JPH053929A - 住宅用スプリンクラー消火設備及び消火設備の自動点検装置 - Google Patents
住宅用スプリンクラー消火設備及び消火設備の自動点検装置Info
- Publication number
- JPH053929A JPH053929A JP18410391A JP18410391A JPH053929A JP H053929 A JPH053929 A JP H053929A JP 18410391 A JP18410391 A JP 18410391A JP 18410391 A JP18410391 A JP 18410391A JP H053929 A JPH053929 A JP H053929A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水道配管直結型の住宅用スプリンクラー消火
設備において、水道配管に水の滞る「死水」がなく、し
かもスプリンクラーヘッドを取付ける配管が凍結8結露
を起こさない。又、消火設備の点検を一定期間毎自動的
に行う。 【構成】 水道配管に死水防止用の継手を設置し、これ
に電動弁を介してスプリンクラーヘッドを取付けた配管
を接続し、さらに該スプリンクラーヘッドの近傍に火災
感知器を設置して火災感知器と電動弁が電気的に接続し
てある。水源から分岐してある部分に電動弁を設置して
あり、該電動弁にはさらに電動弁を介して並列的にスプ
リンクラーヘッド取付用配管とドレイン配管が接続して
あって、これらの電動弁はタイマーの指示により定期的
に作動して、作動異常があった場合はそれを通報する。
設備において、水道配管に水の滞る「死水」がなく、し
かもスプリンクラーヘッドを取付ける配管が凍結8結露
を起こさない。又、消火設備の点検を一定期間毎自動的
に行う。 【構成】 水道配管に死水防止用の継手を設置し、これ
に電動弁を介してスプリンクラーヘッドを取付けた配管
を接続し、さらに該スプリンクラーヘッドの近傍に火災
感知器を設置して火災感知器と電動弁が電気的に接続し
てある。水源から分岐してある部分に電動弁を設置して
あり、該電動弁にはさらに電動弁を介して並列的にスプ
リンクラーヘッド取付用配管とドレイン配管が接続して
あって、これらの電動弁はタイマーの指示により定期的
に作動して、作動異常があった場合はそれを通報する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災発生時にスプリン
クラーヘッドから水を散布して消火を行う消火設備、特
に水道配管を利用した住宅用のスプリンクラー消火設
備、及び該消火設備の自動点検装置に関する。
クラーヘッドから水を散布して消火を行う消火設備、特
に水道配管を利用した住宅用のスプリンクラー消火設
備、及び該消火設備の自動点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水道配管を利用したスプリンク
ラー消火設備では、水道配管に取付けたスプリンクラー
ヘッドの上部に水が留まって流動しないという所謂「死
水」となり、これが腐敗したり錆を発生させて衛生上問
題となるため、水道法で規制されているものであった。
ラー消火設備では、水道配管に取付けたスプリンクラー
ヘッドの上部に水が留まって流動しないという所謂「死
水」となり、これが腐敗したり錆を発生させて衛生上問
題となるため、水道法で規制されているものであった。
【0003】しかしながら、水道配管にスプリンクラー
ヘッドを取付けても死水を起こさない継手が考案され
(実公昭56−18126号)、これが水道局に認可さ
れたことから、水道配管を利用したスプリンクラー消火
設備が住宅用として実用化されるようになってきた。こ
のスプリンクラー消火設備は、水道配管に死水防止用継
手を取付け、それに直接スプリンクラーヘッドを取付け
るものであり、水道配管の途中や先端に水を流出させる
蛇口が設置されているものである。従って、火災が発生
してスプリンクラーヘッドが作動すると、直ぐに水道配
管の水が作動したスプリンクラーヘッドから散布される
ようになっていた。
ヘッドを取付けても死水を起こさない継手が考案され
(実公昭56−18126号)、これが水道局に認可さ
れたことから、水道配管を利用したスプリンクラー消火
設備が住宅用として実用化されるようになってきた。こ
のスプリンクラー消火設備は、水道配管に死水防止用継
手を取付け、それに直接スプリンクラーヘッドを取付け
るものであり、水道配管の途中や先端に水を流出させる
蛇口が設置されているものである。従って、火災が発生
してスプリンクラーヘッドが作動すると、直ぐに水道配
管の水が作動したスプリンクラーヘッドから散布される
ようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述従来の住
宅用スプリンクラー消火設備ではスプリンクラーヘッド
を設置する天井の内側に水道配管が置かれているため、
冬季に水道管が凍結すると破裂して天井から多量の水が
こぼれ落ちたり、或は水道管に結露した水が滴れ落ちて
天井に染みを作る等という問題があった。
宅用スプリンクラー消火設備ではスプリンクラーヘッド
を設置する天井の内側に水道配管が置かれているため、
冬季に水道管が凍結すると破裂して天井から多量の水が
こぼれ落ちたり、或は水道管に結露した水が滴れ落ちて
天井に染みを作る等という問題があった。
【0005】又、天井内に水の流れる水道管があると配
管の末端で水を使用した時、管内を流れる水の音が静寂
な夜に響き、大変気になるものとなっていた。さらに従
来の住宅用消火設備では警報装置の点検を行う場合、実
際に配管の末端に設置された試験弁から水を流出させて
行わなければならず、大変に手間のかかる作業であった
ため、法的に点検を義務付けられていない住宅用では自
主的に点検を行うことが少なかった。従って、いざ火災
が発生した場合に警報装置が作動せず、火災の発見が遅
れることがあった。
管の末端で水を使用した時、管内を流れる水の音が静寂
な夜に響き、大変気になるものとなっていた。さらに従
来の住宅用消火設備では警報装置の点検を行う場合、実
際に配管の末端に設置された試験弁から水を流出させて
行わなければならず、大変に手間のかかる作業であった
ため、法的に点検を義務付けられていない住宅用では自
主的に点検を行うことが少なかった。従って、いざ火災
が発生した場合に警報装置が作動せず、火災の発見が遅
れることがあった。
【0006】本発明は、水道配管を利用したスプリンク
ラー消火設備であるにもかかわらず、従来のように凍結
による破裂や結露等の問題が全くないという消火設備、
及び消火設備の点検を人が行わなくても一定期間毎に自
動的に行うという点検装置を提供することにある。
ラー消火設備であるにもかかわらず、従来のように凍結
による破裂や結露等の問題が全くないという消火設備、
及び消火設備の点検を人が行わなくても一定期間毎に自
動的に行うという点検装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来よりあ
る死水防止用継手を水道配管とスプリンクラーヘッドの
取付部に使用するのではなく、水道配管から分岐した部
分に用いればスプリンクラーヘッド取付用配管中に水を
存在させず、配管破裂や結露等という問題は全く関係な
くなることに着目して本発明を完成させた。 又、本発
明の自動点検装置は、タイマーと複数の電動弁を組み合
わせることにより自動化を実現させたものである。
る死水防止用継手を水道配管とスプリンクラーヘッドの
取付部に使用するのではなく、水道配管から分岐した部
分に用いればスプリンクラーヘッド取付用配管中に水を
存在させず、配管破裂や結露等という問題は全く関係な
くなることに着目して本発明を完成させた。 又、本発
明の自動点検装置は、タイマーと複数の電動弁を組み合
わせることにより自動化を実現させたものである。
【0008】本発明は、水道配管から分岐した部分に死
水を防止できるチーズ型の継手が設置され、該継手の直
角方向の接続部に電動弁が接続されているとともに、該
電動弁にはスプリンクラーヘッド取付用配管が接続さ
れ、又スプリンクラーヘッドを設置した屋内には熱感知
器又は煙感知器等の火災感知器が設置されていて、しか
も該火災感知器と前述電動弁とが電気的に接続されてお
り、火災発生時、火災感知器が感知した信号で前述電動
弁を作動させる構造となっていることを特徴とする住宅
用スプリンクラー消火設備であり、又水源から分岐した
枝管に電動弁が接続されており、該電動弁はドレイン配
管とスプリンクラーヘッド取付用配管とに並列的に接続
されていて、該ドレイン配管とスプリンクラーヘッド取
付用配管にはそれぞれ電動弁が設置されているととも
に、これらの電動弁は一定期間毎に電気的信号を出すタ
イマーにより作動するようになっていることを特徴とす
る消火設備の自動点検装置である。
水を防止できるチーズ型の継手が設置され、該継手の直
角方向の接続部に電動弁が接続されているとともに、該
電動弁にはスプリンクラーヘッド取付用配管が接続さ
れ、又スプリンクラーヘッドを設置した屋内には熱感知
器又は煙感知器等の火災感知器が設置されていて、しか
も該火災感知器と前述電動弁とが電気的に接続されてお
り、火災発生時、火災感知器が感知した信号で前述電動
弁を作動させる構造となっていることを特徴とする住宅
用スプリンクラー消火設備であり、又水源から分岐した
枝管に電動弁が接続されており、該電動弁はドレイン配
管とスプリンクラーヘッド取付用配管とに並列的に接続
されていて、該ドレイン配管とスプリンクラーヘッド取
付用配管にはそれぞれ電動弁が設置されているととも
に、これらの電動弁は一定期間毎に電気的信号を出すタ
イマーにより作動するようになっていることを特徴とす
る消火設備の自動点検装置である。
【0009】本発明で使用する電動弁とは、マグネット
で開閉を行う電磁弁やモーターで開閉を行う電動ボール
等である。又、本発明の消火設備には、火災の熱により
作動して弁が開く閉鎖型のスプリンクラーヘッド、或は
弁のない開放型スプリンクラーヘッドを使用することが
できる。さらに又、本発明の自動点検装置は、水道配管
を水源とした消火設備に限らず、貯水槽を水源とした消
火設備にも採用できることはいうまでもない。
で開閉を行う電磁弁やモーターで開閉を行う電動ボール
等である。又、本発明の消火設備には、火災の熱により
作動して弁が開く閉鎖型のスプリンクラーヘッド、或は
弁のない開放型スプリンクラーヘッドを使用することが
できる。さらに又、本発明の自動点検装置は、水道配管
を水源とした消火設備に限らず、貯水槽を水源とした消
火設備にも採用できることはいうまでもない。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいて本発明を説明する。図1
は本発明のスプリンクラー消火設備とその点検装置の配
管及び電気の系統図である。水源である水道配管1には
消火用の配管に分岐する部分にチーズ型の死水防止継手
2が設置されており、該継手の直角方向の接続口には電
磁弁3が接続されている。又電磁弁3にはクロス型の継
手4が接続されている。クロス型継手4の上下方にはそ
れぞれ電磁弁5、6が並列的に接続されており、クロス
型継手4の横方の接続口には圧力センサー7が接続され
ている。クロス型継手4の上方に接続された電磁弁5に
は天井内に配管されるスプリンクラーヘッド取付用配管
8が接続されている。該スプリンクラーヘッド取付用配
管には天井から露出した状態でスプリンクラーヘッド9
・・・が取付けられており、その末端は弁10を介して
排水口に至っている。
は本発明のスプリンクラー消火設備とその点検装置の配
管及び電気の系統図である。水源である水道配管1には
消火用の配管に分岐する部分にチーズ型の死水防止継手
2が設置されており、該継手の直角方向の接続口には電
磁弁3が接続されている。又電磁弁3にはクロス型の継
手4が接続されている。クロス型継手4の上下方にはそ
れぞれ電磁弁5、6が並列的に接続されており、クロス
型継手4の横方の接続口には圧力センサー7が接続され
ている。クロス型継手4の上方に接続された電磁弁5に
は天井内に配管されるスプリンクラーヘッド取付用配管
8が接続されている。該スプリンクラーヘッド取付用配
管には天井から露出した状態でスプリンクラーヘッド9
・・・が取付けられており、その末端は弁10を介して
排水口に至っている。
【0011】又、クロス型継手4の下方に接続された電
磁弁6にはドレイン管11が接続されていて、その先端
は排水口に至っている。スプリンクラーヘッド9が取付
けられた屋内には、スプリンクラーヘッドの近傍に熱感
知器又は煙感知器のような火災感知器12が設置されて
いる。
磁弁6にはドレイン管11が接続されていて、その先端
は排水口に至っている。スプリンクラーヘッド9が取付
けられた屋内には、スプリンクラーヘッドの近傍に熱感
知器又は煙感知器のような火災感知器12が設置されて
いる。
【0012】電磁弁3、5、6、圧力センサー7及び火
災感知器12の電気配線はコントロールボックス13に
集められている。コントロールボックス13には火災警
報ベル14、異常警報サイン15、モニター16等が付
設されており、又コントロールボックス内には図示しな
いタイマーが設置されている。該タイマーとは一定期
間、たとえば1年に1度、或るいは1年に2度電気的信
号を出すようになっている。
災感知器12の電気配線はコントロールボックス13に
集められている。コントロールボックス13には火災警
報ベル14、異常警報サイン15、モニター16等が付
設されており、又コントロールボックス内には図示しな
いタイマーが設置されている。該タイマーとは一定期
間、たとえば1年に1度、或るいは1年に2度電気的信
号を出すようになっている。
【0013】ここで本発明の住宅用スプリンクラー消火
設備における消火の状態について説明する。平時、電磁
弁3は閉、電磁弁5は開、電磁弁6は閉の状態となって
いる。水道配管1内には水道水が流動しており、死水防
止継手2の直角方向に接続された電磁弁3は閉じられて
いるが、接続部には常に新しい水が侵入しているため死
水は起こっていない。電磁弁3が閉じられているためそ
の先、つまりスプリンクラーヘッド取付用配管8内には
水は全く存在していないことになる。
設備における消火の状態について説明する。平時、電磁
弁3は閉、電磁弁5は開、電磁弁6は閉の状態となって
いる。水道配管1内には水道水が流動しており、死水防
止継手2の直角方向に接続された電磁弁3は閉じられて
いるが、接続部には常に新しい水が侵入しているため死
水は起こっていない。電磁弁3が閉じられているためそ
の先、つまりスプリンクラーヘッド取付用配管8内には
水は全く存在していないことになる。
【0014】火災が発生すると、先ず火災感知器12が
火災を感知して電気的信号をコントロールボックス13
に送る。するとコントロールボックスでは火災警報ベル
14を鳴して火災発生を知らせるとともに電磁弁3に信
号を送り、電磁弁3を開放する。この時、未だスプリン
クラーヘッドが作動していなければ水道配管の水は電磁
弁3から少し中方に入っただけとなる。そして火災の炎
が上がってスプリンクラーヘッドを作動させるとスプリ
ンクラーヘッド取付用配管8内の空気が作動したスプリ
ンクラーヘッドから抜け、水道水がそれに追従して作動
したスプリンクラーヘッドから散布され消火を行うよう
になる。
火災を感知して電気的信号をコントロールボックス13
に送る。するとコントロールボックスでは火災警報ベル
14を鳴して火災発生を知らせるとともに電磁弁3に信
号を送り、電磁弁3を開放する。この時、未だスプリン
クラーヘッドが作動していなければ水道配管の水は電磁
弁3から少し中方に入っただけとなる。そして火災の炎
が上がってスプリンクラーヘッドを作動させるとスプリ
ンクラーヘッド取付用配管8内の空気が作動したスプリ
ンクラーヘッドから抜け、水道水がそれに追従して作動
したスプリンクラーヘッドから散布され消火を行うよう
になる。
【0015】火災鎮火後は、電磁弁3を閉じ、電磁弁6
と弁10を開けてスプリンクラーヘッド取付用配管8内
に流入していた水を全て排水口に排出する。スプリンク
ラーヘッド取付用配管内の水の排出が済んだならば、電
磁弁6と弁10を閉じ、作動したスプリンクラーヘッド
を新しいものに代えて新たに消火準備を整えておく。次
に、もう一つの発明である消火設備の点検装置における
点検について説明する。図2は点検のフローチャートを
示す図である。前述の如く平時、電磁弁3は閉、電磁弁
5は開、電磁弁6は閉の状態となっている。
と弁10を開けてスプリンクラーヘッド取付用配管8内
に流入していた水を全て排水口に排出する。スプリンク
ラーヘッド取付用配管内の水の排出が済んだならば、電
磁弁6と弁10を閉じ、作動したスプリンクラーヘッド
を新しいものに代えて新たに消火準備を整えておく。次
に、もう一つの発明である消火設備の点検装置における
点検について説明する。図2は点検のフローチャートを
示す図である。前述の如く平時、電磁弁3は閉、電磁弁
5は開、電磁弁6は閉の状態となっている。
【0016】STEP1:コントロールボックス13内
のタイマーが年に1度か2度作動して点検が行われる時
には、コントロールボックスからは電磁弁5を閉め、電
磁弁3開ける信号が出される。
のタイマーが年に1度か2度作動して点検が行われる時
には、コントロールボックスからは電磁弁5を閉め、電
磁弁3開ける信号が出される。
【0017】STEP2:すると、水道配管1の水は電
磁弁3から少し流入し、圧力センサー7が水の流入した
ことを検出する。これらの信号、即ち電磁弁5が閉じ、
電磁弁3が開き、そして圧力センサー7が水道水の流入
したことをコントロールボックス13に知らせると、そ
れらが視覚で分かるようにモニター16に現れる。タイ
マーからの信号で電磁弁が順調に作動した場合は、火災
が発生しても正常な消火活動が行われるものであるが、
電磁弁の一つでも所定の作動がなされなかった場合に
は、火災発生時に水が散布されなくなる。点検時に所定
の作動がなされない時には、モニター16に表示される
と同時に異常警報サイン15が鳴って異常を知らせる。
磁弁3から少し流入し、圧力センサー7が水の流入した
ことを検出する。これらの信号、即ち電磁弁5が閉じ、
電磁弁3が開き、そして圧力センサー7が水道水の流入
したことをコントロールボックス13に知らせると、そ
れらが視覚で分かるようにモニター16に現れる。タイ
マーからの信号で電磁弁が順調に作動した場合は、火災
が発生しても正常な消火活動が行われるものであるが、
電磁弁の一つでも所定の作動がなされなかった場合に
は、火災発生時に水が散布されなくなる。点検時に所定
の作動がなされない時には、モニター16に表示される
と同時に異常警報サイン15が鳴って異常を知らせる。
【0018】STEP3:異常がなく点検が終了したな
らば、コントロールボックス13からは電磁弁3を閉
じ、電磁弁6を開き、そして電磁弁5を開く信号が送ら
れる。すると配管内に入っていた水は、落差により電磁
弁6のドレイン11から排水口に流出していく。このよ
うにして水が流出したならば、コントロールボックス1
3から電磁弁6を閉じる信号が出され該電磁弁を閉じて
点検が終了する。
らば、コントロールボックス13からは電磁弁3を閉
じ、電磁弁6を開き、そして電磁弁5を開く信号が送ら
れる。すると配管内に入っていた水は、落差により電磁
弁6のドレイン11から排水口に流出していく。このよ
うにして水が流出したならば、コントロールボックス1
3から電磁弁6を閉じる信号が出され該電磁弁を閉じて
点検が終了する。
【0019】
【発明の効果】本発明の住宅用スプリンクラー消火設備
は、水道配管とスプリンクラーヘッド取付用配管の接続
に死水防止継手を用いてあるため、水道配管内には死水
が発生せず衛生的であり、しかも平時スプリンクラーヘ
ッド取付用配管内に水が存在していないため凍結による
破裂や結露等という水の被害が全くないものである。
又、本発明の消火設備の点検装置は、電動弁の作動異常
を定期的に、そして自動的に行うため、火災発生時には
必ず消火を行うという信頼性ある消火設備を約束するも
のである。
は、水道配管とスプリンクラーヘッド取付用配管の接続
に死水防止継手を用いてあるため、水道配管内には死水
が発生せず衛生的であり、しかも平時スプリンクラーヘ
ッド取付用配管内に水が存在していないため凍結による
破裂や結露等という水の被害が全くないものである。
又、本発明の消火設備の点検装置は、電動弁の作動異常
を定期的に、そして自動的に行うため、火災発生時には
必ず消火を行うという信頼性ある消火設備を約束するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消火設備及び自動点検装置の配管と電
気の系統図である。
気の系統図である。
【図2】本発明の自動点検装置における点検時のフロー
チャートである。
チャートである。
1 水道配管
2 死水防止継手
3、5、6 電動弁
4 クロス型の継手
7 圧力センサー
8 スプリンクラーヘッド取付用配管
9 スプリンクラーヘッド
10 弁
11 ドレイン管
12 火災感知器
13 コントロールボックス
14 火災警報ベル
15 異常警報サイン
16 モニター
Claims (4)
- 【請求項1】 水道配管から分岐した部分に死水を防止
できるチーズ型の継手が設置され、該継手の直角方向の
接続部に電動弁が接続されているとともに、該電動弁に
はスプリンクラーヘッド取付用配管が接続され、又スプ
リンクラーヘッドを設置した屋内には熱感知器又は煙感
知器等の火災感知器が設置されていて、しかも該火災感
知器と前述電動弁とが電気的に接続されており、火災発
生時、火災感知器が感知した信号で前述電動弁を作動さ
せる構造となっていることを特徴とする住宅用スプリン
クラー消火設備。 - 【請求項2】 水源から分岐した部分に電動弁が接続さ
れており、該電動弁はドレイン配管とスプリンクラーヘ
ッド取付用配管とに並列的に接続されていて、該ドレイ
ン配管とスプリンクラーヘッド取付用配管にはそれぞれ
電動弁が設置されているとともに、これらの電動弁は一
定期間毎に電気的信号を出すタイマーにより作動するよ
うになっていることを特徴とする消火設備の自動点検装
置。 - 【請求項3】 前記水源は、水道配管であることを特徴
とする請求項2記載の消火設備の自動点検装置。 - 【請求項4】 前記水源は、貯水槽であることを特徴と
する請求項2記載の消火設備の自動点検装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184103A JP2704798B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 住宅用スプリンクラー消火設備の自動点検装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184103A JP2704798B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 住宅用スプリンクラー消火設備の自動点検装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053929A true JPH053929A (ja) | 1993-01-14 |
JP2704798B2 JP2704798B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=16147449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3184103A Expired - Fee Related JP2704798B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 住宅用スプリンクラー消火設備の自動点検装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2704798B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0801962A3 (de) * | 1996-04-18 | 1999-01-07 | TOTAL WALTHER GmbH, Feuerschutz und Sicherheit | Feuerlöschanlage |
JP2012005737A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Maeda Valve Kogyo Kk | スプリンクラー設備における給水制御ユニット |
KR101133874B1 (ko) * | 2009-08-13 | 2012-04-06 | 조종철 | 간이스프링클러 수도직결형 장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102097299B1 (ko) | 2017-05-23 | 2020-04-06 | 주식회사 에코미스티 | 증발 냉방 장치와 연동되는 화재 확산 지연 장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0242653U (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-23 | ||
JPH03143460A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-19 | Misawa Homes Co Ltd | 住宅用スプリンクラー装置 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3184103A patent/JP2704798B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0242653U (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-23 | ||
JPH03143460A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-19 | Misawa Homes Co Ltd | 住宅用スプリンクラー装置 |
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JP2012005737A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Maeda Valve Kogyo Kk | スプリンクラー設備における給水制御ユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2704798B2 (ja) | 1998-01-26 |
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