JPH0537589Y2 - - Google Patents

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JPH0537589Y2
JPH0537589Y2 JP7638189U JP7638189U JPH0537589Y2 JP H0537589 Y2 JPH0537589 Y2 JP H0537589Y2 JP 7638189 U JP7638189 U JP 7638189U JP 7638189 U JP7638189 U JP 7638189U JP H0537589 Y2 JPH0537589 Y2 JP H0537589Y2
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JP
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bidirectional
degaussing
temperature coefficient
coefficient thermistor
terminal
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機のブラウン管等の
磁気を消去する消磁回路に関するものである。
従来の技術 テレビジヨン受像機のブラウン管近傍に装着し
た消磁コイルと正特性サーミスタとを直列に接続
した消磁回路は公知である。
しかしながら、この消磁回路では正特性サーミ
スタの抵抗値を無限大まで増加することが不可能
であるから、消磁コイルを流れる電流が残留して
完全に零にはならない。そのため、残留電流によ
つて消磁コイルに発生する磁界の影響でブラウン
管の画面に輝度のちらつきが生じ、画面が見にく
くなつていた。
そこで、例えば、特公昭61−38673号公報に示
されるように、正特正サーミスタと消磁コイルか
らなる直列回路に対し二方向性三端子サイリスタ
を直列に接続した消磁回路が公知である。この消
磁回路では、正特性サーミスタにより消磁コイル
に流れる電流を漸減させた後、二方向性三端子サ
イリスタをオフし、消磁コイルに流れる電流を遮
断しているので、消磁コイルの影響による輝度の
ちらつきを完全に防止することができる。
考案が解決しようとする課題 ところで、前記公報に示される消磁回路は、正
特性サーミスタの加熱に伴う抵抗値の上昇によ
り、二方向性三端子サイリスタに流れるオン電流
を減少させ、オン電流が保持電流以下に低下した
ときに二方向性三端子サイリスタがオフになるよ
うにしている。このため、オン電流を保持電流以
下に減少させる場合、正特性サーミスタ又は二方
向性三端子サイリスタの特性のばらつきにより、
通電後略一定時間経過時に二方向性三端子サイリ
スタをオフに切替えることができない欠点があつ
た 本考案は消磁コイルに流れる電流を確実に遮断
することのできる消磁回路を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 本考案の消磁回路によれば、交流電源に第一の
正特性サーミスタと二方向性三端子サイリスタと
消磁コイルとが直列に接続され、前記二方向性三
端子サイリスタと前記消磁コイルとからなる直列
回路と並列に抵抗が接続された消磁回路におい
て、前記二方向性三端子サイリスタの一主電極端
子と制御電極端子との間に第二の正特性サーミス
タを設け、該第二の正特性サーミスタと前記第一
の正特性サーミスタとを熱結合する。
作 用 スイツチをオンすると、抵抗値の低い第一、第
二の正特性サーミスタを通して二方向性三端子サ
イリスタの制御電極端子にゲート電流が流れて、
二方向性三端子サイリスタはオンになる。二方向
性三端子サイリスタがオンになると、消磁コイル
に大きな電流が流れる。しかし、第一の正特性サ
ーミスタは通電により自己発熱し、抵抗値が増加
するため、消磁コイルに流れる電流は漸減する。
その後、第二の正特性サーミスタの抵抗値は自己
発熱によつて増加するとともに第一の正特性サー
ミスタと熱結合されているため大幅に増加し、二
方向性三端子サイリスタの制御電極端子に付与さ
れるゲート電流は著しく減少する。そして、つい
には二方向性三端子サイリスタはオフに切替えら
れる。この際、第二の正特性サーミスタは第一の
正特性サーミスタとの熱結合により高抵抗値が保
たれ、二方向性三端子サイリスタはオフに維持さ
れる。
実施例 以下、本考案の実施例を第1図について説明す
る。
図示のように、本考案による消磁回路は、交流
電源1に第一の正特性サーミスタ2と、二方向性
三端子サイリスタであるトライアツク3と消磁コ
イル7とスイツチ11とが直列に接続され、トア
イアツク3と消磁コイル7との直列回路と並列に
抵抗10が接続される。また、トライアツク3の
一方の主電極端子4と制御極端子6との間には、
第二の正特性サーミスタ8と抵抗9が接続され
る。なお、第二の正特性サーミスタ8は点線12
で示すように、第一の正特性サーミスタ2と熱結
合されている。
上記の構成において、まず、スイツチ11をオ
ンすると、第一、第二の正特性サーミスタ2と8
の抵抗値は低いので交流電源1から第一の正特性
サーミスタ2を通じて抵抗10に電流が流れる。
また、第二の正特性サーミスタ8、抵抗9を通じ
てトライアツク3の制御極端子6にゲート電流が
流れトライアツク3はオンする。トライアツク3
がオンすると、第一の正特性サーミスタ2とトラ
イアツク3を通じて、消磁コイル7に大きな電流
が流れる。しかし、第一の正特性サーミスタ2は
通電により自己発熱し、抵抗値が増加するため、
消磁コイル7に流れる電流は時間とともに減少し
て、放熱とバランスした電流値(残留電流)とな
る。このとき、抵抗10の端子電圧は第一の正特
性サーミスタ2の抵抗値の増加により減少する。
その後、第二の正特性サーミスタ8の抵抗値は自
己発熱によつて増加するが第一の正特性サーミス
タ2と熱結合されているので、大幅に増加し、抵
抗10の端子電圧の低下とあいまつてトライアツ
ク3の制御極端子6に流れる電流は著しく減少す
る。これによつて、トライアツク3は確実にオフ
に切替えられる。トライアツク3がオフになつた
後も第一の正特性サーミスタ2には引き続き抵抗
9を通じて常に電流が流れているため、第二の正
特性サーミスタ8は第一の正特性サーミスタ2の
自己発熱により高抵抗値を保ち、トライアツク3
はオフに維持される。
考案の効果 本考案では二方向性三端子サイリスタのゲート
電流を第二の正特性サーミスタにより制御してい
るので二方向性三端子サイリスタであるトライア
ツクを確実にオフに切替えることができ、性能の
安定した消磁回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による消磁回路を示す回路図で
ある。 1……交流電源、2……第一の正特性サーミス
タ、3……トライアツク、4……主電極端子、6
……制御極端子、7……消磁コイル、8……第二
の正特性サーミスタ、10……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源に第一の正特性サーミスタと二方向性
    三端子サイリスタと消磁コイルとが直列に接続さ
    れ、前記二方向性三端子サイリスタと前記消磁コ
    イルとからなる直列回路と並列に抵抗が接続され
    た消磁回路において、前記二方向性三端子サイリ
    スタの一主電極端子と制御電極端子との間に第二
    の正特性サーミスタを設け、該第二の正特性サー
    ミスタと前記第一の正特性サーミスタとを熱結合
    したことを特徴とする消磁回路。
JP7638189U 1989-06-30 1989-06-30 Expired - Lifetime JPH0537589Y2 (ja)

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JP7638189U JPH0537589Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30

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JPH0316783U JPH0316783U (ja) 1991-02-19
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