作時のフィーリングを得ることができる。
【0017】
さらに,本発明は,第2又は第4の特徴に加えて,前記アクセルペダルに固着したペダル軸に筒軸を相対回転可能に嵌合し,この筒軸を介して前記駆動レバー及び受圧ドラムを相互に連結し,前記ペダル軸及び筒軸を回転自在に支持すると共に前記受圧ドラム,加圧レバー及び加圧ばねを収容するハウジングを前記ブラケットに一体に形成したことを第5の特徴とする。
【0018】
この第5の特徴によれば,ハウジングによって,リム,加圧レバー及び加圧ばねを外力や塵埃等の外乱から保護し,ヒステリシス特性の安定化と装置の耐久性向上を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて,以下に説明する。
【0020】
図1は本発明の自動車用アクセルペダル装置の側面図,図2は図1の2−2線拡大断面図,図3は図2の3−3線断面図,図4は図2の4−4線断面図,図5は図2の5−5線断面図,図6は図1の6−6線拡大断面図,図7は該アクセルペダル装置の操作荷重特性線図である。
【0021】
先ず,図1〜図3において,この自動車用アクセルペダル装置1のブラケット2は,ベース板2と,その上面に連設されたハウジング4とから構成され,ベース板2は,車体Bdにボルト5をもって固定される。ハウジング4は,合成樹脂によりべース板2と一体成形される第1ハウジング半体41 と,この第1ハウジング半体41 に結合される,同じく合成樹脂製の第2ハウジング半体42 とからなっており,第1及び第2ハウジング半体41 ,42 の結合は,これらハウジング半体41 ,42 の開放周縁部にそれぞれ形成された複数の係止孔6及び係合爪7(図3参照)の係合により行われる。
【0022】
図2に示すように,上記ハウジング4の右側にアクセルペダル8が配置され,また該ペダル8に固着されたペダル軸9がハウジング4の左右両壁を貫通するように配置され,さらにペダル軸9に相対回転自在に嵌合された筒軸10がハウジング4の右側壁を貫通するように配置される。ハウジング4の左右両側壁には,第1及び第2ハウジング半体41 ,42 の接合面で分割される一対の軸受け孔11a,11b(図4を併せて参照)が形成され,左側の軸受け孔11aによってペダル軸9の左端部がシール部材12aを介して回転自在に支承され,また右側の軸受け孔11bによって筒軸10の中間部がシール部材12bを介して回転自在に支承される。したがって,ペダル軸9の中間部は,筒軸10を介して右側の軸受け孔11bに支承されることになる。
【0023】
アクセルペダル8は,ペダル軸9を支点として戻り位置A及び全踏み込み位置B間を回動し得るもので,戻り位置Aは,ベース板2に付設されたストッパゴム13にアクセルペダル8の上端部が当接することにより規定され,また全踏み込み位置Bは,車体Bdに形成されたストッパ部14にアクセルペダル8の下端部が当接することにより規定される。またアクセルペダル8は,ペダル戻しばね15によって戻り位置A側に常時付勢されるもので,そのペダル戻しばね15は,第2ハウジング半体42 の外側面に形成された係止突起16と,アクセルペダル8に固着されたアーム17とに両端を掛け止めするコイルばねから構成される。
【0024】
アクセルペダル8と反対側のハウジング4外側面には,ペダル軸9と同軸状に並ぶ回転子21を備えたペダル位置センサ20がビス22によって取付けられ,その回転子21に,ペダル軸9の先端に固着されたセンサ駆動レバー23が係合される。こうして,回転子21はペダル軸9に同軸状に連結される。
【0025】
而して,ペダル位置センサ20は,アクセルペダル8の踏み込み位置を検知して,その検知信号を電子制御ユニット24に入力する。電子制御ユニット24は,入力された検知信号に応じてエンジン25のスロットル弁の開度を制御する。
【0026】
前記筒軸10には,ハウジング4外に配置される駆動レバー27と,ハウジング4内に配置される受圧ドラム28とが固着され,その駆動レバー27の先端部には,アクセルペダル8の踏み込み操作時,その上端の当接部8a(第1当接部)により押圧されるローラ29(第2当接部)が軸支される。アクセルペダル8の当接部8aは,ローラ29からの離間が可能である。
【0027】
受圧ドラム28は,ベルクランク状に配置される第1及び第2アーム28a,28bを備えており,その第1アーム28aの先端にペダル軸9を中心とする円弧状のリム30が一体的に形成される。第1アーム28aは,ハウジング4の奥壁に当接することにより,受圧ドラム28の初期位置を規定するようになっており,その初期位置に向かって受圧ドラム28を付勢する駆動戻しばね31が設けられる。この駆動戻しばね31は,筒軸10の外周にコイル部を嵌装する捩じりコイルばねからなるもので,その一端部はハウジング4奥壁内壁の係止孔32に嵌入され,他端部は,第1アーム28aの一側から屈曲したばね受け片33に弾発的に支承される。
【0028】
而して,受圧ドラム28が駆動戻しばね31の付勢力により初期位置に保持され,且つアクセルペダル8がペダル戻しばね15の付勢力により戻り位置Aに保持されるとき,図6に明示するように,アクセルペダル8の当接部8aと駆動レバー27のローラ29との間には所定の遊びgが設けられる。
【0029】
また,ハウジング4内には,上記リム30の外周面に,摩擦部としての摩擦ブロック36を押しつける二股状の加圧レバー35が配設される。この加圧レバー35は,上記リム30を左右から跨ぐように配置される二股部35aの先端に同軸上に並ぶ左右一対の枢軸37を一体に有しており,これら枢軸37は,第1ハウジング半体41 の左右両側壁の開放面に開口した一対の支持凹部38に回転自在に嵌合される。これら支持凹部38には,図5に示すように,第2ハウジング半体42 の左右両側壁の開放面から突出した押さえ突起39が嵌合され,これにより枢軸37を支持凹部38の定位置に保持するようになっている。
【0030】
摩擦ブロックは,この加圧レバー35の二股部35a内に配置されると共に,連結軸41によって二股部35aに回動可能に連結される。摩擦ブロック36は合成樹脂製で,前記リム30の外周面に対応する円弧の摩擦面36aが形成されており,この摩擦面36aを前記リム30の外周面に押しつけるべく,引張コイルばねからなる加圧ばね40が加圧レバー35と受圧ドラム28の第2アーム28bとの先端部間に張設される。その際,第2アーム28bは,加圧ばね40の荷重が受圧ドラム28に対しても,これを初期位置に向けて付勢するように作用すべく配置される。
【0031】
こうして,駆動レバー27,筒軸10,受圧ドラム28,加圧レバー35,摩擦ブロック36及び加圧ばね40によりヒステリシス機構42が構成される。
【0032】
次に,この実施例の作用について説明する。
【0033】
前述のように,受圧ドラム28が駆動戻しばね31の付勢力により初期位置に保持され,且つアクセルペダル8がペダル戻しばね15の付勢力により戻り位置Aに保持されるとき,アクセルペダル8の上端部と駆動レバー27のローラ29との間には所定の遊びgが設けられるので,アクセルペダル8を上記遊びgに対応した微小角度だけ踏み込むまでは,駆動レバー27及び受圧ドラム28は初期位置に留まっており,したがって,ペダル戻しばね15の荷重に抗するのみでアクセルペダル8の踏み込みが可能となるから,その初期踏み込み操作荷重は,図7の線a−bで示すように比較的小さい。このときの操作フィーリングは,アクセルペダルとエンジンのスロットル弁間を,遊びが不可避の機械式連動装置で連結した従来のアクセルペダル装置の初期操作時のフィーリングと同様であって,違和感を生じさせない。
【0034】
アクセルペダル8を更に踏み込んで,その上端部がローラ29を押圧して,駆動レバー27を回動するようになると,駆動レバー27が筒軸10を介して受圧ドラム28を駆動戻しばね31及び加圧ばね40の荷重に抗して駆動する。
【0035】
ところで,受圧ドラム28のリム30の外周面には,加圧ばね40の荷重をもって摩擦ブロック36が押圧されているから,アクセルペダル8には,ペダル戻しばね15,駆動戻しばね31及び加圧ばね40の三者の荷重による反発トルクの他に,リム30及び摩擦ブロック36間の摩擦による摩擦トルクが抵抗力として作用する。しかも,アクセルペダル8の踏み込みに伴い受圧ドラム28の回転角度が増加すると,それに応じて加圧ばね40の荷重を増加させるので,上記摩擦トルクは,アクセルペダル8の踏み込み角度に比例して増加していく。その結果,アクセルペダル8の操作荷重は,図7の線b−cのように一旦立ち上がってから,線c−dのような勾配をもって増加していく。
【0036】
この間,アクセルペダル8の踏み込み位置,即ちそれと一体のペダル軸9の回転角度がペダル位置センサ20によって検知され,その検知信号が制御ユニット24に送られるので,制御ユニット24は,エンジン25のスロットル弁をアクセルペダル8の踏み込み位置に対応した開度に制御する。特に,ペダル位置センサ20は,ペダル軸9に同軸状に連結されるので,アクセルペダル8の踏み込み角度を正確に検知することができる。
【0037】
次に,アクセルペダル8の踏み込み角度を減少すべく,それに対する踏み込みトルクを減少させる場合には,その踏み込みトルクが,ペダル戻しばね15,駆動戻しばね31及び加圧ばね40の三者の荷重による戻しトルクから,リム30及び摩擦ブロック36間の摩擦による摩擦トルクを差し引いた値を下回ったとき,アクセルペダル8は戻り方向へ回動する。したがって,アクセルペダル8の戻し操作荷重は,図7の線e−bに示すように,踏み込み操作荷重よりも,リム30及び摩擦ブロック36間の摩擦抵抗分だけ減少することになり,アクセルペダル8の踏み込み操作荷重と戻し操作荷重との間にヒステリシスhが発生する。このことは,例えば自動車のクルージング走行のために,アクセルペダル8を任意の踏み込み位置に保持しようとする場合,アクセルペダル8に加え続ける踏力が上記ヒステリシスhの範囲で変動する限りにおいては,アクセルペダル8の位置が変らないことを意味するものであり,これによりアクセルペダル8の任意の踏み込み位置の保持が容易となり,操縦者の疲労軽減に寄与することができる。
【0038】
しかも,そのヒステリシスhは,リム30及び摩擦ブロック36間の摩擦抵抗が前述のようにアクセルペダル8の踏み込み角度増に応じて増加するので,該ペダル8の踏み込み角度増に応じて大となり,したがって車速が高くなる程,アクセルペダル8の踏み込み位置の保持を一層安定よく行うことができる。
【0039】
万一,アクセルペダル8の踏み込み状態でヒステリシス機構42の可動部,例えば受圧ドラム28及び摩擦ブロック36間に膠着が生じる場合には,アクセルペダル8から踏力を解除すれば,アクセルペダル8は,ペダル戻しばね15の付勢力をもってアクセルペダル8の当接部8aを駆動レバー27のローラ29から離してヒステリシス機構42を膠着位置に置き去りにしながら,所定の戻り位置Aまで戻ることができ,それと同時に,ペダル軸9に連結したペダル位置センサ20も初期位置に復帰することができる。
【0040】
ところで,上記ヒステリシスhを発生させるリム30及び摩擦ブロック36は,互いに半径方向に配置されるので,これらによるアクセルペダル装置1の軸方向寸法の増加を極力抑え,該装置1の軸方向のコンパクト化を図ることができ,その結果,該装置1と,ブレーキペダル等の側方隣接部材との干渉を容易に回避することができる。しかも,リム30の半径は,アクセルペダル8に及ぼす摩擦トルクの大きさを決定する大きな因子であるから,その半径を選定することにより,ヒステリシスhの大きさを自由に設定することができる。例えば,リム30の半径を一定方向に向かって増減させることにより,アクセルペダル8の踏み込み角度に応じてヒステリシスhに変化をつけることが簡単にできる。
【0041】
また,ペダル戻しばね15,駆動戻しばね31及び加圧ばね40は,全て,アクセルペダル8を戻り位置方向へ付勢するので,これらばねの一部に折損が起きても,残る正常なばねによりアクセルペダル8を確実に戻すことができ,フェールセーフが確保される。
【0042】
また,リム30を持つ受圧ドラム28,摩擦ブロック36及び加圧レバー35は,これを収容するハウジング4によって,外力や塵埃等の外乱から保護されるので,ヒステリシス特性の安定化と装置1の耐久性向上を図ることができる。
【0043】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,摩擦ブロック36は,これを加圧レバー35に一体に形成することもできる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば,車体に固定されるブラケットと,このブラケットに支持されて戻り位置と全踏み込み位置との間を回動し得るアクセルペダルと,このアクセルペダルを前記戻り位置に向かって付勢するペダル戻しばねと,前記ブラケットに取付けられて前記アクセルペダルの踏み込み位置に応じて検知信号を出力するペダル位置センサと,前記アクセルペダルに連動して回動し得る駆動レバー,並びにこの駆動レバー及び前記ブラケット間に配設されて該駆動レバーの回動に摩擦抵抗を付与する摩擦部を有していて,前記アクセルペダルの戻し操作荷重が前記摩擦抵抗により踏み込み操作荷重より小さくなるようにしたヒステリシス機構とを備え,前記ペダル位置センサの検知信号に応じて自動車のエンジンを制御する,自動車用アクセルペダル装置において,前記アクセルペダル及び前記駆動レバーをそれぞれ個別に回動可能に前記ブラケットに支持し,前記アクセルペダルに第1当接部を設ける一方,前記駆動レバーに,前記アクセルペダルを踏み込み方向へ回動したとき,前記第1当接部が当接して該アクセルペダルの回動力を前記駆動レバーに伝達する第2当接部を設け,前記駆動レバーには,これを前記アクセルペダルの戻り位置側に付勢する駆動戻しばねを接続し,前記アクセルペダルは,このアクセルペダルの踏み込み状態で前記ヒステリシス機構が膠着した場合,前記第1当接部を前記第2当接部から離間させることでヒステリシス機構をその膠着位置に置き去りにしながら前記ペダル戻しばねの付勢力をもって前記戻位置へと復帰し得るよう回動可能であり,前記アクセルペダルに前記ペダル位置センサを連動させたので,万一,アクセルペダルの踏み込み状態でヒステリシス機構に膠着が生じる場合には,アクセルペダルから踏力を解除すれば,アクセルペダルは,戻しばねの付勢力をもってアクセルペダルの第1当接部をヒステリシス機構の駆動レバーの第2当接部から離してヒステリシス機構をその膠着位置に置き去りにしながら,所定の戻り位置まで戻ることができる。その際,アクセルペダルに連動しているペダル位置センサも初期位置に復帰することができる。その際,アクセルペダルに連動しているペダル位置センサも初期位置に復帰することができる。また,アクセルペダルはペダル戻しばねにより,ヒステリシス機構の駆動レバーは駆動戻しばねによりそれぞれアクセルペダルの戻り位置方向へ付勢されるので,何れか一方の戻しばねが折損しても他方の戻しばねによってアクセルペダルを戻り位置へ戻すことができ,フェールセーフが確保される。
【0045】
また,本発明の第2の特徴によれば,前記第2当接部を有して前記ブラケットに回動自在に支持される駆動レバーと,この駆動レバーに連結した連動する受圧ドラムと,この受圧ドラムのリムに接触する摩擦部を備えて前記ブラケットに回動自在に支持される加圧レバーと,この加圧レバーと前記受圧ドラムとの間に張設されて,前記摩擦部を前記リムに押圧するすると共に,該受圧ドラムをアクセルペダルの前記戻り位置側に付勢する加圧ばねとから前記ヒステリシス機構を構成し,前記加圧ばねの荷重がアクセルペダルの踏み込み角度の増加に応じて増加するようにしたので,リム及び加圧レバー間の摩擦抵抗により,アクセルペダルの踏み込み操作荷重と戻し操作荷重との間に付与するヒステリシスをアクセルペダルの踏み込み角度増に応じて増加させて,アクセルペダルの任意の踏み込み位置の保持を一層安定よく行うことができる。その上,リムの半径を選定することにより,ヒステリシスの大きさを自由に設定することができる。また,前記リム及び加圧レバーは,互いに半径方向に配置されるので,これらによるアクセルペダル装置の軸方向寸法の増加を極力抑え,該装置の軸方向のコンパクト化を図ることができ,該装置と,側方隣接部材との干渉を容易に回避することができる。さらに,加圧ばねも,受圧ドラムを介してアクセルペダルを戻し方向に付勢するので,万一,ペダル戻しばね,駆動戻しばね及び加圧ばねの何れ1個が折損しても,残る2個のばねの付勢力によってアクセルペダルを所定の戻位置へ戻すことができ,フェールセーフが一層確実となる。
【0046】
さらに,本発明の第3の特徴によれば,前記アクセルペダルに固着されて前記ブラケットに回転自在に支承されるペダル軸に前記ペダル位置センサを同軸状に連結したので,ペダル位置センサによってアクセルペダルの踏み込み角度を正確に検知することができる。
【0047】
さらにまた,本発明の第4の特徴によれば,前記アクセルペダル及び前記受圧ドラム間に,該アクセルペダルの前記戻り位置からの所定角度範囲では該アクセルペダルの踏み込みを該受圧ドラムに伝達させない遊びを設けたので,アクセルペダルを戻り位置から前記遊びに対応した所定角度だけ踏み込むまでは,受圧ドラムを駆動せず,したがって,ペダル戻しばねの荷重に抗するのみでアクセルペダルの踏み込みが可能となるから,その初期踏み込み操作荷重を比較的小さく抑えて,良好な初期操作時のフィーリングを得ることができる。
【0048】
さらにまた,本発明の第5の特徴によれば,前記アクセルペダルに固着したペダル軸に筒軸を相対回転可能に嵌合し,この筒軸を介して前記駆動レバー及び受圧ドラムを相互に連結し,前記ペダル軸及び筒軸を回転自在に支持すると共に前記受圧ドラム,加圧レバー及び加圧ばねを収容するハウジングを前記ブラケットに一体に形成したので,ハウジングによって,リム,加圧レバー及び加圧ばねを外力や塵埃等の外乱から保護し,ヒステリシス特性の安定化と装置の耐久性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動車用アクセルペダル装置の側面図。
【図2】 図2は図1の2−2線拡大断面図。
【図3】 図2の3−3線断面図。
【図4】 図2の4−4線断面図。
【図5】 図2の5−5線断面図。
【図6】 図1の6−6線拡大断面図。
【図7】 上記アクセルペダル装置の操作荷重特性線図。
【符号の説明】
A・・・・・戻り位置
B・・・・・全踏み込み位置
Bd・・・・車体
g・・・・・遊び
1・・・・・アクセルペダル装置
2・・・・・ブラケット
4・・・・・ハウジング
8・・・・・アクセルペダル
8a・・・・第1当接部
9・・・・・ペダル軸
10・・・・筒軸
15・・・・ペダル戻しばね
20・・・・ペダル位置センサ
25・・・・エンジン
27・・・・駆動レバー
28・・・・受圧レバー
29・・・・第2当接部
30・・・・リム
35・・・・加圧レバー
36・・・・摩擦部(摩擦ブロック)
40・・・・加圧ばね

Claims (5)

  1. 車体(Bd)に固定されるブラケット(2)と,このブラケット(2)に支持されて戻り位置(A)と全踏み込み位置(B)との間を回動し得るアクセルペダル(8)と,このアクセルペダル(8)を前記戻り位置(A)に向かって付勢するペダル戻しばね(15)と,前記ブラケット(2)に取付けられて前記アクセルペダル(8)の踏み込み位置に応じて検知信号を出力するペダル位置センサ(20)と,前記アクセルペダル(8)に連動して回動し得る駆動レバー(27),並びにこの駆動レバー(27)及び前記ブラケット(2)間に配設されて該駆動レバー(27)の回動に摩擦抵抗を付与する摩擦部(36)を有していて,前記アクセルペダル(8)の戻し操作荷重が前記摩擦抵抗により踏み込み操作荷重より小さくなるようにしたヒステリシス機構(42)とを備え,前記ペダル位置センサ(20)の検知信号に応じて自動車のエンジン(25)を制御する,自動車用アクセルペダル装置において,
    前記アクセルペダル(8)及び前記駆動レバー(27)をそれぞれ個別に回動可能に前記ブラケット(2)に支持し,
    前記アクセルペダル(8)に第1当接部(8a)を設ける一方,前記駆動レバー(27)に,前記アクセルペダル(8)を踏み込み方向へ回動したとき,前記第1当接部(8a)が当接して該アクセルペダル(8)の回動力を前記駆動レバー(27)に伝達する第2当接部(29)を設け,
    前記駆動レバー(27)には,これを前記アクセルペダル(8)の戻り位置(A)側に付勢する駆動戻しばね(31)を接続し,
    前記アクセルペダル(8)は,このアクセルペダル(8)の踏み込み状態で前記ヒステリシス機構(42)が膠着した場合,前記第1当接部(8a)を前記第2当接部(29)から離間させることでヒステリシス機構(42)をその膠着位置に置き去りにしながら前記ペダル戻しばね(15)の付勢力をもって前記戻位置(A)へと復帰し得るよう回動可能であり,
    前記アクセルペダル(8)に前記ペダル位置センサ(20)を連動させたことを特徴とする,自動車用アクセルペダル装置。
  2. 請求項1記載の自動車用アクセルペダル装置において,
    前記第2当接部(29)を有して前記ブラケット(2)に回動自在に支持される前記駆動レバー(27)と,この駆動レバー(27)に連結した受圧ドラム(28)と,この受圧ドラム(28)のリム(30)に接触する前記摩擦部(36)を備えて前記ブラケット(2)に回動自在に支持される加圧レバー(35)と,この加圧レバー(35)と前記受圧ドラム(28)との間に張設されて,前記摩擦部(36)を前記リム(30)に押圧するすると共に,該受圧ドラム(28)をアクセルペダル(8)の前記戻り位置(A)側に付勢する加圧ばね(40)とから前記ヒステリシス機構(42)を構成し,前記加圧ばね(40)の荷重がアクセルペダル(8)の踏み込み角度の増加に応じて増加するようにしたことを特徴とする,自動車用アクセルペダル装置。
  3. 請求項1又は2記載の自動車用アクセルペダル装置において,
    前記アクセルペダル(8)に固着されて前記ブラケット(2)に回転自在に支承されるペダル軸(9)に前記ペダル位置センサ(20)を同軸状に連結したことを特徴とする,自動車用アクセルペダル装置。
  4. 請求項2記載の自動車用アクセルペダル装置において,
    前記アクセルペダル(8)及び前記受圧ドラム(28)間に,該アクセルペダル(8)の前記戻り位置(A)からの所定角度範囲では該アクセルペダル(8)の踏み込みを該受圧ドラム(28)に伝達させない遊び(g)を設けたことを特徴とする,自動車用アクセルペダル装置。
  5. 請求項2又は4記載の自動車用アクセルペダル装置において
    前記アクセルペダル(8)に固着したペダル軸(9)に筒軸(10)を相対回転可能に嵌合し,この筒軸(10)を介して前記駆動レバー(27)及び受圧ドラム(28)を相互に連結し,前記ペダル軸(9)及び筒軸(10)を回転自在に支持すると共に前記受圧ドラム(28),加圧レバー(35)及び加圧ばね(40)を収容するハウジング(4)を前記ブラケット(2)に一体に形成したことを特徴とする,自動車用アクセルペダル装置。
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