JPH0537603Y2 - - Google Patents

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JPH0537603Y2
JPH0537603Y2 JP1987187224U JP18722487U JPH0537603Y2 JP H0537603 Y2 JPH0537603 Y2 JP H0537603Y2 JP 1987187224 U JP1987187224 U JP 1987187224U JP 18722487 U JP18722487 U JP 18722487U JP H0537603 Y2 JPH0537603 Y2 JP H0537603Y2
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JP
Japan
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din rail
groove
width direction
mounting plate
mounting
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JP1987187224U
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JPH0193901U (ja
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  • Breakers (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は電気機器を取付けるDINレールの取
付構造に関する。
(従来の技術) 従来、配電等の電気機器を取付けるために、幅
方向の中間部に溝を形成し、幅方向の両側を電気
機器の取付部としたDINレールが用いられてい
る。このDINレールを盤面に固定するには、5
mm位のねじを数本用いて溝内でねじ止めしてい
る。そして第3図に示すように盤面1にねじ2で
取付けられたDINレール3に電気機器4を取付
ける場合は、電気機器4の保持壁5に沿つて溝6
にDINレール3の一端3aを挿入し、電気機器
4をこの溝6を中心として図示の時計方向に回
す。これによりDINレール3の他端3bが電気
機器4のスライダ7の斜面7aに当たり、このス
ライダ7を外側へ押し出し、DINレール3の他
端3bがばねによつて内側に付勢されている電気
機器4のスライダ7の溝7bに嵌合することによ
つて電気機器4がDINレール3に固定される。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のこのようなDINレール3の取付構造に
おいては、DINレール3の幅が35mmと規格化さ
れているために、板厚を厚くすることができず、
またねじ2も大きくすることができない。このた
めDINレール3に大形の電気機器4を取付けた
ときには、その重量によつてDINレール3が第
4図に示すように撓んだり、傾いたすることがあ
る。また配線用しや断器のように開閉操作をする
ものでは、この開閉操作による衝撃でDINレー
ル3が撓むことがあつた。さらに配電盤等のよう
にDINレール3に多数の電気機器4を組付けた
ものを輸送するときにも、その重量による輸送衝
撃によつてDINレール3が撓み、電気機器が傾
くという問題があつた。
本考案はこれら問題点を解決するためになされ
たもので、その目的は大形の電気機器を取付けた
場合等においてもDINレールが撓むのを防止す
ることのできるDINレールの取付構造を提供す
ることにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のDINレールの取付構造は、幅方向の
中間部に溝を有し幅方向の両側に電気機器の取付
部を有するDINレールを、溝内に配置したねじ
により盤面に取付けたものにおいて、DINレー
ルの溝の幅方向に延びる補強リブを形成すると共
に幅方向の両側の端縁部にばね効果を有する折曲
げ突起部を形成した取付板を設け、この取付板を
折曲げ突起部がDINレールの溝の隅部を加圧す
るようにねじで取付けたことを特徴とする。
(作用) 本考案のDINレールの取付構造によれば、取
付板は、補強リブによつてDINレールの溝の幅
方向に剛性が高くなつており、しかもその幅方向
の両側の端縁部の折曲げ突起部でDINレールの
溝の隅部を加圧しているので、DINレールは溝
部の全域にわたつて剛性が高くなり、例えば
DINレールに重量のある大形の電気機器を取付
けた場合であつても、DINレールは撓むことが
ない。
(実施例) 以下、本考案のDINレールの取付構造の一実
施例を第1図および第2図により説明する。
図において、配電盤などの盤面1に、幅方向の
中間部に溝3dを有し幅方向の両側に電気機器の
取付部3eを有するDINレール3を、DINレー
ル3の溝3d内で取付板8を介してねじ2で取付
ける。この取付板8は中央にねじ2の貫通孔8a
が形成され、また外縁より少し内側に入つた所に
井桁状の補強リブ8b,8cがそれぞれプレス加
工で成形されている。補強リブ8b,8cを井桁
状に形成したのは、取付板8が正方形の場合、
DINレール3の溝3d内に方向を変えて配置し
ても溝3dの幅方向に延びる補強リブを配置でき
るようにするためである。実施例では、溝3dの
幅方向に延びる補強リブ8cが取付板8の溝3d
部の剛性を溝3dの幅方向に沿つて高めている。
取付板8は正方形または長方形をなし、補強リブ
8b,8cの外側部分に位置する端縁部には補強
リブ8b,8cの内側平面部より取付板8の板厚
方向に寸法Aだけ突出する折曲げ突起部8dが形
成されている。この折曲げ突起部8bの突出寸法
Aは取付板8をねじ2で締付けた際、撓んで取付
板8が全面にわたつてDINレール3の溝3dの
取付面に密着可能な値に設定されている。またこ
の取付板8のDINレール3の溝3dの幅方向に
沿う寸法は取付板8が溝3dの取付面に密着した
ときDINレール3の溝3dの幅寸法Bと同じに
なるように設定されている。
従つて今、配電盤などの盤面1にDINレール
3を取付けるには、DINレール3の溝3dに取
付板8をその折曲げ突起部8dのある側を、溝3
dの幅方向の両側に位置するようにして嵌込み、
貫通孔8aを貫通させたねじ2でもつて螺着す
る。この取付板8はその中央部をねじ2で締付け
ると、折曲げ突起部8dが撓み、その先端部が
DINレール3の溝3dの隅部3cをばね力で加
圧する。従つてDINレール3は溝3dの幅方向
に剛性の高い取付板8により、その溝3dの全域
にわたつて押付けられて溝3d部の剛性が高めら
れることになる。
このように本実施例によれば、取付板8により
DINレール3の溝3d部の剛性がその幅方向全
域にわたつて高められていることによつて、
DINレール3の板厚を厚くした場合とほぼ同じ
になり、DINレール3に重量のある大形の電気
機器を取付けても、電気機器の操作による衝撃に
も、また輸送中の衝撃にもDINレール3が撓む
ことがなくなり、DINレール3に取付けられた
電気機器が傾くこともない。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更
して実施することができる。
[考案の効果] 本考案のDINレールの取付構造によれば、
DINレールの溝の幅方向に剛性が高く、しかも
その幅方向両側の端縁部にばね効果を有する取付
板により、DINレールの溝の隅部を加圧するよ
うにして取付けたので、DINレールに重量のあ
る大形の電気機器を取付けても、電気機器の操作
による衝撃にも、また輸送中の衝撃にも、DIN
レールは撓むことがなく、従つて電気機器が傾く
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すDINレール
の取付構造の断面図、第2図は本考案の一実施例
で用いる取付板の斜視図、第3図および第4図は
従来のDINレールへの取付構造を示す側面図で
ある。 1……盤面、2……ねじ、3……DINレール、
3c……隅部、3d……溝、3e……取付部、8
……取付板、8b,8c……補強リブ、8d……
折曲げ突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅方向の中間部に溝を有し幅方向の両側に電気
    機器の取付部を有するDINレールを、前記溝内
    に配置したねじにより盤面に取付けたものにおい
    て、前記DINレールの溝の幅方向に延びる補強
    リブを形成すると共に幅方向の両側の端縁部にば
    ね効果を有する折曲げ突起部を形成した取付板を
    設け、この取付板を前記折曲げ突起部が前記
    DINレールの溝の隅部を加圧するように前記ね
    じで取付けたことを特徴とするDINレールの取
    付構造。
JP1987187224U 1987-12-10 1987-12-10 Expired - Lifetime JPH0537603Y2 (ja)

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JPH0193901U JPH0193901U (ja) 1989-06-21
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JPH0193901U (ja) 1989-06-21

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