JPS63202532A - 可撓性ワ−クの分離取り出し装置 - Google Patents

可撓性ワ−クの分離取り出し装置

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JPS63202532A
JPS63202532A JP62030381A JP3038187A JPS63202532A JP S63202532 A JPS63202532 A JP S63202532A JP 62030381 A JP62030381 A JP 62030381A JP 3038187 A JP3038187 A JP 3038187A JP S63202532 A JPS63202532 A JP S63202532A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は積み重ねられた可撓性ワークを1枚ずつ^速で
も確実に分離して取り出すことのできる装置に圓Jるも
のである。
(従来の技術) 一般に¥V器に積み重ねられた可撓性ワークを分離して
取り出す方法としては、エアーノズル等を用いて上層部
付近のワークを分離しておき取り出す途中に邪魔板等を
設けて1枚ずつ分離し取り出す方法がある。
しかし可撓性ワークで例えば磁気ディスクのように非常
に平滑な面を有する薄物ワークでは積み重ねられたワー
クの自重によりワークの間の空気が押し出されて密着状
態を起こし、特に高速で取り出す場合従来の方法では1
枚ずつ確実に分離するのが困難であるという問題がある
。さらに例えば磁気ディスクの場合取り出す際に記録面
に接触することは記録面にキズ、汚れを発生させ、記録
信号を書き込めなくする恐れがあり、接触出来る部分は
限定されてしまうため、確実に1枚ずつ分離して取り出
すのは尚一層困難であった。
これらの問題点を解決するため、特開昭61−2306
62@公報に示す可撓性ワークの分離取り出し方法にお
いては、第9図に示すように、容器2内に積み重ねられ
た可撓性ワーク1の側方にエアー吹付手段3を設け、該
エアー吹付手段3がらエアーを前記可撓性ワーク1に吹
き付けるとともに、該可撓性ワーク1を吸着手段4によ
り山形に撓めて取り出す方法が採られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記公報に記載された可撓性ワークの取出し方
法を実施するための装置においては、可撓性ワークを山
形に撓めて取り出すための手段として2つの吸着手段4
を用い、それらを適宜に操作してワークを山形に撓めな
がら上方に取り出す構成となっているので、それら2つ
の吸着手段4の複雑な動きを操作するための手段を必要
とし、その結実装置全体が複雑、大型化し、かつコスト
も高くなるという問題点があった。
本発明の目的は、前記事情に鑑み、可撓性ワークを高速
でも確実に1枚ずつ分離して連れ上りの現象を防止しな
がら取り出すことが出来ると共にワークの使用面等に傷
や汚れを付けることなく取り出すことができ、さらに構
造も簡単でコストも安価な可撓性ワークの分離取り出し
装置を提供づ。
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明による可撓性ワークの分離取り出し装置は、積み
重ねられた可撓性ワークの側方に配設され、該積み重ね
られた可撓性ワークに対して側方からエアーを吹付番ノ
るエアー吹付手段と、山形状凹面形の@着面を有し該吸
着面によって前記積み重ねられた可撓性ワークのうち最
上段のワークの略中央部分を吸着する吸着手段と、前記
最上段ワークを前記吸着手段により吸着する際、該ワー
クの外周部を前記中央部よりも下方に押し下げる押え部
材とからなることを特徴とする。
(作  用) 上記構成によれば、まずエアー吹付手段により可撓性ワ
ークに対して側方からエアーを吹き込むことにより、ワ
ークを浮上させて互いに分離させ青る。
また、ワークの取り出しは吸着手段によりワークを吸着
して行なわれるが、その吸着は吸着の際押え部材によっ
てワーク外周部を中央部よりも下方に押し下げておいて
山形状凹面形の吸着面を有づる吸着手段によって中央部
を吸着するので、ワークを山形状に撓めた状態で吸着で
きる。
そして、このようにワークを山形状に撓めて吸着するこ
とによりもしワークが2枚以上密着していた場合」−の
ワークと下のワークとの間にずれが生じ、下のワークの
外周部は上のワークの外周部よりも外側に突出し、その
突出した部分に上記エアー吹付手段からエアーが吹付け
られて両ワークは確実に分離され、上のワークのみを取
り出すことができる。
(発明の効果) 本発明に係る可撓性ワークの分離取り出し装置は、エア
ー吹付手段によりワークに対して側方からエアーを吹き
込みながら吸着手段と押え部材とでワークを山形に撓め
ながら吸着して取り出すので、」−述の如くワークを確
実に1枚づつ分離して取り出すことができる。
また、ワーク取り出しの際ワークに接触するのは吸着手
段と押え部材とであり、それらはワークの中央部と外周
部とに接触するのみであるので、ワークの使用面等に傷
や汚れを付ける恐れも殆んどない。
さらに、本発明に係る装置における可撓性ワークを山形
に撓めて取り出すための構成は、単なる吸着手段と押え
部材とから成り、両者を単にワークに向けて一緒に上下
動させるだけで良く、従来技術の如く2つの吸着手段に
複雑な動きをさけ−る駆動制御機構等は不要であり、従
って装置の構造が簡単であってかつコストも安価である
(丈 施 例) 以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。
なお、本発明の実施例の図面においては従来例と同じ構
成要素には従来例と同じ番号を使用している。
第1図は本発明の可撓性ワークの取り出し装置の一実施
例の断面図(第3図のI−I線断面図〉であり、第2図
は前記実施例の伯の断面図(第3図の■−■線断面図)
であり、第3図は前記実施例の平面図である。
第1〜3図に示づように、可撓性ワークの1つである磁
気ディスク(以下、単にワークという)1が容器2の中
に積み重ねられて収納されている。
この容器2は、ワーク1の形状に略対応する円形の底板
2aの外周部4ケ所に側壁2bが上方へ突設されてなる
。また、底板2aの中央部にはワーク1の中心穴に対応
する円形の穴2cが穿設されている。
この側壁2bの形成されていない右左の側方上部にはエ
アーを吹付けるエアー吹付手段3が配設されている。エ
アー吹付手段3は各ワーク間にエアーを吹込むため該ワ
ーク1に対して側方からエアーを吹付けるものであれば
良いが、より好ましくは断続的に流山の異なったエアー
を吹付けるよう形成されているのが良い。本実施例にお
けるエアー吹付手段3は、積み重ねられたワーク1の最
上面より上側に配設され、第4図の如く固定ノズル3b
と該ノズル3bの周りを回転し回転方向に対して非連続
的な吹出し孔を設()た回転ノズル3aとがらなり、固
定ノズル3bは回転ノズル3aと常にいくつかの吹出し
孔3cが相対づるようになっており、回転ノズル3aが
回転することにより相対する吹出し孔の数によってIf
7i続的かつ吹出し量の異なったエアーが吹出されるも
のである。なJ3エアー吹付手段3は、図示の1対のう
ちどちらが一方のみであっても良いしあるいは必要に応
じて例えばさらに1対を図示の1対に対して直角り向に
増設してもよい。
a器に収納されたワーク1のうち最上段ワーク18は、
下方のワーク1より分離されて取出される。
この取出を行う手段としてワーク1の上方に吸着手段4
と19@I手段4に一体的に設けられた押え部材5とが
配設されている。吸着手段4は、上方へ凹んだ山形状凹
面形の吸着面4a(特に第5図参照)を右し、最上段ワ
ーク1aの中央部に対面する位置に上下動(矢印へ方向
の移動)可能に配設されている。この吸着面4aには第
1,3図に示すように、上方に連通した8箇の吸着孔4
bが放射状に形成されていて、最上段ワーク1aを吸引
する。
このような山形状凹面形の吸着面4aによる吸着を効率
的に行い得るには、最上段ワーク1aを吸着面の形状に
対応する山形状に撓めておく必要がある。
一般に、容器に収納されているワーク1に前述したよう
なエアー吹付手段3により側方からエアーを吹付けた場
合、第5図に示すようにエアーを吹付けられたワーク1
はその縁部が上方へ持ちあげられて下方へ突出した逆山
形状凸面形に変形される。ワーク1がこの様な状態にな
ると前記吸着手段4によるワークの吸着が回能となる。
このようなワークの逆山形状凸面形への変形を防止する
ために、前記吸着手段4より下方に先端部が位置してそ
の先端部により、ワーク1の外周部を押し下げる押え部
材5.5が、前記エアー吹付手段3の配設されている右
左側方に位置するように吸着手段4に取り付けられてい
る。この押え部材5は吸fIf:段4が下方へ移動する
のに伴って吸着面4aが最上段ワーク1aに接触するよ
り前に、最上段ワーク1aの外周部へ接して外周部を吸
着部分である中央部より押し下げ上層部のワーク1を山
形状凹面形に変形ざ「る。
この様な押え部材を少なくとも1つ段Gプることにより
、最上段ワーク1aの外周部がエアー吹付手段3によっ
て上方に曲げられるのを防止すると共に、吸着手段4よ
りも押え部材5が最上段ワーク1aの外周部に早く接す
るため咳ワーク1aが吸着面4aの形に沿うのを助ける
ことができ、該吸着面4aによるワーク1の吸着を確実
ならしめることができる。
上記如き吸着手段4と押え部材5とを下降させ、吸着孔
4bから上方へ向けてエアーを吸引することにより最上
段ワーク1aを山形に撓めて吸着し、その後吸着手段4
と押え部材5とを上昇させて、最上段ワーク1aの取り
出しを行なう。
この取り出しを行なう際、通常はエアー吹付手段3から
のエアー吹付けによりワーク1は分離しているので最上
段ワーク1aのみが取り出されるが、場合によってはそ
の最上段ワーク1aにその下のワーク1が密着している
場合がある。この場合においても、ワークは山形に撓め
られているので、最上段ワーク1aとその下のワーク1
とは曲率半径が異なることによるズレが生じ、そのズレ
の部分即ち最上段のワーク1aの外周縁部から外方にズ
レ出した下のワーク1の外周部分にエアー吹付手段3か
らのエアーが吹きつけられ、それによって両者が確実に
分離されるので、R1段ワーク1aのみが取り出される
なお、ワーク1の取り出しに伴い容器2の中のワーク1
の枚数が減少すると、エアーの吹付けによりワーク1の
挙動が容器中で不安定となり、容器2より飛び出してし
まう等のおそれがあり、これを防止するためにワーク1
の中心穴を利用してその中心穴に棒状のビンを通す機構
が考えられる。
しかしながら、本発明のようにエアーの吹付けによりワ
ーク1の分離を行うワーク分離取り出し装置においては
、単なる棒状のビンや中空パイプでは、ワーク1を吸右
する際に外周辺のエアーの流れを疎外して吸着を防げた
り分離効果を低下させたりすることになる。従って、例
えば第7図に示すように棒状ビン6に、エアーの流れを
助ける溝あるいはスリットを設けるのが望ましい。本実
施例においては、第7図の■−■線断面図である第8図
に示ずように、スリット7を6カ所に設けてエアーの流
れをよくする方法をとってもよい。このような棒状ビン
6により、容器2内のワーク1の枚数が減少しても、ワ
ーク1の挙動を安定化させることができると共に容器内
のエアーの流れもスムーズにすることができ、大変効果
的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図(第3図の1−11
alIli面図)、 第2図は第1図に示す実施例の他の断面図(第3図のm
−n線断面図)、 第3図は前記実施例の平面図、 第4図は前記実施例におけるエアー吹付手段を示す斜視
図、 第5図は押え部材の作用を説明するための押え部材がな
い状態を示す図、 第6図は押え部材の作用を説明するための図、第7図は
他の実施例を示す第1図と同様の断面図、 第8図は第7図の■−■線断面図、 第9図は従来例を示す斜視図である。 1・・・可撓性ワーク   1a・・・最上段ワーク3
・・・エアー吹付手段  4・・・吸着手段5・・・押
え部材 第3図 第4図 第5図 第61」

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 積み重ねられた複数枚の可撓性ワークを上方のワークか
    ら1枚ずつ分離して取出す可撓性ワークの分離取り出し
    装置において、 前記積み重ねられた可撓性ワークの側方に配設され、該
    積み重ねられた可撓性ワークに対して側方からエアーを
    吹付けるエアー吹付手段と、山形状凹面形の吸着面を有
    し該吸着面によって前記積み重ねられた可撓性ワークの
    うち最上段のワークの略中央部分を吸着する吸着手段と
    、前記最上段ワークを前記吸着手段により吸着する際、
    該ワークの外周部を前記中央部よりも下方に押し下げる
    押え部材とからなる可撓性ワークの分離取り出し装置。
JP62030381A 1987-02-12 1987-02-12 可撓性ワ−クの分離取り出し装置 Expired - Fee Related JPH07108737B2 (ja)

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