JPH0539283A - 新規物質S−59917a及びその製造方法 - Google Patents

新規物質S−59917a及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0539283A
JPH0539283A JP9832191A JP9832191A JPH0539283A JP H0539283 A JPH0539283 A JP H0539283A JP 9832191 A JP9832191 A JP 9832191A JP 9832191 A JP9832191 A JP 9832191A JP H0539283 A JPH0539283 A JP H0539283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substance
methanol
reaction
culture
chloroform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9832191A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Abe
圭一 阿部
Hideo Naoki
秀夫 直木
Norihide Amano
典英 天野
Teruo Amachi
輝夫 天知
Hajime Yoshizumi
肇 吉栖
Minoru Yoshida
稔 吉田
Teruhiko Beppu
輝彦 別府
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suntory Ltd filed Critical Suntory Ltd
Priority to JP9832191A priority Critical patent/JPH0539283A/ja
Publication of JPH0539283A publication Critical patent/JPH0539283A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】微生物が生産し、抗癌剤として適用可能な新規
物質を提供する。 【構成】ストレプトマイセス属に属する微生物が生産す
る既知抗腫瘍性物質レプトマイシンBと構造上近似する
が、構造式上、その1位の炭素原子がメチロール基を形
成し、17位にメチル基を有し、そして21位デメチル
体である点で相違する新規物質S−59917a及びそ
の製造方法を提供する。このS−59917aは、ラッ
ト繊維芽細胞3Y1にたいして、細胞周期をG1,G2
期に特異的かつ可逆的に停止させる活性を有するので新
たなタイプの抗癌剤としての用途が期待できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規物質S−5991
7a及びその製造方法に関し、より具体的には、ストレ
プトマイセス(Streptomyces)属に属する
放線菌が生産し、抗腫瘍作用及び抗真菌作用を有する新
規物質に関する。
【0002】
【従来の技術】詳細には後述する物理化学的性質の本新
規物質S−59917aの類縁物質としては、いずれも
ストレプトマイセス属に属する放線菌が生産するレプト
マイシン(Leptomycin)B〔ザ・ジャーナル
・オブ・アンティビオティックス(The Journ
al of Antibiotics)、36巻、63
9〜650ページ、1983、及び特開昭61−109
717号公報参照〕、レプトマイシンA(特開昭62−
65692号公報参照)、カズサマイシンB(特開昭6
2−277378号公報参照)及び新規物質KR282
7(特開昭63−203676号公報参照)が知られて
いる。例えば、レプトマイシンBについては、次式
【0003】
【化1】
【0004】で示される構造式が提案されており、特
に、マウスに移植したP388細胞、ルイス・ランダ・
カルチノーマ細胞、B16メラノーマ細胞及びエーリッ
ヒ・カルチノーマ細胞などに強い抗腫瘍作用を示すこと
が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】周知のようにガンには
多様性があり、これまで開発されてきた抗癌剤はある種
のガンには有効であるが、別のタイプのガンには無効で
ある場合も多い。また、薬剤自体の物理化学的特性、例
えば親水性又は疎水性、さらに特定の官能基の有無によ
ってその生体内動態、器官親和性には微妙な差違が存在
することも既知である。従って、より有効なガン化学療
法に資するには、さらに多様な抗癌物質を提供すること
が依然と望まれている。そこで、本発明の目的は、上記
レプトマイシンに類縁する化合物であるが、その構造、
特に官能基において特徴を有する新規物質を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
に沿い、そして従来の臨床的に使用されている抗癌剤は
DNA合成阻害剤或いは該毒に分類されるものがほとん
どであることに鑑みて、新しい抗腫瘍剤を開発すべくD
NA合成阻害或いは該毒の作用を示さない新規な活性物
質を広く土壌分離菌の培養液中から探索した。その結
果、京都府の土壌サンプルから分離した放線菌の一菌株
が、正常細胞を可逆的に細胞周期の制御期と考えられて
いるG1,G2期に特異的に停止させ、さらに従来の文
献に未載である物質を生産することを見い出し本発明を
完成した。
【0007】従って、本発明によれば以下に記載の物質
化学的性質を有する新規物質S−59917aが提供さ
れる。 A.分子量が498(SIマススペクトルでの測定)で
あり、 B.紫外線吸収スペクトル(メタノール溶液での測定)
がλmax243及び296nmを示し(図1参照)、 C.赤外線吸収スペクトル(フィルムでの測定)が約1
707及び1732cm−1並びに3450cm−1
特徴のある吸収を示し(図2参照)、 D.H−NMRスペクトルが4.14ppmに特徴の
ある吸収を示し(図3参照)、 E.13C−NMRスペクトルが59.2ppmに特徴
のある吸収を示し(図4参照)、 F.比旋光度が−130度(c=0.18、メタノー
ル)であり、 G.薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム
/メタノール=9/1、薄層:メルク社製「HPTLC
シリカゲル60F254使用)のRf値が約0.7であ
り、 H.呈色反応がヨード反応及びバニリン硫酸反応に陽性
で、ニンヒドリン反応に陰性であり、 I.溶解性がメタノール、エタノール、アセトン、酢酸
エチル及びクロロホルムに可溶性で、水及びヘキサンに
不溶性であり、そして J.物質の外観が淡黄色油状である。
【0008】上記の物理化学性質、特に各スペクトルか
ら明らかなように、本発明の新規物質は上記レプトマイ
シンBに構造上近似するものの、赤外線吸収スペクトル
の約1707及び1732cm−1の波形よりカルボン
酸に由来するカルボニル基の吸収の不存在、H−NM
Rスペクトル及び13C−NMRスペクトルのそれぞれ
4.14ppm及び59.2ppmの吸収にみられるよ
うに水酸基の結合したメチレン(−CH−OH)に由
来するプロトン及び炭素の存在が示唆され、レプトマイ
シンBを初めとする上記従来文献に記載のレプトマイシ
ンA、カズサマイシンB及び新規物質KR2827が1
位の炭素原子がカルボキシル基に由来することに比し極
立つ構造上の特徴を有する。すなわち、各スペクトル解
析の結果、本発明の新規物質S−59917aは、平面
構造式上レプトマイシンBの21位デメチル体で、17
位のエチル基がメチル基に、そしてかつ末端(1位炭
素)カルボン酸がアルコールに置き代わった下記式で示
される構造を有するものと推定できる。
【0009】
【化2】
【0010】新規物質S−59917aは、ラット繊維
芽細胞3Y1にたいして、細胞周期をG1,G2期に特
異的かつ可逆的に停止させる活性を有し、これまで、臨
床的に用いられている抗腫瘍剤とはまったく活性モード
が異なることを示唆している。また、1ng/mlとい
う低濃度でも細胞増殖を停止させる強力な活性を有して
いることが判明した。従って、新規物質S−59917
aは、新しいタイプの活性を有する抗腫瘍剤となり得る
ことが期待できる。
【0011】上記新規物質S−59917aは、もう一
つの本発明である、ストレプトマイセス属に属する新規
物質S−59917a生産菌を栄養培地に培養し、培養
液中に該物質を生成蓄積させ、次いで該培養物から該物
質を採取することを特徴とする新規物質S−59917
aの製造方法によって有利に製造することができる。培
養に用いる栄養培地としては、通常、放線菌の培養に用
いられる培地ならばいずれも使用できる。また、液体培
養のみならず、寒天などの固相をもちいた固体培養でも
生産は可能である。
【0012】培養温度は、20〜37Cが適当で、特に
25〜30Cが好ましい。新規物質S−59917a
は、主として菌体内に蓄積するが、培養液中にも生産さ
れるので菌体抽出物、培養ろ液の両画分より精製でき
る。遠心分離或いはけいそう土等の適当なろ過助材を用
いたろ過により分離した菌体を、アセトン、アルコー
ル、酢酸エチル等で抽出し、減圧濃縮して有機溶媒を除
去したのち、以降の精製操作に処する。
【0013】また、培養ろ液からは、一般に脂溶性物質
を抽出する非親水性有機溶媒、たとえば酢酸エチル、酢
酸ブチル、クロロホルム等で抽出することで目的物質を
有機溶媒層に転溶させ減圧濃縮する方法、或いは、吸着
剤である活性炭、ダイアイオン(商標、三菱化成)HP
20を用いて培養液中の目的物質を吸着させた後、前述
の溶媒抽出操作に処することで粗標品を得ることができ
る。
【0014】得られた粗標品をさらに精製するには、一
般に用いられる脂溶性物質の精製法をもちいることがで
きる。すなわち、溶解度、二層溶媒にたいする分配率の
差を利用した分離法、さらに、ゲルろ過、分配、吸着等
の種々の分離モードを利用したカラムクロマトグラフィ
ーを適宜組み合わせ用いて精製することが有効である。
例えば、上述のように得られた新規物質S−59917
a粗標品をシリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィ
ー、セファデックス(商標、ファルマシア)LH20な
どを用いたゲルろ過法、セミ分取用シリカゲル、逆相シ
リカゲル等による高速液体クロマトグラフィーを用いる
ことにより、新規物質S−59917aの精製が可能で
ある。
【0015】本発明の新規物質S−59917aの生産
菌は、上述のごとく京都府の畑の土壌より分離した放線
菌であって、本発明者らがSAM1595株と命名する
菌株を特に好ましいものとして挙げることができる。こ
の菌株は、以下に示すような菌学的性質を有する。
【0016】1.形態 1/10酵母エキス・スターチ寒天培地で28℃、3〜
5日間培養し、光学顕微鏡及び走査型電子顕微鏡で観察
を行った。基生菌糸は分裂を伴って曲線状ないし直線状
に伸長する。基生菌糸に断裂は認められない。基生菌糸
より生じた気菌糸の先端に10〜20個の胞子の連鎖が
形成される。胞子連鎖は螺旋状である。胞子は楕円形、
長さ1.2〜1.6μm、幅0.6〜0.9μm、胞子
表面は毛状(hairy)である。胞子のう、運動性胞
子、輪生岐(whorl)、菌核は認められない。
【0017】2.培養性状 各種培地で28℃、21日間培養後観察を行った。観察
結果を表1に示す。
【表1】
【0018】3・生理的性質 生育温度範囲:18℃〜35℃、生育至適温度は26℃
〜35℃ ゼラチンの液化; グルコース・ペプトンゼラチン培地 陽性 単純ゼラチン培地 陽性 スターチの分解: 陽性 脱脂牛乳の凝固: 陰性 脱脂牛乳のペプトン化: 陰性 メラニン様色素の生成: チロシン寒天培地 陰性 ペプトン・イースト鉄寒天培地 陰性 硝酸塩の還元: 陰性
【0019】炭素源の同化性:
【0020】4.化学分類学的性質 細胞壁組成:全菌体中にLL−ジアミノピメリン酸を含
む。 キノン組成:MK−9(H4)とMK−9(H6)を主
成分として持つ。 なお、各種試験は「放線菌の同定実験法」(清野 昭雄
編、日本放線菌研究会、東京、1985年)に準拠して
行った。
【0021】以上のようにSAM 1595株は基生菌
糸より、連鎖胞子を形成する気菌糸を形成し、胞子の
う、運動性胞子、輪生岐(whorl)、菌核を形成せ
ず、またジアミノピメリン酸がLL型であること等の特
徴を有することから、ストレプトマイセス(Strep
tomyces)属に属する放線菌であると考えられ
る。そこで、SAM 1595株をStreptomy
cessp.と同定した。なお、SAM 1595株は
Streptomycessp.SAM1595と命名
され工業技術院微生物工業技術研究所に平成3年1月1
8日に微工研条寄第3227号(FERM BP−32
27)として寄託されている。
【0022】
【実施例】以下の実施例により本発明をより具体的に説
明する。実施例1 SAM 1595株の培養 100mlのYN培地を500ml坂口フラスコに分注
し、滅菌後、SAM1595株をスラントより接種し、
28℃、5日間振とう培養したもの9本をシードとし、
50L容ジャーファーメンターを用い25L滅菌YN培
地で300rpm,0.8vvmで28℃,60時間通
気攪はん培養し、さらにこれをシードとし、500L容
ジョーファーメンターを用い270L滅菌YN培地で1
50rpm,0.5vvm,28℃で96時間、通気攪
はん培養した。消泡剤にはアデカノールを使用した。
【0023】YN培地 (1L中の培地組成、pH7.0) 可溶性澱粉 20g グリセロール 10g ポリペプトン 5g 麦芽エキス 2g 乾燥酵母エキス 5g 塩化ナトリウム 2g KHPO 0.5g HgSO.7HO 0.5g
【0024】実施例2 培養物からのS−59917a
の抽出 上記の条件で培養後、培養液約300Lをろ過助剤を用
いてろ過集菌し、集めた菌体をメタノール30L中で攪
拌し、さらに酢酸エチル36Lを加え活性成分を抽出し
た。抽出液を2Lに減圧濃縮し溶媒を完全に除いたの
ち、へキサン2Lで洗浄後、酢酸エチル2Lで3回抽出
後、抽出物を減圧濃縮し、S−59917aを含む茶褐
色の油状物約150gを得た。
【0025】実施例3 S−59917aの精製 得られた抽出物を少量のクロロホルムに溶かし、数回に
分けてクロロホルムで充填されたシリカゲルカラムでク
ロロホルム、メタノールによるグラジェント溶出クロマ
トグラフィーを行った。得られた活性画分を濃縮乾固
後、セミ分取高速液体クロマトグラフィー(センシュー
科学、アクアシルカラム、20×250mm)に付し、
クロロホルム/メタノール(98:2)、さらにヘキサ
ン/酢酸エチル(1:3)で繰り返し分取することでS
−59917aの純品280mgを得た。
【0026】実施例4 S−59917aのラット繊維
芽細胞3Y1に対する活性 ラット正常繊維芽細胞3Y1を、径35mmのシャーレ
に5×10細胞接種した。培地は、12%血清を含む
MEM培地2mlを用いた。各シャーレに、各種濃度の
S−59917aを添加し、24時間後の細胞増殖に対
する影響を、フローサイトメトリーを用いて以下に示す
方法で解析した。すなわち、常法に従がい、薬剤処理後
の細胞をトリプシン処理により集め、界面活性剤Non
ident(商標、シグマケミカル)P40処理によ
り、裸核を得、これを、プロピジウムイオダイドで核染
色したものをサンプルとし、Epics(商標、コール
ター社)Cを用いて、488nm励起光で、核一つあた
りのDNA含量を測定することにより、細胞増殖の解析
を行なった。その結果、S−59917aは1ng/m
l濃度で上記細胞周期をG1,G2期に停止させた。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、抗腫瘍作用及び抗真菌
作用を有する新規物質S−59917aが提供される。
かかる物質は、特異な抗腫瘍活性を示すレプトマイシン
Bと、特に1位の炭素原子がカルボキシル基に代わりメ
チロール基を有し、17位のエチル基に代わりメチル基
を有し、そして21位デメチル体である点で構造式上相
違するので、生体内に投与した場合レプトマイシンBと
異なる薬物動態を示すことが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】メタノール中で測定しS−59917aの紫外
線吸収スペクトルを示す図である。
【図2】S−59917aをフィルム上にしてKBrセ
ルを用いて測定した赤外線吸収スペクトルを示す図であ
る。
【図3】S−59917aの重クロロホルム中270M
Hzで測定したH−NMRスペクトルを示す図であ
る。
【図4】S−59917aの重クロロホルム中67.8
0MHzで測定した13C−NMRスペクトルを示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:465) 7804−4B (72)発明者 吉栖 肇 東京都墨田区緑四丁目19−6−607 (72)発明者 吉田 稔 埼玉県和光市白子3−18−1 リバーサイ ド積田502 (72)発明者 別府 輝彦 東京都杉並区堀之内1−5−21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下に記載の物理化学的性質を有する新
    規物質S−59917a: A.分子量が498(SIマススペクトルでの測定)で
    あり、 B.紫外線吸収スペクトル(メタノール溶液での測定)
    がλmax243及び296nmを示し、 C.赤外線吸収スペクトル(フィルムでの測定)が約1
    707及び1732cm−1並びに3450cm−1
    特徴のある吸収を示し、 D.H−NMRスペクトルが4.14ppmに特徴の
    ある吸収を示し、 E.13C−NMRスペクトルが59.2ppmに特徴
    のある吸収を示し、 F.比旋光度が−130度(c=0.18、メタノー
    ル)であり、 G.薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルム
    /メタノール=9/1、薄層:メルク社製「HPTLC
    シリカゲル60F254使用)のRf値が約0.7であ
    り、 H.呈色反応がヨード反応及びバニリン硫酸反応に陽性
    で、ニンヒドリン反応に陰性であり、 I.溶解性がメタノール、エタノール、アセトン、酢酸
    エチル及びクロロホルムに可溶性で、水及びヘキサンに
    不溶性であり、そして J.物質の外観が淡黄色油状である。
  2. 【請求項2】 ストレプトマイセス属に属する請求項1
    記載の抗癌物質S−59917a生産菌を栄養培地に培
    養し、培養液中に該物質を生成蓄積させ、該培養物から
    該物質を採取することを特徴とする新規物質S−599
    17aの製造方法。
JP9832191A 1991-01-31 1991-01-31 新規物質S−59917a及びその製造方法 Pending JPH0539283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9832191A JPH0539283A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 新規物質S−59917a及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9832191A JPH0539283A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 新規物質S−59917a及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0539283A true JPH0539283A (ja) 1993-02-19

Family

ID=14216644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9832191A Pending JPH0539283A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 新規物質S−59917a及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0539283A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004045602A1 (ja) * 2002-11-20 2004-06-03 Japan Science And Technology Agency マトリックスメタロプロテアーゼ−9の産生を阻害するための薬剤
US7795457B2 (en) 2007-02-26 2010-09-14 Kosan Biosciences Incorporated Carbamate compounds
JP2011506575A (ja) * 2007-12-20 2011-03-03 ファルマ・マール・ソシエダード・アノニマ 抗腫瘍化合物
US10538535B2 (en) 2017-04-27 2020-01-21 Pharma Mar, S.A. Antitumoral compounds

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004045602A1 (ja) * 2002-11-20 2004-06-03 Japan Science And Technology Agency マトリックスメタロプロテアーゼ−9の産生を阻害するための薬剤
US7795457B2 (en) 2007-02-26 2010-09-14 Kosan Biosciences Incorporated Carbamate compounds
JP2011506575A (ja) * 2007-12-20 2011-03-03 ファルマ・マール・ソシエダード・アノニマ 抗腫瘍化合物
US9187445B2 (en) 2007-12-20 2015-11-17 Pharma Mar, S.A. Antitumoral compounds
US9750759B2 (en) 2007-12-20 2017-09-05 Pharma Mar, S.A. Antitumoral compounds
US9827257B2 (en) 2007-12-20 2017-11-28 Pharma Mar, S.A. Antitumoral compounds
US10538535B2 (en) 2017-04-27 2020-01-21 Pharma Mar, S.A. Antitumoral compounds
US11332480B2 (en) 2017-04-27 2022-05-17 Pharma Mar, S.A. Antitumoral compounds
US11339180B2 (en) 2017-04-27 2022-05-24 Pharma Mar, S.A. Antitumoral compounds
US11713325B2 (en) 2017-04-27 2023-08-01 Pharma Mar, S.A. Antitumoral compounds

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0539283A (ja) 新規物質S−59917a及びその製造方法
JPS625990A (ja) 抗生物質およびその製造方法
JPH08239379A (ja) 新規物質kr2827誘導体、その製造法および使用
JPH0259596A (ja) 新規物質、その使用および製造
JP2961431B2 (ja) 新規生理活性物質およびその製造方法
BE865589A (fr) Antibiotiques et leur preparation
JP3674955B2 (ja) 新規制癌性抗生物質mj654−nf4物質及びその製造法
KR0154497B1 (ko) 타이로시네이즈 활성 및 멜라닌 생성 저해 화합물의 제조 방법
JPH0585998A (ja) 新規化合物ca39‐aおよびca39‐b、ならびにその使用および製造
JPH0359911B2 (ja)
JPH0665247A (ja) 新規物質キノリドマイシン、その使用および製造
JPH0632796A (ja) ベンズアントラセン誘導体、該誘導体を含有する抗腫瘍剤及びその製造方法
JPH02306953A (ja) 新規な制癌抗生物質コナゲニン及びその製造法
JPH05247018A (ja) 抗生物質106−b、その製造方法、抗生物質106−bを有効成分とする抗菌剤および抗生物質106−bを有効成分とする抗腫瘍剤
JPH06271595A (ja) 新規なメラニン色素生成阻害物質、その生産菌、並びにその製造法
JPS63203676A (ja) 新規物質kr2827
JPH04316573A (ja) 新規化合物cf‐24、その使用および製造
JPH06100582A (ja) 新規化合物js49、その使用および製造
JPH08193083A (ja) 新規生理活性物質nd20
JPH09169756A (ja) 生理活性物質ei−1941類
JPS62138196A (ja) アンスラサイクリン化合物およびその製造法
JPH07316091A (ja) 新規化合物a35566−aまたはa35566−b及びそれらの製造法
JPS62228074A (ja) Ss50408物質及びその製造法
JPH0517484A (ja) 抗腫瘍性物質be−22179
JPS6265692A (ja) レプトマイシンaの製造法