JPH0537671U - バツクミラー - Google Patents

バツクミラー

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JPH0537671U
JPH0537671U JP8987091U JP8987091U JPH0537671U JP H0537671 U JPH0537671 U JP H0537671U JP 8987091 U JP8987091 U JP 8987091U JP 8987091 U JP8987091 U JP 8987091U JP H0537671 U JPH0537671 U JP H0537671U
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JP
Japan
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traveling vehicle
resonance frequency
antenna
changing means
frequency changing
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Pending
Application number
JP8987091U
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Inventor
浩太 中山
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Icom Inc
Original Assignee
Icom Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動二輪車等の走行車両のバックミラーに関
し、走行車両の走行中において、左右一対のバックミラ
ーが同時に激しく振動して後方確認に支障をきたすこと
を防止するとともに、上記走行車両に搭載された無線通
信機の良好な送受信特性を確保することを目的とする。 【構成】 走行車両1に装備された左右一対のバックミ
ラー2a,2bの少なくともいずれか一方のバックミラ
ー2aが、前記両バックミラー2a,2bの共振振動数
を相異ならせる共振振動数変更手段4を備える構成と
し、例えば具体的には、上記共振振動数変更手段4を車
載の無線通信機9のアンテナ部40とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はバックミラーに関し、特に自動二輪車のバックミラーに関するもの である。
【0002】
【従来の技術及びこの考案が解決しようとする課題】
従来、自動二輪車等の走行車両に装備された左右一対のバックミラーは、同一 の形状・大きさ・重さであることが一般的であり、その場合共振振動数はこれら 両バックミラーとの間で等しくなる。
【0003】 このために、自動二輪車等の走行車両が、特定のエンジンの回転数に達すると 、車体の振動に両バックミラーが同時に共振して激しく揺れ出し、これら両バッ クミラーで視認すべき後方の写像が見づらくなり、安全確認が困難になるといっ た問題があった。
【0004】 一方、近年の電子機器の製造技術の向上に伴い、無線通信機はますます小型化 ・軽量化され、自動二輪車にも搭載されるようになっており、その場合、この無 線通信機のアンテナ本体及び該アンテナの接続手段等で構成されるアンテナ部の 取付け位置は、リアキャリアやこのリアキャリアに積載したカーゴボックス上面 、あるいはナンバープレート取付部等とされていた。
【0005】 しかしながら、この場合ではアンテナ本体が上向きに突出した状態にあるので 、リアキャリアの荷積みの際の邪魔になるとともに、リアキャリアに大きな荷物 を積むことができないといった問題があった。
【0006】 また、カーゴボックス上面にアンテナ部を取付けた場合には、カーゴボックス の蓋を開けた状態では送受信の性能が著しく悪化してしまい、事実上交信が不可 能になるといった問題があった。
【0007】 さらに自動二輪車におけるナンバープレートの取付け部にアンテナ部を取付け た場合では、該アンテナ部の給電点が低くなって、送受信の性能特性が低下する といった問題があった。
【0008】 この考案は、上記従来の問題に鑑み、提案されたものであって、走行車両の走 行中において、左右一対のバックミラーが同時に激しく振動して後方確認に支障 をきたすことを防止するとともに、上記走行車両に搭載された無線通信機の良好 な送受信特性を確保することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するために、以下の手段を採用する。すなわち、 例えば、図1乃至図3に示すように、走行車両1に装備された左右一対のバック ミラー2a,2bの少なくともいずれか一方のバックミラー2aが、前記両バッ クミラー2a,2bの共振振動数を相異ならせる共振振動数変更手段4を備える バックミラーであり、具体的には上記共振振動数変更手段4を、車載の無線通信 機9のアンテナ部40とした。
【0010】
【作用】
上記共振振動数変更手段4によって、左右のバックミラー2a,2bの共振振 動数を異ならせることができるので、ある特定のエンジン回転数において、左右 のバックミラー2a,2bが同時に車体と共振することを防止し、後方の写像を 視認しづらい状態を回避することができる。
【0011】 また、この共振振動数変更手段4を無線通信機のアンテナ部40とした場合、 このアンテナ部40の給電点が走行車両においては最も高い位置となるとともに 、荷物の積みおろしの邪魔になることがなくなる。
【0012】
【実施例】 以下、この考案を自動二輪車に適用した実施例を図面に基づいて説明する。 図1はこの考案を適用した自動二輪車の斜視図であり、図2はこの考案に係る 一実施例の概念図で、図2(a) はその正面図、図2(b) はその背面図であり、図 3はバックミラーに対するアンテナ本体の取付け構造を示す分解斜視図である。
【0013】 図1に示すように、走行車両1としての自動二輪車11の左右のハンドル5, 5には、一対のバックミラー2a,2bが、ミラー本体21a,21bを支持す るステー22a,22b下端に設けられた取付けねじ部23a,23bで取付け られている。さらに左側のバックミラー2aのミラー本体21a上部には、アン テナ本体41と該アンテナ本体41が装着される接続シェル42とで構成される アンテナ部40が共振振動数変更手段4として取付けられている。このアンテナ 本体41は上記接続シェル42を介して、該ミラー本体21aの内部を通るケー ブル3を通じて、例えばベルト7でタンク6に装着されたタンクバック8内に配 設したハンドヘルドタイプの無線通信機9に接続されている。
【0014】 この実施例では、上記アンテナ部40が、左側のバックミラー2aの重量を右 側のバックミラー2bの重量より重くさせ、左右のバックミラー2a,2bの共 振振動数を異ならせる共振振動数変更手段4として作用する。これによって、走 行中の自動二輪車11が特定のエンジンの回転数に達したときの車体の振動に、 例えば左側のバックミラー2aが共振して、後方の写像を確認できない程度に振 動しても、右側のバックミラー2bはこのときの車体の振動には共振しないので 、後方の写像を視認できる状況を確保することができる。
【0015】 また、上記のように共振振動数変更手段4として車載の無線通信機9のアンテ ナ部40を採用した場合には、このアンテナ部40の給電点が最も高い位置とな り、送受信特性の向上を果たす上に、例えば荷物の積みおろしの邪魔になること がなくなる。
【0016】 尚、上記アンテナ本体41をバックミラー2aに着脱不能に固着して、アンテ ナ部40を構成してもよいが、この実施例では図3に示すように、上記アンテナ 本体41の左側のバックミラー2aへの接続手段として、例えば図示のように着 脱が容易なBNCコネクタを採用している。
【0017】 このように構成することにより、アンテナ本体41を該バックミラー2aに装 着しない場合でも、該接続シェル42が片側のバックミラー2aの共振振動数変 更手段4として機能する上に、アンテナ本体41を接続シェル42から取り外し て上記ハンドヘルドタイプの無線通信機9に直接装着できるようにしているので 、1本のアンテナ本体41を携行するだけで該自動二輪車11から離れての該無 線通信機9の運用も可能となる。
【0018】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、自動二輪車以外のその他 の走行車両に対しても適用が可能である。さらに、共振振動数変更手段4を左右 のバックミラー2a,2bの両方に取付けて、左右のバックミラー2a,2bの 共振振動数を相異なるものとしてもよく、共振振動数変更手段の具体的な構成と して例えば、左右のバックミラーの間で形状・大きさを異ならせたり、任意の部 材をバックミラーに付加する等の手段でもよいことはいうまでもない。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、自動二輪車等の走行車両に装備され た左右一対のバックミラーの少なくともいずれか一方のバックミラーに、前記両 バックミラーの共振振動数を相異ならせるための共振振動数変更手段を備えるこ とにより、自動二輪車等の走行車両の走行中において、左右一対のバックミラー が同時に激しく振動することを防止して、後方写像の視認性を確保することがで きる。
【0020】 また、この共振振動数変更手段を、車載の無線通信機のアンテナ部とすること により、このアンテナ部の給電点が走行車両においては最も高い位置となるので 、上記無線通信機の良好な送受信特性を確保することができるとともに、該走行 車両への荷物の積みおろしの邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を適用した自動二輪車を示す斜視図で
ある。
【図2】この考案に係る一実施例の概念図であり、(a)
は正面図、(b) はその背面図である。
【図3】バックミラーに対するアンテナ本体の取付け構
造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1(11) 走行車両(自動二輪車) 2a,2b バックミラー 4 共振振動数変更手段 9 無線通信機 40 アンテナ部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両(1) に装備された左右一対のバ
    ックミラー(2a),(2b) の少なくともいずれか一方のバッ
    クミラー(2a)が、前記両バックミラー(2a),(2b) の共振
    振動数を相異ならせる共振振動数変更手段(4) を備える
    ことを特徴とするバックミラー。
  2. 【請求項2】 上記共振振動数変更手段(4) を車載の無
    線通信機(9) のアンテナ部(40)とした請求項1に記載の
    バックミラー。
JP8987091U 1991-10-31 1991-10-31 バツクミラー Pending JPH0537671U (ja)

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JP8987091U JPH0537671U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 バツクミラー

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JP8987091U JPH0537671U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 バツクミラー

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JPH0537671U true JPH0537671U (ja) 1993-05-21

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ID=13982807

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JP8987091U Pending JPH0537671U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 バツクミラー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009015463A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Honda Access Corp 車載通信装置の取付構造
JP2011089874A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Toyota Central R&D Labs Inc 距離画像データ取得装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3102346B2 (ja) * 1996-05-13 2000-10-23 日本電気株式会社 シャント自動制御回路

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