JPH053898Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、ガスライター用ヤスリブラケツトに
関するものである。

（従来の技術） 一般に最近にガスライターは、上部が開口した
ガスライター本体上に、中間ケースが嵌着されて
おり、この中間ケースに、ノズル、点火レバー、
ヤスリ車等からなる点火機構と、点火機構の一部
を囲む金属製の風防が取り付けられている。この
点火機構のうちヤスリ車は、ガスライター本体の
ブラケツト嵌合孔内に嵌合支持されるヤスリブラ
ケツトの両側から上方に突出した一対の支持柱部
に軸孔を形成し、この軸孔に回転自在に嵌挿され
ている。このヤスリ車は、スプリングで上方に押
し上げられている発火石の上端に圧接している。

このような従来のヤスリブラケツトの一対の支
持柱部に軸孔を形成することは、ヤスリブラケツ
トが極めて小型であるので高度の製造技術が要求
され、ヤスリブラケツトを安価に量産することが
できないという欠点があつた。また、ヤスリブラ
ケツトの一対の支持柱部に軸孔を形成すると、軸
孔のためにヤスリブラケツトの外側を装飾体の一
部として有効に活用することができないという問
題点があつた。

そこで、上記の問題点に鑑み、ヤスリブラケツ
ト等の一対支持柱部に軸孔加工をなくしたものと
しては、例えば適宜間隔をもつて対向する壁を有
するライターケースと、該ライターケースの対向
する壁に夫々設けた転子軸架孔と、外側に回転軸
を有し、内側で互いに螺合した一対の転子と、前
記一対の転子間に装着された円筒状のやすりと、
前記一対の転子間に挿入され一対の転子の軸の長
さを調整するためのワツシヤとからなり、該ワツ
シヤを挿入しない状態で、一対の転子の螺合を強
く締めつけたとき、一対の転子の軸の長さがライ
ターケースの前記対向する壁の間隔と同一または
小となるように設けたライターにおける発火装置
があつた（実公昭57−23804号公報）。

また、発火石を発火ヤスリに対して圧接して保
持するように形成される発火石収納筒と、前記発
火石収納筒とは別に、不燃性の材質により形成さ
れ、火口、発火ヤスリ及び発火ヤスリカバーが設
けられたヘツド部材とを備え、両者をスプリング
ピンを介して一体に組み合せてなるフリント式ラ
イターの点火装置があつた（実開昭59−76858号
公報参照）。

一方、汎用されているガスライター本体へのヤ
スリブラケツトの取り付けは、第１２図に示す如
く、ヤスリ車３０を回転自在に支持するヤスリブ
ラケツト３１をガスライター本体３２のブラケツ
ト嵌合孔３３内に嵌合支持すると共に、その上か
ら風防３４を被装させて、上記ヤスリブラケツト
３１をガスライター本体３２から取り外せないよ
うに構成されていた。

（考案が解決しようとする問題点） しかしながら、上記した従来のライターのう
ち、実公昭57−23804号公報に開示の発火装置に
あつては、螺合した一対の転子の螺合状態を操作
し、ワツシヤを利用することにより、転子の軸の
長さを調節し、外部に露呈していないケース内の
孔にでも係合できるように構成するするものであ
るが、上記一対の転子が極めて小さいもであるの
で螺合状態を操作することは煩雑である共に、高
度の製造技術を要求され、しかも、別個に発火石
等を組み付けなければならないことから、組立の
工程数が多くなり、取り付けに手間がかかるとい
つた問題点があつた。

更に、発火石収納筒と、別体のヘツド部材とを
スプリングピンを介して一体に組み合せてなるフ
リント式ライターの点火装置（実開昭59−76858
号公報）にあつては、発火石を取り替える際に、
余分なカバー（風防）までが一緒に外れてしまい
ガス噴出ノズルを露出させてしまうといつた問題
があると共に、発火石収納筒とヘツド部材とをス
プリングピンで一体的に組み付けなければならな
いといつた手間を要してしまうものであつた。し
かも、ヤスリ車を発火石収納筒の上端に載置した
状態で前記ヘツド部材を嵌合させなければならな
いことから、斯かる装着時に発火石収納筒が揺動
した場合にヤスリ車が落下したり、或はヘツド部
材をスプリングピンで止めるまでは倒立させるこ
とができないため、組み付け作業の手順が規制さ
れるなどの問題があり、また、ヤスリ車の回転軸
が発火石収納筒とヘツド部材とで挟持されること
から、特にヤスリ車がずれて所望位置に整合され
ていない場合などに、組み付け時の押圧力や挟持
力による過度の負担が回転軸にかかつてしまい軸
ずれを起こしてしまうことが危惧されており、オ
ートメーシヨン化による自動装填には対処できな
いものであつた。

また、風防を被装して抜け止めされた第１２図
の如きヤスリブラケツトの取り付けでは、ヤスリ
ブラケツト３１を交換する場合に風防３４をいち
いち取り外さなければならないことから手間を要
し、その交換作業が煩雑となるといつた問題があ
つた。

本考案は、上記従来の問題点に鑑み、これを解
消すべくなされたものであり、風防を外すことな
くヤスリ車及びヤスリブラケツトの着脱操作が容
易に行えると共に、組み付け時におけるヤスリ車
の回転軸への衝撃抵抗を緩衝できる低コストのガ
スライター用ヤスリブラケツトの提供を目的とし
たものである。

（問題点を解決するための手段） 上述の問題点に鑑み、所期の目的を達成するた
めの本考案の要旨とする構成は、相対向した一対
の支持柱部と、該両支持柱部間に所望位置に架設
された支持板部と、該支持板部に垂下された発火
石収納筒と、前記支持柱部の内側面にヤスリ車を
回転自在に支持するための支持溝とを備え、中間
ケースに突設された一対の支持突起部に支持され
て前記上蓋のブラケツト嵌合孔内に着脱自在に装
着されるガスライター用ヤスリブラケツトにおい
て、前記支持溝は、上方が閉塞され下方が開放す
るように前記支持柱部の内側面に段差を介して凹
設されると共に、前記支持板部の両端に前記支持
溝と連通する開口を形成し、かつ、前記支持柱部
は、外表面に凹凸形状を施した膨出部を設けると
共に、下端に前記中間ケースの側面上に張り出し
て該中間ケースに圧接嵌合される延出部を設けて
なるガスライター用ヤスリブラケツトに存する。

（作用） このように構成されたヤスリブラケツトにおい
て、前記支持溝は、上方が閉塞され下方が開放す
るように前記支持柱部の内側面に段差を介して凹
設されると共に、前記支持板部の両端に前記支持
溝と連通する開口を形成したことによつて、前記
支持柱間の上方を少し開き、この開き口にヤスリ
車を押し込むだけで、ヤスリ車は、下端が前記支
持板部上に当接し、上端をヤスリブラケツトの頂
部から突出せしめた状態に位置決めされて前記両
支持溝間に回転自在に支持されると共に、組み込
まれたヤスリ車は、頂部からの抜け出しが阻止さ
れながらも支持溝に沿つて上下方向に摺動自在に
取り付けされることとなり、前記支持溝の下方側
から中間ケースに設けた支持突起部が前記開口を
介して前記支持溝の上限まで挿入可能となる。

また、前記支持柱部は、外表面に凹凸形状を施
した膨出部を設けると共に、下端に前記中間ケー
スの側面上に張り出して該中間ケースに圧接嵌合
される延出部を設けたことによつて、斯かるブラ
ケツトを上から押し込むだけのワンタツチ操作
で、前記延出部が中間ケースに止着保持されてラ
イターの頂部に簡単かつ着脱自在に取り付けされ
ることとなり、着脱の際には前記膨出部が指に掛
かかつて着脱操作を容易ならしめると共に、前記
延出部が中間ケースの側面上に張り出すことも相
俟つて、外観上の装飾部材としても兼用されるこ
ととなる。

（実施例） 次に、本考案の実施の一例を図面を参照しなが
ら説明する。

第１図は本考案のヤスリブラケツトにヤスリ車
等を支持した状態の要部を示す断面図、第２図は
第１図の−線断面図、第３図はヤスリブラケ
ツトを組み込んだガスライターの分解図である。
図中Ａはガスライターであり、該ガスライターＡ
は、充填されるガスのタンク部となるライター本
体１の底部にガス注入弁２が組み込まれている。
該ガス注入弁２は、注入弁スプリング２ａ、注入
弁管２ｂ、弁座ゴム２ｃ、コントロールリング２
ｄ、注入弁蓋２ｅ、弁座ゴム２ｆとから構成され
ガスライター本体１の底部に組み込まれている。

前記ライター本体１の上部開口に上蓋３が固着
されている。この上蓋３には、予め燃焼弁を構成
するタンクキヤツプ４が上蓋３に形成したタンク
キヤツプ収納螺合孔３ａに組み込まれている。該
タンクキヤツプ４には、チユーブホルダー４ａ、
チユーブ４ｂ、釘状固定子４ｃ、孔空きフイルタ
ー４ｄ、Ｏリング４ｅ、ノズル底４ｆ、弁ゴム４
ｇ、ガス噴出ノズル４ｈ、ノズルスプリング４
ｉ、ネジＯリング４ｊ、ノズルネジ４ｋとがそれ
ぞれ組み込まれている。また、前記上蓋３の中央
部下方には、後述するヤスリブラケツトを嵌合支
持するブラケツト嵌合孔３ｂが設けられており、
その一端側には後述する操作レバーの操作部が落
ち込むための落込凹部３ｃが設けられている。

前記ガスライター本体１の上部に固着される上
蓋３上には中間ケース５が嵌着されている。該中
間ケース５の一端側には前記タンクキヤツプ４の
ノズルネジ４ｋを挿通するノズルネジ挿通孔５ａ
が設けられており、また中間ケース５の中央部に
は後述するヤスリブラケツトを挿通するブラケツ
ト挿通孔５ｂが、また、他端側には後述する操作
レバーの操作部が落ち込むための落込孔５ｃが設
けられている。前記中間ケース５の挿通孔５ａに
前記タンクキヤツプ４のノズルネジ４ｋを挿通
し、この挿通したノズルネジ４ｋの外周部に炎調
整リング６を嵌合している。この炎調整リング６
を回動させることにより炎長調整を行うものであ
る。前記中間ケース５の両側縁上方には支持部５
ｄ，５ｄが設けられ、該支持部５ｄ，５ｄに風防
８を嵌着している。また、前記支持部５ｄ，５ｄ
の一端側に設けた支持孔５ｅ，５ｅにガス噴出ノ
ズル４ｈを開弁させる操作レバー７の支持突起７
ａ，７ａを軸承して該操作レバー７を揺動自在に
している。前記支持部５ｄ，５ｄの一端側に設け
た支持孔５ｅ，５ｅの上方には第４図に示す如く
支持突起部５ｆ，５ｆが一体的に形成されてお
り、該支持突起部５ｆの先端には支持受部５ｇ，
５ｇが形成されている。前記操作レバー７の一端
側には、前記タンクキヤツプ４のガス噴出ノズル
４ｈを係止する係止差込片７ｂが設けられてお
り、該係止差込片７ｂにより前記ガス噴出ノズル
４ｈを開弁させることができる。また、該操作レ
バー７の中央部には後述のヤスリブラケツトを挿
通するブラケツト挿通孔７ｃが設けられるととも
に、その他端側には操作部７ｄが設けられてい
る。

前記ガスライターＡに組み込まれるヤスリブラ
ケツト１０は、第５図乃至第７図に示す如く支持
板部１１と、該支持板部１１の下方に一体成形し
た発火石収納筒１２と、前記支持板部１１の両側
縁に一体成形した支持柱部１３，１３とを備えて
いる。前記発火石収納筒１２の下方は半筒体とな
つており、その底部には半孔１２ａが形成されて
いる。前記支持柱部１３，１３の内面側には支持
溝１４，１４が支持柱部１３，１３の内側上方か
ら下端部まで形成されている。すなわち、この支
持溝１４，１４は、上方が閉塞され下方が開放す
るように前記支持柱部１３，１３の内側にそれぞ
れ段差１３ａ，１３ａを介して凹設されており、
前期中間ケース５に形成した支持突起部５ｆ，５
ｆを挿通する支持溝孔１４ａ，１４ａと、その支
持突起部５ｆ，５ｆを係止する突起部支持溝１４
ｂ，１４ｂと、後述するヤスリ車の軸部を支持す
る軸部支持溝１４ｃ，１４ｃとからなる。一方、
該支持溝１４の支持溝孔１４ａ，１４ａと連通す
るように前記支持板部１１の両端には、開口１１
ａ，１１ａが形成されると共に、前記支持柱部１
３，１３の外表面に凹凸形状の膨出部１５，１５
を設けている。更に、その下端には前記中間ケー
ス５の側面上に張り出して該中間ケース５に圧接
嵌合される延出部１３ｂ，１３ｂが設けられてい
る。

また、前記発火石収納筒１２には発火石１６
と、該発火石１６を上方へ押圧する発火石押しピ
ン１７と、発火石押しスプリング１８と、発火石
押しスプリング止めネジ１９とが組み込まれてい
る。前記支持柱部１３，１３に形成した軸部支持
溝１４ｃ，１４ｃに支持するヤスリ車２０は、ヤ
スリ輪２１の両端面に形成した嵌合孔２２，２２
に横車２３，２３の内端面に形成した嵌合突起部
２４，２４を嵌合してヤスリ輪２１と横車２３，
２３とを一体化したものである。また、横車２３
の外端面には軸部２５，２５が形成されている。

このように構成されるヤスリブラケツト１０の
発火石収納筒１２は、前記操作レバー７のブラケ
ツト挿通孔７Ｃ及び中間ケース５のブラケツト挿
通孔５ｂに挿通され、かつ前記上蓋３に設けたブ
ラケツト挿通孔３ｂ内に組み込まれるのである。
このとき、ヤスリブラケツト１０に形成した支持
溝１４，１４の支持溝孔１４ａ，１４ａ及び突起
部支持溝１４ｂ，１４ｂには、前記中間ケース５
の支持突起部５ｆ，５ｆが支持溝孔１４ａ，１４
ａから挿着される。また、前記ヤスリ車２０の軸
部２５，２５はヤスリブラケツト１０に形成した
支持溝１４，１４の軸部支持溝１４ｃ，１４ｃに
装着され、前記支持溝孔１４ａ，１４ａから挿着
される支持突起部５ｆ，５ｆの支持受部５ｇ，５
ｇで支持されることとなる。これによりヤスリ車
２０はヤスリブラケツト１０の支持溝１４，１４
に支持されて回転自在となるのである。また、第
１０図に示されるように、前記支持柱部１３，１
３の下端に設けた延出部１３ｂ，１３ｂは中間ケ
ース５の側面に張り出して圧接嵌合されることと
なる。

このように組み込まれる前記発火石収納筒１２
内の発火石１６は、前記回転自在に支持されるヤ
スリ車２０に圧接することとなる。

このようにガスライターＡに組み込まれるヤス
リブラケツト１０では、一対の支持柱部１３，１
３の内面側に形成した支持溝１４，１４の軸部支
持溝１４ｃ，１４ｃと、突起部支持溝１４ｂ，１
４ｂに挿着される支持突起部５ｆ，５ｆの先端に
形成した支持受部５ｇ，５ｇとで、ヤスリ車２０
の軸部２５，２５を回転自在にして固定できるの
で、ヤスリブラケツト１０からヤスリ車２０が外
れるおそれはないこととなつた。

このガスライターの着火は、ヤスリ車２０の回
転操作により、発火石１６が発火すると同時に、
ヤスリ車２０の回転操作に関連して押し下げられ
る操作レバー７によりガス噴出ノズル４ｈが引き
下げられて開弁することにより行われる。

（考案の効果） 本考案は上述の如く構成され、前記支持溝は、
上方が閉塞され下方が開放するように前記支持柱
部の内側面に段差を介して凹設されると共に、前
記支持板部の両端に前記支持溝と連通する開口を
形成したことによつて、前記支持柱間の上方を少
し開き、この開き口にヤスリ車を押し込むだけ
で、ヤスリ車は、下端が前記支持板部上に当接
し、上端をヤスリブラケツトの頂部から突出せし
めた状態に位置決めされて前記両支持溝間に回転
自在に支持されると共に、組み込まれたヤスリ車
は、頂部からの抜け出しが阻止されながらも支持
溝に沿つて上下方向に摺動するため、中間ケース
に組み付けた際、前記支持溝の下方側から中間ケ
ースに設けた支持突起部が前記開口を介して前記
支持溝の上限まで挿入されてヤスリ車を回転自在
に押圧支持する際の軸部への衝撃抵抗を緩衝でき
るといつた効果を奏するものである。

また、前記支持柱部は、外表面に凹凸形状を施
した膨出部を設けると共に、下端に前記中間ケー
スの側面上に張り出して該中間ケースに圧接嵌合
される延出部を設けたことによつて、斯かるブラ
ケツトを上から押し込むだけのワンタツチ操作
で、前記延出部が中間ケースに止着保持されてラ
イターの頂部に簡単かつ着脱自在に取り付けされ
るといつた効果を兼備すると共に、着脱の際には
前記膨出部が指に掛かつて着脱操作を容易ならし
め、また、前記延出部が中間ケースの側面上に張
り出すことも相俟つて、外観上の装飾部材として
も兼用されるといつたガスライター用ヤスリブラ
ケツトを提供できることとなつた。

このように、本考案は、風防を外すことなくヤ
スリ車及びヤスリブラケツトの着脱操作が容易に
行えると共に、組み付け時におけるヤスリ車の回
転軸への衝撃抵抗を緩衝でき、しかも、従来より
も部品点数を減少させて組立て工程を簡略化さ
せ、コストダウンが図れるものである。

このように本考案は優れた利点を有しているの
で、その効用は甚だ大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案のヤスリブラケツトにヤスリ車
等を支持した状態の要部を示す断面図、第２図は
第１図の−線断面図、第３図は本考案に係る
ヤスリブラケツトを組み込んだガスライターの分
解図、第４図は中間ケースの正面図、第５図は本
考案のヤスリブラケツトの正面図、第６図は同平
面図、第７図は同中央縦断面図、第８図はガスラ
イターの断面図、第９図は同平面図、第１０図は
同正面図、第１１図は支持柱部の内側面を示す斜
視図、第１２図は従来例を示す斜視図である。 １……ライター本体、２……ガス注入弁、３…
…上蓋、３ｂ……ブラケツト嵌合孔、５……中間
ケース、５ｆ，５ｆ……支持突起部、５ｇ，５ｇ
……支持受部、７……操作レバー、８……風防、
１０……ヤスリブラケツト、１２……発火石収納
筒、１３，１３……支持柱部、１４，１４……支
持溝、１４ｂ，１４ｂ……突起部支持溝、１４
ｃ，１４ｃ……軸部支持溝、１６……発火石、２
０……ヤスリ車、２１……ヤスリ輪、２３，２３
……横車、２５，２５……軸部。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 相対向した一対の支持柱部と、該両支持柱部間
   の所望位置に架設された支持板部と、該支持板部
   に垂下された発火石収納筒と、前記支持柱部の内
   側面にヤスリ車を回転自在に支持するための支持
   溝とを備え、中間ケースに突設された一対の支持
   突起部に支持されて上蓋のブラケツト嵌合孔内に
   着脱自在に装着されるガスライター用ヤスリブラ
   ケツトにおいて、 前記支持溝は、上方が閉塞され下方が開放する
   ように前記支持柱部の内側面に段差を介して凹設
   されると共に、前記支持板部の両端に前記支持溝
   と連通する開口を形成し、かつ、前記支持柱部
   は、外表面に凹凸形状を施した膨出部を設けると
   共に、下端に前記中間ケースの側面上に張り出し
   て該中間ケースに圧接嵌合される延出部を設けた
   ことを特徴とするガスライター用ヤスリブラケツ
   ト。