JP2002291934A - スプリンクラ消火設備 - Google Patents
スプリンクラ消火設備Info
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Abstract
災を消火することができるようにする。また消火設備の
配管を、車両の洗浄用に使用することができるようにす
る。 【構成】水道本管1から分岐して設けられた二次側配管
2と、該二次側配管に設けられた閉鎖型スプリンクラヘ
ッド3とを住戸H内に備えたスプリンクラ消火設備にお
いて、二次側配管から分岐して、常時は閉じた弁25を
設けた。この弁の二次側には外部配管26が接続され、
外部配管には、開放型ヘッド35が接続される。住戸の
外には、カーポート30が設けられ、該カーポートに開
放型ヘッドを設けるようにして、カーポートの屋根に、
火災感知器40を設けて、火災感知器が動作した時に弁
25を開放するようにした。
Description
家庭用の消火設備に関するものである。
の分岐した二次側配管にスプリンクラヘッドを取り付け
た一般家庭用のスプリンクラ消火設備がある。二次側配
管内は常時は充水されており、配管の末端に設けた給水
栓を適宜開放することで、配管内を流水させて、二次側
配管内に水が停滞しないようにしてある。
けられる給水栓は、飲み水用としてはあまり適していな
い。このため末端の給水栓の設置する場所は、通常、ト
イレのロータンクなどに限られている。このスプリンク
ラ消火設備は、住宅内の火災を消火することができる
が、近年、外部からの放火による住宅火災が多く、現状
の家庭用のスプリンクラ消火設備では、放火による外側
からの火災には適していない。
解決するためになされたもので、水道本管から分岐して
設けられた二次側配管と、該二次側配管に設けられた閉
鎖型スプリンクラヘッドとを住戸内に備えたスプリンク
ラ消火設備において、二次側配管から分岐して、常時は
閉じた弁を設け、該弁の二次側に外部配管を接続し、該
外部配管に開放型ヘッドを接続したこと特徴とするもの
である。
れ、該カーポートに開放型ヘッドを設けたことを特徴と
するものである。またカーポートには、火災感知器が設
けられ、前記弁を、該火災感知器が動作した時に開放す
るようにしたことを特徴とするものである。
ステム図である。図において、Hは一戸建ての住戸で、
住戸Hには、給水源としての水道本管1から分岐して二
次側配管2が設けられている。二次側配管2にはスプリ
ンクラヘッド3が設けられ、スプリンクラ消火設備の主
要部が構成されている。
水を検知する流水検知装置で、二次側配管2の基端側に
設けられる。この流水検知装置5と水道本管1の間に
は、逆止弁6及び手動の停止弁7(止水弁とも言う)が
設けられている。
弁で、その先端には末端給水栓11が設けられる。この
定流量弁10の流量は10L/min.で、これにより末端
給水栓11の流量は制限されている。なお流水検知装置
5の作動流量はスプリンクラヘッド3の流量より小さ
く、かつ、定流量弁10の流量より大きく設定されてい
る。このようにすることで、末端給水栓11の使用で
は、流水検知装置5は動作しない。従って、流水検知装
置5は、スプリンクラヘッド3の動作による二次側配管
2内の流水だけを検知できる。
水道メータ12の二次側には、手動の停止弁13が設け
られる。この停止弁13は住戸Hの外に設置されてい
る。14は水道本管1から分岐して設けられた配管の先
端に取り付けられた生活用の給水栓である。
しない火災感知器等の火災検知手段と接続され、流水検
知装置5が動作した時に、ブザーなどを鳴らして火災が
発生した事(スプリンクラヘッド3が動作した事)を報
知する。
設けられた常時は閉じた弁である。この弁25の詳細
は、図2に描かれている。弁25は、2つの弁25a及
び25bから構成される。弁25aは手動の開閉弁、2
5bは火災感知器40によって開放される電動弁であ
る。弁25の二次側には外部配管26が設けられる。弁
25a,25bは、この外部配管26と二次側配管2と
の間にそれぞれが並列に設けられている。このためどち
らか一方の弁25a,25bが開放されると、外部配管
26側に水が流れる。
設けられ、この弁ボックス50内には、制御手段として
の制御盤27が設けられる。弁ボックス50は、住戸H
内または住戸Hの外壁面に設置される。30は住戸Hの
外部近傍に設けられたカーポートで、2本の柱31と、
柱31の上部に設けられた屋根32とから構成される。
弁ボックス50には、図示しない開閉扉が設けられ、室
内及び室外のどちらからでも開放できるようになってい
る。
れ、屋根32の下方に屋根32と平行に設置されてい
る。外部配管26は、図示しない固定金具を介して屋根
32に固定されている。この外部配管26には、開放型
ヘッド35(開放型スプリンクラヘッド)が接続され
る。
根31の下面に取り付けられている。この火災感知器4
0は、無線式の火災感知器で、火災を検知した時には、
制御盤27に電波などのワイヤレスの火災信号を送出す
る。制御盤27の制御部は、火災感知器40が火災を検
知して動作する時に、弁25bを開放させる。火災感知
器40は屋根32の下面に設置されるため、雨があたら
ないので、防水対策は不要であり、太陽光などの影響も
受けにくい。なお、火災感知器40と制御盤27を信号
線で接続するようにしてもよい。また火災感知器40
は、カーポート30の柱31に、住戸Hまたはカーポー
ト30内を監視するように雨よけを設けて取り付けるよ
うにしてもよい。
について説明する。住戸H内で火災が発生すると、スプ
リンクラヘッド3が動作する。二次側配管2の基端側に
設けた流水検知装置5は、スプリンクラヘッド3の動作
に伴う流水を検知して動作する。この時、警報盤20は
流水検知装置5からの流水信号を受けると、ブザーを鳴
らして火災の発生を警報する。
介して水道本管1から水が供給され続け、スプリンクラ
ヘッド3は水を放水し続ける。こうして火災は消火され
る。この後、住戸H内の人が、火災が鎮火したことを確
認して、停止弁7を閉じて、スプリンクラヘッド3への
水の供給を停止する。これによりスプリンクラヘッド3
からの放水は停止し、さらなる水浸しによる水損を防止
できる。
いるので、仮に住戸内に人がいなくても、警報盤20に
よって火災が発生したことが報知されるので、住戸Hの
近隣の人がかけつけ、停止弁13を閉じることで、スプ
リンクラヘッド3への給水を停止することができる。
えばカーポート30内の車両のカバーなどが放火により
燃えた場合、火災感知器40が火災を検知して、制御盤
27にワイヤレスの火災信号を出力する。そして制御盤
27の制御部が、弁25bを開放させる。これにより水
道本管1の水は、二次側配管2、外部配管26を通っ
て、開放型ヘッド35に供給される。これにより開放型
ヘッド35から放水され、火災を消火する。なお住戸H
に人がいて、放火された事に気がついた場合には、弁2
5aを手動で開放させることで、開放型ヘッド35から
放水させる。
ることが可能である。例えば、車両を洗浄する場合に
は、手動で弁25aを開放させる。これにより開放型ヘ
ッド35から放水され、車両に十分に散水して、洗浄す
ることができる。このように消火設備を消火以外の洗浄
にも使用することができるので、消火設備としての使用
価値を高めることができる。また二次側配管2内の停滞
水は、飲み水としては使用できないが、このように洗浄
用として使用することができるので、水が無駄にならな
い。
外部として、カーポートに設置した場合を説明したが、
住戸の軒下や屋根の上に設けてもよい。この場合には、
放火のみならず、他の住戸からの延焼を防止することが
可能となる。またスプリンクラ消火設備は、二次側配管
2内を充水させた湿式のシステムで説明したが、配管2
内は乾式であってもよい。また開放型ヘッド35を、例
えば回転継手などを介して外部配管26と接続するよう
にしておくと、開放型ヘッドの35の向きを変えること
ができるので、近所で火災が発生した場合に、その近所
の住居に向けて放水することができるようになる。
ヘッドは、住戸の外部に設けられるので、放火や近隣の
住戸からの延焼による住戸外の火災を消火することがで
きる。また開放型ヘッドをカーポートに設けたので、消
火設備の配管を、車両の洗浄用に使用することができ
る。このため二次側配管の停滞水は開放型ヘッドから放
水されるので、トイレなどに末端給水栓を設けなくても
よい。
る。
ヘッド、5 流水検知装置、 6 逆止弁、 7 第1
の停止弁、10 定流量弁、 11 末端給水栓、 1
2 水道メータ、13 第2の停止弁、 14 給水
栓、 20 警報盤、 25 弁、25a 開閉弁、
25b 電動弁、 26 外部配管、 27 制御盤、
30 カーポート、 31 柱、 32 屋根、 35
開放型ヘッド、40 火災感知器、 50 弁ボック
ス、 H 住戸、
Claims (6)
- 【請求項1】 水道本管から分岐して設けられた二次側
配管と、該二次側配管に設けられた閉鎖型スプリンクラ
ヘッドとを住戸内に備えたスプリンクラ消火設備におい
て、 前記二次側配管から分岐して、常時は閉じた弁を設け、
該弁の二次側に外部配管を接続し、該外部配管に開放型
ヘッドを接続したこと特徴とするスプリンクラ消火設
備。 - 【請求項2】 前記開放型ヘッドは、前記住戸の外部に
設けられることを特徴とする請求項1記載のスプリンク
ラ消火設備。 - 【請求項3】 前記住戸の外にカーポートを設け、該カ
ーポートに前記開放型ヘッドを設けたことを特徴とする
請求項2記載のスプリンクラ消火設備。 - 【請求項4】 前記カーポートに火災感知器を設け、前
記弁を、該火災感知器が動作した時に開放する電動弁で
構成したことを特徴とする請求項3記載のスプリンクラ
消火設備。 - 【請求項5】 前記弁は、手動の開閉弁であることを特
徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載のスプリ
ンクラ消火設備。 - 【請求項6】 住戸の外にカーポートを設け、該カーポ
ートに開放型ヘッド及び火災感知器を設け、前記開放型
ヘッドを外部配管で接続し、該外部配管を常時は閉じた
弁を介して給水源に接続し、前記弁を、前記火災感知器
が動作した時に開放させることを特徴とするスプリンク
ラ消火設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001099219A JP4210821B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | スプリンクラ消火設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001099219A JP4210821B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | スプリンクラ消火設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002291934A true JP2002291934A (ja) | 2002-10-08 |
JP4210821B2 JP4210821B2 (ja) | 2009-01-21 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001099219A Expired - Fee Related JP4210821B2 (ja) | 2001-03-30 | 2001-03-30 | スプリンクラ消火設備 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010178877A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Hochiki Corp | 家庭用消火装置 |
JP2012038322A (ja) * | 2007-07-13 | 2012-02-23 | Firetrace Usa Llc | 危険制御のための方法および装置 |
KR101395826B1 (ko) * | 2013-11-18 | 2014-05-15 | 주식회사 하이스텐 | 수도 겸용 스프링클러시스템 |
KR101524543B1 (ko) * | 2015-02-26 | 2015-06-01 | 김도완 | 스프링쿨러가 구비된 컨테이너 하우스 |
KR20200040707A (ko) * | 2020-03-27 | 2020-04-20 | 송재섭 | 건축물 배관내 화재 확산 방지 장치 |
-
2001
- 2001-03-30 JP JP2001099219A patent/JP4210821B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102546361B1 (ko) | 2020-03-27 | 2023-06-20 | 송재섭 | 건축물 배관내 화재 확산 방지 장치 |
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