JPH0537460U - 磁気デイスク組立ハンド - Google Patents

磁気デイスク組立ハンド

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Publication number
JPH0537460U
JPH0537460U JP9509291U JP9509291U JPH0537460U JP H0537460 U JPH0537460 U JP H0537460U JP 9509291 U JP9509291 U JP 9509291U JP 9509291 U JP9509291 U JP 9509291U JP H0537460 U JPH0537460 U JP H0537460U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
spindle
dust
chuck
generated
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Withdrawn
Application number
JP9509291U
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English (en)
Inventor
歳光 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ディスク内径とスピンドル外径との隙間
に空気の流れを発生させ、磁気ディスク挿入時に発生す
るダストを吸引する。 【構成】 磁気ディスク8の内周面を吸引する柔軟性を
有する円筒形状のチャック5と、円筒形状のチャック5
の内径部の空気を吸引するダスト吸引口4とを有してお
り、スピンドル9への磁気ディスク8の挿入時にダスト
吸引口4より空気の吸引を行うことにより、スピンドル
9と磁気ディスク8の隙間にのみ吸引空気の流れ10が
発生し、スピンドル9と磁気ディスク8との接触にて発
生したダストを吸引できる。又、チャック5が柔軟性を
有することにより、磁気ディスク8がスピンドル9と干
渉した場合でもそのショックを和らげることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気ディスク装置の組立工程において、スピンドルへ磁気ディスク を挿入する組立ハンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スピンドルへの磁気ディスク挿入は、一般的に作業者の手作業による挿 入、あるいはスピンドルへの磁気ディスク挿入時に、スピンドル外径と磁気ディ スク内径とのかじり発生防止対策として、フローティング機構を組み込んだ組立 ハンドによる磁気ディスクの挿入がなされていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来の手作業による磁気ディスク挿入では、手で磁気ディスクを把持する ために作業者からの発塵を避けられず、更に、スピンドルへの磁気ディスク挿入 時にスピンドル外径と磁気ディスク内径との接触を避けられず、完成された磁気 ディスク装置の品質を左右する要因のひとつであるダストの発生を防止すること ができなかった。
【0004】 又、スピンドル外径と磁気ディスク内径とが接触した場合、接触することによ り発生する反力にて磁気ディスクを水平移動させダストの発生を防止しようとす るフローティング機構を採用した組立ハンドについては、開発に多くの費用と製 作期間を要するという問題があった。
【0005】 本考案の目的は、磁気ディスク挿入時でのダスト発生を抑え、かつ装置開発の 費用及び時間を縮小した磁気ディスク組立ハンドを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係る磁気ディスク組立ハンドにおいては、 チャック部を有し、磁気ディスクのスピンドル挿入口にスピンドルを挿入する磁 気ディスク組立ハンドであって、 チャック部は、柔軟性を有し、磁気ディスクに設けたスピンドル挿入口の開口 端縁を吸着するものであり、 さらに、チャック部は、スピンドル挿入口とスピンドルとの隙間を通して吸引 するダスト吸引口を有するものである。
【0007】
【作用】
磁気ディスクを吸着するチャックに柔軟性をもたせて、磁気ディスクとスピン ドルとの干渉による衝撃を吸収し、かつ、磁気ディスクとスピンドルとの干渉に より発生したダストを吸引する。
【0008】
【実施例】
次に本考案について図面を参照して説明する。図1は、本考案の一実施例に係 る磁気ディスク組立ハンドを示す断面図、図2は、磁気ディスク吸着部を示す底 面図、図3は、本考案の一実施例に係る磁気ディスク組立ハンドによる磁気ディ スク挿入時の初期状態を示す断面図、図4は、本考案の一実施例に係る磁気ディ スク組立ハンドによるスピンドル1の磁気ディスク挿入状態を示す断面図である 。
【0009】 図において、チャック5は、磁気ディスク8の内径側スピンドル挿入口8aの 開口縁を吸着するためにリング状に構成され、チャック5の底面には、複数の磁 気ディスク吸引孔7,7…が開口されている。したがって、磁気ディスク8は、 磁気ディスク吸引孔7からのエラー吸引によりチャック5に吸着固定された状態 にてスピンドル9への挿入が行われる。
【0010】 スピンドル9への磁気ディスク8の挿入時に、フランジ3に設けたダスト吸引 口4及び把持部2のダスト吸引用配管1より空気の吸引を行うことにより、吸引 空気の流れ10は、スピンドル9の外周と、磁気ディスク8に設けたスピンドル 挿入口8aの開口縁との隙間にのみ発生することとなり、この吸引によりスピン ドル9の外周とスピンドル挿入口8aの開口縁との接触にて発生するダストが、 ダスト吸引口4およびダスト吸引用配管1を流れる吸引空気の流れ10により回 収される。
【0011】 さらに、チャック5を柔軟性のある材質にて製作することにより磁気ディスク 8の挿入時の初期状態においてスピンドル9と磁気ディスク8との干渉が生じて も、チャック5が変形することにより、干渉にて発生するショックを吸収するこ とが可能となり、その時に発生するダストの量を抑える効果がある。
【0012】 磁気ディスク8のスピンドル9への挿入作業は、把持部2を把持することにて 行われる。したがって、フランジ3を樹脂等による透明な材質を使用することに より、磁気ディスク8とスピンドル9との位置合わせを容易にする。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、スピンドルへの磁気ディスク挿入時に発 生するダストを吸引でき、かつ簡単な構造とすることができ、多くの開発費用と 製作期間を大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る磁気ディスク組立ハン
ドを示す断面図である。
【図2】磁気ディスク吸着部を示す底面図である。
【図3】磁気ディスク挿入時の初期状態を示す断面図で
ある。
【図4】磁気ディスク組立ハンドによるスピンドルへの
磁気ディスク挿入状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ダスト吸引用配管 2 把持部 3 フランジ 4 ダスト吸引口 5 チャック 6 磁気ディスク吸引孔 8 磁気ディスク 8a 磁気ディスクのスピンドル挿入口 9 スピンドル 10 吸引空気の流れ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャック部を有し、磁気ディスクのスピ
    ンドル挿入口にスピンドルを挿入する磁気ディスク組立
    ハンドであって、 チャック部は、柔軟性を有し、磁気ディスクに設けたス
    ピンドル挿入口の開口端縁を吸着するものであり、 さらに、チャック部は、スピンドル挿入口とスピンドル
    との隙間を通して吸引するダスト吸引口を有することを
    特徴とする磁気ディスク組立ハンド。
JP9509291U 1991-10-23 1991-10-23 磁気デイスク組立ハンド Withdrawn JPH0537460U (ja)

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JP9509291U JPH0537460U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 磁気デイスク組立ハンド

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JP9509291U JPH0537460U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 磁気デイスク組立ハンド

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JPH0537460U true JPH0537460U (ja) 1993-05-21

Family

ID=14128269

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JP9509291U Withdrawn JPH0537460U (ja) 1991-10-23 1991-10-23 磁気デイスク組立ハンド

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JP (1) JPH0537460U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016136446A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 黒田テクノ株式会社 回転体の装着装置及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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