JPH0537783Y2 - - Google Patents

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JPH0537783Y2
JPH0537783Y2 JP16272888U JP16272888U JPH0537783Y2 JP H0537783 Y2 JPH0537783 Y2 JP H0537783Y2 JP 16272888 U JP16272888 U JP 16272888U JP 16272888 U JP16272888 U JP 16272888U JP H0537783 Y2 JPH0537783 Y2 JP H0537783Y2
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、台所に設置する水切棚であつて、
左右両脚体間に上下摺動可能に架設した摺動棚の
摺動固定装置に関するものである。
「従来の技術」 出願人は以前に本考案品と同種の水切棚とし
て、実開昭63−117326号公報に紹介された水切置
棚を考案しているが、前記水切置棚においては、
左右脚体を構成する前後双脚の中心線上に沿つて
摺動溝を設け、この摺動溝へ外側から挿入した締
付螺子を棚側枠へ螺挿することにより脚体に棚を
締付け固定し、締付螺子を緩めて之を摺動溝に沿
つて棚と共に上下摺動させることにより、棚の高
さを調節するよう構成したものである。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、前記従来例では、前後双脚の中心線
上に沿つて摺動溝を形成するために、例えば同公
報記載の実施例図のような双脚とする必要があ
り、脚体工作上において煩わしい工程と上質の線
材を要すると共に加工手間がかかりコスト高とな
る不合理がある。
そこで、本考案においては、前記不合理を解消
するために、脚体工作上の手間を省き材料費を節
約してコストを低減し、安価に提供できる水切置
棚であつて、しかも棚と脚体との摺動固定手段が
確実で簡易なものとすることを技術課題とする。
「課題を解決するための手段」 前記課題解決の手段として、水平基台上に逆U
字形の曲杆を植立することにより基台上に前後両
脚杆を対立させた脚体とし、この脚体を左右に対
設し、両脚体間に架設する水切棚の側枠外面前後
部に相対向する一対の係合溝を対設し、前後脚杆
の外側面に外嵌する形状の凹曲面を帯板の前後部
に対設した固定帯を設け、この固定帯の両端部を
棚側枠の両係合溝に係嵌させて固定帯を両脚杆外
側に嵌合し、前後両脚杆の間で固定帯外側から棚
側枠に向つて締付螺子を螺挿することにより棚板
を脚体に固定するようにした摺動固定装置を水切
置棚に備えるものである。
「作用」 固定帯の両端部を棚側枠の両係合溝に係嵌させ
て固定帯凹曲面を前後両脚杆外側に嵌合し、前後
両脚杆の間で固定帯の外側から棚側枠に向つて締
付螺子を螺挿すれば、固定帯中央部が棚側枠に向
つて圧迫されて棚側枠外面に密着すると共に、同
固定帯の両端部は棚側枠の両係合溝内に係嵌固定
されているから、凹曲面が固定帯中央部の締付け
に伴つて前後両脚杆外面を圧迫して脚杆を棚側枠
外面に圧接させる結果、その締付部における各部
材接合面の摩擦抵抗により棚側枠が脚体内側部に
強力に固着され、従つて棚が固定する。
また、締付螺子を緩めると前記圧接部が弛緩し
圧接が解除されるから棚側枠は脚体に対して上下
摺動可能な状態となつて棚の高さを調節できる。
「実施例」 本考案の実施例を添付図面により説明する。
第1図に本考案の実施例である水切置棚の全容
斜視図を示してあり、図中、1は脚体を示し、こ
の脚体は下端に設けた水平な基台2上に逆U字形
の曲杆3を植立させることにより、前後両脚杆3
a,3bを構成してある。尚、基台2の底面前後
部には床面上に載置する丸形の接面子4,4を挿
着してある。
この脚体1を左右両側に対設した両脚間空間部
の上下に線材製格子状の水切棚5,5を二段に架
設したものであり、該棚板5はその周囲枠を帯板
により形成した前後両枠5a,5bと、左右両側
枠5c,5dとを長方形状に枠組みし、各接合部
を溶着結合して方形周枠体を構成し、該周枠内に
おいて七本の横線材5eと三本の縦線材5fとを
直交状に連結することにより格子面となしたもの
を嵌めこみ固着してなるものであるが、第2図に
棚の一側部を分解図で示すように、前枠5aと後
枠5bとの各端部を屈折させて外側へ膨出する屈
折段部5gを設けた上で、同屈折段部の内方部を
更に夫夫直角状に折曲げてあつて、前記各折曲げ
直角部を対向状にして前後枠を配置し、その内側
に沿つて両側枠5c,5dを嵌合し、側枠両端を
前後枠の直角折曲げ部の内面に溶着することによ
り、側枠外側の前後部に対向状の両係合溝6,6
が形成された周枠体を構成している。
7は棚板の固定帯であつて、帯板の前後部に脚
体1の前後脚杆3a,3bの外側面に外嵌する形
状の凹曲面7a,7aを対設しその前後両端部7
b,7bを両方へ突出させ、中央部7cに小孔7
d,7dを設けてあり、第3図に示すように、こ
の固定帯7の前後両端部7b,7bを側枠外面前
後部の対向両係合溝6,6に係嵌させると共に両
凹曲面7a,7aを前後両脚杆3a,3bの外側
に嵌合させた状態で脚体と側枠とに嵌着合体し、
中央部7cの外側から挿入した締付螺子8,8を
小孔7d,7dを経て側枠の螺孔イ,ロへ螺挿す
ることにより合体部材を締付けて棚板5を脚体1
に固定してある。
尚、第4図は前記棚板締付け手段の他の実施例
図であつて、この実施例では、側枠5c′の前後部
にも固定帯7′の前後凹曲面7a′,7a′に対応す
る凹曲面ハ,ニを対称的に形成してあつて、これ
ら内外両凹曲面により両脚杆3a,3bを挾持圧
迫することにより圧着固定するよう設けてあり、
前記実施例よりも更に強力な棚板の固定効果を期
待するものである。
「考案の効果」 棚板の両側部において前後両脚杆の外側部に両
脚杆を挾持して固定帯を嵌合させ、固定帯の前後
両端部を側枠外面の両係合溝に係嵌し、固定帯の
前後両凹曲面を前後両脚杆の外側面に嵌合させた
上で、固定帯中央部を締付螺子で棚側枠へ螺挿し
て締付ける手段により、棚両側枠が両脚体に圧着
状態となつて固定され、左右両脚体間に棚板が確
実に固定し、水平姿勢を維持し、棚上への載置物
品の荷重に対して耐えられる。
尚、固定帯の締付螺子を緩めることにより棚板
を脚体に沿つて上下摺動可能な状態にできるか
ら、棚の高さを調節することが容易であつて、使
用の都合により棚の高さを任意に変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例を示す斜視図、第2図は
第1図中の棚板一側部を分解して固定部を示した
斜視図、第3図は同固定部の平面図、第4図は第
3図の他の実施例を示す平面図である。 1……脚体、2……基台、3……曲杆、3a…
…前脚杆、3b……後脚杆、5……棚板、6……
係合溝、7……固定帯、7a……凹曲面、8……
締付螺子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 左右に対設した両脚体間に架設する棚板を脚
    体に沿つて上下摺動可能に設けるものにおい
    て、棚側枠の外側に相対向する前後一対の係合
    溝を対設し、脚体の前後両脚杆外側面に外嵌す
    る形状の凹曲面を帯板の前後部に対設した固定
    帯を設け、該固定帯の両端部を前記棚側枠の両
    係合溝に係嵌させて固定帯を両脚杆外側に嵌合
    し、前後両脚杆の間で固定帯外側から棚側枠に
    向つて締付螺子を螺挿することにより棚板を脚
    体に固定するようにした棚の摺動固定装置。 (2) 棚側枠の前後部に固定帯前後部の凹曲面に対
    応する対称的な凹曲面を形成した請求項第1記
    載の棚の摺動固定装置。
JP16272888U 1988-12-14 1988-12-14 Expired - Lifetime JPH0537783Y2 (ja)

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JPH0282931U JPH0282931U (ja) 1990-06-27
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JP2513256Y2 (ja) * 1991-08-31 1996-10-02 株式会社田窪工業所 棚板と支脚の固定装置

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JPH0282931U (ja) 1990-06-27

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