JPH06133326A - 消磁回路 - Google Patents

消磁回路

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Publication number
JPH06133326A
JPH06133326A JP28127792A JP28127792A JPH06133326A JP H06133326 A JPH06133326 A JP H06133326A JP 28127792 A JP28127792 A JP 28127792A JP 28127792 A JP28127792 A JP 28127792A JP H06133326 A JPH06133326 A JP H06133326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
degaussing
thermistor
turned
circuit
positive polarity
Prior art date
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Pending
Application number
JP28127792A
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English (en)
Inventor
Shinichi Harada
伸一 原田
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラウン管ディスプレイ装置において、該ブ
ラウン管に着磁した磁気を消磁する消磁回路に関する。 【構成】 正極性サーミスタ22の表面温度を検知できる
ように近接して設けたサーミスタ1と、前記正極性サー
ミスタ22の温度上昇により該サーミスタ1の抵抗値が所
定値以下になったときにオンするサイリスタ2と、該サ
イリスタ2のオンによりコレクタとエミッタ間がオンす
るトランジスタTR1と、スイッチ部分SW2を前記正極性
サーミスタ22および消磁コイルL1と直列になるように接
続し、該スイッチ回路をオンオフする駆動コイルL2を前
記トランジスタTR1のコレクタ電流が流れるように接続
したリレー3とで構成し、電源スイッチSW1のオン後
に、前記正極性サーミスタ22の表面温度が所定温度以上
になったときに前記リレー3のスイッチSW2をオフす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管ディスプレ
イ装置において、該ブラウン管に着磁した磁気を消磁す
る消磁回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の消磁回路の原理図である。
以下、図2に基づき従来の消磁回路を説明する。電源ス
イッチ(SW1)をオンすると、交流電源(AC)は電源
回路21へ印加される一方、ブラウン管に近接して設けた
消磁コイルL1と正極性サーミスタ22との直列回路にも印
加される。該電源スイッチ(SW1)のオンにより、消磁
コイルL1には正極性サーミスタ22を介して交流電流が流
れ始めるが、正極性サーミスタ22はこの交流電流による
発熱により自己の抵抗値を増大していくので該交流電流
は時間とともに減少していく。即ち、消磁コイルL1には
一定時間の間、減幅振動の交流電流が流れ、この交流電
流により交流磁界が発生し、ブラウン管に着磁している
磁気を短時間の間に消磁する。しかし、正極性サーミス
タ22の抵抗値は無限大まで増大するのではなく、大きな
値であるが一定の抵抗値で飽和する。従って、消磁コイ
ルL1および正極性サーミスタ22には、電源スイッチ(SW
1)がオンしている間、前記飽和抵抗と消磁コイルL1の
抵抗分とにより定まる微小電流が飽和電流として流れ続
ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記説明のように、従
来の消磁回路(図2)においては、所定の消磁作用の終
了後においても微小電流が流れ続けるが、このことは、
正極性サーミスタ22に発熱をもたらし、また余分な電力
を消費することになる。また、一旦、電源スイッチ(SW
1)をオフし、正極性サーミスタ22の温度が十分下がら
ないうちに再度電源オンした場合には、抵抗値がまだ大
きい状態にあるため、消磁コイルL1には消磁電流が十分
流れず、消磁効果が不十分となる。本発明は、余分な電
力消費や発熱および消磁効果の不十分という前記の問題
を解決するため、所定の消磁動作完了後は正極性サーミ
スタおよび消磁コイルの電流を遮断するようにした消磁
回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、正極性サーミ
スタ表面の温度を検知できるように近接して設けたサー
ミスタと、前記正極性サーミスタの温度上昇により該サ
ーミスタの抵抗値が所定値以下になったときにオンする
サイリスタと、該サイリスタのオンによりコレクタとエ
ミッタ間がオンするトランジスタと、スイッチ部分を前
記正極性サーミスタおよび消磁コイルと直列になるよう
に接続し、該スイッチ回路をオンオフする駆動コイルを
前記トランジスタのコレクタ電流が流れるように接続し
たリレーとで構成した消磁回路を提供するものである。
【0005】
【作用】電源スイッチのオンにより、正極性サーミスタ
には交流電流が流れ、その電流により該正極性サーミス
タの表面温度は次第に上昇する。この表面温度が所定の
温度まで上昇したことを検知したときには、該正極性サ
ーミスタと直列に設けてあるスイッチ回路をオンからオ
フにする。この結果、正極性サーミスタおよび消磁コイ
ルには電流が流れなくなる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による消磁回路
を説明する。図1は本発明による消磁回路の一実施例を
示す要部回路構成図である。図1において、図2と同等
のものは同一符号を付し、1はサーミスタ、2はサイリ
スタ、3はスイッチ(SW2)と駆動コイルL2とからなる
リレー、TR1はリレー1のオンオフに供するトランジス
タ、B1およびB2は直流電源である。
【0007】次に、本発明の動作について説明する。正
極性サーミスタ22とサーミスタ1とは接着剤で接着する
とか、若しくは互いに近接させる等して該サーミスタ1
が該正極性サーミスタ22の表面温度を検知できるように
する。また、電源B2は電源スイッチ(SW1)と連動して
発生・停止することが必要であるが、電源B1について
は、電源スイッチ(SW1)のオンオフと無関係に発生し
ている、いわゆるプリヒート電源でも、またはB2と同様
の電源のいずれでもよい。電源スイッチ(SW1)をオン
する前は正極性サーミスタ22の発熱はないので、サーミ
スタ1の抵抗値は大きく、従って、電源B1による該サー
ミスタ1を介したサイリスタ2のゲート(G)電圧は低
いので、該サイリスタ2のアノード(A)とカソード
(K)間はオフ状態にある。該サイリスタ2のオフによ
り電源B2によるベース電流が流れないため、トランジス
タTR1もオフ状態にあり、リレー3の駆動コイルL2には
コレクタ電流が流れない。この状態のとき、リレー3の
スイッチ(SW2)は図示のa側位置になるようにリレー
3の初期状態を設定する。
【0008】以上の状態下で電源スイッチ(SW1)をオ
ンすると、AC電源による交流電流が消磁コイルL1、SW
2および正極性サーミスタ22に流れ始める。この電流に
より正極性サーミスタ22は発熱し、自己の抵抗値を増大
していく。この発熱による表面温度上昇とともに近接し
たサーミスタ1の抵抗値は小さくなる。サーミスタ1の
抵抗値が小さくなるとサイリスタ2のゲート(G)電圧
が上昇し、所定の電圧に達したところで該サイリスタ2
のアノード(A)とカソード(K)間はオンする。該サ
イリスタ2のオンによりTR1には電源B2のによるベース
電流が流れ、該TR1はオンし、リレー3の駆動コイルL2
には電源B1からのコレクタ電流が流れる。駆動コイルL2
に電流が流れるとSW2はb側に切り換わり、消磁コイル
L1の交流電流を遮断する。そして、この遮断状態は電源
スイッチ(SW1)がオン状態にある間維持する。この結
果、正極性サーミスタ22の発熱は停止する。電源スイッ
チ(SW1)をオフすると、電源B2も停止するのでサイリ
スタ2のアノードとカソードは再びオフ状態に解除さ
れ、前述の電源スイッチ(SW1)オン以前の初期状態に
戻る。以下、同様の動作を繰り返す。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、当
該装置の電源投入時にブラウン管の着磁を消磁するよう
にした消磁回路において、所定の消磁完了後には正極性
サーミスタに流れる電流を遮断するので、従来の消磁回
路のような、正極性サーミスタに飽和電流が流れ続ける
ことによる該正極性サーミスタ自体の発熱、また、余分
な電力消費という問題を解消することができる。さら
に、前記交流電流の遮断により、正極性サーミスタ自体
の発熱が停止して温度が下がる結果、抵抗値も短時間で
低くなるので、当該装置の電源オフ後の短時間内に再び
電源オンした場合にも従来の回路以上の消磁効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による消磁回路の一実施例を示す要部回
路構成図である。
【図2】従来の消磁回路の原理図である。
【符号の説明】
1 サーミスタ 2 サイリスタ 3 リレー SW2 リレー3におけるスイッチ回路 L2 リレー3における駆動コイル TR1 トランジスタ 21 電源回路 22 正極性サーミスタ L1 消磁コイル SW1 電源スイッチ B1 直流電源 B2 直流電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源オン時に正極性サーミスタを介して
    消磁コイルに交流電流を流すことによりブラウン管の着
    磁を消磁する消磁回路において、該消磁回路にスイッチ
    回路を設け、前記正極性サーミスタの発熱温度が所定値
    以上に上昇したことを検出したときには前記スイッチ回
    路を制御するようにしたことを特徴とする消磁回路。
  2. 【請求項2】 前記正極性サーミスタ表面の温度を検知
    できるように近接して設けたサーミスタと、前記正極性
    サーミスタの温度上昇により該サーミスタの抵抗値が所
    定値以下になったときにオンするサイリスタと、該サイ
    リスタのオンによりコレクタとエミッタ間がオンするト
    ランジスタと、スイッチ部分を前記正極性サーミスタお
    よび消磁コイルと直列になるように接続し、該スイッチ
    回路をオンオフする駆動コイルを前記トランジスタのコ
    レクタ電流が流れるように接続したリレーとで構成し、
    前記正極性サーミスタ表面の温度が所定温度以上になっ
    たときに前記リレーのスイッチをオフするようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の消磁回路。
JP28127792A 1992-10-20 1992-10-20 消磁回路 Pending JPH06133326A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28127792A JPH06133326A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 消磁回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28127792A JPH06133326A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 消磁回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06133326A true JPH06133326A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17636834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28127792A Pending JPH06133326A (ja) 1992-10-20 1992-10-20 消磁回路

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JP (1) JPH06133326A (ja)

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