JPH053869B2 - - Google Patents

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JPH053869B2
JPH053869B2 JP60257526A JP25752685A JPH053869B2 JP H053869 B2 JPH053869 B2 JP H053869B2 JP 60257526 A JP60257526 A JP 60257526A JP 25752685 A JP25752685 A JP 25752685A JP H053869 B2 JPH053869 B2 JP H053869B2
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JP
Japan
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amino
hair
dye
nitro
hydroxyethyl
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Kurauzen Toomasu
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Procter and Gamble Deutschland GmbH
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Wella GmbH
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/40Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing nitrogen
    • A61K8/41Amines
    • A61K8/418Amines containing nitro groups
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/06Preparations for styling the hair, e.g. by temporary shaping or colouring
    • A61Q5/065Preparations for temporary colouring the hair, e.g. direct dyes

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、 式の新規化合物および、を用
いて製造された毛染め剤に関する。
ニトロ染料は、今日、毛染剤に広く用いられて
いる。いくつかの種々の色調のニトロ染料を組み
合わせることによつて、酸化剤を用いずに、自然
な色合いから、フアツシヨン性ある色合いまで広
範に毛髪を染めることができる。
この場合、自然な色の毛染めは、青色と橙色の
染料の組み合わせか、または、青色と、純黄色な
らびに赤色のニトロ染料の組み合わせによつて得
られる。
なお、他にも多くの要求事項があるが、どの場
合にも青色のニトロ染料が必要とされる。それ
は、毒物学的に、かつ皮膚科学的に危険のないも
のでなければならず、また、とりわけ、十分な水
溶性を前提として、所望の濃さの染色の達成を可
能にしなければならない。更に、毛染めには、耐
光性、耐酸性および摩擦堅ろう度が要求される。
青色のニトロ染料を得るには、たいてい、一般
式のトリアルキル化2−ニトロ−p−フエニレ
ン−ジアミン誘導体が製造される。
すでに、上記の条件に合う染料を製造する試み
が数多く行なわれている。たとえば、化合物の
異性体である1−エチルアミノ化合物(例えば
ドイツ特許出願公開第1569808号参照)が、 毛染め剤に添加されている。溶解助剤なしでは、
この染料は、水溶性が0.15%以下と低いため、濃
色染めに必要な量までこの染料をエマルジヨン系
に含ませることは困難である。
これと対照的に、ドイツ特許公開第1017750号
に開示されているトリヒドロキシエチル化合物
は、溶解性が高く高濃度でうまく使用できるが、 この染料は、水溶性が良いので、洗髪時に非常
に速く洗い落とされるため、堅ろう度は充分なも
のではない。
使用技法の観点における上述の問題は、ドイツ
特許第1299002号による1−メチルアミノ化合物
を使用する場合には、殆ど起こらないが、 ただ、約0.5%という溶解度のため、濃色を得る
のは困難である。しかし最近、この化合物の完全
な無害性および無毒性に対する疑念が取り上げら
れている。
同様に毛染め剤として推賞される。の異性体
である化合物(ドイツ特許第1569807号および
カナダ特許第900490号)も完全に満足できるもの
ではない。
すなわち一方では、エイムス試験で突然異変誘
発作用について不利な評価を示され、他方では、
に比べて赤味を帯びた色調を示しそれが自然な
色調の色づけを困難にする。
それだけに、の異性体であるの同族体であ
る青色のニトロ染料が、公知の化合物ないし
からは推定できない、部分的に異なつた性質をも
つていることは、前述のことからして意外であ
る。本発明の染料は約1.0%水に溶けるので、
特に化合物に比べて濃色の達成が非常に容易に
なる。その上、融点が62℃と低いために、この染
料は、溶解度をこえた場合にも晶出せず、油状物
を生成する傾向があり、染色過程中に結晶の再溶
解には長時間を要するのに比べて、染料が追加し
やすく、染色工程の間、これが自由に使えること
になる。同様に溶解性の良い化合物とは逆に、
本発明の染料は、洗い落とされやすいという好ま
しくない副作用を示さない。
この性質は、染料の特に下記の毛染め剤中に
おけるすぐれた貯蔵安全性にも貢献している。ま
た、このニトロ染料は、耐光性も良い。
上記の応用技法上の性質の他に、毒性学的性質
も、染料の選択に重要な役割を演ずる。意外に
も、ないしに比べては完全に無害であるこ
とがわかつている。
−式の染料は次の4種の試験で突然変異性を示
さない: エイムス試験 酵母細胞−突然変異性試験 マウスリンパ腫分析 ヒトリンパ球試験 −この染料は、体重1Kg当たり2gのオーダーの
高いLD50をもつ。
−この染料は、皮膚との調和性が良い。
本発明の染料は、二つの方法すなわち、1、4
−ビス−(2′−ヒドロキシエチル−アミノ−2−
ニトロ−ベンゾールのエチル化または2−ニトロ
−p−フエニレンジアミンのエチル化とそれにつ
づくN−1およびN−4のヒドロキシエチル化に
よつて製造することができる。この二つの方法に
よる製造は、製造例に述べる。
それ故、本出願の対象は、式の化合物を含む
ことを特徴とする、染料成分および通常の化粧品
用添加剤を含む毛染め剤である。本発明の毛染め
剤は、特に、酸化剤の添加なしに用いられるもの
に関する。そのような毛染め剤には、上記の式
の本発明の青色のニトロ染料の他に、直接毛髪に
吸収される他の染料が含まれる。これらの毛染め
用の公知の染料には、下記のような例がある: 芳香族ニトロ染料、例えば、1、2−ジアミノ
−4−ニトロベンゾール、1−アミノ−4−(2′、
3′−ジヒドロキシプロピル)−アミノ−5−クロ
ロ−2−ニトロベンゾール、1−アミノ−2−
(2′−ヒドロキシエチル)−アミノ−5−ニトロ−
ベンゾール、1−アミノ−2−ニトロ−4−ビス
−(2′−ヒドロキシエチル)−アミノ−ベンゾー
ル、4−(2′−ウレイド−エチル)−アミノ−ニト
ロベンゾール、ピクラミン酸、2−(2′−ヒドロ
キシエチル)−アミノ−4、6−ジニトロ−フエ
ノール、4−(2′、3′−ジヒドロキシプロピル)−
アミノ−3−ニトロ−トルオール、4−(2′−ヒ
ドロキシエチル)−アミノ−3−ニトロ−クロロ
ベンゾール、アゾ染料、例えば、アシツド・ブラ
ウン4(C.I.14 805)、アントラキノン染料、例え
ば、デイスパース・ブルー23(C.I.61 545)、およ
びデイスパース・バイオレツト4(C.I.61 105)、
トリフエニルメタン染料、例えばベーシツク・バ
イオレツト1(C.I.61 100)、なお、この種類の染
料は、それぞれ置換基の種類によつて、酸性、非
イオン性または塩基性の性質をもつことができ
る。その他の有用な直接毛髪に吸収される染料
は、例えばJ.C.ジヨンソン著「ヘア・ダイズ」ノ
イス・データ・コーポレーシヨン、パークーリツ
ジ(米国)(1973)に記載されている。
そのような染料混合物を含む毛染め剤によつ
て、傑出した安定性をもつた、自然色、フアツシ
ヨン性のあるブロンド色および栗色ならびに輝く
流行色をつくることが出来る。
直接毛髪に吸収される染料にもとづく、ここに
述べた毛染剤の調合形態は、例えば、溶解、特に
水溶液または、水−アルコール溶液であつてよ
い。好ましい調合形態としてはそのほか、クリー
ム、ゲルまたはエマルジヨンがあり、またこれら
は、推進ガスと混合するか、ポンプによつてスプ
レーするようにしてもよい。
溶液、クリーム、エマルジヨンまたはゲルにお
ける通常の添加物は、例えば、水、低級アルコー
ル例えばエタノール、プロパノール、イソプロパ
ノール、グリセリンまたはグリコール例えばエチ
レングリコールおよびプロピレングリコール、ま
たはグリコールエーテルのような溶媒、さらに、
アニオン性、カチオン性、両性または非イオン性
の界面活性物質の種類から成る湿潤剤または乳化
剤、例えば脂肪族アルコール硫酸エステル、脂肪
族アルコールエーテル硫酸エステル、アルキルス
ルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、ア
ルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルベタ
イン、オキシエチル化脂肪族アルコール、オキシ
エチル化ノニルフエノール、脂肪酸アルカノール
アミド、オキシエチル化脂肪酸エステル、さらに
増粘剤、例えば高級脂肪族アルコール、ベントナ
イト、でん粉、ポリアクリン酸、セルロース誘導
体、例えばカルボキシメチルセルロース、アルギ
ン酸塩、ワセリン、パラフイン油および脂肪酸、
ならびにさらに、保護剤例えばラノリン誘導体、
コレステロール、パントテン酸およびベタイン、
さらに香油ならびに錯体形成剤である。上記成分
は、そのような目的に普通用いられる量で使用さ
れ、例えば、湿潤剤および乳化剤は約0.5ないし
30重量%の濃度で、増粘剤は約0.1ないし25重量
%の量で処方に含めることが出来る。
式の染料は、これらの毛染め剤中に約0.01な
いし2.0重量%、好ましくは0.01ないし1.0重量%
の濃度で含まれるべきである。染料の合計量は、
約0.01ないし3.0重量%の範囲にある。
この毛染め剤のPHは、3ないし10.5、特に、PH
7.5ないし9.5の範囲にあり、この場合所望のPH値
の調節は、主にアンモニアで行ない、また、有機
アミン例えばモノエタノールアミンまたはトリエ
タノールアミンでも行ない得る。
その使用法は、通常の方法で、薬剤を毛髪にぬ
りつけ、5ないし30分の間そのまま保持すること
によつて行なう。つづいて、水で場合によつて
は、弱い有機酸でリンスし、乾燥する。弱い有機
酸としては、例えば、酢酸、クエン酸、酒石酸お
よび類似のものを用い得る。
上述の毛染め剤は、当然化粧品用ポリマーを含
んでもよく、これによつて、毛染めと同時に毛髪
のセツトが出来る。そのような薬剤は一般に、色
染めセツト剤または、毛染めセツト剤と呼ばれ
る。
この目的で化粧品に使用される公知のポリマー
には、例えば、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸
ビニル、ポリピニルアルコールまたはポリアクリ
ル化合物例えばアクリル酸ないしメタグリル酸重
合物、これらの両方の酸とアミノアルコールのエ
ステルの塩基性重合物ならびにその塩または四級
化生成物、ポリアクリルニトリル、ポリビニルラ
クタムならびにそれらの化合物からの共重合物例
えばポリビニルピロリドン−酢酸ビニルなどがあ
る。
天然のポリマー、例えばキトサン(脱アセチル
化キチン)またはキトサン誘導体も、上記の目的
のために使用できる。
ポリマーは、この薬剤中に約1ないし4重量%
という通常の量含まれる。薬剤のPH値は、約6.0
ないし9.5の範囲にある。
セツト兼用のこの毛染め剤の使用法は、毛染を
セツト剤で湿らし、毛髪を髪形にセツトし、つい
で乾燥させる。公知の通常の方法で行なう。
当然、上述の毛染め剤は、必要に応じて、さら
に、従来の化粧品用添加剤、例えば保護剤、湿潤
剤、増粘剤、柔軟剤、保存料、ふけ止め剤、およ
び香油を含んでもよい。
下記の例は、本出願の対象を説明するが、これ
に限定されるものではない。
毛染め剤の例 実施例 1 液状毛染め剤 式の染料 1.00g ヒドロキシエチルセルロース 0.50g ラウリルアルコール−ジグリコール硫酸エス
テルナトリウム塩、28%水溶液 5.00g イソプロピルアルコール 15.00g アンモニア 25% 0.03g 水 78.47g 100.00g 上記組成の液状毛染め剤を、人の白髪に塗り、
10分間作用させる。水で洗い乾燥させた毛髪は、
濃青色に着色された。
実施例 2 毛染めセツト剤 式の染料 0.02g ポリピニルピロリドン 2.00g グリセリン 0.10g イソプロピルアルコール 40.00g 水 57.88g 100.00g 人の白髪を上記組成の毛染めセツト剤で、特定
の髪形にセツトし乾燥した。毛髪は好ましい銀青
色の輝きを有するものとなつた。
実施例 3 ゲル状の毛染め剤 式の染料 1.0g 1−アミノ−4−(2′、3′−ジヒドロキシプ
ロピル)−アミノ−5−クロロ−2−ニトロベ
ンゾール 0.3g 4−(2′−ウレイドエチル)−アミノ−ニトロ
ベンゾール 0.1g オレイン酸 17.5g イソプロパノール 7.5g アンモニア 25% 9.0g 水 64.6g 100.00g 上記毛染め剤を人の灰色の毛髪に塗り、30分間
作用させた。その後、水で洗い乾燥した毛髪は、
マホガニー色の反射をもつた濃いブロンド色とな
つた。
実施例 4 クリーム状毛染め剤 式の染料、塩酸塩として添加 0.3g 1−アミノ−2−(2′−ヒドロキシ)−アミノ
−5−ニトロ−ベンゾール 0.05g 1−アミノ−2−ニトロ−4−ビス−(2′−
ヒドロキシエチル)アミノ−ベンゾール 0.02g デイスパース・ブルー23(C.I.61 545)
0.025g セチルアルコール 7.5g ラウリルアルコール−ジグリコールエーテル
硫酸エステルナトリウム塩、28%水溶液 1.75g p−ヒドロキシエチル安息香酸メチルエステ
ル 0.1g アンモニア、25% 0.2g 水 90.055g 100.00g 上記毛染め剤50gを人の白髪に塗布し、20分間
作用させたのち、水で洗い、ついで、乾燥した。
毛髪は自然な栗色に着色された。
製造例 第1段 1−アミノ−4−ベンゾールスルホンアミド−2
−ニトロ−ベンゾール 1、4−ジアミノ−2−ニトロ−ベンゾール
153g(1.0モル)を、24%水酸化カリウム溶液
525ml(2.2モル)に懸濁させる。攪拌下に、ベン
ゾールスルホン酸クロリド193g(1.1モル)を滴
下する。短時間温めると、黄色い沈殿が生ずる。
この沈殿を水中に注ぎ、水で沈殿を洗浄して濾過
する。残渣を乾燥し、スルホンアミドを、殆んど
定量的な収率で得る。ジオキサンからの再結晶し
た物質の融点は162−163℃となる。
第2段 1−アミノ−4−N−エチル−ベンゾールスルホ
ンアミド−2−ニトロ−ベンゾール 第1段で得られたスルホンアミド58.6g(0.2
モル)をエタノール300mlに溶かし、水酸化カリ
ウム17g(0.3モル)を少量の水に溶かした溶液
および沃化エタン31g(0.2モル)を加える。70
℃に加温し、5時間後に、さらに、少量の水に溶
かした水酸化カリウム5.6g(0.1モル)および沃
化エタン15.2g(0.1モル)を加える。さらに3
時間後に冷却すると、エチル化合物が、黄色の薄
板状結晶の形で晶出する。融点152℃のエチル化
合物25g(理論値の39%)を得る。
第3段 1−アミノ−4−エチルアミノ−2−ニトロベン
ゾール 第2段で得られたスルホンアミド25.0g(87ミ
リモル)を、50%(容量パーセント)硫酸50ml中
で、30分間130℃に加温する。このあと、サンプ
リングして水でうすめても濁りが生じないから、
スルホンアミドが完全に分解したのである。水に
注ぎアンモニアで中和する。冷却すると、まず油
状に分離する塩基が、凝固する。
融点53℃の4−エチルアミノ化合物13.0g(理
論値の93%)が得られる。
第4段 4−(N−エチル、N−2′−ヒドロキシエチル)−
アミノ−1−(2″−ヒドロキシエチル)−アミノ−
2−ニトロ−ベンゾール 第3段で得られた、1−アミノ−4−エチルア
ミノ−2−ニトロ−ベンゾール13g(72ミリモ
ル)を、2−クロロエタノール23g(286ミリモ
ル)に溶かす。140℃に加温し攪拌下に、水酸化
ナトリウム11.5g(286ミリモル)を水110mlに溶
かした溶液を、徐々に滴下する。5時間のちに、
さらに同量の2−クロロエタノールを加え、もう
一度、相当量の苛性ソーダ液を滴下する。10時間
ののち、アルキル化は、完全に終了する。冷却し
て、酢酸エチルで抽出する。一つにまとめた酢酸
エチル相を、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真
空蒸発させる。油状の残渣を30mlのイソプロパノ
ールに溶かし、濃塩酸5mlで分解する。塩酸塩が
黄色の結晶の形に結出するので、これを濾過し残
渣を乾燥する。少量の1−アミノ−4−(N−エ
チル、N−2′−ヒドロキシエチル)−アミノ−2
−ニトロ−ベンゾールを不純物として含む、の
塩酸塩6g(理論値の27%)を得る。
純粋の染料は、酢酸エステル抽出物の油状残
渣から、酢酸エステルを溶離液とするシリカゲル
によるクロマトグラフイーによつて得られる。純
粋の塩基の融点は62℃である。
元素分析: 計算値 実績値 C  53.52 53.72 H  7.11 7.17 N  15.60 15.54 本明細書に%とあるのはすべて重量%を示すも
のである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式の4−(N−エチル、N−2′−ヒドロキ
    シエチル)−アミノ−1−(2″−ヒドロキシエチ
    ル)−アミノ−2−ニトロベンゾール 2 式の4−(N−エチル、N−2′−ヒドロキ
    シエチル)−アミノ−1−(2″−ヒドロキシエチ
    ル)−アミノ−2−ニトロベンゾール を含むことを特徴とする、染料成分および通常の
    化粧品用添加剤を含む毛染め剤。 3 式の染料を、0.01ないし2.0重量%含有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第2項の毛染
    め剤。 4 1−アミノ−4−(2′、3′−ジヒドロキシプ
    ロピル)−アミノ−5−クロロ−2−ニトロ−ベ
    ンゾール、4−(2′−ウレイドエチル)−アミノ−
    ニトロベンゾール、1−アミノ−2−(2′−ヒド
    ロキシエチル)−アミノ−5−ニトロ−ベンゾー
    ル、1−アミノ−2−ニトロ−4−ビス−(2′−
    ヒドロキシエチル)−アミノ−ベンゾール、ピク
    ラミン酸、2−(2′−ヒドロキシエチル)−アミノ
    −4、6−ジニトロ−フエノール、4−(2′、
    3′−ジヒドロキシプロピル)−アミノ−3−ニト
    ロ−トルオール、4−(2′−ヒドロキシエチル)−
    アミノ−3−ニトロ−クロロベンゾール、アシツ
    ド・ブラウン4(C.I.14 805)、デイスパース・バ
    イオレツト4(C.I.61 105)、デイスパース・ブル
    ー23(C.I.61 545)およびベーシツク・バイオレ
    ツト1(C.I.61 100)から選ばれる公知の、直接
    毛髪に吸収される染料を、さらに含有する、特許
    請求の範囲第2項または第3項の毛染め剤。 5 毛髪セツトの目的で、化粧品用ポリマーの水
    −アルコール溶液を含む、特許請求の範囲第2項
    〜第4項いずれか1項記載の毛染め剤。 6 6.0ないし9.5のPH値を有することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第2項〜第5項いずれか1項
    記載の毛染め剤。
JP60257526A 1984-11-24 1985-11-14 4‐(n‐エチル、n‐2′‐ヒドロキシエチル)‐アミノ‐1‐(2″‐ヒドロキシエチル)‐アミノ‐2‐ニトロ‐ベンゾールおよび毛染め剤 Granted JPS61130261A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19843442861 DE3442861A1 (de) 1984-11-24 1984-11-24 4-(n-ethyl, n-2'-hydroxyethyl)-amino-1-(2"-hydroxyethyl)-amino-2-nitro-benzol und mittel zur faerbung von haaren
DE3442861.5 1984-11-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61130261A JPS61130261A (ja) 1986-06-18
JPH053869B2 true JPH053869B2 (ja) 1993-01-18

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ID=6251033

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60257526A Granted JPS61130261A (ja) 1984-11-24 1985-11-14 4‐(n‐エチル、n‐2′‐ヒドロキシエチル)‐アミノ‐1‐(2″‐ヒドロキシエチル)‐アミノ‐2‐ニトロ‐ベンゾールおよび毛染め剤

Country Status (5)

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US (1) US4921504A (ja)
EP (1) EP0184061B1 (ja)
JP (1) JPS61130261A (ja)
AT (1) ATE39243T1 (ja)
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