JP2850105B2 - 住宅用スプリンクラー消火設備 - Google Patents

住宅用スプリンクラー消火設備

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JP2850105B2
JP2850105B2 JP7109051A JP10905195A JP2850105B2 JP 2850105 B2 JP2850105 B2 JP 2850105B2 JP 7109051 A JP7109051 A JP 7109051A JP 10905195 A JP10905195 A JP 10905195A JP 2850105 B2 JP2850105 B2 JP 2850105B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅用として好適な
スプリンクラー消火設備に関する。
【0002】
【従来の技術】スプリンクラーを用いた消火設備は初期
消火に非常に効果があり、そのため、高層ビル、劇場、
デパート等のように消防法で設置が義務づけられている
建物のほか、火災の発生し易い場所や一般住宅でも設置
が望ましい。そして、スプリンクラー設備のための大容
量の水タンクや給水ポンプ等の多額な設備費用を省くた
めに水道管に閉鎖型のスプリンクラーヘツドを直結して
使用する方法が、従来、知られている。例えば図4に施
工例の俯瞰斜視図で示すように水道管101から分岐さ
れた分岐管102によって例えば台所103に引込ま
れ、給水栓104が設けられている。スプリンクラーヘ
ツド105の設置が必要な夫々の散水領域(範囲)、例
えば台所103、居間106、仏間107、寝室10
8、109、風呂場110等を順次引通して末端は再び
台所103に戻る大略ループ状の配管111が形成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の住宅用スプリン
クラー消火設備では、1本の配管111をそれぞれの散
水領域に順次、引通して、配管111の最も有効な個所
に夫々スプリンクラーヘツド105を分散配置するため
に、夫々のスプリンクラーヘツド105の動作を、住戸
内で、集中的に表示できて表示、監視する有効な手段が
欲しい。この発明は、従来の住宅用スプリンクラー消火
設備の前記問題点を解決すべく提案されたものであり、
表示、監視に便利な住宅用スプリンクラー消火設備を提
供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
にこの発明は、住戸8内に、閉鎖型のスプリンクラーヘ
ツド14と、火災感知器23と、制御盤27と、少なく
ともインターホン機能を有する住宅情報盤35とが設け
られ、前記閉鎖型のスプリンクラーヘツド14は、分岐
管18と常時は閉弁状態にある開閉制御弁20とを介し
て給水配管16に接続され、前記制御盤27には、前記
火災感知器23が火災を感知したときに前記開閉制御弁
20を開弁制御する制御回路28と、前記開閉制御弁2
0が開弁制御したとき作動する少なくとも一つの報知器
29又は30が設けられ、前記制御盤27は前記住宅情
報盤35に接続され、前記住宅情報盤35には、前記制
御盤27から前記開閉制御弁20を開弁制御したことを
示す信号を受信したときに警報を発する警報器36が設
けられたことを特徴とする住宅用スプリンクラー消火設
備である。
【0005】また、複数の住戸8からなる集合住宅の住
戸8内に、閉鎖型のスプリンクラーヘツド14と、火災
感知器23と、制御盤27と、少なくともインターホン
機能を有する住宅情報盤35とが設けられ、前記閉鎖型
のスプリンクラーヘツド14は、分岐管18と常時は閉
弁状態にある開閉制御弁20とを介して給水配管16に
接続され、前記制御盤27には、前記火災感知器23が
火災を感知したときに前記開閉制御弁20を開弁制御す
る制御回路28と、前記開閉制御弁20が開弁制御した
とき作動する少なくとも一つの報知器29又は30が設
けられ、前記制御盤27は前記住宅情報盤35に接続さ
れ、前記住宅情報盤35には、前記制御盤27から前記
開閉制御弁20を開弁制御したことを示す信号を受信し
たときに警報を発する警報器36が設けられたことを特
徴とする住宅用スプリンクラー消火設備である。
【0006】そして請求項2の住宅用スプリンクラー消
火設備において、集合住宅内に中央監視盤が設けられ、
前記住宅情報盤35に、前記制御盤27から開閉制御弁
20を制御したことを示す信号を受信したときに、該信
号を受信したことを中央監視盤に通報する通報手段38
が設けられていることを特徴としている。
【0007】また請求項1,2又は3の住宅用スプリン
クラー消火設備において、前記分岐管18に制水弁19
が設けられ、前記制御盤27は前記制水弁19の近傍に
設けられていることを特徴としている。
【0008】さらに請求項1,2,3又は4の住宅用ス
プリンクラー消火設備において、前記制御盤27には、
前記開閉制御弁20を閉弁させるための解除スイッチ3
1が設けられていることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1及び請求項2の発明では、火災感知器
23が火災を感知すると制御回路28により開閉制御弁
20は開弁制御されてスプリンクラーヘッド14に充水
され、放水準備がなされると同時に、制御回路28から
開閉制御弁20の開弁制御を示す信号が住宅情報盤35
にて受信されて、住戸8内の住宅情報盤35の警報器3
6で開閉制御弁20が開弁したことが報知される。これ
により、居住者は住戸8内でスプリンクラー消火設備が
消火開始可能状態となったこと(警戒状態)を直ちに知
ることができて、上記警戒状態に対して速やかに対応で
きる。
【0010】請求項3の発明では、集合住宅内に中央監
視盤が設けられ、前記住宅情報盤35に、前記制御盤2
7から開閉制御弁20を制御したことを示す信号を受信
したときに、該信号を受信したことを中央監視盤に通報
する通報手段38が設けられている構成としたので、火
災感知器23の火災感知動作に伴う開閉制御弁20の開
弁動作(警戒状態)は、通報手段38により中央監視盤
に通報されて上記警戒状態に対して速やかに対応でき、
住戸8の保安管理に便利となっている。
【0011】請求項4の発明では、前記分岐管18に制
水弁19が設けられ、前記制御盤27は前記制水弁19
の近傍に設けられている構成としたので、制水弁19を
閉じることでスプリンクラーヘツド14やその接続個所
の点検保守を容易に行うことができる。
【0012】請求項5の発明では、制御盤27に開閉制
御弁20を閉弁させる解除スイッチ31を設けている構
成としたので、開弁された開閉制御弁20を制御盤27
の解除スイッチ31の操作により容易に閉弁して待機状
態に復帰することができ、設備の保守点検に一層便利と
なっている。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を、集合住宅に用
いた場合について、図に基づいて説明する。図1は例え
ば1つの住戸に配置されるスプリンクラー消火設備の全
体斜視図、図2は図1のスプリンクラー消火設備を集合
住宅に適用した状態を示す正面略図である。集合住宅1
の屋上の高架水槽2に、水道本管3から受水槽4へ流入
する水がポンプ5によって揚水され、高架水槽2の水は
逆止弁6を介して上水配管7を通り、それぞれの住戸8
へ、配管9にて分岐され、蛇口10によって給水され
る。一方、高架水槽2の水は、ボールタップを備えた補
助水槽11とブーストポンプ12とからなる加圧送水ユ
ニット13によって加圧され(高架水槽2と最上階の住
戸8のスプリンクラーヘツド14との落差が例えば10
m以上取れる場合はかかるブーストポンプ12は不
要)、逆止弁15を介して消火用の給水配管16へ送ら
れ、1階の端部には加圧送水ユニット13が正常に自動
起動するかどうかを試験する末端試験弁17が接続され
ている。
【0014】このような配管系統を用いれば、上水配管
7系と消火用の給水配管16系とは、補助水槽11のボ
ールタップで分離されており、消火用の水が飲料水に回
り込んで飲料水が汚染されることがない。スプリンクラ
ーヘツド14の開放等によってブーストポンプ12が起
動して補助水槽11の水が減少すると、ボールタップが
動作して高架水槽2の水を補助水槽11に自動的に供給
し、消火用水を確保することになる。それぞれの住戸8
には給水配管16に分岐管18が接続され、この分岐管
18には制水弁19、常態では閉じ状態の電磁弁タイプ
の開閉制御弁20および、ヘッダー21が、順次、接続
されている。
【0015】この住戸8内のそれぞれの散水領域である
台所、居間、寝室、浴室等には、閉鎖型のスプリンクラ
ーヘツド14と、各スプリンクラーヘツド14の近くに
火災感知器23とが、それぞれ配置される。それぞれの
スプリンクラーヘツド14は単独で枝管24の末端側に
それぞれ継手25を介して接続される。また、互いに接
近している2〜3個程度のスプリンクラーヘツド14は
互いに直列状に継手25により枝管24に接続される。
そしてこれらの枝管24の基端側は、ユニオンの如き継
手26を介してヘッダー21に接続されている。なお、
同じ部屋にスプリンクラーヘツド14が複数個設けられ
ている場合は、火災感知器23は複数のスプリンクラー
ヘツド14に対して1個を設けることでもよい。前記制
水弁19、開閉制御弁20およびヘッダー21は、住戸
8に設けられている配電盤やガスメータなどを収納して
いる機器ボックス内あるいはパイプシャフト等に設置す
ると便利であり、制水弁19等の近くに制御盤27を設
置している。
【0016】この制御盤27には、制御回路28と、開
閉制御弁20の開弁動作を報知する火災報知器としての
警報ベル29、警報ランプ30と、開弁した開閉制御弁
20を閉弁するための解除スイッチ31を、設けてい
る。各火災感知器23は配線32によって制御回路28
に接続し、開閉制御弁20は配線33によって制御回路
28に接続される。全ての火災感知器23は、各散水領
域毎又は複数の散水領域毎に、全てのスプリンクラーヘ
ツド14よりも早期に作動をするものを使用し、常態で
閉じ状態の開閉制御弁20を、火災感知器23の感知動
作によって開くように、制御回路28が構成されてい
る。
【0017】住戸8の居間などには、玄関外との通話な
どに用いるインタホーン34を備えた住宅情報盤35が
設けられているので、この住宅情報盤35にも警報器と
しての警報ベル36を設けて配線37により制御回路2
8と警報ベル36を接続し、さらに住戸8の集中監視を
行う図示外の中央監視盤に警報ベル36の動作を、通報
手段である配線38によって通報する構成としている。
枝管24は、可撓管を使用するものであって配管工事が
良好なもの、例えば軽量高強度で温度特性に優れたポリ
エチレン管、ポリブテン管などが好適である。
【0018】スプリンクラーヘツド14を枝管24に接
続している前記継手25は、末端側ではエルボ39とユ
ニオン40とで構成され、中間位置ではT字継手41と
ユニオン40とで構成されていて、図3に要部縦断正面
を示すように、取付具42によって天井梁43に固定し
ている。 てあり、横片46を天井梁43へインサート47を用い
て固定し、エルボ39の取付面48への立設片44の取
付位置を長孔45に沿って上下方向に調節して取付ねじ
49を締付けることにより、エルボ39とスプリンクラ
ーヘツド14は天井梁43に固定され、天井板50の切
抜穴51からスプリンクラーヘツド14の先端部分が所
定の高さで散水領域(範囲)52にのぞむことになる。
符号53は、エルボ39の先端部に嵌着又はねじ手段に
よって取付けられた保護キャップであって、スプリンク
ラーヘツド14を天井板50などの施工工事から保護す
る。
【0019】内装工事が完了後、保護キャップ53をエ
ルボ39から取外し、代わりに化粧用プレートを取付け
ることになる。スプリンクラーヘツド14は、住宅の場
合は高感度小水量型が適しており、火災感知器23は、
定温式スポット型を使用しているが、イオン化式、光電
式、差動式など、種々のものを使用できる。
【0020】次ぎに上記設備の動作を説明する。火災感
知器23が作動しない常態では開閉制御弁20は閉じら
れていてヘッダー21と枝管24およびスプリンクラー
ヘツド14には圧力水は無く、いわゆる乾式スプリンク
ラーと同一の状態にあるか、又は枝管24内に水があっ
ても無加圧の状態にある。この状態において或る散水領
域(範囲)で火災が発生し火災感知器23が感知動作を
すると制御回路28を介して開閉制御弁20が開き動作
をし、ブーストポンプ12が起動して補助水槽11の水
は給水配管16を介して分岐管18に適正圧力で送水さ
れ、分岐管18の水はヘッダー21を通ってそれぞれの
枝管24およびスプリンクラーヘツド14に充水され
る。
【0021】開閉制御弁20の開き動作と同時に制御盤
27の警報ランプ30が点灯し、警報ベル29は鳴り、
住戸8内の住宅情報盤35の警報ベル36も鳴り、図示
外の中央監視盤にも、配線38により警戒状態として通
報される。これにより、居住者は、住戸8内で開閉制御
弁20の開弁動作を直ちに、かつ、集中的に知ることが
できて、火災発生に速やかに対応できる。火災感知器2
3の火災感知動作に伴う開閉制御弁20の開弁動作は通
報手段38により中央監視盤に通報されて、住戸8の保
安管理に便利となっている。さらに火災が拡大して高温
になると当該散水領域のスプリンクラーヘツド14の可
溶合金が溶けて開放動作し、枝管24の水はこのスプリ
ンクラーヘツド14から放出され、消火が行われる。こ
の時、スプリンクラーヘツド14や継手25等は水圧の
大きな変動を受けて踊ろうとするが、継手25や枝管2
4の継手25側等は、建物部材43に取付具42で固定
されているので、例えば放水開始や放水終了等の際に現
われる水圧変動を受けてもこの継手25や枝管24の継
手25側等は振動するようなことは無く、振動による継
手25部の洩れなどの損傷が防止される。
【0022】そして、上記警戒状態の手動解除および、
スプリンクラーヘツド14の放水停止は、制御盤27に
設けてある解除スイッチ31を投入することによって容
易に行うことができる。解除スイッチ31の投入操作に
よって開閉制御弁20は閉じ動作をし、警報ランプ30
の消灯と警報ベル29、36は停止して、待機状態に復
帰する。また、制水弁19を閉じることでスプリンクラ
ーヘツド14や枝管24の接続個所の点検保守を容易に
行い得る。警戒状態でないときにスプリンクラーヘツド
14に物がぶつかる等して開放動作しても、開閉制御弁
20は閉じたままであるので放水は行われず、したがっ
て、スプリンクラーヘツド14の先端部分に誤って衝撃
を与えて開放動作しても放水しないので水損事故は発生
せず、一般人の出入り、起居する住宅用消火設備に好適
である。
【0023】スプリンクラーヘツド14は、それぞれ個
別の枝管24によってヘッダー21に接続されていて、
各枝管24は他のスプリンクラーヘツド14の配設位置
による制約を受けることなく、屈曲数の少ない単純な配
管形状となる。これにより継手数は少なくなり、水洩れ
の危険減少と、設備費の低減が得られる。全ての枝管2
4は、その基部側がヘッダー21によってまとまった位
置で接続されるため、配管工事は簡易となり、工事費が
低減される。ヘッダーを用いない従来設備に比べて、ス
プリンクラーヘツド14毎の枝管24の長さは短くなっ
ていて圧力損失は小さくなった。さらに全ての枝管24
を同一径とすることができて、配管での接続ミスがなく
なる効果も期待できる。
【0024】実施例の場合枝管24として可撓管を使用
しているので、硬管を用いている従来の配管に比べて枝
管24の途中部分での継手類を用いた接続工事は全く不
要となり、枝管24の基部側はヘッダー21に、末端側
はスプリンクラーヘツド14に、それぞれ接続するだけ
で配管作業は大略終わることになり極めて簡易であると
共に、水洩れ危険個所は一そう減少することになって住
宅用のスプリンクラー消火設備として好適なものとなっ
た。
【0025】なお、上記実施例では、集合住宅の場合に
ついて説明したが、一戸建住宅やビル等にも使用でき
る。一戸建住宅の場合には、分岐管18を水道本管から
元弁を介して引き込まれた水道管、例えば衛生用配管に
接続するようにすればよい。ビルの場合には、その面積
に応じ、各階毎、あるいは各階のブロック毎にヘッダー
21を設け、各ヘッダー21と各散水領域に設けられる
スプリンクラーヘツド14との間を枝管24で接続すれ
ばよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば次
の効果を奏する。すなわち請求項1及び請求項2の発明
によれば、火災感知器23が火災を感知すると制御回路
28により開閉制御弁20は開弁制御されてスプリンク
ラーヘッド14に充水され、放水準備がなされると同時
に、制御回路28から開閉制御弁20の開弁制御を示す
信号が住宅情報盤35にて受信されるため、居住者は住
戸8内で住宅情報盤35の警報器36の表示により、警
戒状態すなわち、開閉制御弁20が開弁してスプリンク
ラー消火設備が消火開始可能状態となったことを直ちに
知り得て、上記警戒状態に対して速やかに対応できると
いう、優れた住宅用スプリンクラー消火設備が得られ
た。
【0027】請求項3の発明によれば、集合住宅内に中
央監視盤が設けられ、前記住宅情報盤35に、前記制御
盤27から開閉制御弁20を制御したことを示す信号を
受信したときに、該信号を受信したことを中央監視盤に
通報する通報手段38が設けられているので、火災感知
器23の火災感知動作に伴う開閉制御弁20の開弁動作
(警戒状態)は、通報手段38により中央監視盤に通報
されて上記警戒状態に対して速やかに対応でき、住戸8
の保安管理に便利な住宅用スプリンクラー消火設備とな
っている。
【0028】請求項4の発明によれば、前記分岐管18
に制水弁19が設けられ、前記制御盤27は前記制水弁
19の近傍に設けられている構成としたので、制水弁1
9を閉じることでスプリンクラーヘツド14やその接続
個所の点検保守を容易に行い得る住宅用スプリンクラー
消火設備となっている。
【0029】請求項5の発明によれば、制御盤27に開
閉制御弁20を閉弁させる解除スイッチ31を設けてい
る構成としたので、開弁された開閉制御弁20を制御盤
27の解除スイッチ31の操作により容易に閉弁して待
機状態に復帰することができ、設備の保守点検に一層便
利な住宅用スプリンクラー消火設備となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としてのスプリンクラー消
火設備の全体斜視図である。
【図2】図1のスプリンクラー消火設備を集合住宅に適
用した状態を示す正面略図である。
【図3】図1の実施例におけるスプリンクラーヘツドの
取付状態を示す要部縦断正面図である。
【図4】従来のスプリンクラー消火設備の1例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
8 住戸 14 スプリンクラーヘツド 16 給水配管 18 分岐管 19 制水弁 20 開閉制御弁 23 火災感知器 27 制御盤 28 制御回路 29 警報ベル(報知器) 30 警報ランプ(報知器) 31 解除スイッチ 35 住宅情報盤 36 警報器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住戸8内に、閉鎖型のスプリンクラーヘ
    ツド14と、火災感知器23と、制御盤27と、少なく
    ともインターホン機能を有する住宅情報盤35とが設け
    られ、前記閉鎖型のスプリンクラーヘツド14は、分岐
    管18と常時は閉弁状態にある開閉制御弁20とを介し
    て給水配管16に接続され、前記制御盤27には、前記
    火災感知器23が火災を感知したときに前記開閉制御弁
    20を開弁制御する制御回路28と、前記開閉制御弁2
    0が開弁制御したとき作動する少なくとも一つの報知器
    29又は30が設けられ、前記制御盤27は前記住宅情
    報盤35に接続され、前記住宅情報盤35には、前記制
    御盤27から前記開閉制御弁20を開弁制御したことを
    示す信号を受信したときに警報を発する警報器36が設
    けられたことを特徴とする住宅用スプリンクラー消火設
    備。
  2. 【請求項2】 複数の住戸8からなる集合住宅の住戸8
    内に、閉鎖型のスプリンクラーヘツド14と、火災感知
    器23と、制御盤27と、少なくともインターホン機能
    を有する住宅情報盤35とが設けられ、前記閉鎖型のス
    プリンクラーヘツド14は、分岐管18と常時は閉弁状
    態にある開閉制御弁20とを介して給水配管16に接続
    され、前記制御盤27には、前記火災感知器23が火災
    を感知したときに前記開閉制御弁20を開弁制御する制
    御回路28と、前記開閉制御弁20が開弁制御したとき
    作動する少なくとも一つの報知器29又は30が設けら
    れ、前記制御盤27は前記住宅情報盤35に接続され、
    前記住宅情報盤35には、前記制御盤27から前記開閉
    制御弁20を開弁制御したことを示す信号を受信したと
    きに警報を発する警報器36が設けられたことを特徴と
    する住宅用スプリンクラー消火設備。
  3. 【請求項3】 集合住宅内に中央監視盤が設けられ、前
    記住宅情報盤35に、前記制御盤27から開閉制御弁2
    0を制御したことを示す信号を受信したときに、該信号
    を受信したことを中央監視盤に通報する通報手段38が
    設けられていることを特徴とする請求項2の住宅用スプ
    リンクラー消火設備。
  4. 【請求項4】 前記分岐管18に制水弁19が設けら
    れ、前記制御盤27は前記制水弁19の近傍に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1,2又は3の住宅用ス
    プリンクラー消火設備。
  5. 【請求項5】 前記制御盤27には、開弁した開閉制御
    弁20を閉弁させる解除スイッチ31が設けられている
    ことを特徴とする請求項1,2,3又は4の住宅用スプ
    リンクラー消火設備。
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