JPH0412361Y2 - - Google Patents

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JPH0412361Y2
JPH0412361Y2 JP1988061049U JP6104988U JPH0412361Y2 JP H0412361 Y2 JPH0412361 Y2 JP H0412361Y2 JP 1988061049 U JP1988061049 U JP 1988061049U JP 6104988 U JP6104988 U JP 6104988U JP H0412361 Y2 JPH0412361 Y2 JP H0412361Y2
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holder
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lid
nozzle
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ガスライターの改良に関し、殊に着
火機構を搭載させるホルダーと上蓋との組み込み
をより簡潔にしたガスライターに関する。
(従来の技術) ガスライターは一般的に多くの細かい部品が組
み合わされて小型に形成されているが、近年はそ
の小型化、軽量化がより進む傾向にある。
従来、ガスライターは、ライター本体に内設さ
れたガスタンクの上部に上蓋を気密に嵌合し、該
上蓋にノズルを組み込む一方、ホルダーに着火機
構等を順次組み込んで前記上蓋に支持させてお
り、他方、前記ノズルを動作させてガスを噴出さ
せ、且つ、着火操作子を回動操作することによつ
て火花が発生し、ガス着火が行われるようになつ
ていた。
また、ガスを使い果たした使用済みの使い捨て
ガスライター等にあつて、点火機構等を廃棄しな
くても済むようにライター本体とガスタンクとの
着脱をワンタツチ操作で分離きるようにしたガス
ライターとして、点火機構と、弾性を有するノズ
ル挟持部を備えたバルブ閉鎖機構と、火力調節機
構とを有すると共に、下面が開口された本体に、
開口下面近傍に位置すべく取り付け部を設け、前
記火力調整機構は本体内に回転自在に支持された
内歯歯車と、この内歯歯車に本体外から操作しう
るように固定した操作部材とで構成する一方、上
面が開口されガス燃料が収容されたガスタンクの
開口上面を閉塞する上蓋(閉鎖ブロツク)により
密閉しこの上蓋上面には前記取り付け部に前記本
体の開口下面方向から嵌合すべく形成された嵌合
部と、突出入自在で前記取付部と前記嵌合部とが
嵌合した時に前記ノズル挟持部に弾性的に挟持さ
れるノズルとを有すると共に前記内歯歯車とその
回転軸線方向にはフリー状態で嵌合すべく形成さ
れた歯部とを有し、前記ノズルが前記ノズル挟持
部に挟持それて前記バルブ開閉機構により突出方
向に移動されると開放されるべく構成されたバル
ブとを設けることにより前記本体に対してその開
口下面方向から前記ガスタンクを着脱自在に装着
すべく構成してなるガスライターがあつた(特開
昭57−1359号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、各構成部品を順次組み込んでな
るガスライターにあつては、部品点数が多いこと
も相俟つて着火機構等の組込固定が複雑で、その
組立には熟練が必要とされていた。また、ガスラ
イターの組立工程が多いため、能率的な組立作業
ができないといつた問題点があつた。
また、点火機構等を廃棄しなくても済むように
ライター本体とガスタンクとの着脱をワンタツチ
操作で分離きるようにした特開昭57−1359号公報
のガスライターにあつては、各構成部品の組立時
のことを考慮して案出されたものではなく、換言
すれば、着火装置等の構成部品を上側からライタ
ー本体内へ自動装填して組み付けることを目的と
して案出されたものではないことから、ライター
本体と蓋体とは別途に組立なければならず、しか
も、ライター本体内に組み付けられる着火操作
子、昇降部材、規制板、挟持部材、ガス導管等々
の構成部品は、従来と同様、それぞれ独自に組み
付けされるものであることから各部品の組み付け
に手間を要し、現在工場にて行われているオンラ
イン化による自動装填には対処できないといつた
欠点を有するものであつた。
本考案は斯かる問題点に鑑みてなされたもの
で、着火機構を保持せしめたホルダーを前記上蓋
に押圧嵌合するだけのワンタツチ操作のみで、着
火操作子、作動レバー及び一連の着火機構がライ
ター本体の所定位置に簡単に組み付けできる、能
率的な組立作業を達成すると共に、別体の枢着ピ
ン等の止着部材を一切使用することなく、現在工
場にて行われているオンライン化による自動装填
に対処したガスライターを提供することを目的と
したものである。
(課題を解決するための手段) 上述の如き問題点を解決し所期の目的を達成す
るための本考案の要旨とする構成は、ガスが充填
されるタンクと該タンクの上面に上蓋を介して立
設されたノズルと前記タンクの背面側上部に設け
られた蓋体用枢着部とからなるライター本体と、
上面前部に炎口を有する内装キヤツプを被冠した
ホルダーと該ホルダーに設けられて前記上蓋に係
合される複数の係合フツクと前記ホルダーの炎口
側に設けられた着火機構と前記ホルダーの下部に
設けられて前記ノズルと連通しかつ先端が前記炎
口に臨んだ連通パイプとからなる着火装置と、該
着火装置上に被冠されるキヤツプと前記蓋体用枢
着部に枢着されて該枢着部を中心にして前記キヤ
ツプを開閉させる支承片とからなる蓋体と、該蓋
体の開閉動作によつて前記ノズルの弁を開閉動作
させる操作レバーとを備えてなるガスライターに
おいて、前記ホルダーは、水平基板と、該水平基
板の長手方向両端縁に垂下されると共に下方に延
出した前記係合フツクを連接してなる側板とで断
面〓型に成形され、かつ、前記水平基板の上面に
発火石と該発火石をヤスリ側へ付勢するバネとを
水平方向に保持せしめる横孔式の発火石収納筒を
連設すると共に、前記ホルダーの長手方向の一端
側には、前記発火石収納筒の頂面からヤスリ側へ
延出せしめた張出板と、該張出板に穿設されたヤ
スリ用軸孔と、前記張出板の外周縁から前記ヤス
リ用軸孔に連通するように同張出板の幅方向端縁
に沿つて穿設されたヤスリ軸挿通用スリツトと、
前記ヤスリ用軸孔と対応する前記水平基板の長手
方向一端側に穿設せしめた着火操作子用軸孔と、
前記水平基板の外周縁から前記着火操作子用軸孔
に連通するように同水平基板の幅方向端縁に沿つ
て穿設された着火操作子軸挿通用スリツトとから
なる上下一対の係止片を形成すると共に、前記側
板に前記操作レバーの一端を回動自在に係合させ
るための係合湾部を設けてなり、かつ、前記上蓋
は、前記ノズルを嵌挿するための円筒体と、該円
筒体の長手方向両端に突設された立上片と、該一
方の立上片から水平方向に延設されて着火操作子
の外周面に整合される平面半弧状の回転支持片
と、前記他方の立上片上に立設されて外側方向に
張り出した平面略逆コ状の背面壁と、該背面壁の
幅方向両端に突設された突片と、前記回転支持片
の側面に切り欠かれた凹溝とを備えてなるガスラ
イターに存する。
(作用) このように構成されるガスライターにおいて
は、水平方向に回転自在となした前記ヤスリ車を
前記上下一対の係止片間に押圧するだけで、ヤス
リ車の支軸がヤスリ軸挿通用スリツトを介して前
記ヤスリ用軸孔に回転自在に係止されると共に、
該ヤスリ車と連動した着火操作子が前記着火操作
子軸挿通用スリツトを介して前記着火操作子軸孔
に係止され、前記着火操作子を垂下させた状態で
前記ホルダーに保持されることとなる(第3図参
照)。
しかも、前記着火操作子と連動したヤスリ車が
前記横孔式の発火石収納筒から突出せしめた発火
石と発火可能状態に組み付けられ、斯かる着火機
構を保持せしめたホルダーを前記上蓋に押圧嵌合
するだけのワンタツチ操作で、前記ホルダーの係
合フツクが前記上蓋の突片及び凹溝に係止される
と共に、前記ホルダーの側板に設けた係合湾部が
前記作動レバーの一端に回動自在に係合され、か
つ、その下を前記立上片で閉塞させることから作
動レバーの枢着も瞬時にして組み付けされること
となる。
また、前記上蓋の長手方向一端側に立設された
平面略逆コ状の背面壁が外側方向に張り出して成
形されていることから、ライター本体に組み付け
た際に、前記背面壁がライター本体内の背面部に
直面して収納室を形成することとなり、押圧ピン
等の位置決め収納スペースを簡単に確保すること
となる。
このようにホルダーの前記上蓋への押圧嵌合だ
けで、着火操作子、操作レバー及び一連の着火機
構がライター本体の所定位置に簡単に組み付けさ
れ、組立工程を簡素化した一括組み付けを可能な
らしめ、取付ネジ等の止着部材を一切使用するこ
となく上側からの自動装填が可能となるほか、押
圧ピン等の位置決め収納スペースをも瞬時に形成
され収納室を別途設ける必要もないものである。
(実施例) 次に、本考案の実施の一例を図面を参照しなが
ら説明する。
図中Aは、本考案に係るガスライターであり、
このガスライターAは、ライター本体1と、着火
装置2と、蓋体3とから構成されている。
ライター本体1は合成樹脂で一体成形され内部
にガスタンク4を備えると共に背面側上部には蓋
体用枢着部5が設けられている。
ガスタンク4は底面に底蓋4aが嵌着され、上
方の開口部4bには上蓋6を介してノズル7が立
設されている。
上蓋6は、前記ノズル7を嵌挿するための円筒
体6aと、該円筒体6aの長手方向両端に突設さ
れた立上片6b,6bと、該一方の立上片6bか
ら水平方向に延設されるて着火操作子の外周面に
整合される平面半弧状の回転支持片6cと、前記
他方の立上片6b上に立設されて外側方向に張り
出した平面略逆コ状の背面壁6dと、該背面壁6
dの幅方向両端に突設された突片6eと、前記回
転支持片6cの側面に切り欠かれた凹溝6fとを
一体成形している。
ノズル7は前記上蓋6に螺着された外筒7a
と、該外筒7a内に上下動自在に収容され、その
先端が外筒7a上面から突出した噴射管7bと、
前記外筒7aの下部に嵌挿され、下端がガスタン
ク4の開口部4bに嵌着してタンク内と連通する
内筒7cとからなつている。
また、前記噴射管7bはスプリングmにより常
時下方に付勢され下端部のゴム弁7dが前記内孔
7cの連通孔7eを閉塞している。
また、該噴射管7bの先端にはゴム環nを介し
て作動レバー8が取付けられ、該作動レバー8の
先端両側に支軸8a,8aが突設されると共に、
後端両側には係合片8b,8bが形成されてい
る。
前記蓋体用枢着部5は、前記ライター本体1の
上端縁に相対向して設けられ中心に幅方向に貫通
した枢着孔9を形成してなる一対の取付片9a,
9aと、前記枢着孔9の下側に装着されるロツク
機構10とを備えている。
また、前記取付片9a,9aの内側面には、そ
れぞれ上方を同取付片の外周縁に開放させ下方を
前記枢着孔に連通させた軸方向のガイド溝9b,
9bが凹設されており、更に、前記上蓋6に立設
された背面壁6aと前記ライター本体の背面部1
aとで収納室10aを区画成形している。
前記ロツク機構10は前記上蓋6の背面壁6d
とライター本体1の背面部1aとにより形成され
た収納室10a内に、押圧ピン10bがスプリン
グm′を介して上下動自在に収納して形成されて
いる。
押圧ピン10bは断面∩字状をなし、下端両側
面にフツク10cが突設されている。該フツク1
0cは前記収納溝10aの上部に配設される上蓋
6下に係合される。また、前記押圧ピン10bの
内壁に設けた突起状のピン(図示せず)と受側の
ピン(図示せず)とにより前記スプリングm′を
固定している。
一方、着火装置2はホルダー12と着火機構1
3と連通パイプ14とからなる。
また、前記ホルダー12は、第1に示すよう
に、合成樹脂材で成形された水平基板12Bの長
手方向両端縁に、下方に延出して前記上蓋6の係
合孔6bに係止される係合フツ12a,12aを
連設した側板12A,12Aを垂下せしめて断面
〓型に成形されている。
更に、前記水平基板12Bの上面には、後述す
る着火石13bと該着火石13bをヤスリ車13
a側へ付勢するバネn′とを水平方向に保持せしめ
る横孔式の着火石収納筒12Dを連設している。
一方、ホルダー12の長手方向の一端側には、
前記着火石収納筒12Dの頂面からヤスリ車13
a側へ延出せしめた張出板12e1と、該張出板1
2e1に穿設されたヤスリ用軸孔12e2と、張出板
12e1の外周縁から前記ヤスリ用軸孔12e2に連
通するように同張出板12e1の幅方向端縁に沿つ
て穿設されたヤスリ軸挿通用スリツト12e3と、
前記ヤスリ用軸孔12e2と対応する前記水平基板
12Bの長手方向一端側に穿設せしめた回転子用
軸孔12f1と、前記水平基板12Bの外周縁から
前記回転子用軸孔12f1に連通するように同水平
基板12Bの軸方向端縁に沿つて穿設された回転
子軸挿通用スリツト12f2とからなる上下一対の
係止片12E,12Fが形成されている。
このように構成されるホルダー12にあつて
は、後述するヤスリ車13aを前記上下一対の係
止片12E,12F間に押圧するだけで、ヤスリ
車13aの支軸が前記ヤスリ軸挿通用スリツト1
2e3を介して前記ヤスリ用軸孔12e2に簡単に係
止されると共に、該ヤスリ車13aと連動した後
述の着火操作子16が前記着火操作子軸挿通用ス
リツト12f2を介して前記着火操作子軸孔12f1
に係止され、着火操作子16を垂下状態に保持す
ることとなる(第3図参照)。
しかも、ヤスリ車13aが前記横孔式の発火石
収納筒12Dから突出せしめた発火石13bと発
火可能状態に組み付けられ、斯かる着火機構13
及び着火操作子16を保持せしめたホルダー12
を前記上蓋6に押圧嵌合するだけのワンタツチ操
作で、着火操作子の他、一連の着火機構がライタ
ー本体1の所定位置に簡単に組み付けされること
となり、組立工程を簡素化した一括組み付けを可
能ならしめ、取付ネジ等の止着部材を一切使用す
ることなく上側からの自動装填が可能となる。
また、ホルダー12の側板12Aには、前記操
作レバー8を回動自在に係合させるための係合湾
部12Cが形成されている。すなわち、該係合湾
部12Cが前記作動レバー8の支軸8aに係合さ
れることにより、斯かる作動レバー8が該支軸8
aを中心にして回動自在に組み付けられ、前記蓋
体3が開蓋された時に該蓋体3の支承片3bの先
端が斯かる作動レバー8の開放端下に張り出され
て上方に持ち上げられノズル5を開弁するもので
ある。またホルダー12の上面には金属板の内装
キヤツプ15が被冠され、該内装キヤツプ15の
上面前部片側に炎口15aが穿孔され、該炎口1
5aにはL型の連通パイプ14の先端が臨んでい
る。
該連通パイプ14の他端はホルダー12の下部
に嵌合された連結部材14aの通孔14bに接続
され、該通孔14bが噴射管7bの先端に嵌着さ
れている。
着火機構13はホルダー12の前端部に設けら
れた前記炎口15aと並列して回転自在に設けら
れたヤスリ車13aと、該ヤスリ車13aに当接
された着火石13bとからなり、該着火石13b
はスプリングn′により常時ヤスリ車13a側に押
圧されている。
また、該ヤスリ車13aの下側には下端部が前
記ライター本体1に回転自在に軸支された回転操
作子16が設けられ、該着火操作子16を回転操
作することにより、前記着火石13bがヤスリ車
13aで擦られて火花を飛ばし、ガスが噴出する
前記連結パイプ14の先端に点火される。
而して、斯かる着火装置2を保持せしめたホル
ダー12を前記上蓋6に押圧嵌合するだけのワン
タツチ操作で、前記ホルダー12の係合フツク1
2a,12aが前記上蓋6の突片6e及び凹溝6
fにそれぞれ係合されると共に、前記ホルダー1
2の側板に設けた係合湾部12Cが前記作動レバ
ー8の支軸8aに回動自在に係合され、かつ、そ
の下を前記上蓋6の立上片6bで閉塞させること
から(第5図参照)、作動レバー8の枢着も瞬時
にして組み付けされる一方、前記着火操作子16
の下端開口がライター本体1に突設された軸16
aに緩挿されてライター本体1に保持される。
他方、蓋体3は上記着火装置2を被冠する金属
製のキヤツプ3aと、該キヤツプ3aの背面下端
に嵌着された支承片3bとからなり、該支承片3
bの両側面に突設された支軸3cが前記ライター
本体1の枢着孔9に回転自在に緩挿され、かつ支
承片3bの下端面が前記ロツク機構10の押圧ピ
ン10bの上面に当接され、前記支軸3cを中心
にして開閉自在に装着される。
また、支承片3bの下端には係合凹部3dが形
成され、該係合凹部3dはキヤツプ3aが開けら
れることにより、前記作動レバー8の係合片8b
と係合して、該作動レバー8を上側に回動させ
る。
また、該蓋体3のライター本体1への取付は、
キヤツプ3に圧入された支承片3bの下端部を上
側から前記ガイド溝9bに沿つて押圧嵌入するだ
けのワンタツチ操作で、前記支承片3bの支軸3
cが前記枢着孔9に係合されて蓋体3とライター
本体1とを瞬時にして組み付けされることとな
る。
すなわち、支承片3bの下端部を上側から前記
ガイド溝9bに押圧嵌入すれば、下方に行くにつ
れて次第に間隔が狭くなるよう逆テーパー状に形
成された前記ガイド溝9b,9bの案内により、
前記支承片3bの支軸3cが前記取付片9a,9
aを外側に拡げながら押圧嵌入され前記枢着孔9
に支軸3cが嵌合されると同時に前記取付片9
a,9aが可撓性により元の位置に戻り、蓋体3
が本体1に支軸3cを中心として回動自在に取り
付けられるものである。そして、前記支承片3b
の下端部が前記作動レバー8の開放端と整合状態
に組み付けされることから、蓋体3と操作レバー
8の連動組付も同時になされることとなり、オン
ライン化による自動装填が可能となるものであ
る。
尚、図中7fはネジOリング、7gはOリン
グ、7hは熱着管、7iは通過フイルターであ
る。
(考案の効果) 本考案は上述の如く構成され、前記ホルダー
は、水平基板と、該水平基板の長手方向両端縁に
垂下されると共に下方に延出した前記係合フツク
を連接してなる側板とで断面〓型に成形され、か
つ、前記水平基板の上面に発火石と該発火石をヤ
スリ側へ付勢するバネとを水平方向に保持せしめ
る横孔式の発火石収納筒を連設すると共に、前記
ホルダーの長手方向の一端側には、前記発火石収
納筒の頂面からヤスリ側へ延出せしめた張出板
と、該張出板に穿設されたヤスリ用軸孔と、前記
張出板の外周縁から前記ヤスリ用軸孔に連通する
ように同張出板の幅方向端縁に沿つて穿設された
ヤスリ軸挿通用スリツトと、前記ヤスリ用軸孔と
対応する前記水平基板の長手方向一端側に穿設せ
しめた着火操作子用軸孔と、前記水平基板の外周
縁から前記着火操作子用軸孔に連通するように同
水平基板の幅方向端縁に沿つて穿設された着火操
作子軸挿通用スリツトとからなる上下一対の係止
片を形成すると共に、前記側板に前記操作レバー
の一端を回動自在に係合させるための係合湾部を
設けてなり、かつ、前記上蓋は、前記ノズルを嵌
挿するための円筒体と、該円筒体の長手方向両端
に突設された立上片と、該一方の立上片から水平
方向に延設されて着火操作子の外周面に整合され
る平面半弧状の回転支持片と、前記他方の立上片
上に立設されて外側方向に張出した平面略逆コ状
ほ背面壁と、該背面壁の幅方向両端に突設された
突片と、前記回転支持片の側面に切り欠かれた凹
溝とを備えたことによつて、水平方向に回転自在
となした前記ヤスリ車を前記上下一対の係止片管
に押圧するだけで、ヤスリ車の支軸がヤスリ軸挿
通用スリツトを介して前記ヤスリ用軸孔に回転自
在に係止されると共に、該ヤスリ車と連動した着
火操作子が前記着火操作子軸挿通用スリツトを介
して前記着火操作子軸孔に係止され、前記着火操
作子を垂下させた状態で前記ホルダーに保持で
き、しかも、前記着火操作子と連動したヤスリ車
が前記横孔式の発火石収納筒から突出せしめた発
火石と発火可能状態に組み付けられため、斯かる
着火機構を保持せしめたホルダーを前記上蓋に押
圧嵌合するだけのワンタツチ操作で、前記ホルダ
ーの係合フツクが前記上蓋の突片及び凹溝に係止
されると共に、前記ホルダーの側板に設けた係合
湾部が前記作動レバーの一端に回動自在に係合さ
れ、かつ、その下を前記立上片で閉塞させること
から作動レバーの枢着も瞬時にして組み付けで
き、斯かるホルダーの前記上蓋への押圧嵌合だけ
で、着火操作子、操作レバー及び一連の着火機構
がライター本体の所定位置に簡単に組み付けさ
れ、組立工程を簡素化した一括組み付けを可能な
らしめ、取付ネジ等の止着部材を一切使用するこ
となく、上側からの自動装填が可能となるガスラ
イターを提供できることとなつた。
また、前記上蓋の長手方向一端側に立設された
平面略逆コ状の背面壁が外側方向に張り出して成
形されていることから、ライター本体に組み付け
た際に、前記背面壁がライター本体内の背面部に
直面して収納室を瞬時にして形成するため、押圧
ピン等の位置決め収納スペースを簡単に確保する
ことができるといつた効果をも兼備するのもで、
押圧ピン用の収納室をライター本体内に別途設け
る手間をも省略できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1
図はホルダーの拡大斜視図、第2図は本考案に係
るガスライターの縦断面図、第3図は同一部分解
斜視図、第4図イは同分解斜視図、第4図ロはバ
ルブの分解斜視図、第4ハは蓋体の斜視図、第5
図はホルダーと蓋体の係合状態を示す斜視図であ
る。 A……ガスライター、1……ライター本体、2
……着火装置、3……蓋体、3a……キヤツプ、
3b……支承片、4……タンク、5……蓋体用枢
着部、6……上蓋、7……ノズル、10a……収
納溝、10b……押圧ピン、12……ホルダー、
13……着火機構、14……連通パイプ、15…
…内装キヤツプ、15a……炎口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ガスが充填されるタンクと該タンクの上面に上
    蓋を介して立設されたノズルと前記タンクの背面
    側上部に設けられた蓋体用枢着部とからなるライ
    ター本体と、上面前部に炎口を有する内装キヤツ
    プを被冠したホルダーと該ホルダーに設けられて
    前記上蓋に係合される複数の係合フツクと前記ホ
    ルダーの炎口側に設けられた着火機構と前記ホル
    ダーの下部に設けられて前記ノズルと連通しかつ
    先端が前記炎口に臨んだ連通パイプとからなる着
    火装置と、該着火装置上に被冠されるキヤツプと
    前記蓋体用枢着部に枢着されて該枢着部を中心に
    して前記キヤツプを開閉させる支承片とからなる
    蓋体と、該蓋体の開閉動作によつて前記ノズルの
    弁を開閉動作させる操作レバーとを備えてなるガ
    スライターにおいて、 前記ホルダーは、水平基板と、該水平基板の長
    手方向両端縁に垂下させると共に下方に延出した
    前記係合フツクを連接してなる側板とで断面〓型
    に成形され、かつ、前記水平基板の上面に発火石
    と該発火石をヤスリ側へ付勢するバネとを水平方
    向に保持せしめる横孔式の発火石収納筒を連設す
    ると共に、前記ホルダーの長手方向の一端側に
    は、前記発火石収納筒の頂面からヤスリ側へ延出
    せしめた張出板と、該張出板に穿設されたヤスリ
    用軸孔と、前記張出板の外周縁から前記ヤスリ軸
    孔に連通するように同張出板の幅方向端縁に沿つ
    て穿設されたヤスリ軸挿通用スリツトと、前記ヤ
    スリ用軸孔と対応する前記水平基板の長手方向一
    端側に穿設せしめた着火操作子用軸孔と、前記水
    平基板の外周縁から前記着火操作子用軸孔に連通
    するように同水平基板の幅方向端縁に沿つて穿設
    された着火操作子軸挿通用スリツトとからなる上
    下一対の係止片を形成すると共に、前記側板に前
    記操作レバーの一端を回動自在に係合させるため
    の係合湾部を設けてなり、かつ、前記上蓋は、前
    記ノズルを嵌挿するための円筒体と、該円筒体の
    長手方向両端に突設された立上片と、該一方の立
    上片から水平方向に延設されて着火操作子の外周
    面に整合される平面半弧状の回転支持片と、前記
    他方の立上片上に立設されて外側方向に張り出し
    た平面略逆コ状の背面壁と、該背面壁の幅方向両
    端に突設された突片と、前記回転支持片の側面に
    切り欠かれた凹溝とを備えてなることを特徴とす
    るガスライター。
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