JPH053831U - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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Publication number
JPH053831U
JPH053831U JP2924091U JP2924091U JPH053831U JP H053831 U JPH053831 U JP H053831U JP 2924091 U JP2924091 U JP 2924091U JP 2924091 U JP2924091 U JP 2924091U JP H053831 U JPH053831 U JP H053831U
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JP
Japan
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panel
ventilation fan
outer casing
switch
connecting rod
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Pending
Application number
JP2924091U
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English (en)
Inventor
牧野安良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH053831U publication Critical patent/JPH053831U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 換気扇の前面をパネルで覆うものにおいて、
パネルの移動を小さくするとともに、羽根車を常時パネ
ルで隠すことができる換気扇を得る。 【構成】 本体枠10にピン14を介して回動自在に装
着され、且つスイッチ33とロッド32にて接続された
ロックプレート15にシャッター板22を有するコンロ
ッド20を装着する。このコンロッドに接続ピン24を
介して連結軒23を装着し、この連結軒にパネル29に
接続され上下移動可能な接合ピース28を接続する。ま
た、パネル29の上部には本体枠10に設けられた収納
筒13内をスライドするスライドピース30が突設され
ている。 【効果】 換気扇の取り付けスペースが少なく、閉状態
で外気を遮断し、羽根車を隠すことで、美観の良いもの
が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、前面がパネルで覆われる換気扇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は例えば実開昭59−72434号公報に示された従来の換気扇を示す図 であり、図において1は換気扇本体枠、2はこの換気扇本体枠の中央に開口3を 有して設けられたオリフィス、4はこのオリフィスに内設された羽根車で、図示 されない電動機に装着されている。5は上記換気扇本体枠1の前面を覆うパネル で、パネル回動部6にて回動自在になっている。7はこのパネル回動部にて上記 パネル5を開方向に付勢するばね、8は上記パネル5に接続された引きひもであ る。
【0003】 従来の換気扇は上記のように構成され、引きひも8を引くことによりパネル回 動部6を介してパネル5が上方へ開き、この動作と連動して羽根車4が回転し、 排気作用がなされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような従来の換気扇では、運転時にパネル5の動きが大きく前方に突き 出してしまい、換気扇を取り付けるスペースが多く必要であるとともに、換気扇 運転時には、羽根車4が回転している状態が見えるので美観を損ねるという課題 があった。
【0005】 この考案は係る課題を解決するためになされたもので、換気扇運転時のパネル の動きおよび前方への突き出し等の寸法を小さくし、換気扇を取り付けるスペー スを少なくすることができるとともに、換気扇運転時にも羽根の回転状態が見え ないようにパネルで隠すことのできる美観性の良い換気扇を得ることを目的とす るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る換気扇は、モータと羽根とを内部に設けた外筐の前面をパネル で覆うものにおいて、上記外筐側壁に設けられた複数のピンと、このピンを下部 にて回動軸、上部にて押圧部およびロック溝のロックピンとして用いることによ り上記外筐に装着されるロックプレートと、このロックプレートにシャッタ板を 有して装着されるコンロッドと、このコンロッドと一端が連設されるとともに、 上記ピンを支点として回動される連結軒と、この連結軒の他端に設けられ、連結 軒の回動によりスライドされる上記パネルと、上記ロックプレートを駆動させる スイッチと、上記パネルを閉方向に付勢するよう上記連結軒と上記外筐とに張架 された弾性部材とからなるものである。
【0007】 また、パネルに一端が接続され、他端にスイッチにより引張られるワイヤの巻 回部を有するスライド軸を設け、このスライド軸がスライドされるスライドガイ ドおよび上記ワイヤを保持するガイドローラを外筐に設けたものである。
【0008】 また、外筐にねじ部を有してスイッチにより引張られるワイヤが巻回されて回 動自在な回転軸を設け、この回転軸のねじ部と螺合される突部をパネルに設ける とともに、上記回転軸を逆転方向へ付勢する弾性部材を設けたものである。
【0009】
【作用】
この考案においては、モータと羽根とを内部に設けた外筐の前面をパネルで覆 うものにおいて、上記外筐側壁に設けられた複数のピンと、このピンを下部にて 回動軸、上部にて押圧部およびロック溝のロックピンとして用いることにより上 記外筐に装着されるロックプレートと、このロックプレートにシャッタ板を有し て装着されるコンロッドと、このコンロッドと一端が連設されるとともに、上記 ピンを支点として回動される連結軒と、この連結軒の他端に設けられ、連結軒の 回動によりスライドされる上記パネルと、上記ロックプレートを駆動させるスイ ッチと、上記パネルを閉方向に付勢するよう上記連結軒と上記外筐とに張架され た弾性部材とからなることより、スイッチによりロックプレートが駆動されると ピンを軸としてロックプレートが回転し、これに連動してシャッタ板およびコン ロッドが動作する。コンロッドの動作により連結軒がピンを支点として回動し、 パネルがスライドされる。
【0010】 また、パネルに一端が接続され、他端にスイッチにより引張られるワイヤの巻 回部を有するスライド軸を設け、このスライド軸がスライドされるスライドガイ ドおよび上記ワイヤを保持するガイドローラを外筐に設けたことにより、スイッ チによりワイヤが引張られることにてスライドピースがスライドガイド内を摺動 し、パネルがスライドされる。
【0011】 また、外筐にねじ部を有してスイッチにより引張られるワイヤが巻回されて回 動自在な回転軸を設け、この回転軸のねじ部と螺合される突部をパネルに設ける とともに、上記回転軸を逆転方向へ付勢する弾性部材を設けたことより、スイッ チによりワイヤが引張られることにて回転軸が所定方向に回転しパネルが連動し てスライドされ、弾性部材により逆転方向へ回転軸が回転されることにてパネル が元へ戻る。
【0012】
【実施例】
実施例1. 図1〜図5はこの考案の一実施例を示す図であり、図において2は上記従来例 と同一または相当部分を示す。10は換気扇11の本体枠で、羽根車9を有する 電動機11aを内設している。12はこの本体枠の前部に装着された化粧枠で、 上方に後述されるスライドピースが挿通される収納筒13を内設している。14 は上記本体枠10の内部側壁に設けられたピンで、複数個からなり後述されるロ ックプレートとの対応に合わせた所定位置に突設されている。15はロックプレ ートで、下部に上記ピン14を回動軸とする回動部16、上部に同じくピン14 にて押圧される押圧部17を設けるとともに、内部にロック溝18を穿設し、ロ ックピン19として上記ピン14が挿入されている。20はこのロックプレート にロックピン19を介して接続されたコンロッドで、略L字形よりなるものを短 辺を上とする逆さ状に取り付られたプレート21からなり、このプレートの長辺 に所定間隔をおいてシャッタ板22が装着されている。なお、この各シャッタ板 は上記コンロッド20の短辺が下方へ移動することにて図示されない可動部材を 介して開状態になる。23は連結軒で、上記コンロッド20の短辺端部に接続ピ ン24を介して接続された連結ガイド25と、この連結ガイドに接続され、支点 ピン26を介して時計回りに回転する連結板27とからなる。28はこの連結板 に接続された接合ピース、29はパネルで、上記化粧枠12と対向するように位 置するとともに、化粧枠12を覆う大きさにて形成されており、上部に上記収納 筒13内に摺動されるよう突設されたスライドピース30、下部に上記接合ピー ス28が上記連結板27の回転により上下へ移動する際に収納され、且つ摺動さ れる接合ピースガイド31を設けている。32は上記ロックプレート15に一端 が接続されたロッド、33はスイッチで、上記ロッド32の他端が係止され、引 きひも33aを有する。34は弾性部材で、例えばコイルスプリングからなり、 上記ロックプレート15と上記本体枠10とに張架され、上記連結軒23を回転 前の状態すなわち上記パネル29を閉状態に付勢するものである。
【0013】 上記のように構成された換気扇においては、引きひも33aを引く事によりス イッチ33に接続されているロッド32が下方へ移動する。それに伴ってロック プレート15は回動軸16を中心にして、反時計回りに回転するので、ロックピ ン19を通じてコンロッド20は下方へ移動する。コンロッド20が下方へ移動 することによって、コンロッド20に接続されているシャッタ板22は上方へ引 き上げられる。またコンロッド20が下方へ移動することにより、接続ピン24 を通じて接続されている連結軒23が支点ピン26を中心にして時計回りに回転 する。連結軒23が回転することにより、パネル29が前方へ押し出される。こ の時、連結軒23の接続ピン24と支点ピン26の間の部分が連結ガイド25と 連結板27で接続されており、回動可能となっているので、接続ピン24と支点 ピン26の間の長さが可変可能である。また、接合ピース28は、パネル29に 設けられた接合ピースガイド31に沿って上下に摺動可能である。以上のことよ り、パネル29が前方へ押し出されることが可能となる。さらに、スライドピー ス30が収納筒13に沿って移動することにより、パネル29が水平移動可能と なる。一方、パネル29が元の閉状態に戻るには、スイッチ33のロックが外れ ることにより、弾性部材34の復元力によって、元の閉状態に戻る。
【0014】 実施例2. なお、上記実施例1.では連結軒23に支点ピン26を設けているが、図6に 示すように連結軒23に長穴40を設け、移動可能とすることにより、より上記 実施例1.を高めることができる。
【0015】 実施例3. また、図7に示すようにパネル29よりスライド軸50を突設し、このスライ ド軸の端部にスイッチ33により下方へ引張られるワイヤ51が巻回された巻回 部51aを設ける。さらに、本体枠10に上記スライド軸50が挿通されスライ ドされるスライドガイド52を設けるとともに、上記ワイヤ51を前方へ押圧し ながら保持するガイドローラ53を設ける。これにより、スイッチ33にてワイ ヤ51が下方へ引張られることにてスライド軸50が前方へスライドし、パネル 29が前方、すなわち開方向へ移動する。また、パネル29の閉方向への移動は 上記スライド軸50端と本体枠10との間に張架された弾性部材34により、ス イッチ33が切れると弾性部材34の復元力によってなる。
【0016】 実施例4. また、図8に示すように本体枠10にねじ部60が設けられた回転軸61を軸 受62にて回動自在に設け、この回転軸にスイッチ33に引張られるワイヤ51 を巻回するとともに、回転軸61の端部と本体枠10とに弾性部材34を張架す る。一方、パネル29に上記回転軸61のねじ部60と螺合される突部63を設 ける。これにより、ワイヤ51をスイッチ33にて下方へ引張ることにて回転軸 61が回転し、パネル29の突部63が前方へ押し出されパネル29が前方へ開 く。また、パネル29が元の閉状態に戻るには、スイッチ33のロックが外れる ことにより、弾性部材34の復元力で、弾性部材34と接続しているワイヤ51 が上方へ引張られることになり、回転軸61が逆方向に回転することで、元の閉 状態に戻る。
【0017】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載する効果を 奏する。
【0018】 請求項1の換気扇においては、パネルを連結軒によりスライドさせることによ り、パネルの水平移動が可能になり、羽根を隠して美観を良くすることができ、 また、パネルの移動が少ないため、換気扇を取り付けるスペースを少なくするこ とができ、また、パネルが閉状態の時は、外気を遮断することができる。
【0019】 請求項2の換気扇においては、パネルの移動をスライド軸とワイヤで行うこと によって、パネル移動を円滑に行うことができ、部品数が少ないので、製造が簡 単である。
【0020】 請求項3の換気扇においては、パネルの移動を回転軸と突部によって行うこと で、パネルの移動を円滑に行うことができ、また、パネルが開状態から閉状態に 戻る時のパネルと本体枠の衝突音が小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示し、パネルの閉状態を
示す断面図である。
【図2】この考案の実施例1を示し、パネルの開状態を
示す断面図である。
【図3】この考案の実施例1を示し、連結軒摺動部分の
拡大図である。
【図4】この考案の実施例1を示し、パネルの閉状態を
示す側面図である。
【図5】この考案の実施例1を示し、連結軒摺動部分の
拡大図である。
【図6】この考案の実施例2を示し、連結軒の拡大図で
ある。
【図7】この考案の実施例3を示し、パネルスライド部
分の拡大図である。
【図8】この考案の実施例4を示し、パネルスライド部
分の拡大図である。
【図9】従来の換気扇を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 羽根車 10 本体枠 11a 電動機 14 ピン 15 ロックプレート 16 回動部 17 押圧部 18 ロック溝 19 ロックピン 20 コンロッド 22 シャッタ板 23 連結軒 29 パネル 33 スイッチ 34 弾性部材 50 スライド軸 51 ワイヤ 52 スライドガイド 53 ガイドローラ 60 ねじ部 61 回転軸 62 軸受 63 突部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと羽根とを内部に設けた外筐の前
    面をパネルで覆うものにおいて、上記外筐側壁に設けら
    れた複数のピンと、このピンを下部にて回動軸、上部に
    て押圧部およびロック溝のロックピンとして用いること
    により上記外筐に装着されるロックプレートと、このロ
    ックプレートにシャッタ板を有して装着されるコンロッ
    ドと、このコンロッドと一端が連設されるとともに、上
    記ピンを支点として回動される連結軒と、この連結軒の
    他端に設けられ、連結軒の回動によりスライドされる上
    記パネルと、上記ロックプレートを駆動させるスイッチ
    と、上記パネルを閉方向に付勢するよう上記連結軒と上
    記外筐とに張架された弾性部材とからなることを特徴と
    する換気扇。
  2. 【請求項2】 パネルに一端が接続され、他端にスイッ
    チにより引張られるワイヤの巻回部を有するスライド軸
    を設け、このスライド軸がスライドされるスライドガイ
    ドおよび上記ワイヤを保持するガイドローラを外筐に設
    けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の換気扇。
  3. 【請求項3】 外筐にねじ部を有してスイッチにより引
    張られるワイヤが巻回されて回動自在な回転軸を設け、
    この回転軸のねじ部と螺合される突部をパネルに設ける
    とともに、上記回転軸を逆転方向へ付勢する弾性部材を
    設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の換気扇。
JP2924091U 1991-04-25 1991-04-25 換気扇 Pending JPH053831U (ja)

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JP2924091U JPH053831U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 換気扇

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JP2924091U JPH053831U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 換気扇

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JPH053831U true JPH053831U (ja) 1993-01-22

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JP2924091U Pending JPH053831U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 換気扇

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975315A (ja) * 1982-10-21 1984-04-28 Nippon Yusoki Co Ltd 無人搬送車
JPS59195042A (ja) * 1983-04-18 1984-11-06 Toshiba Corp 換気扇

Patent Citations (2)

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