JPH0536742Y2 - - Google Patents

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JPH0536742Y2
JPH0536742Y2 JP11935890U JP11935890U JPH0536742Y2 JP H0536742 Y2 JPH0536742 Y2 JP H0536742Y2 JP 11935890 U JP11935890 U JP 11935890U JP 11935890 U JP11935890 U JP 11935890U JP H0536742 Y2 JPH0536742 Y2 JP H0536742Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等の室内に設けられる車両用
容器ホルダに関する。
(従来の技術) 従来、自動車等の室内に取り付けられる飲料缶
やコツプ等の容器を載置する容器ホルダは広く使
用されている。また外径の異なる容器の載置を可
能にし、かつ不使用時の車室内への突出量を小と
するため折り畳み可能とした容器ホルダは既に実
開昭57−9635号公報に開示されている。
この容器ホルダは、車室内に装着される基板の
下部に容器を載置する環状部材を、上部に容器の
側壁上部を囲む環状部材を各々起伏自在に設け、
これら環状部材をリンクによつて連結せしめ、下
側の環状部材の起伏に伴つて上側の環状部材が連
動起伏するように折り畳み可能にし、更に下側の
環状部材に内径方向へ反転可能な一対の円弧状の
ホルダを枢設して径の異なる容器の載置を可能に
している。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来技術によると、容器を載置する下側の
環状部材を起伏することで使用状態及び不使用状
態にでき、更に下側の環状部材に設けた一対の円
弧状のホルダを反転することで径の異なる容器を
載置することも可能になる。しかし、容器を載置
するには、使用状態になるまで下側の環状部材を
人為により持ち上げ、また折畳状態にするにも人
為により折り畳む等厄介な操作を必要とし、更に
下側の環状部材上に載置された容器の上部は環状
部材によつて囲まれるのみであるので容器と環状
部材との間に隙間が生じることから車両の走行に
伴う振動により容器が振れ、不快音を誘発する等
の不具合がある。
従つて本考案の目的は、容器を載置する使用状
態及び折畳状態に簡単な操作で行なわれ、かつ走
行に伴う容器の振動及び不快音の発生を未然に防
止し得る車両用容器ホルダを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案による車両用
容器ホルダは、車両に装着される台板に相対向す
る垂直軸線を揺動中心として各々枢軸支され、先
端が互に接近する方向へ揺動して容器側壁を挟持
する一対の側部支持部材と、これら側部支持部材
の下方において水平軸線を揺動中心として起伏自
在に台板に枢軸支され、下方へ揺動起立した状態
で容器を載置する下部支持部材を具備する容器ホ
ルダにおいて、垂直軸線とほぼ平行で、側部支持
部材に設けられた当接部と、下部支持部材の下方
への起立揺動に伴つて前記当接部に押接摺動して
両側部支持部材の先端が互に接近する方向へ側部
支持部材を揺動せしめるほぼ水平軸線と平行に下
部支持部材に設けられた第1摺接部と、下部支持
部材の上方への屈伏揺動に伴つて当接部に押接摺
動して両側部支持部材が互に重畳するよう側部支
持部材を揺動せしめるほぼ水平軸線と平行に下部
支持部材に設けられた第2摺接部と、両側部支持
部材の先端が互に開放する方向へ両側部支持部材
を付勢する付勢部材とを有するものである。
(作用) 下部支持部材に容器を載置することにより、容
器の底部を支持すると共に、容器の自重で下部支
持部材が水平軸線を中心に下方へ揺動起立しつ
つ、下部支持部材に形成した第1摺接部が当接部
を押接摺動して、両側部支持部材の先端が互に接
近するよう側部支持部材が揺動して容器側壁を挟
持し、かつ容器を持ち上げることにより付勢手段
によつて側部支持部材及び下部支持部材が復帰
し、更に下部支持部材を上方へ押し上げて台板上
に伏すことで、第2摺接部が当接部を押接摺動し
て両側部支持部材が揺動して互に重畳してコンパ
クトな折畳状態になる。
(実施例) 以下、本考案による車両用容器ホルダの一実施
例を図面によつて説明する。
第1図は本考案における車両用容器ホルダの不
使用状態を示す概要斜視図、第2図は折畳状態を
示す概要斜視図、第3図及び第4図は各々使用状
態及び折畳状態を示す第1図のA部拡大説明図で
あり、第5図及び第6図は作動状態を説明する第
1図の矢視B方向からの要部拡大側面図である。
図中符号1は台板であり、台板1は合成樹脂製
であつて、車室内の壁面、例えばドアの内面にク
リツプ、両面接着テープ、マグネツト、吸盤ある
いは台板1と一体又は別体に形成されたフツク等
の適宜手段によつて取付けられる。台板1の表面
には突設した軸受1a,1a,1a,1aによつ
て所定の間隔を隔てた一対の垂直軸線l1,l1を揺
動中心として金属製の線状材からなる側部支持部
材2,2の基端2a,2a,2a,2aが枢軸支
されている。
側部支持部材2,2は大きく湾曲した容器保持
部2b,2b及び当接部2c,2cを有してい
る。側部支持部材2,2の当接部2c,2cは、
第1図に示す不使用状態において、前記両垂直軸
線l1,l1の外方に位置し、ほぼ台板1の表面に沿
つて垂直方向に延びている。更に側部支持部材
2,2は先端2d,2dが互に開放する方向Cへ
垂直軸線l1,l1を揺動中心として揺動するよう付
勢手段、例えばスプリング3によつて付勢されて
いる。
一方台板1の側部支持2,2の下方には、台板
1の表面から突設する軸受1b,1bによつて水
平軸線l2を揺動中心とする金属製の線状材からな
る下部支持部材4の基端4a,4aが枢軸支され
ている。
下部支持部材4は前記水平軸線l2より上方に位
置し、ほぼ水平方向に延びて前記側部支持部材
2,2に形成した当接部2c,2cへ台板1側か
ら押接摺動する第1摺接部4b,4b及び水平軸
線l2より下方に位置し、ほぼ水平方向に延びて前
記側部支持部材2,2の当接部2c,2cへ台板
1側から押接する第2摺接部4c,4cを有し、
更に第1摺接部4b,4b間には上方前方に迫り
出したコ字状の載置部4dが跨設されている。な
お下部支持部材4に形成した第1及び第2摺接部
4b,4b,4c,4cは第1図に示す不使用状
態において、揺動中心となる水平軸線l2より台板
1側に位置するよう配設されている。
このように構成された車両用容器ホルダの使用
に際し、第1図に示す不使用の状態において、一
点鎖線で示す飲料缶等の容器6を上方より相対向
する側部支持部材2,2の容器保持部2b,2b
間へ挿入し、容器6の底部を下部支持部材4の載
置部4dに載置する。載置部4dに容器6を載せ
られた下部支持部材4は容器6の自重によつて載
置部4dが押し下げられ、軸受1b,1b、即ち
水平軸線l2を揺動中心として下方前方へ回動して
起立する。下部支持部材4の起立に伴つて第1摺
接部4b,4bも第3図及び第5図に一点鎖線4
b′で示す位置より前方へ回動し、第1摺接部4
b,4bによつて側部支持部材2,2の当接部2
c,2cを押圧しつつ摺動して前方へ押しやる。
従つて側部支持部材2,2の当接部2c,2cも
第3図及び第5図に一点鎖線2c′で示す位置より
スプリング3の付勢力に抗して垂直軸線l1を揺動
中心として揺動する。側部支持部材2,2は軸受
1a,1a,1a,1a、即ち垂直軸線l1,l1
揺動中心として先端が互に接近する方向Dへ揺動
し、容器6の側壁6aに容器保持部2b,2bが
当接することによつて容器を挟持して止まる。側
部支持部材2,2の揺動が停止すると、側部支持
部材4の第1摺接部4b,4bが、従つて下部支
持部材4の回動が規制され、容器6を載置部4c
によつて下方から支持した下部支持部材4が起立
した状態で下部支持部材4の回動が停止して容器
6を保持する使用状態になる。
使用状態から容器6を取り出すため容器6を持
ち上げると、容器6の自重による下部支持部材4
の載置部4dを下方へ押動する付勢力を解除さ
れ、下部支持部材4の揺動が許容される。従つて
下部支持部材4の第1摺接部4b,4bによる当
接部2cが、従つて側部支持部材2,2の回動が
許容され、スプリング3によつて両側部支持部材
2,2は先端2d,2dが互に開放される方向C
へ揺動し、かつ側部支持部材2,2の当接部2
c,2cによつて第1摺接部4b,4bが台板1
方向へ押しやられ、下部支持部材4が軸受1b,
1bを回動中心として上方へ揺動せしめられ、第
1図に示す不使用状態に復帰する。
車両用容器ホルダを第2図に示す折畳状態にす
るには、第1図に示す不使用の状態において下部
支持部材4の載置部4dを台板1方向へ押しやる
と、下部支持部材4は軸受1b,1bを揺動中心
として上方後方へ回動し、伏した状態になる。下
部支持部材4の屈伏に伴つて第2摺接部4c,4
cが第4図及び第6図に一点鎖線4c′で示す位置
より前方へ回動し、第2摺接部4c,4cによつ
て側部支持部材2,2の当接部2c,2cを押圧
しつつ前方へ押しやる。従つて側部支持部材2,
2の当接部2c,2cも第4図及び第6図に一点
鎖線2c′で示す位置よりスプリング3の付勢力に
抗して垂直軸線l1を揺動中心として揺動する。側
部支持部材2,2は軸受1a,1a,1a,1a
を揺動中心として揺動して互に重畳して止まり、
下部支持部材4の先端である載置部4dを台板1
の側部に設けた係止部材5に係止して第2図に示
す折畳状態に保持される。
折畳状態から使用するため、下部支持部材4の
載置部4dを前方へ引いて係止部材5による下部
支持部材4の係止を解除すると、下部支持部材4
の揺動が許容される。従つて下部支持部材4の第
2摺接部4c,4cによる当接部2cが、従つて
側部支持部材2,2の回動が許容され、スプリン
グ3によつて両側部支持部材2,2は先端2d,
2dが互に開放される方向Cへ揺動し、かつ側部
支持部材2,2の当接部2c,2cによつて第2
摺接部4c,4cが台板1方向へ押しやられて下
部支持部材4が軸受1b,1bを回動中心として
下方前方へ揺動せしめられ、第1図に示す不使用
状態に復帰し、前記のように載置部4dに容器6
を載置することで容器6の自重により、使用状態
になる。
以上説明では側部支持部材に設けた当接部が垂
直軸線より外方に位置し、かつ第1摺接部が水平
軸線より上方に、第2摺接部が水平軸線より下方
にそれぞれ位置した例について記載したが、側部
支持部材に設けた当接部が相対向する一対の垂直
軸線間に位置し、かつ第1摺接部が水平軸線より
下方に、第2摺接部が水平軸線より上方にそれぞ
れ設けることも可能である。
また以上説明では、付勢手段としてスプリング
を用いた実施例について記載したが、第7図に第
1図のE及びF部の拡大図を示すように、上方の
軸受1aの下面及び下方の軸受1aの上面を傾斜
する摺動面1a′,1a′に形成し、側部支持部材2
の上下の基端2a,2aが互に離間する方向へ復
元しようとする側部支持部材2それ自体のスプリ
ング作用によつて実線で示す両側部部材2の先端
2dが接近する位置から一点鎖線で示す先端2d
が開放する方向に付勢するように構成することも
可能である。更に第8図に示すように側部支持部
材2の基端2aを屈曲形成し、その屈曲部を台板
1に形成した舌片1cに当接させ、舌片1cの復
元力で基端2cを介して側部支持部材2の先端2
dが互に開放する方向へ付勢することも可能であ
る。
〔効果〕
以上説明した本考案による車両用容器ホルダに
よれば、下部支持部材に容器を載置すると、容器
の自重によつて側部支持部材が揺動して容器側壁
を挟持し、かつ容器を持ち上げることにより側部
支持部材による容器の挟持を解放して不使用状態
になり、更に不使用状態において、下部支持部材
の載置部を後方へ押しつけることで両側部支持部
材が互に重畳して折畳状態になることから、厄介
な容器ホルダを使用状態及び折畳状態にセツトす
る厄介な操作から解放され、また走行に伴う容器
の振動及び不快音の発生も防止できる等実用的効
果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車両用容器ホルダの一実
施例の不使用状態を示す概要斜視図、第2図は同
じく折畳状態を示す概要斜視図、第3図及び第4
図はそれぞれ使用状態及び折畳状態を示す第1図
のA部拡大説明図、第5図及び第6図は作動状態
を説明する第1図の矢視B方向から要部拡大側面
図、第7図は他の実施例を説明する第1図のE及
びF部の拡大斜視図、第8図は更に他の実施例を
示す第1図のF部の拡大斜視図である。 1……台板、2……側部支持部材、2c……当
接部、2d……先端、3……スプリング(付勢部
材)、4……下部支持部材、4b……第1摺接部、
4c……第2摺接部、l1……垂直軸線、l2……水
平軸線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両に装着される台板に相対向する垂直軸線
    を揺動中心として各々枢軸支され、先端が互に
    接近する方向へ揺動して容器側壁を挟持する一
    対の側部支持部材と、これら側部支持部材の下
    方において水平軸線を揺動中心として起伏自在
    に台板に枢軸支され、下方へ揺動起立した状態
    で容器を載置する下部支持部材を具備する容器
    ホルダにおいて、垂直軸線とほぼ平行で、側部
    支持部材に設けられた当接部と、下部支持部材
    の下方への起立揺動に伴つて前記当接部に押接
    摺動して両側部支持部材の先端が互に接近する
    方向へ側部支持部材を揺動せしめるほぼ水平軸
    線と平行に下部支持部材に設けられた第1摺接
    部と、下部支持部材の上方への屈伏揺動に伴つ
    て当接部に押接摺動して両側部支持部材が互に
    重畳するよう側部支持部材を揺動せしめるほぼ
    水平軸線と平行に下部支持部材に設けられた第
    2摺接部と、両側部支持部材の先端が互に開放
    する方向へ両側部支持部材を付勢する付勢手段
    とを有することを特徴とする車両用容器ホル
    ダ。 (2) 側部支持部材に設けた当接部が相対向する垂
    直軸線より外方に位置し、かつ第1摺接部が水
    平軸線より上方に、第2摺接部が水平軸線より
    下方にそれぞれ位置している請求項1記載の車
    両用容器ホルダ。 (3) 側部支持部材に設けた当接部が相対向する垂
    直軸線間に位置し、かつ第1摺接部が水平軸線
    より下方に、第2摺接部が水平軸線より上方に
    それぞれ位置している請求項1記載の車両用容
    器ホルダ。 (4) 下部支持部材を台板上に伏した状態に保持す
    る係止部材を設けた請求項1〜3の1つに記載
    の車両用容器ホルダ。
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