JPH0349465Y2 - - Google Patents

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JPH0349465Y2
JPH0349465Y2 JP1985016809U JP1680985U JPH0349465Y2 JP H0349465 Y2 JPH0349465 Y2 JP H0349465Y2 JP 1985016809 U JP1985016809 U JP 1985016809U JP 1680985 U JP1680985 U JP 1680985U JP H0349465 Y2 JPH0349465 Y2 JP H0349465Y2
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JP
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terminal
piezoelectric resonator
resonator
exterior case
piezoelectric
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、コンデンサと一体化した圧電共振
子に関するものである。
<従来の技術> 圧電共振子の用途として、例えば第5図に示す
ように、インバータICを使つた発振回路をあげ
ることができ、同図の如く、インバータICと帰
還抵抗Rf、負荷容量となるコンデンサCL1,CL2
及びセラミツク圧電共振子CFで構成される。
このうち、発振周波数は、圧電共振子CFとコ
ンデンサCL1,CL2によつて決定される。
従来、圧電共振子CFとコンデンサCL1,CL2
個々に独立して形成され、第6図と第7図は200
〜1000KHz帯で広く応用されている角板の拡がり
振動を利用した圧電磁器共振子の構造を示してい
る。
同図において、セラミツクを用いた角形圧電基
板2の両面に電極3を設けた共振子エレメント4
と、このエレメント4の両側に電極3と接触する
よう重ねた端子板5,5とを合成樹脂の外装ケー
ス6内に収納し、外装ケース6の口部を封止材7
で封止し、端子板5,5に連なるリード端子8,
8が外装ケース6の外部に引出されている。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、上記のように、圧電共振子と両コン
デンサが別個の構造では、各々の特性のバラツキ
が発振周波数に悪影響を与えると共に、部品点数
が多く、部品管理が煩雑であり、プリント基板上
に広い実装スペースが必要となるという問題があ
る。
この考案は上記のような問題を解決するために
なされたものであり、コンデンサを一体化するこ
とにより、発振周波数精度が優れ、部品点数が少
なくプリント基板への実装スペースを小さくでき
る圧電共振子を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 上記のような問題点を解決するため、この考案
は、外装ケース内に両端子板のリード部からスプ
リング部を双方対向するよう突設させ、アース用
金属端子と、前記突設させた各々のスプリング部
とで、それぞれ容量素子を導通するように挾持し
たものである。
<作用> アース用金属端子と両リード端子の途中に設け
たスプリング部門にコンデンサを挟み込み、コン
デンサ電極を各端子に接触させることにより、圧
電共振子に一対のコンデンサが一体化されること
になる。
<実施例> 以下、この考案の実施例を添付図面の第1図な
いし第4図にもとづいて説明する。
第3図のように、角形圧電基板11の両面に電
極12を設けた共振子エレメント13と、このエ
レメント13の両側に、突起14が電極12と接
触するように重ねた端子板15,15とを外装ケ
ース16内に収納し、端子板15,15から連な
るリード端子17,17を外装ケース16の外部
に引出すと共に、ケース16の口部側内部に複合
コンデンサ18を収納し、ケース16の口部を封
止材19で封止している。
前記複合コンデンサ18は、第1図と第2図に
示すように、T字形金属端子19の両面にこの端
子19と略等しい平面的な大きさの電極付誘電体
基板20,20を導電ペーストやペースト半田で
貼付け、共通接地用リード端子21を引出して形
成されている。
両端子板15,15から引出されたリード端子
17,17のケース16内に位置する途中にスプ
リング部22が互に対向するように設けられ、ケ
ース16内において、前記複合コンデンサ18が
スプリング部22間に挟まれて組込まれている。
複合コンデンサ18は両側の誘電体基板20,
20の電極がスプリング部22と電気的に接触
し、共通接地用リード端子21がリード端子1
7,17と平行してケース16の外部に引出され
ている。
なお、外装ケース16は、ケース本体16aと
蓋体16bとの組合せからなり、ケース本体16
aに共振子エレメント13と複合コンデンサ18
の収納凹部16c,16dが区切つて設けられて
いる。
この考案の圧電共振子は上記のような構成であ
り、第2図のように、ケース本体16aに対して
同図の順番の如く、端子板15、共振子エレメン
ト13、複合コンデンサ18、端子板15の順番
に嵌込み、複合コンデンサ18をスプリング部2
2で挟み、ケース本体16aに蓋体16bを重ね
る。
ケース本体16aと蓋体16bは重なり部分の
外周を超音波溶着等の手段で結合一体化し、組上
つた外装ケース16の口部をスペーサ23を介し
て封止材19で封口すれば、第3図に示す如く、
外装ケース16内に複合コンデンサ18を一体収
納した圧電共振子が出来上り、第4図の如く、帰
還抵抗Rfを内蔵したインバータIC1aと組合せ
使用すると、二つの部品で発振回路を構成するこ
とができる。
<効果> 以上のように、この考案によると、圧電共振子
における両側リード端子の途中にスプリング部を
対向状に設け、アース用金属端子とスプリング部
門にコンデンサを介在させたので、発振素子とコ
ンデンサが一体化し、部品点数が少なくなり、部
品管理が容易でプリント基板上のスペースを有効
に使用することができるようになる。
また、発振素子とコンデンサの結合一体化によ
り、プリント基板上における接続工程が省けると
共に、発振周波数の精度が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る圧電共振子の端子板と
複合コンデンサの分解斜視図、第2図は圧電共振
子の組立順番を示す分解斜視図、第3図は同上の
組立状態を示す断面図、第4図は同上を用いた発
振回路図、第5図は従来の発振回路図、第6図は
従来の圧電共振子を示す分解斜視図、第7図は同
上の組立状態を示す縦断面図である。 11……角形圧電基板、12……電極、13…
…共振子エレメント、14……突起、15……端
子板、16……外装ケース、17……リード端
子、18……複合コンデンサ、19……封止材、
20……誘電体基板、21……共通接地用リード
端子、22……スプリング部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 圧電基板の両面に電極を設けた共振子エレメ
    ントと、このエレメントの両側を前記電極と接
    触するように保持する第1の端子板と第2の端
    子板を外装ケース内に収納し、外装ケースの外
    部に両端子板のリード部を引出した圧電共振子
    において、前記外装ケース内に前記両端子板の
    リード部からスプリング部を双方対向するよう
    突設させ、アース用金属端子と、前記突設させ
    た各々のスプリング部とで、それぞれ容量素子
    を導通するように挾持したことを特徴とする圧
    電共振子。 (2) 容量素子がアース用金属端子の両主面に導通
    可能に貼り合わされていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の圧電共振
    子。
JP1985016809U 1985-02-07 1985-02-07 Expired JPH0349465Y2 (ja)

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JP1985016809U JPH0349465Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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JP1985016809U JPH0349465Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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Publication Number Publication Date
JPS61134120U JPS61134120U (ja) 1986-08-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611637Y2 (ja) * 1987-08-27 1994-03-23 株式会社大真空 コンデンサ付圧電磁器振動子

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710118B2 (ja) * 1979-06-01 1982-02-24

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JPS6324658Y2 (ja) * 1980-06-17 1988-07-06

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JPS5710118B2 (ja) * 1979-06-01 1982-02-24

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JPS61134120U (ja) 1986-08-21

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