JPS5834499Y2 - 温度補償回路 - Google Patents

温度補償回路

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JPS5834499Y2
JPS5834499Y2 JP1977057333U JP5733377U JPS5834499Y2 JP S5834499 Y2 JPS5834499 Y2 JP S5834499Y2 JP 1977057333 U JP1977057333 U JP 1977057333U JP 5733377 U JP5733377 U JP 5733377U JP S5834499 Y2 JPS5834499 Y2 JP S5834499Y2
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JP
Japan
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temperature
voltage
amplifier
circuit
resistor
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JP1977057333U
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JPS53151353U (ja
Inventor
順彦 篠崎
Original Assignee
株式会社明電舎
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気装置を温度補償するにおいて、所定の温
度特性を持つ温度補償出力を得る温度補償回路に関する
半導体部品を使用した電気装置は、半導体部品の特性が
温度によって変り易いことから、高精度を要求される部
分には温度補償手段を備える。
例えば、半導体部品を使用した静止要保護継電器におい
ては、温度変化に伴う定数の変動によって所期の動作値
が変ると、精密測定ができなくなり、誤まった制御動作
又は測定をする虞れがある。
そこで、種々の部品や回路を使って動作値の温度補償を
し、温度による変動ひいては誤差を少なくする。
さて、温度補償は、その部品として温度によって抵抗値
が変化するサーミスタ、ダイオード等の温度変化素子さ
らには印加電圧で抵抗値が変化するバリスタ等を利用し
、温度補償を必要とする回路の一部に上記部品を設ける
ことで電圧信号又は電流信号のレベル等を温度補償する
例えば、測定したい電圧(入力電圧)が予め設定した基
準電圧以上にあるか否かを判定する回路において、基準
電圧発生器を温度補償するのに、電圧発生部の制御電圧
回路に温度変化素子を設け、基準電圧出力を温度補償す
る。
ここで、温度変化素子の温度特性は入力回路の出力を規
定する要素(例えば整流器)の温度特性を補償できるも
のに選ぶ必要がある。
しかし、温度変化素子の内から所期の温度特性に合致し
た部品を選択するのは難しく、完全に合致したものを選
択するのは極めて困難であった。
そこで、従来の温度補償手段は、素子が所期の温度特性
を示す範囲に測定部自体の温度管理をしたり、測定部回
路を温度による特性変化が少なくなるようにするもので
あつtら このように、温度補償を施した従来装置は、素子選択に
よるものは完全な温度補償ができず、温度による誤差が
残るものであったし、温度管理によるものは温度コント
ローラを必要とするし、回路による温度補償は構成が複
雑で高価になるものであった。
本考案の目的は、所期の温度特性から外れる温度変化素
子を使用するも所期の温度特性を持つ出力が簡単に得ら
れる温度補償回路を提供するにある。
第1図は、本考案の一実施例を示す温度補償回路であり
、タイマー回路に適用した場合である。
同図において、破線で囲んだブロックに本考案の温度補
償回路を示し、D□は温度変化素子として使用するダイ
オードであり、このダイオードD1と抵抗R1,R2と
の直列接続で温度特性設定回路を構成する。
Aは演算増幅器など高利得、高入力インピーダンスの増
幅器であり、その利得を負帰還回路用の抵抗R3,R4
の抵抗比で設定する。
なお、Eは温度特性設定回路さらには増福器A、後に説
明するタイマ本体に定電圧を与える定電圧電源である。
次に、タイマ本体は、タイマ動作開始指令で接点S1を
閉じ、抵抗R5を通してコンデンサC1の充電を開始し
、コンデンサC1の充電電圧力協度補償回路の出力電圧
(基準電圧)を越えた際に電圧比較回路COMの出力が
反転してリレーXを励磁する。
このリレーXの接点(図示しない)はタイマ出力とされ
、接点S1の閉からリレーXの励磁までの時限がコンデ
ンサC1と抵抗R5の時定数で設定される。
このようなタイマ回路において、温度変化による抵抗R
5の抵抗値又はコンデンサC□の容量の変化はコンデン
サC1の充電電圧一時間特性の変動として現わへこれは
タイマ時限の変動になる。
そこで、温度特性設定回路からの基準電圧をコンデンサ
C1の電圧一温度特性に合致する温度特性にすることで
温度補償をする。
この温度補償をダイオードD1の順方向電圧一温度特性
の設定で行なう。
以下に温度特性設定回路の動作を説明する。
まず、増幅器Aの入力インピーダンスが充分に高いこと
から、抵抗R,,R2およびダイオードDlを流れる電
流■は、 になる。
ここで、Eは定電圧電源Eの出力電圧、■、はダイオー
ドD□の順方向降下電圧、R1,R2は夫々抵抗R1,
R2の抵抗値である。
一方、増幅器Aの入力電圧EOiはN Eo□=vd+■R2・・・・・・(2)になる。
上記(1)、(2)式から、Eolはになる。
上紙3)式から明らかなように、EolはダイオードD
1の順方向降下電圧V、が温度により変化することから
、温度特性を持った出力になる。
そして、Eo□の温度特性は抵抗R1とR2の抵抗値比
で変化率を変えることができる。
即ち、抵抗R1を大きく、抵抗R2を小さくすれば、E
OIはダイオードD1の順方向降下電圧V、の影響を大
きく受げる電圧になり、温度変化率が大きい。
逆に、R1を小、R2を大きくすれば、EOIの温度変
化率が小さい。
従って、抵抗R1,R2の抵抗値比を設定することで、
ダイオードD□の温度特性とは変化率の異なる温度特性
の出力を得ることができ、ダイオードD1の温度特性が
所期のものでない場合にも抵抗R1,R2の抵抗値比の
設定で所期の温度特性を持つ電圧Eo1を得ることがで
きる。
次に、増幅器Aは、所期の温度特性を持つ入力電圧EO
Iを増幅して基準電圧EO2を得る。
この増幅器Aは、入力電圧Eo1がその温度特性を所期
のものにするために抵抗R□、R2の比を調整すること
により基準電圧EO2の絶対レベルが変化した分だけ補
正するものであり、抵抗R3,R4の抵抗値比を調整し
てEO2を所期の基準電圧レベルに設定する。
上記の如く、温度特性設定回路と増幅器とを備えること
で、温度変化素子が所期の温度特性を持たない場合にも
抵抗値調整で所期の温度特性を持ちかつ所定レベルの出
力電圧EO2を得ることができる。
なお、温度特性設定に際し、定電圧電源Eさらには増幅
器Aの特性が温度変動する場合にはこれら回路の温度特
性をも考慮した温度特性に設定する方が好ましい。
第2図は本考案の他の実施例を示し、交流電圧検出回路
に適用した場合である。
同図において、破線で示すブロックが温度補償回路であ
り、第1図の場合と同じ構成で、電圧比較の基準電圧を
得る。
この基準電モと比較する交流電圧は、トランスTを通し
て取込み、ダイオードブリッジDBで整流し、コンデン
サC2で平滑することで交流入力電圧に比例した直流電
圧を得、この直流電圧を電圧比較回路COMにおいて上
記温度補償回路からの基準電圧と比較する。
この場合にも、交流入力電圧を得る電圧検出部(図示し
ない)又はトランスT、ダイオードブリッジDB等が温
度特性を持つものであれば、温度補償回路において基準
電圧に所期の温度特性を持たせて補償することができる
なお、実施例においては、温度変化素子としてダイオー
ドを使用する場合を示したが、代りにサーミスタさらに
は温度に対して正特性を示す温度変化素子を使用しても
良い。
さらに、温度変化素子は抵抗R2側に設けるに限らず、
抵抗R□側に設けるなど使用する温度変化素子の特性、
必要とする温度補償特性に応じて適宜に変更しうる。
また、実施例においては、温度補償出力として直流を得
る場合を示したが、これは交流出力を得る場合にも適用
できる。
例えば、温度変化素子にサーミスタを用い、定電圧電源
Eを交流電圧源とすると、増幅器Aの出力には温度補償
した交流電圧を得ることができる。
このような交流電圧源は、例えばインピーダンス素子の
インダクタンス、キャパシタンスを測定する際に素子に
印加する温度補償した交流定電圧源に利用できる。
以上間らかにしたように、本考案によれば、温度特性設
定用抵抗R□、R2は互いの抵抗値に特別な関係を持た
せることなく任意の温度特性を持つ基準電圧を簡単に得
ることができ、温度補償を必要とする電気装置に適用し
て高精度、低価格化を図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による温度補償回路をタイマ回路に適用
した場合を示す回路図、第2図は本考案を電圧検出回路
に適用した場合を示す回路図である。 R1−R5・・・・・・抵抗、D□・・・・・・ダイオ
ード、A・・・・・・増幅器、C□、C2・・・・・・
コンデンサ、COM・・・・・・電圧比較回路、X・・
・・・・リレー、E′・・・・・・定電圧電源、T・・
・・・・トランス、DB・・・・・・ダイオードブリッ
ジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の抵抗、第2の抵抗および温度によって抵抗値が変
    化する温度変化素子の直列接続体に所定電圧が印加され
    る温度特性設定回路と、この温度特性設定回路の各抵抗
    素子間の1つの接続点の電圧を増幅し温度によって変化
    する電圧の出力部にされる増幅器とを備え、上記第1の
    抵抗と第2の抵抗の抵抗値比を変更することで上記増幅
    器の出力電圧の温度変化率を任意に設定し、上記増幅器
    の増幅度を変更することでその出力電圧レベルを任意に
    設定することを特徴とする温度補償回路。
JP1977057333U 1977-05-04 1977-05-04 温度補償回路 Expired JPS5834499Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977057333U JPS5834499Y2 (ja) 1977-05-04 1977-05-04 温度補償回路

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977057333U JPS5834499Y2 (ja) 1977-05-04 1977-05-04 温度補償回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53151353U JPS53151353U (ja) 1978-11-29
JPS5834499Y2 true JPS5834499Y2 (ja) 1983-08-03

Family

ID=28955110

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JP1977057333U Expired JPS5834499Y2 (ja) 1977-05-04 1977-05-04 温度補償回路

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4850244A (ja) * 1971-10-25 1973-07-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4850244A (ja) * 1971-10-25 1973-07-16

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JPS53151353U (ja) 1978-11-29

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