JPH0343649Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343649Y2 JPH0343649Y2 JP10149081U JP10149081U JPH0343649Y2 JP H0343649 Y2 JPH0343649 Y2 JP H0343649Y2 JP 10149081 U JP10149081 U JP 10149081U JP 10149081 U JP10149081 U JP 10149081U JP H0343649 Y2 JPH0343649 Y2 JP H0343649Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- temperature
- circuit
- signal
- signal representing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Protection Of Static Devices (AREA)
- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は異常温度からコイルを保護する回路に
関する。
関する。
コイルにサージ電流等の異常電流が流れると、
コイル自身が異常温度上昇し、その結果、コイル
が焼損してしまうことがある。その為に、例えば
電子顕微鏡の電子レンズでは、コイル枠内にサー
ミスタ等の温度検出素子を設け且つヨークに孔を
明けて前記温度検出素子のリード線を通し、外部
で温度を測定し、該温度が例えば60℃を越えた
ら、コイルに流れる電流を切るようにしていた。
コイル自身が異常温度上昇し、その結果、コイル
が焼損してしまうことがある。その為に、例えば
電子顕微鏡の電子レンズでは、コイル枠内にサー
ミスタ等の温度検出素子を設け且つヨークに孔を
明けて前記温度検出素子のリード線を通し、外部
で温度を測定し、該温度が例えば60℃を越えた
ら、コイルに流れる電流を切るようにしていた。
しかし、コイル枠内に温度検出素子を設けた
り、ヨークに孔を明けて温度検出素子のリード線
を通したりする為、電子レンズの構造が極めて複
雑化し、製作上極めて厄介であつた。
り、ヨークに孔を明けて温度検出素子のリード線
を通したりする為、電子レンズの構造が極めて複
雑化し、製作上極めて厄介であつた。
本考案は斯くの如き点に鑑みてなされたもの
で、新規なコイル保護回路を提供するものであ
る。
で、新規なコイル保護回路を提供するものであ
る。
添付図は本考案の一実施例を示した電子レンズ
コイルの保護回路の概略図である。
コイルの保護回路の概略図である。
図中1は電子レンズコイル、2はレンズ励磁電
源、3はゲートトランジスタ、4は増幅器であ
る。該増幅器は、電源5の電圧を前記レンズ励磁
電源2の電圧より小さい範囲で変化させることに
より、前記ゲートトランジスタ3を介してコイル
1に流れる電流をコントロールしている。6は割
算回路で、前記コイル1の両端A,Bの電圧VA,
VBの比をとり、その値をK倍増幅し、加算回路
8に送る。加算回路8の他方の入力端は電圧源7
に接続されている。前記コイル1の温度抵抗係数
をαとするとき、電圧源7は−1/αを表す信号
を発生して加算回路8に供給する。従つて、加算
回路8からはK・VA/VB−1/αを表す信号が
出力される。このKの設定値を選択することによ
り、加算回路8の出力信号を前記コイル1の温度
tに対応したものとすることができる。この点に
ついて以下に詳説する。
源、3はゲートトランジスタ、4は増幅器であ
る。該増幅器は、電源5の電圧を前記レンズ励磁
電源2の電圧より小さい範囲で変化させることに
より、前記ゲートトランジスタ3を介してコイル
1に流れる電流をコントロールしている。6は割
算回路で、前記コイル1の両端A,Bの電圧VA,
VBの比をとり、その値をK倍増幅し、加算回路
8に送る。加算回路8の他方の入力端は電圧源7
に接続されている。前記コイル1の温度抵抗係数
をαとするとき、電圧源7は−1/αを表す信号
を発生して加算回路8に供給する。従つて、加算
回路8からはK・VA/VB−1/αを表す信号が
出力される。このKの設定値を選択することによ
り、加算回路8の出力信号を前記コイル1の温度
tに対応したものとすることができる。この点に
ついて以下に詳説する。
コイルの抵抗の初期値をrLp、温度tにおける
コイルの抵抗値をrL、コイルの温度抵抗係数を
α、コイルに流れる電流をI、コイルの両端の電
圧値をVA,VB、基準抵抗9の値をrSとすれば、 rL=rLp(1+αt) …(1) VA=I(rL+rS …(2) VB=IrS …(3) となる。
コイルの抵抗値をrL、コイルの温度抵抗係数を
α、コイルに流れる電流をI、コイルの両端の電
圧値をVA,VB、基準抵抗9の値をrSとすれば、 rL=rLp(1+αt) …(1) VA=I(rL+rS …(2) VB=IrS …(3) となる。
従つて、コイルの抵抗値は
rL=(VA/VB−1)rS …(4)
ここで、VA/VB≫1なので、
rL≒rSVA/VB …(5)
となる。
前記(1)式と(5)式より、
rSVA/VB=rLp(1+αt)となり、コイルの温度t
は、
t=1/α・rS/rLp・VA/VB−1/α=K・VA/VB
−1/α…(6) となる。
−1/α…(6) となる。
従つて、前記割算回路6の増幅度Kを1/α・
rS/rLpに等しくなるように設定しておけば、増幅器
8の出力として、KVA/VB−1/α、即ちコイルtに
対応した信号が出てくる。
10は比較器で、前記加算回路8の出力と、予
め直流電圧源11により設定された基準温度tpに
対応した信号値とを比較し、前者が後者より大き
い場合に自己保持型リレー12に信号を送る。該
リレーは一度作動するとリセツトされる迄作動す
るもので、スイツチ13を閉じて、前記増幅器4
の入力を零にしてしまう。
め直流電圧源11により設定された基準温度tpに
対応した信号値とを比較し、前者が後者より大き
い場合に自己保持型リレー12に信号を送る。該
リレーは一度作動するとリセツトされる迄作動す
るもので、スイツチ13を閉じて、前記増幅器4
の入力を零にしてしまう。
斯くの如き回路において、電子レンズコイル1
の温度が上昇し設定基準温度tpを越えると、比較
器10から信号が発生し、リレー12が作動して
スイツチ13を閉じるので、増幅器4の出力が零
となり、ゲートトランジスタ3に流れる電流が停
止してしまい、前記コイル1に流れる電流も停止
する。
の温度が上昇し設定基準温度tpを越えると、比較
器10から信号が発生し、リレー12が作動して
スイツチ13を閉じるので、増幅器4の出力が零
となり、ゲートトランジスタ3に流れる電流が停
止してしまい、前記コイル1に流れる電流も停止
する。
本考案によれば、簡単な回路構成により自動的
に異常温度からコイルを保護することが出来る。
又コイル枠内に温度検出素子を設けたり、電子レ
ンズを例にとれば、ヨークに孔を明けて温度検出
素子のリード線を通したりする必要がない為、電
子レンズの構造の複雑化が避けられ、製作上の厄
介さも避けられる。
に異常温度からコイルを保護することが出来る。
又コイル枠内に温度検出素子を設けたり、電子レ
ンズを例にとれば、ヨークに孔を明けて温度検出
素子のリード線を通したりする必要がない為、電
子レンズの構造の複雑化が避けられ、製作上の厄
介さも避けられる。
添付図は本考案の一実施例を示した電子レンズ
コイルの保護回路の概略図である。 1:電子レンズコイル、2:レンズ励磁電源、
3:ゲートトランジスタ、4:増幅器、5:電
源、6:割算回路、7:電圧源、8:加算回路、
10:比較器、11:直流電圧源、12:自己保
持型リレー、13:スイツチ。
コイルの保護回路の概略図である。 1:電子レンズコイル、2:レンズ励磁電源、
3:ゲートトランジスタ、4:増幅器、5:電
源、6:割算回路、7:電圧源、8:加算回路、
10:比較器、11:直流電圧源、12:自己保
持型リレー、13:スイツチ。
Claims (1)
- コイルの両端における電圧VA,VBの比と比例
定数Kの積を表す信号を出力する回路、前記コイ
ルの温度抵抗係数をαとするとき、前記回路より
の出力信号に基づいて前記積K・VA/VBと1/
αとの差に相当するコイル温度tを表す信号を出
力する温度出力回路、該温度出力回路よりの前記
tを表す信号と設定基準温度toに対応した信号と
を比較し、前者が後者より大きい時、前記コイル
に電流が流れるのを停止させる制御回路から成る
コイル保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10149081U JPS5823157U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | コイル保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10149081U JPS5823157U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | コイル保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5823157U JPS5823157U (ja) | 1983-02-14 |
JPH0343649Y2 true JPH0343649Y2 (ja) | 1991-09-12 |
Family
ID=29896154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10149081U Granted JPS5823157U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | コイル保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823157U (ja) |
-
1981
- 1981-07-08 JP JP10149081U patent/JPS5823157U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5823157U (ja) | 1983-02-14 |
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