JPH0678316A - 消磁回路 - Google Patents

消磁回路

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Publication number
JPH0678316A
JPH0678316A JP22707192A JP22707192A JPH0678316A JP H0678316 A JPH0678316 A JP H0678316A JP 22707192 A JP22707192 A JP 22707192A JP 22707192 A JP22707192 A JP 22707192A JP H0678316 A JPH0678316 A JP H0678316A
Authority
JP
Japan
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degaussing
ptc element
circuit
coil
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP22707192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Yamada
芳弘 山田
Hiroki Tanaka
宏樹 田中
Takatomo Katsuki
隆与 勝木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0678316A publication Critical patent/JPH0678316A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消磁動作終了後に消磁コイル及び消磁用PT
C素子への通電をすみやかに遮断することができ、従っ
てCRTの画面ゆれなどの所望でない現象の発生を防止
することができ、かつ消費電力の低減及び消磁用PTC
素子の寿命の延長を図り得る消磁回路を提供する。 【構成】 消磁コイル11及び消磁用PTC素子12に
直列にトライアック13の第1,第2の主端子間を接続
し、互いに直列に接続された抵抗17及びNTC素子1
8からなるトリガー回路16を消磁コイル11及び消磁
用PTC素子12とは並列に接続し、該トリガー回路1
6の接続点bをトライアック13のゲート端子に接続し
てなる、消磁回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管(以下、CR
T)などにおける消磁回路に関し、特に、消磁コイル及
び正特性サーミスタ素子(以下、PTC素子)を用いた
消磁回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビジョン受像機等のCRTに
おける消磁回路の一例として、図3に示す回路が従来よ
り公知である。この消磁回路では、消磁動作を行わせる
ための消磁コイル1及び消磁用PTC素子2が直列に接
続されている。そして、消磁コイル及び消磁用PTC素
子2とは並列に、ヒーター用PTC素子3が接続されて
いる。ヒーター用PTC素子3は、図示の破線で示すよ
うに、消磁用PTC素子2に熱結合されている。なお、
4は電源を、5はスイッチを示す。
【0003】この消磁回路では、スイッチ5を閉成し、
消磁コイル1及び消磁用PTC素子2に通電することに
より、消磁動作が開始される。まず、消磁用PTC素子
2が通電により発熱してその抵抗値が急激に増大し、消
磁コイル1に流れる電流が急激に減少する。そして、消
磁動作の進行につれてヒーター用PTC素子3が通電に
より発熱し、その抵抗値が急激に増大する。従って、消
磁用PTC素子2がヒーター用PTC素子3から与えら
れる熱により、その抵抗値がさらに増加し、その結果、
消磁コイル1に流れる電流をさらに減少させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記消
磁回路では、ヒーター用PTC素子3の動作により、消
磁コイル1を流れる電流がかなり減少するものの、電流
が完全に流れなくはならず、依然として電流が流れ続け
る。そのため、上記消磁コイル1に流れる電流により、
CRTにおいて画面ゆれ等が生じることがあった。
【0005】本発明の目的は、消磁効果を損なうことな
く、CRTにおける画面ゆれを確実に防止し得るよう
に、消磁動作終了後に消磁コイルへの通電を確実に遮断
し得る構成を備えた消磁回路を提供することによる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のように
CRT等における消磁動作を行わせるための消磁回路に
関し、消磁コイルと、前記消磁コイルに直列に接続され
た正特性サーミスタ素子と、第1,第2の主端子及びタ
ーンオフ電圧以下の電圧が与えられたときに該第1,第
2の主端子間をオフ状態とするためのゲート端子を有
し、かつ第1,第2の主端子間が前記消磁コイルに直列
に接続された三端子サイリスタと、前記三端子サイリス
タのゲート端子に接続されたトリガー回路とを備え、該
トリガー回路は、消磁コイルとは並列に接続されてお
り、かつ互いに直列に接続された抵抗及びサーミスタ素
子を有し、かつ前記消磁コイルによる消磁動作終了後
に、サーミスタ素子の発熱による抵抗値変化によって、
前記ゲート端子へターンオフ電圧以下のゲート電圧を印
加するように、前記サーミスタ素子と抵抗との間の接続
点が前記ゲート端子に接続されていることを特徴とす
る、消磁回路である。
【0007】
【作用】本発明の消磁回路では、消磁コイル及び消磁コ
イルに直列に接続されたPTC素子により消磁動作が終
了した後に、トリガー回路におけるサーミスタ素子が通
電により発熱し、該サーミスタ素子の抵抗値変化により
三端子サイリスタのゲート端子に該三端子サイリスタの
ターンオフ電圧以下のゲート電圧が印加される。その結
果、三端子サイリスタの第1,第2の主端子間がオフ状
態とされ、消磁コイル及び消磁コイルと直列に接続され
たPTC素子への通電が遮断される。
【0008】
【実施例の説明】以下、図面を参照しつつ実施例を説明
することにより、本発明を明らかにする。第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例にかかる消磁回路を示す
回路図である。第1の実施例の消磁回路では、消磁動作
を行わせるために、電源14に直列に、消磁コイル11
及び消磁用PTC素子12が直列に接続されている。ま
た、消磁コイル11と直列に、三端子サイリスタとして
のトライアック13が接続されている。すなわち、トラ
イアック13の一方の主端子が消磁コイル11に、他方
の主端子が電源14に接続されている。
【0009】上記トライアック13は、第1,第2の主
端子とゲート端子とを有し、該ゲート端子に印加される
電圧がターンオフ電圧を越える場合には第1,第2の主
端子間がオン状態となり、該ゲート端子に印加される電
圧がターンオフ電圧以下の場合には第1,第2の主端子
間がオフ状態とされるように動作する。
【0010】上記ゲート端子には、トリガー回路16が
接続されている。トリガー回路16は、消磁用PTC素
子12及び消磁コイル11とは並列にかつ互いに直列に
接続された抵抗17及び負特性サーミスタ素子(NT
C)素子18を有する。すなわち、図1の接続点a,c
間に、上記抵抗17及びNTC素子18が直列に接続さ
れており、抵抗17とNTC素子18との間の接続点b
が上記トライアック13のゲート端子に接続されてい
る。この抵抗17及びNTC素子18は、接続点a,c
間に印加される電圧を分圧し、それによって接続点bか
らトライアック13のゲート端子に所望のゲート電圧を
与えるために接続されている。
【0011】図1の消磁回路では、スイッチ15を閉成
することにより接続点a,c間に電流が流れ、接続点b
の電圧が、トライアック13のゲート端子に与えられ
る。この場合、NTC素子18は、その初期抵抗が十分
大きいため、上記ゲート端子に与えられる電圧は十分大
きい。この初期状態において接続点bからトライアック
13のゲート端子に与えられる電圧がターンオフ電圧を
越える値となるように、上記抵抗17の値及びNTC素
子18の初期抵抗値が選択されている。よって、スイッ
チ15を閉成した状態で、トライアック13がオン状態
とされ、消磁用PTC素子12及び消磁コイル11に電
流が流れ、消磁動作が行われる。
【0012】次に、NTC素子18は、通電されている
間に自己発熱し、その抵抗値が急激に減少する。従っ
て、上記消磁動作終了後には、抵抗17とNTC素子1
8との分圧効果により接続点bからゲート端子に与えら
れる電圧が急激に低下し、トライアック13のターンオ
フ電圧以下となる。その結果、トライアック13の第
1,第2の主端子間がオフ状態とされ、消磁コイル11
への通電が停止される。
【0013】第2の実施例 図2は、本発明の第2の実施例にかかる消磁回路を示す
回路図である。第2の実施例は、トリガー回路の構成に
おいて第1の実施例と異なり、その他は、第1の実施例
とまったく同一に構成されている。従って、トリガー回
路の構成のみを説明し、その他の構成については第1の
実施例についての説明を引用する。図2を参照して、本
実施例では、トリガー回路26は、接続点aと接続点c
との間にPTC素子28及び抵抗27を直列に接続した
構造を有する。そして、PTC素子28と抵抗27との
間の接続点bがトライアック13のゲート端子に接続さ
れている。
【0014】第2の実施例では、スイッチ15を閉成し
た直後に、接続点a−c間に電流が流れ、PTC素子2
8と抵抗27との分圧効果により、接続点bから、トラ
イアック13のターンオフ電圧を越える電圧がトライア
ック13のゲート端子に与えられる。従って、第1,第
2の主端子間がオン状態とされ、消磁コイル11及び消
磁用PTC素子12に通電され、消磁動作が行われる。
このように、初期状態において、トライアック13にタ
ーンオフ電圧を越える電圧を与えるように、上記PTC
素子28及び抵抗27の抵抗値が選択されている。
【0015】また、消磁動作終了後には、PTC素子2
8が自己発熱し、その抵抗値が急激に高くなり、そのた
め接続点bからトライアック13のゲート端子に与えら
れる電圧が、トライアック13のターンオフ電圧以下と
なり、トライアック13の第1,第2の主端子間がオフ
状態とされる。よって、消磁コイル11への通電が停止
される。上記のように、第1,第2実施例の何れにおい
ても、消磁回路における消磁動作終了後には、トライア
ック13がオフ状態とされ、電流が遮断される。従っ
て、消磁動作終了後にCRTの画面ゆれ等の問題が発生
するおそれがない。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、消磁コイルに直列に接
続された三端子サイリスタと、上記サーミスタ素子を用
いたトリガー回路とにより、消磁動作終了後に三端子サ
イリスタの第1,第2の主端子間がオフ状態とされ、消
磁コイルへの通電が確実に遮断される。よって、消磁コ
イルに流れる電流が零とされるため、消磁動作終了後に
CRTの画面のゆれ等が生じるおそれがない。
【0017】さらに、図3示した従来の消磁回路では、
消磁動作終了後にスイッチ5を開放し、消磁回路をオフ
状態としたとしても、消磁用PTC素子が十分に冷却さ
れるまで次の消磁動作を行わせることができなかった。
これに対して、本発明の消磁回路では、消磁動作終了後
に上記三端子サイリスタの動作により消磁用PTC素子
への通電が停止されるため、消磁動作終了後に、すみや
かに消磁用PTC素子を冷却させることができる。よっ
て、再度消磁動作を行わせるための時間、すなわち復帰
時間を短縮することができる。
【0018】また、上記のように消磁動作終了後に、消
磁回路への通電が直ちに遮断されるため、従来の消磁回
路に比べて消費電力を約1/10程度に低減することが
できる。のみならず、消磁用PTC素子への通電時間
が、従来の消磁回路の場合比べて約1/10〜1/50
以下に短縮されるため、消磁用PTC素子の寿命を延ば
すことができ、かつ消磁用PTC素子の発熱している時
間が短縮するため、消磁回路が組み込まれた装置の寿命
も延ばすことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の消磁回路を示す回路図。
【図2】第2の実施例の消磁回路を示す回路図。
【図3】従来の消磁回路を示す回路図。
【符号の説明】
11…消磁コイル 12…消磁用PTC素子 13…三端子サイリスタとしてのトライアック 16…トリガー回路 17…抵抗 18…NTC素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消磁コイルと、 前記消磁コイルに直列に接続された正特性サーミスタ素
    子と、 第1,第2の主端子及びターンオフ電圧以下の電圧が与
    えられたときに第1,第2の主端子間をオフ状態とする
    ためのゲート端子を有し、かつ第1,第2の主端子間が
    前記消磁コイルと直列に接続された三端子サイリスタ
    と、 前記三端子サイリスタのゲート端子に接続されたトリガ
    ー回路とを備え、 前記トリガー回路が、前記消磁コイルとは並列に接続さ
    れており、かつ互いに直列に接続された抵抗及びサーミ
    スタ素子を有し、かつ前記消磁コイルによる消磁動作終
    了後に、前記サーミスタ素子の発熱による抵抗値変化に
    よって、前記ゲート端子にターンオフ電圧以下の電圧を
    印加するように、前記サーミスタ素子と抵抗との間の接
    続点が前記ゲート端子に接続されていることを特徴とす
    る、消磁回路。
JP22707192A 1992-08-26 1992-08-26 消磁回路 Pending JPH0678316A (ja)

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JP22707192A JPH0678316A (ja) 1992-08-26 1992-08-26 消磁回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100472131B1 (ko) * 1995-12-21 2005-07-04 톰슨 콘슈머 일렉트로닉스, 인코포레이티드 광범위교류용소자회로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100472131B1 (ko) * 1995-12-21 2005-07-04 톰슨 콘슈머 일렉트로닉스, 인코포레이티드 광범위교류용소자회로

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