JPH0539194A - 搬送用ロボツト - Google Patents

搬送用ロボツト

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Publication number
JPH0539194A
JPH0539194A JP22089091A JP22089091A JPH0539194A JP H0539194 A JPH0539194 A JP H0539194A JP 22089091 A JP22089091 A JP 22089091A JP 22089091 A JP22089091 A JP 22089091A JP H0539194 A JPH0539194 A JP H0539194A
Authority
JP
Japan
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robot
load
arm body
arm
luggage
Prior art date
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Pending
Application number
JP22089091A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Takeya
勝次 武谷
Hideo Kawashima
秀雄 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KEN CONTROLS KK
Original Assignee
KEN CONTROLS KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KEN CONTROLS KK filed Critical KEN CONTROLS KK
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Publication of JPH0539194A publication Critical patent/JPH0539194A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manipulator (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】荷物が過重な場合や、荷物の積み降ろし場所が
離れている場合でも、アームに無理な力をかけることな
く荷物の運搬することができ、又荷物の運搬経路変更に
速やかに対応できる搬送用ロボットを提供することであ
る。 【構成】予め設定された走行路に沿って自動走行する搬
送用ロボット(R) であって、この搬送用ロボット(R)
は、ロボット本体(1) を有している。ロボット本体(1)
にはターンテーブル(2) が設けてある。ターンテーブル
(2) にはアーム体(3) が進退可能に設けてある。アーム
体(3) の先端には運搬手段が設けられており、この運搬
手段の下部には遊輪が備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場等で製品や部品等
をある地点で積載した後、他の地点まで走行して荷降し
をする搬送用ロボットに関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題点】工場或いは倉庫等で製品、部
品等の荷物をあるステーションから他のステーションへ
移動させる場合、予め設定された走行路に沿って自動走
行する台車を使ってステーション間の荷物の運搬が行わ
れている。その際、ステーションと台車間で荷物を移し
換える方法として、ベルトコンベアを用いて両者の間を
繋ぎ、荷物を移し換える方法と、ハンドリングロボット
等をステーションと台車の両方或いはどちらか一方に設
け、荷物の移し換えを両者の間で直接行う方法とがあ
る。
【0003】しかし、従来のハンドリングロボットやベ
ルトコンベアを使用した方法では次のような問題点があ
った。 ハンドリングロボットのアームの設置位置から離れ
た場所に荷物がある場合には、ハンドリングロボットは
荷物を吊り上げることができずに転倒してしまう。又、
荷物が過重である場合には、アームが荷物の重みに耐え
きれずに故障してしまう等、固定式のハンドリングロボ
ットでは、移し換える荷物との距離や荷物の重さに限界
がある。 ベルトコンベアはその機能上、荷物の流れを直角方
向に変えるか、或いは荷物の流れを同方向に延長するし
かできない。従って、これらの方向以外の方向に荷物を
運搬することは、ベルトコンベアでは不可能である。 工場或いは倉庫等で荷物運搬経路の変更等があった
場合には、ステーションでの荷物の積み降ろし位置、ハ
ンドリングロボットのアームの動きや設置場所(ベルト
コンベアを使用する場合では、ベルトコンベアの設置場
所及びその長さ)、台車の停止位置や走行路、等の様々
な設定をやり直さなくてはならない。
【0004】
【発明の目的】本発明の第1の目的は、荷物が過重な場
合や、荷物の積み降ろし場所が離れている場合でも、ア
ームに無理な力をかけることなく荷物の運搬が可能な搬
送用ロボットを提供することである。本発明の第2の目
的は、荷物の運搬経路変更に速やかに対応できる搬送用
ロボットを提供することである。
【0005】
【発明の構成】即ち本発明は、予め設定された走行路に
沿って自動走行する搬送用ロボットであって、この搬送
用ロボットは、ロボット本体と;このロボット本体に設
けてあるターンテーブルと;このターンテーブルに進退
可能に設けてあるアーム体と;このアーム体の先端に設
けてあり、下部に遊輪が備えられている運搬手段と;を
備えている、搬送用ロボットである。アーム体の長さを
長く設ければ、広範囲での荷物の積み降しが可能であ
る。運搬手段には、フォークリフトやチャック等が使用
されるが、これら以外の手段も適用できる。
【0006】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例の斜視図、図2
は図1の要部側面図、図3はガイド枠の構造を示す説明
図である。符号Rは搬送ロボットを示し、ロボット本体
1を備えている。ロボット本体1はロボット基体10
と、ロボット基体10から前方に伸びる延長板11、及
び延長板11の先端に設けられた台座部12より成る。
ロボット基体10は下部に車輪Wが備えられており、床
面7に設けられたガイドライン5に沿って自動走行が可
能である。台座部12は平面視円形で、下部に車輪Wa
が備えられており、ロボット基体10と一体に走行す
る。
【0007】台座部12上には、旋回軸220によって
ターンテーブル2が旋回自在に取付けられている。ター
ンテーブル2は旋回盤22と旋回盤22上に設けられた
ガイド枠21、及び旋回盤22の下面四箇所に設けられ
た車輪20及び旋回盤22の旋回制御を行う旋回制御装
置23とから成っている。旋回盤22は台座部12上を
四個の車輪20によって自在に旋回できるようになって
いる。ガイド枠21はほぼ四角筒状で、旋回盤22上に
取付けてあり、旋回盤22と一体に旋回する。ガイド枠
21内には断面形状四角形の案内孔214が設けてあ
る。案内孔214のアーム出入口211側には下段水平
面212(図3参照)が形成あり、下段水平面212は
後述するヘッド部4側に傾斜した傾斜面210に連なっ
ている。傾斜面210を登り切るとその先には上段水平
面213が設けてある。
【0008】ガイド枠21の案内孔214にはアーム体
3がスライド可能に挿着してあり、アーム体3はガイド
枠21に沿って台座部12上で放射状に移動することが
できる。アーム体3の移動幅及び移動時期は、前記ガイ
ド枠21上部に設けられたアーム制御装置30によって
制御される。又、アーム体3の下面31には従輪32が
設けられている。
【0009】アーム体3の先端には、荷物6を積載可能
なヘッド部4が設けられている。ヘッド部4の下部には
遊輪43,43が設けられている。遊輪43,43の上
部には背板40が垂直に立設されている。背板40の後
面はアーム体3と固着されており、又前面には上下方向
に二本の案内溝400,400が設けられている。背板
40の前面には、荷物6を載置するフォークリフト体4
1が取り付けられている。フォークリフト体41は二本
のL字状のフォーク410,410が並設されることに
よって形成されている。フォーク410,410は案内
溝400に沿って一緒に上下方向に移動する。背板40
の上部には、フォークリフト体41のフォーク410,
410の上下方向の移動を制御する昇降制御装置42が
設けられている。昇降制御装置42は、モータ等の公知
の駆動手段によってチェーン或いはベルト等を介してフ
ォーク410,410を移動させる。チェーン或いはベ
ルト等は背板40に内蔵されている。
【0010】(作用)図4は、搬送用ロボットRを使用
して荷物を運搬する場合の概略説明図である。図1ない
し図4を参照して、本実施例の作用を説明する。工場或
いは倉庫内において、ステーションS、台車A及びステ
ーションSと台車A間での荷物の運搬を行う搬送用ロボ
ットRが設置されているとする。搬送用ロボットRの左
手前方45°の位置には荷物6があり、この方向からの
み荷物6の積載作業が可能である。搬送用ロボットR
は、公知手段を利用して床面7に設けられたガイドライ
ン5に沿って自動走行する。搬送用ロボットRは、図4
に示すようにステーションS近くの予め設定された所定
位置に停止する。
【0011】次に、搬送用ロボットRはステーションS
の荷物6を積載するため、アーム体3の伸長方向が左手
前方45°の方向と一致するようにターンテーブル2を
旋回させ、ヘッド部4が荷物6に近づくまで、アーム体
3を伸ばす。そして、荷物6を移載するのに適当な高さ
までフォークリフト体41を移動させる。
【0012】荷物6をフォークリフト体41に移し換え
た後、ヘッド部4がターンテーブル2に近づくまでアー
ム体3を引き寄せる。このとき、アーム体3の下面31
に設けられた従輪32は、アーム出入口211よりガイ
ド枠21の案内孔214内に入り込み、下段水平面21
2に接する。そして、下段水平面212に連なる傾斜面
210に沿って登り始め、上段水平面211に乗り上げ
る(図2参照)。乗り上げた後、アーム体3はアーム制
御装置30によってブレーキがかけられるようにしてい
るので、従輪32が傾斜面210を滑り落ちることはな
い。アーム体3及びその先端に固着されているヘッド部
4は傾斜面210による段差の分だけ上昇し、従って遊
輪43,43も床面7から浮き上がる。充分にヘッド部
4をターンテーブル2に近づけた後、ターンテーブル2
を旋回させて、アーム体3の伸長方向を搬送用ロボット
Rの走行方向と一致させ、台車Aへ向けて走行する。
【0013】台車A近くの所定位置で搬送用ロボットR
は停止する。搬送用ロボットRの右手前方60°に台車
Aがある。台車Aは搬送用ロボットRからやや遠い場所
に設けられている。搬送用ロボットRは、まず、アーム
体3の伸長方向が右手前方60°を向くようにターンテ
ーブル2を旋回させる。次に、荷物6を積載したヘッド
部4が台車Aに近づくまでアーム体3を伸ばす。このと
き、アーム体3がガイド枠21の内部から引き出される
に従い、従輪32は傾斜面210を転がり降り、下段水
平面212上に降りる。これに伴い、アーム体3とヘッ
ド部4も下降するので、ヘッド部4の遊輪43,43は
床面7に接する。
【0014】ヘッド部4が台車Aに充分に近づいたら、
ヘッド部4のフォークリフト体41を適当な高さにまで
移動させ、荷物6を降ろす。そして、ヘッド部4をター
ンテーブル2に近づけ、ターンテーブル2を旋回させ
て、アーム体3の伸長方向を搬送用ロボットRの走行方
向と一致させ、ステーションSへ戻る。
【0015】このようにヘッド部4の下部に遊輪43,
43が設けられていることにより、フォークリフト体4
1に荷物6を積載した状態で、ヘッド部4はステーショ
ンSと台車Aとの間をアーム体3によって自在に移動す
ることができる。従って、搬送用ロボットRと、ステー
ションS(台車A)との距離が離れている場合、或いは
荷物が過重である場合でも、搬送用ロボットRが転倒す
ることなく、荷物6を運搬することができる。又このと
き、荷物6の重さはその殆どが遊輪43,43によって
支えられ、アーム体3に無理な力がかかることはないの
で、アーム体3の故障を防ぐことができる。更に、荷物
の運搬経路変更の場合でも、搬送用ロボットRのみの動
作制御に関する設定を変えることにより、荷物の運搬を
行うことができる。なお、搬送用ロボットRの一連の動
作は予めプログラムされている制御装置によって行われ
るが、人による補助を行ってもよい。又、本実施例中に
設けられている各制御装置には、マイクロコンピュータ
やギアモータ等の公知の手段が使用される。本発明は、
図示の実施例に限定されるものではなく、ステーション
Sと他のステーション間での荷物の運搬を台車Aを使わ
ずに搬送用ロボットRのみで行う等、特許請求の範囲の
記載内において、種々の変形が可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記構成を備えているので、次
の効果を有する。荷物が積載可能で下部に遊輪が備えら
れている運搬手段をアーム体の先端に設けていることに
より、搬送用ロボットから離れた場所に荷物の積み降ろ
し場所がある場合或いは荷物が過重な場合でも、搬送用
ロボットは転倒することなく荷物の運搬を行うことがで
きる。又このとき、荷物の重さはその殆どが遊輪によっ
て支えられるので、アーム体に無理な力がかかることは
なく、アーム体の故障を防止することができる。更に、
工場や倉庫内での荷物の運搬経路変更の場合でも、搬送
用ロボットの動作制御に関する設定のみを変えることに
より、様々な現場状況に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1の要部拡大側面図である。
【図3】ガイド枠の構造を示す説明図である。
【図4】搬送用ロボットRを使用して荷物を運搬する場
合の概略説明図である。
【符号の説明】
1 ロボット本体 2 ターンテーブル 3 アーム体 4 ヘッド部 43 遊輪 6 荷物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 1/04 G 7456−3F 47/52 101 A 8010−3F 61/00 7018−3F B66F 9/075 L 8611−3F 9/24 A 8611−3F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された走行路に沿って自動走行
    する搬送用ロボットであって、この搬送用ロボットは、 ロボット本体(1) と;このロボット本体(1) に設けてあ
    るターンテーブル(2) と;このターンテーブル(2) に進
    退可能に設けてあるアーム体(3) と;このアーム体(3)
    の先端に設けてあり、下部に遊輪が備えられている運搬
    手段と;を備えている、 搬送用ロボット。
JP22089091A 1991-08-05 1991-08-05 搬送用ロボツト Pending JPH0539194A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22089091A JPH0539194A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 搬送用ロボツト

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JP22089091A JPH0539194A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 搬送用ロボツト

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JPH0539194A true JPH0539194A (ja) 1993-02-19

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JP22089091A Pending JPH0539194A (ja) 1991-08-05 1991-08-05 搬送用ロボツト

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JP (1) JPH0539194A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000203421A (ja) * 1999-01-14 2000-07-25 Nec Yamagata Ltd 無人搬送装置及び搬送方法
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