JPH0539028U - 圧電振動板の保持構造 - Google Patents
圧電振動板の保持構造Info
- Publication number
- JPH0539028U JPH0539028U JP9574391U JP9574391U JPH0539028U JP H0539028 U JPH0539028 U JP H0539028U JP 9574391 U JP9574391 U JP 9574391U JP 9574391 U JP9574391 U JP 9574391U JP H0539028 U JPH0539028 U JP H0539028U
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- JP
- Japan
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- slit
- support member
- piezoelectric plate
- piezoelectric
- lead terminals
- Prior art date
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- Pending
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリットに幅広部と幅狭部を形成することに
より、圧電板をサポート部材のスリットないで係止する
事により対衝撃性を向上させる。 【構成】 金属ベース3の透孔にガラスを介して、一対
のリード端子4が気密かつ絶縁して封着され、前記リー
ド端子4の上方側に圧電板1挿入用のスリット61を有
するサポート部材2を備えてなる圧電振動子用気密端子
において、前記サポート部材2のスリット61が幅広部
81と幅狭部91の2つの部分からなることを特徴とす
ることを特徴とする。
より、圧電板をサポート部材のスリットないで係止する
事により対衝撃性を向上させる。 【構成】 金属ベース3の透孔にガラスを介して、一対
のリード端子4が気密かつ絶縁して封着され、前記リー
ド端子4の上方側に圧電板1挿入用のスリット61を有
するサポート部材2を備えてなる圧電振動子用気密端子
において、前記サポート部材2のスリット61が幅広部
81と幅狭部91の2つの部分からなることを特徴とす
ることを特徴とする。
Description
【0001】
この本考案は圧電振動子用気密端子に関するものである。
【0002】
従来の実施例を図4を参照にして説明する。図4は側面図を示す、図において 、3は金属ベースで、長手方向の両端近傍に透孔を有し、各透孔にはガラスを介 してリード端子4が気密かつ絶縁して封着されており、各リード端子4には縦長 のスリット6を有するサポート部材2が溶接されている。そしてサポート部材2 のスリット6間に円板形の圧電板1を挿入し、導電性接合材で固着する。 上記サポート部材2、2は、金属薄板のエッチングまたはプレス打ち抜きによ り製作される。
【0003】
これは次のような欠点があった。 (1)サポート部材のスリットが圧電板の厚さよりもわずかに大きい一定幅のも のであることから、圧電板に平行な方向では柔軟性があるが、直角方向において は衝撃を緩和する構造がなく、圧電板が損傷することがあった。 (2)サポート部材のスリットに圧電板を差し込み、導電性接合材で固着する際 、結合面積が小さく、接着力が弱い。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
上記問題点を解決するために、本考案の圧電振動板の保持構造は、金属ベース の透孔にガラスを介して、一対のリード端子が気密かつ絶縁して封着され、前記 リード端子の上方側に圧電板挿入用のスリットを有するサポート部材を備えてな る圧電振動子用気密端子において、前記サポート部材のスリットが幅広部と幅狭 部の2つの部分を形成した。
【0005】
スリットに幅広部と幅狭部を形成することにより、幅広部分で圧電板の挿入が 行いやすくなり、幅狭部分で圧電板の傾きをなくす。そのため幅狭部分で支えら れた圧電板が幅広部分において、サポート部材と接触する圧電板の厚み面におけ るコーナー部分がスリットの幅方向両端部分いずれにも直接接触しないため、耐 衝撃性が向上する。
【0006】
次に、本案の第一の実施例について、図1、図2を参照にして説明する。図1 は本考案の実施例を示す断面図であり、図2は本考案の第一の実施例を示す側面 図である。なお、他の実施例および従来の実施例における図面と同種類もしくは 同様の部分については、同番号を付した。 3は長円状の金属ベースで、長手方向の両端近傍に透孔を有し、各透孔にガ ラス5、5を介してリード端子4、4が気密かつ絶縁して封着されている。 サポート部材2、2は圧電板挿入用のスリットを有するものであり、スリッ ト61、61の上端には逆三角形状の幅広部81が形成され、他の部分には幅狭 部91が形成されている。 スリット61は、プレス打ち抜きなどにより形成される。また、図示してい ないが、逆三角形状の幅広部81はスリット61の下端に形成されてもよい。 上記サポート部材2、2は各リード端子4、4の上方側に溶接される。 圧電板1はATカットの水晶板で表裏面には電極7が設けられている(裏面 については図示せず)。 上記のように構成されたサポート部材2に圧電板1をスリット61に挿入し た。 サポート部材2と圧電板1を導電性接合材で固着し、図示していないが金属 のキャップでベース3とを気密封止する。
【0007】 なお、本考案の第二の実施例について、図1、図3を参照にして説明する。図 1は本考案の実施例を示す断面図であり、図3は本考案の第二の実施例を示す側 面図である。 3は長円状の金属ベースで、長手方向の両端近傍に透孔を有し、各透孔にガ ラス5、5を介してリード端子4、4が気密かつ絶縁して封着されている。 サポート部材2、2は圧電板挿入用のスリットを有するものであり、スリッ ト62、62の上半部には幅広部82が形成され、下半部には幅狭部92が形成 されている。 スリット62は、プレス打ち抜きなどにより形成される。また、図示してい ないが、スリット62は下部が上部に対して幅を広く形成されてもよい。 上記サポート部材2、2は各リード端子4、4の上方側に溶接される 圧電板1はATカットの水晶板で表裏面には電極7が設けられている(裏面 については図示せず)。 上記のように構成されたサポート部材2に圧電板1をスリット62に挿入し た。 サポート部材2と圧電板1を導電性接合材で固着し、図示していないが金属 のキャップでベース3とを気密封止する。
【0008】
(1)スリットに幅広部と幅狭部を形成することにより、幅広部分で圧電板の挿 入が行いやすくなり、幅狭部分で圧電板の傾きをなくす。そのため幅狭部分で支 えられた圧電板が幅広部分において、サポート部材と接触する圧電板の厚み面に おけるコーナー部分がスリットの幅方向両端部分いずれにも直接接触しないため 、耐衝撃性が向上する。 (2)スリットに幅広部と幅狭部を形成することにより、サポートのスリットに 圧電板を差し込み導電性接合材で固着する際、結合面積が大きくなるため表面張 力が大きくなり接着力が強くなる。
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の第一の実施例を示す側面図である。
【図3】本考案の第二の実施例を示す側面図である。
【図4】従来の実施例を示す側面図である。
1 圧電板 2 サポート部材 3 金属ベース 4 リード端子 5 ガラス 6、61、62 スリット 7 電極 81、82 幅広部 91、92 幅狭部
Claims (1)
- 【請求項1】 金属ベースの透孔にガラスを介して、一
対のリード端子が気密かつ絶縁して封着され、前記リー
ド端子の上方側に圧電板挿入用のスリットを有するサポ
ート部材を備えてなる圧電振動子用気密端子において、
前記サポート部材のスリットが幅広部と幅狭部の2つの
部分からなることを特徴とする圧電振動板の保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9574391U JPH0539028U (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 圧電振動板の保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9574391U JPH0539028U (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 圧電振動板の保持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539028U true JPH0539028U (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=14145978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9574391U Pending JPH0539028U (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 圧電振動板の保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0539028U (ja) |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP9574391U patent/JPH0539028U/ja active Pending
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