JPH0611637Y2 - コンデンサ付圧電磁器振動子 - Google Patents

コンデンサ付圧電磁器振動子

Info

Publication number
JPH0611637Y2
JPH0611637Y2 JP1987131152U JP13115287U JPH0611637Y2 JP H0611637 Y2 JPH0611637 Y2 JP H0611637Y2 JP 1987131152 U JP1987131152 U JP 1987131152U JP 13115287 U JP13115287 U JP 13115287U JP H0611637 Y2 JPH0611637 Y2 JP H0611637Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
capacitor
piezoelectric ceramic
lead terminal
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987131152U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6438822U (ja
Inventor
光明 南東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daishinku Corp
Original Assignee
Daishinku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daishinku Corp filed Critical Daishinku Corp
Priority to JP1987131152U priority Critical patent/JPH0611637Y2/ja
Publication of JPS6438822U publication Critical patent/JPS6438822U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0611637Y2 publication Critical patent/JPH0611637Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンピューターのクロック源等として用いら
れるコンデンサ付圧電磁器振動子に関するものである。
(従来技術とその問題点) 近年、負荷容量として働くコンデンサを内蔵したコンデ
ンサ付振動子が要求されるようになってきており、コン
デンサ内蔵の形態も多種多様となっている。コンデンサ
を内蔵したリード端子付圧電磁器振動子の従来例として
は第4図に示す構造があげられる。第4図に示すよう
に、第1のリード端子61と第2のリード端子62間には励
振電極形成された圧電磁器振動素板1が設置され、さら
にその下方には第1,第2のリード端子61,62と第3の
リード端子63間に電極形成されたコンデンサ素板2が設
置され、圧電振動素板1とコンデンサ素板2を一体的に
樹脂モールド(図示せず)して構成していた。圧電磁器
振動素板1は機械的振動を行うことによりその回路素子
としての役割を担っているため、一般的にはその振動を
なるべく阻害しない支持構造並びに振動空間の必要性が
求められている。ところがコンデンサ素板は機械的振動
は生じないのでそのような配慮は必要とされていない。
この従来例では、コンデンサ素板をリード端子間で挾持
しており、基本的に圧電磁器振動素板と同じ形態で支持
している。よって圧電磁器振動素板,コンデンサ素板と
もに挾持という比較的不安定な状態でリード端子に半田
等で接続される。このため圧電磁器振動素板とコンデン
サ素板との両者の支持を充分に満足させるのは困難とな
り、いずれかの素板の接続不良によりコンデンサ付圧電
磁器振動子としての電気的特性の悪化を招いていた。
またコンデンサ素板が細長いため、上下方向に傾く(い
ずれか一方端が上方あるいは下方にずれる)ことがあ
り、このような場合もリード端子との接続不良の生じる
恐れがあった。
(考案の目的) 本考案は、上記欠点を解決するためになされたもので、
コンデンサ素板のリード端子への接続を極力安定させる
ことにより、全体としての圧電磁器振動素板,コンデン
サ素板の支持を安定させ、コンデンサ付圧電振動子とし
ての信頼性を向上することを目的とするものである。
(考案の構成) 本考案によるコンデンサ付圧電磁器振動子は、所定の間
隔をもって配置される第1,第2のリード端子と、これ
ら2本のリード端子間に配置される第3のリード端子
と、第1,第2のリード端子間の先端近傍に電気的機械
的接続される一対の励振電極を有する圧電磁器振動素板
と、圧電磁器振動素板設置部分より下方で第1と第3の
リード端子間並びに第2と第3のリード端子間に電気的
機械的接続される、表裏に一対の電極を有する2個のコ
ンデンサ素板とからなるコンデンサ付圧電磁器振動子に
おいて、前記第1,第2,第3のリード端子のいずれか
にコンデンサ素板を設置する、ほぼ同一平面上に設けら
れた2つのステージ部と、これらステージ部に設置され
た各々のコンデンサ素板の上面に当接する2つの引出リ
ード部とを有するとともに、これらステージ部、コンデ
ンサ素板、引出リード部は導電性接合材で接合されてい
ることを特徴とする。
(考案の実施例) 本考案による実施例を図面とともに説明する。
第1の実施例 本考案による第1の実施例を第1図(a),(b)とともに説
明する。第1図(a)は、内部構造を表した平面図、第1
図(b)は第1図(a)の縦断面図である。
リード端子31,32は各々圧電磁器振動素板1に当接する
支持部312と322を有しており、かつコンデンサ素板21,2
2を広い面積でもって接着するステージ部311,321を有し
ている。特にリード端子31は、第1図(b)に示すよう
に、ステージ部上方で板厚方向に折り曲げられ、さらに
支持部312ではリード端子32の支持部322と平行になるよ
う再度折り曲げられている。このように支持部312が支
持部322と圧電磁器素板の厚み分ずれて平行に伸びてい
ることにより、両ステージ部311,321は平行度が保た
れ、両者はほぼ同一平面上に位置するよう構成されてい
る。またリード端子31,32間に配置されたリード端子33
は全体としてT字型で、引出リード部331と332を有して
いる。圧電磁器振動素板1は例えば横6.8mm,縦1mmの寸
法を有し、厚みすべり振動を行なわしめるよう切り出さ
れ、その表裏面には一対の励振電極11(裏面については
図示せず)が設けられている。コンデンサ素板21,22は
一辺が1.5mmの正方形で、表裏面の各々全面に電極が形
成されている。
通常、フレーム30(点線で作図)で一体化されたリード
端子(31,32,33)群は細長い金属板よりプレス成形にてい
わゆるリードフレーム化される。リードフレーム化され
ると、このリードフレームの状態で最終製造工程である
外装樹脂形成工程まで製造できる為、自動化し易い長所
を有している。
まず、圧電磁器振動素板1は、リード端子の支持部312,
322間に設置され、半田71,72等で電気的機械的に接続さ
れる。次に、真中のリード端子33のT字型先端の引出リ
ード部331,332を治具にて上方に押し上げ、リード端子3
1,32のステージ部311,321との間に板厚方向の間隙をつ
くる。この間隙を利用してコンデンサ素板21,22を前記
ステージ部311,321に設置し、上記押し上げをを解除
し、引出リード部331,332を各々コンデンサ素板21,22上
に下降させる。ステージ部311,321,コンデンサ素板21,
22,引出リード部331,332の接続は半田73〜76等で行
う。その後、振動空間9を有する状態で外装樹脂8を形
成する。最後にフレーム30からリード端子31,32,33の下
端を切り離し、コンデンサ付圧電磁器振動子の完成とな
る。
第2の実施例 本考案による第2の実施例を第2図とともに説明する。
第2図は外装樹脂形成前の平面図である。第1の実施例
と同じ構造部分については同番号を付して説明し、また
半田等の接合材は省略している。これらは第3の実施例
も同じとする。
真中のリード端子43にはステージ部431,432が設けられ
ており、各外側のリード端子41,42には互いに対向する
方向に向かう引出リード部411,421が設けられている。
コンデンサ素板21,22は、治具によりリード端子41,42を
押し上げる、あるいはリード端子43を押し下げることに
よりできる間隙から前記ステージ部431,432上に設置さ
れる。
第3の実施例 本考案による第3の実施例を図面とともに説明する。第
3図は外装樹脂成形前の平面図である。
リード端子51には引出リード部511が、リード端子52に
はステージ部521が、リード端子53にはリード端子51側
にステージ部531,リード端子52側に引出リード部532が
設けられている。治具にてリード端子52,53,51の順に階
段状に段差を設けることにより、各ステージ部と引出リ
ード部とに間隙を設け、コンデンサ素板21,22は、この
間隙からステージ部531,521に設置される。
(考案の作用並びに効果) 本考案によれば、コンデンサ素板をほぼ同一平面に設け
たステージ部に横に並べてかつ広い面積で接着固定して
いる。このため、従来のように、1つのコンデンサ素板
の機械的接続は2つのリード端子で行っているのではな
く、1つのコンデンサ素板の機械的接続の大部分は1つ
のステージ部が担っている。よって、コンデンサ素板の
リード端子への接続は容易にかつ強固になる。このため
圧電磁器振動素板とコンデンサ素板の支持状態を後で調
整する必要がなく、全体として、圧電磁器振動素板の支
持強度を高めることができ、コンデンサ付圧電磁器振動
子としての信頼性が極めて向上した。
また、コンデンサ素板を一面で2つ設置する構成である
ため、コンデンサ素板が細長い長方形にのように特定の
片の寸法が長くなることはなく、例えば1つが正方形に
近い形状にすることができるので、コンデンサ素板が多
少傾いたとしても接続不良等の問題が発生しにくく、製
造時における歩留りが向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は第1の実施例を示す図、第2図は第2
の実施例を示す図、第3図は第3の実施例を示す図、第
4図は従来例を示す図である。 1……圧電磁器振動素板 2,21,22……コンデンサ素板 311,321,431,432,531,521……ステージ部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の間隔をもって配置される第1,第2
    のリード端子と、これら2本のリード端子間に配置され
    る第3のリード端子と、第1,第2のリード端子間の先
    端近傍に電気的機械的接続される一対の励振電極を有す
    る圧電磁器振動素板と、圧電磁器振動素板設置部分より
    下方で第1と第3のリード端子間並びに第2と第3のリ
    ード端子間に電気的機械的接続される、表裏に一対の電
    極を有する2個のコンデンサ素板とからなるコンデンサ
    付圧電磁器振動子において、前記第1,第2,第3のリ
    ード端子のいずれかにコンデンサ素板を設置する、ほぼ
    同一平面上に設けられた2つのステージ部と、これらス
    テージ部に設置された各々のコンデンサ素板の上面に当
    接する2つの引出リード部とを有するとともに、これら
    ステージ部、コンデンサ素板、引出リード部は導電性接
    合材で接合されていることを特徴とするコンデンサ付圧
    電磁器振動子。
  2. 【請求項2】第1,第2のリード端子に、各々ステージ
    部を設け、第3のリード端子には略T字型の引出リード
    部を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のコンデンサ付圧電磁器振動子。
  3. 【請求項3】第1,第2のリード端子に、互いに対向す
    る方向に向かう引出リード部を設け、第3のリード端子
    には互いに離隔する方向に向かう2つのステージ部を設
    けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のコンデンサ付圧電磁器振動子。
  4. 【請求項4】第1のリード端子には他のリード端子側に
    向かう引出リード部を設け、第2のリード端子には他の
    リード端子側に向かうステージ部を設け、第3のリード
    端子の第1のリード端子側にはステージ部を、第2のリ
    ード端子側には引出リード部を設けたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のコンデンサ付圧電
    磁器振動子。
JP1987131152U 1987-08-27 1987-08-27 コンデンサ付圧電磁器振動子 Expired - Lifetime JPH0611637Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987131152U JPH0611637Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 コンデンサ付圧電磁器振動子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987131152U JPH0611637Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 コンデンサ付圧電磁器振動子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6438822U JPS6438822U (ja) 1989-03-08
JPH0611637Y2 true JPH0611637Y2 (ja) 1994-03-23

Family

ID=31386952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987131152U Expired - Lifetime JPH0611637Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27 コンデンサ付圧電磁器振動子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0611637Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045523U (ja) * 1983-09-02 1985-03-30 株式会社村田製作所 複合電子部品
JPH0349465Y2 (ja) * 1985-02-07 1991-10-22
JPS62146316U (ja) * 1986-03-06 1987-09-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6438822U (ja) 1989-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2924909B2 (ja) 圧電発振子
JP3099382B2 (ja) 小型発振器
JPH0611637Y2 (ja) コンデンサ付圧電磁器振動子
JPH052011B2 (ja)
JPS5821216Y2 (ja) 小型圧電振動子の支持構造
JP2913629B2 (ja) 表面実装型水晶振動子
JPH08204496A (ja) 圧電振動部品
JPH0749861Y2 (ja) 圧電部品
JPS6017948Y2 (ja) 音又形水晶振動子用ホルダ−
JP3309333B2 (ja) 水晶振動子の支持構造
JP3259603B2 (ja) 圧電共振部品
JP2557761Y2 (ja) 表面実装型圧電振動子
JPH0720971Y2 (ja) 圧電振動子の支持構造
JPH0418319Y2 (ja)
JPH0749858Y2 (ja) フラットパッケージ型圧電振動子
JPH0422567Y2 (ja)
JP2726523B2 (ja) リードフレーム及びそれを用いた半導体装置
JPH0411440Y2 (ja)
JPS6017950Y2 (ja) 音又形水晶振動子用ホルダ−
JPH073693Y2 (ja) セラミック発振子
JPS6318176Y2 (ja)
JPH0749857Y2 (ja) セラミック発振子用コンデンサの取付構造
JPS6123867Y2 (ja)
JPS6267913A (ja) 電子部品
JPS5832331Y2 (ja) 水晶ユニツト