JPH0879779A - 消磁回路 - Google Patents

消磁回路

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JPH0879779A
JPH0879779A JP21136994A JP21136994A JPH0879779A JP H0879779 A JPH0879779 A JP H0879779A JP 21136994 A JP21136994 A JP 21136994A JP 21136994 A JP21136994 A JP 21136994A JP H0879779 A JPH0879779 A JP H0879779A
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JP
Japan
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degaussing
current
triac
circuit
switch
Prior art date
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Application number
JP21136994A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ikeda
豊 池田
Takatomo Katsuki
隆与 勝木
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数が少なく低コストであり、リレー制御
回路のような2次的な電気回路の必要のない、基板設計
が容易な消磁回路を提供する。また、カラーテレビジョ
ン受像機に電源が入ってから画面が写るまでに、消磁電
流が、カラーテレビジョン受像機の画面の色ずれ、色む
らを生じさせなくなる大きさまで、充分に減衰している
ような消磁回路を提供することである。 【構成】交流電源11の両端にトライアック14の主電
極14a,14b、第1の正特性サーミスタ12、およ
び消磁コイル13を直列に接続し、トライアック14の
交流電源11側と消磁コイル13の交流電源11側の間
に、感熱スイッチ15と発熱抵抗体16を直列に接続
し、感熱スイッチ15と発熱抵抗体16の接続点をトラ
イアック14のゲート電極14cに接続するとともに、
感熱スイッチ15と発熱抵抗体16を熱結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は消磁回路に関し、特に例
えばカラーテレビジョン受像機において、地磁気の影響
による画面の色ずれ・色むらを防止できる消磁回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラーテレビジョン受像機にお
いては、陰極線管中の電子ビームが蛍光体の所定の位置
に照射されるように、蛍光体の手前にシャドウマスクを
設けている。しかし、シャドウマスクが地磁気により磁
化されると、電子ビームが曲げられ所定の位置の蛍光体
に照射されなくなり、画面の色ずれ・色むらを引き起こ
す。
【0003】このようなシャドウマスクの磁化を除く方
法として、消磁コイルに漸減する交流電流(消磁電流)
を流し、これにより発生する減衰交番磁界を用いてシャ
ドウマスクを消磁し、消磁した後に電流を切る方法が利
用されている。ここで、消磁電流を得る方法として、電
流を流すと自己発熱し抵抗が上昇する正特性サーミスタ
が用いられ、また消磁した後に消磁コイルの電流を切る
方法として、電磁リレーが用いられている。
【0004】以下、図面を参照して従来の消磁回路につ
いて説明する。
【0005】図5に電磁リレーを用いた従来の消磁回路
の回路図を示す。消磁電流を得るために、交流電源1の
両端に正特性サーミスタ2、消磁コイル3、電磁リレー
4を直列に接続し、また電磁リレー4のコイル側にリレ
ー制御回路5を接続する。リレー制御回路5は、トラン
ジスタ51、ダイオード52、抵抗53、パルス発生回
路54を含み、その接続関係は周知であり、ここでの説
明は省略する。
【0006】かかる構成において、交流電源1の一端に
接続したスイッチ6を閉じた後、パルス発生回路54よ
り発生されるパルスがハイレベルになると、トランジス
タ51はオン状態となり、電磁リレー4に電流が流れ、
電磁リレー4はオンとなる。電磁リレー4がオンの間、
交流電源1の交流電流は正特性サーミスタ2、消磁コイ
ル3を通り、この際、正特性サーミスタ2の温度が上昇
しその抵抗値が大きくなるに従って、前記交流電流は漸
減し、消磁コイル3に減衰交番磁界を発生させる。
【0007】一方、カラーテレビジョン受像機が充分に
消磁された後に、パルス発生回路54より発生されるパ
ルスがローレベルとなると、トランジスタ51はオフ状
態となり、抵抗53を介する電流は電磁リレー4に流れ
なくなり、電磁リレー4はオフとなる。ここにおいて消
磁コイル3に流れる消磁電流は切られる。
【0008】しかしながら、従来の回路の構成では、電
磁リレー4の動作を制御するために、パルス発生回路5
4およびその周辺回路を含むリレー制御回路5が必要で
あるため、部品点数が多く、コスト高となる問題があっ
た。また、交流電源1の回路付近に直流低電圧のリレー
制御回路5を絶縁・分離して配線する必要があるため、
基板設計に制約を受ける問題があった。
【0009】また、消磁電流がカラーテレビジョン受像
機の画面の色ずれ、色むらを生じさせなくなる大きさま
で充分に減衰する時間が、カラーテレビジョン受像機に
電源が入ってから画面が写るまでにかかる時間よりも長
くなると、消磁が完了し、消磁電流を遮断する前にカラ
ーテレビジョン受像機の画面が写って、画面に乱れが生
じる問題もあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】それゆえに、この発明
の主たる目的は、部品点数が少なく低コストであり、リ
レー制御回路のような2次的な電気回路の必要のない、
基板設計が容易な消磁回路を提供することである。ま
た、カラーテレビジョン受像機に電源が入ってから画面
が写るまでに、消磁電流が、カラーテレビジョン受像機
の画面の色ずれ、色むらを生じさせなくなる大きさま
で、充分に減衰しているような消磁回路を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る消磁回路は、交流電源の両端にトライ
アックの主電極、第1の正特性サーミスタ、および消磁
コイルを直列に接続し、前記トライアックの前記交流電
源側と前記消磁コイルの前記交流電源側の間に、感熱ス
イッチと発熱抵抗体を直列に接続し、前記感熱スイッチ
と前記発熱抵抗体の接続点を前記トライアックのゲート
電極に接続するとともに、前記感熱スイッチと前記発熱
抵抗体を熱結合したことを特徴とする。
【0012】また、前記トライアックの前記第1の正特
性サーミスタ側と、前記消磁コイルの前記交流電源側の
間に第2の正特性サーミスタを接続し、前記第1の正特
性サーミスタと前記第2の正特性サーミスタを熱結合し
たことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成により、消磁コイルを流れる消磁電流
は、消磁が完了した後に、トライアックと感熱スイッチ
と発熱抵抗体とで切られる。このため、従来用いていた
電磁リレーおよびリレー制御回路が不必要となり、部品
点数が少なく低コストで消磁回路を構成することがで
き、基板設計も容易となる。また、第1の正特性サーミ
スタと第2の正特性サーミスタを互いに熱結合している
ため、消磁電流の減衰が早くなる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例の消
磁回路とその作用について説明する。
【0015】図1に本発明の第1実施例における消磁回
路の回路図を示し、図3に前記消磁回路の動作時に流れ
る消磁電流の波形を示す。
【0016】図1において、交流電源11の両端にトラ
イアック14の主電極14a,14b、第1の正特性サ
ーミスタ12、および消磁コイル13を直列に接続し、
トライアック14の交流電源11側と消磁コイル13の
交流電源11側の間に、感熱スイッチ15と発熱抵抗体
16を直列に接続し、感熱スイッチ15と発熱抵抗体1
6の接続点をトライアック14のゲート電極14cに接
続するとともに、感熱スイッチ15と発熱抵抗体16を
熱結合する。なお、トライアック14は、周知のよう
に、ゲート電極に流入する電流の絶対値が所定以上の値
になった場合にオンとなる、双方向性3端子サイリスタ
である。
【0017】かかる構成において、交流電源11の一端
側に接続した電源スイッチ17を閉じると、発熱抵抗体
16を通してトライアック14のゲート電極14cに電
流が流入し、トライアック14はオンとなり、第1の正
特性サーミスタ12、および消磁コイル13に交流電流
が流れる。第1の正特性サーミスタ12に電流が流れて
温度が上昇し、第1の正特性サーミスタ12の抵抗値が
大きくなるに従って、交流電流は漸減し、消磁コイル1
3に減衰交番磁界を発生させる。
【0018】一方、発熱抵抗体16は、トライアック1
4のゲート電極14cに流れる電流により発熱し、感熱
スイッチ15を加熱する。そして、カラーテレビジョン
受像機が充分に消磁された後、感熱スイッチ15の温度
が動作温度まで上がると、感熱スイッチ15は閉じて、
トライアック14の主電極14aとゲート電極14c間
をショートする。このため、トライアック14はオフと
なり、消磁コイル13に流れる消磁電流は遮断される。
【0019】トライアック14がオフとなった後も、発
熱抵抗体16には電流がひき続き流れるので、発熱抵抗
体16は高温に保たれる。したがって感熱スイッチ15
も閉じた状態を維持し、結果として、消磁コイル13に
は、図3に示すような減衰状の波形の消磁電流が流れ
る。
【0020】このように、第一実施例の回路の構成で
は、従来使用していた電磁リレーや、パルス発生回路お
よびその周辺回路を含むリレー制御回路が不必要となる
ため、部品点数が少なくコストが安くなる。また、交流
電源11の回路付近に直流低電圧のリレー制御回路を絶
縁・分離して配線する必要がなくなるため、基板設計に
制約を受けなくなる。
【0021】図2に、本発明の第2実施例における消磁
回路の回路図を示し、図4にこの場合の動作時に流れる
消磁電流の波形を示す。なお、図2において、図1に示
す第1実施例の消磁回路と同一若しくは同等の部分に
は、同じ番号を付してその説明を省略する。
【0022】図2においては、第1実施例における消磁
回路の構成に加えて、トライアック14の第1の正特性
サーミスタ12側と消磁コイル13の交流電源11側の
間に、第2の正特性サーミスタ22を接続し、第1の正
特性サーミスタ12と第2の正特性サーミスタ22を熱
結合する。
【0023】かかる構成において、第1の正特性サーミ
スタ12は第2の正特性サーミスタ22と互いに熱結合
しているため、第1の正特性サーミスタ12の温度が上
昇するまでの時間は短縮され、第1の正特性サーミスタ
12の抵抗値が大きくなるまでの時間も短縮される。そ
の結果として、消磁コイル13を流れる消磁電流は速く
減衰し、図4のように、時間的に短縮された減衰状の波
形となる。
【0024】このように、消磁電流がカラーテレビジョ
ン受像機の画面の色ずれ、色むらを生じさせなくなる大
きさまで充分に減衰する時間を、カラーテレビジョン受
像機に電源が入ってから画面が写るまでにかかる時間よ
りも短くすることが可能になり、消磁が完了する前にカ
ラーテレビジョン受像機の画面が写ることはなく、画面
に乱れが生じる問題を解決することができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明の消磁回路にお
いては、消磁コイルを流れる消磁電流は、消磁が完了し
た後に、トライアックと感熱スイッチと発熱抵抗体とで
切られる。このため、従来用いていた電磁リレーおよび
リレー制御回路が不必要となり、部品点数が少なく低コ
ストで消磁回路を構成することができる。また、交流電
源11の回路付近に直流低電圧のリレー制御回路を絶縁
・分離して配線する必要がなくなったため、基板設計に
制約を受けなくなる。
【0026】さらに、第1,第2の正特性サーミスタを
互いに熱結合することにより、第1の正特性サーミスタ
の温度上昇が早くなり、抵抗値も早く大きくなる。よっ
て、消磁電流がカラーテレビジョン受像機の画面の色ず
れ、色むらを生じさせなくなる大きさまで充分に減衰す
る時間を、カラーテレビジョン受像機に電源が入ってか
ら画面が写るまでにかかる時間よりも短くすることが可
能になり、消磁が完了する前にカラーテレビジョン受像
機の画面が写ることはなく、画面に乱れが生じる問題を
解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における消磁回路の回路
図。
【図2】本発明の第2実施例における消磁回路の回路
図。
【図3】本発明の第1実施例における消磁コイルを流れ
る電流の波形図。
【図4】本発明の第2実施例における消磁コイルを流れ
る電流の波形図。
【図5】従来の消磁回路の回路図。
【符号の説明】
11 交流電源 12 第1の正特性サーミスタ 22 第2の正特性サーミスタ 13 消磁コイル 14 トライアック 14a,14b トライアックの主電極 14c トライアックのゲート電極 15 感熱スイッチ 16 発熱抵抗体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源の両端にトライアックの主電
    極、第1の正特性サーミスタ、および消磁コイルを直列
    に接続し、前記トライアックの前記交流電源側と前記消
    磁コイルの前記交流電源側の間に、感熱スイッチと発熱
    抵抗体を直列に接続し、前記感熱スイッチと前記発熱抵
    抗体の接続点を前記トライアックのゲート電極に接続す
    るとともに、前記感熱スイッチと前記発熱抵抗体を熱結
    合したことを特徴とする消磁回路。
  2. 【請求項2】 前記トライアックの前記第1の正特性サ
    ーミスタ側と、前記消磁コイルの前記交流電源側の間に
    第2の正特性サーミスタを接続し、前記第1の正特性サ
    ーミスタと前記第2の正特性サーミスタを熱結合したこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の消磁回路。
JP21136994A 1994-08-24 1994-09-05 消磁回路 Pending JPH0879779A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21136994A JPH0879779A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 消磁回路
KR1019950026204A KR0184077B1 (ko) 1994-08-24 1995-08-23 소자회로
TW084108815A TW280924B (ja) 1994-08-24 1995-08-24
US08/964,163 US5825604A (en) 1994-08-24 1997-11-04 Demagnetization circuit

Applications Claiming Priority (1)

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JP21136994A JPH0879779A (ja) 1994-09-05 1994-09-05 消磁回路

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JP21136994A Pending JPH0879779A (ja) 1994-08-24 1994-09-05 消磁回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017538072A (ja) * 2014-11-19 2017-12-21 デーナ、オータモウティヴ、システィムズ、グループ、エルエルシー 電磁アクチュエータをアンロックする方法及びシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017538072A (ja) * 2014-11-19 2017-12-21 デーナ、オータモウティヴ、システィムズ、グループ、エルエルシー 電磁アクチュエータをアンロックする方法及びシステム

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