JP2664022B2 - 飲み物容器用のホルダ - Google Patents
飲み物容器用のホルダInfo
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N3/00—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
- B60N3/10—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
- B60N3/102—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated storable or foldable in a non-use position
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60N3/10—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S224/00—Package and article carriers
- Y10S224/926—Vehicle attached carrier for beverage container or bottle
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- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車における飲
み物容器用のホルダであって、閉鎖位置から開放位置に
抽出状に摺動可能なスライダが設けられており、スライ
ダに、該スライダの引出し時に部分的に横方向において
スライダを越えて突出するように外方旋回し、これによ
りスライダと一緒に飲み物容器のための装入開口を形成
する旋回アームと、スライダの引出し時に下方に向かっ
て旋回する、飲み物容器を支持するための支持体とが、
支承されている形式のものに関する。
み物容器用のホルダであって、閉鎖位置から開放位置に
抽出状に摺動可能なスライダが設けられており、スライ
ダに、該スライダの引出し時に部分的に横方向において
スライダを越えて突出するように外方旋回し、これによ
りスライダと一緒に飲み物容器のための装入開口を形成
する旋回アームと、スライダの引出し時に下方に向かっ
て旋回する、飲み物容器を支持するための支持体とが、
支承されている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式のホルダは米国特許第４
９５３７７１号明細書に基づいて公知である。この公知
のホルダは、自動車のダッシュボードに取り付けるよう
になっている。そしてホルダは使用されない場合には、
ダッシュボード内に沈み込むことができ、この場合ホル
ダの端面はダッシュボードと同一平面を成し、グリップ
だけが乗客室内に突出する。
９５３７７１号明細書に基づいて公知である。この公知
のホルダは、自動車のダッシュボードに取り付けるよう
になっている。そしてホルダは使用されない場合には、
ダッシュボード内に沈み込むことができ、この場合ホル
ダの端面はダッシュボードと同一平面を成し、グリップ
だけが乗客室内に突出する。
【０００３】公知のホルダはスライダを有しており、こ
のスライダはダッシュボードから抽出のように、開放さ
れた位置に引出し可能であり、この場合スライダの背側
部分は常にダッシュボード内に案内されて留まってい
る。スライダには２つの旋回アームが取り付けられてお
り、両旋回アームは、スライダが開放される場合に、共
通のばねによって互いに離れるように横方向に外方に向
かって旋回される。旋回アームの前方範囲は円弧状に旋
回される。旋回アームの前方範囲は、旋回アームが外方
旋回された場合に、スライダの円弧状の切欠きと共に各
１つの飲み物容器のための装入開口を形成する。
のスライダはダッシュボードから抽出のように、開放さ
れた位置に引出し可能であり、この場合スライダの背側
部分は常にダッシュボード内に案内されて留まってい
る。スライダには２つの旋回アームが取り付けられてお
り、両旋回アームは、スライダが開放される場合に、共
通のばねによって互いに離れるように横方向に外方に向
かって旋回される。旋回アームの前方範囲は円弧状に旋
回される。旋回アームの前方範囲は、旋回アームが外方
旋回された場合に、スライダの円弧状の切欠きと共に各
１つの飲み物容器のための装入開口を形成する。
【０００４】スライダがダッシュボードに押し込まれる
と、旋回アームはスライダを受容するダッシュボードに
おける開口の側縁に接触し、内方に向かって押圧され、
この結果旋回アームは横方向においてスライダを越えて
突出しない。旋回アームはスライダと共にダッシュボー
ドに沈み込む。旋回アームが横方向において旋回可能で
あることによって、ホルダのために必要な取付け幅は小
さくなる。
と、旋回アームはスライダを受容するダッシュボードに
おける開口の側縁に接触し、内方に向かって押圧され、
この結果旋回アームは横方向においてスライダを越えて
突出しない。旋回アームはスライダと共にダッシュボー
ドに沈み込む。旋回アームが横方向において旋回可能で
あることによって、ホルダのために必要な取付け幅は小
さくなる。
【０００５】公知のホルダに種々異なったカップ及び皿
並びに飲み物缶を装入することができるようにするため
に、ホルダは支持体を有しており、この支持体はスライ
ダに旋回可能に支承されていて、スライダの引出し時に
ばね力に助成されてその重力に基づいて下方に向かって
旋回する。ダッシュボードへのスライダの押込み時に、
支持体は、ダッシュボードにおけるスライダのための開
口の下縁部に接触し、上方に向かって旋回される。この
ように構成されていることによって、公知のホルダのた
めに必要な取付け高さが減じられる。
並びに飲み物缶を装入することができるようにするため
に、ホルダは支持体を有しており、この支持体はスライ
ダに旋回可能に支承されていて、スライダの引出し時に
ばね力に助成されてその重力に基づいて下方に向かって
旋回する。ダッシュボードへのスライダの押込み時に、
支持体は、ダッシュボードにおけるスライダのための開
口の下縁部に接触し、上方に向かって旋回される。この
ように構成されていることによって、公知のホルダのた
めに必要な取付け高さが減じられる。
【０００６】この公知のホルダにおける欠点は、ホルダ
の支持体の幅がホルダの取付け幅によって制限されてお
り、支持体の一部しか、ホルダに装入される飲み物容器
の下に進入しないということである。ホルダに装入され
る飲み物容器に対する支持能力はしたがってその都度の
飲み物容器に、特にその直径に依存し、いずれにせよ十
分に確実ではない。自動車の振動時に又は、例えば走行
中におけるホルダへの飲み物容器の不注意な装入によっ
て、飲み物容器が落下することがある。
の支持体の幅がホルダの取付け幅によって制限されてお
り、支持体の一部しか、ホルダに装入される飲み物容器
の下に進入しないということである。ホルダに装入され
る飲み物容器に対する支持能力はしたがってその都度の
飲み物容器に、特にその直径に依存し、いずれにせよ十
分に確実ではない。自動車の振動時に又は、例えば走行
中におけるホルダへの飲み物容器の不注意な装入によっ
て、飲み物容器が落下することがある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式のホルダを改良して、種々様々な
形状及び大きさ、特に種々異なった直径もしくは横方向
寸法をもつ装入される飲み物容器を、確実に保持するこ
とができるホルダを提供することである。
は、冒頭に述べた形式のホルダを改良して、種々様々な
形状及び大きさ、特に種々異なった直径もしくは横方向
寸法をもつ装入される飲み物容器を、確実に保持するこ
とができるホルダを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、支持体が引出し時に横方向におい
て、旋回アームの旋回角度よりも小さな角度だけ、外方
旋回するようになっている。
に本発明の構成では、支持体が引出し時に横方向におい
て、旋回アームの旋回角度よりも小さな角度だけ、外方
旋回するようになっている。
【０００９】
【発明の効果】旋回アームと一緒に該旋回アームよりも
小さな角度だけ横方向に外方旋回する支持体によって、
装入された飲み物容器の底部分を中央においてひいては
確実に支持することが可能になる。本発明によるホルダ
では、装入された飲み物容器の確実な支持を常に保証す
るために、支持体を大きな面積で構成することができ
る。装入開口において横方向の運動クリアランスを有す
る直径の小さな飲み物容器もまた、装入開口におけるそ
の位置とは無関係に確実に支持体の上に置かれる。
小さな角度だけ横方向に外方旋回する支持体によって、
装入された飲み物容器の底部分を中央においてひいては
確実に支持することが可能になる。本発明によるホルダ
では、装入された飲み物容器の確実な支持を常に保証す
るために、支持体を大きな面積で構成することができ
る。装入開口において横方向の運動クリアランスを有す
る直径の小さな飲み物容器もまた、装入開口におけるそ
の位置とは無関係に確実に支持体の上に置かれる。
【００１０】本発明の別の構成では、スライダがボタン
又はこれに類したものの操作によってロックを解除され
た後で、ばね部材がスライダをその開放位置に移動する
ようになっている。
又はこれに類したものの操作によってロックを解除され
た後で、ばね部材がスライダをその開放位置に移動する
ようになっている。
【００１１】ばね部材としては特に引張りばね又は圧縮
ばねが適している。本発明の有利な構成では、ばね部材
が渦巻きばねである。この渦巻きばねは、その一方の端
部が弾性度に基づいて巻成体に巻き上げられ、これによ
って引張り力を生ぜしめる帯状のばね部材である。渦巻
きばねには、そのばね力がばね運動距離にわたってほぼ
コンスタントであるという利点がある。
ばねが適している。本発明の有利な構成では、ばね部材
が渦巻きばねである。この渦巻きばねは、その一方の端
部が弾性度に基づいて巻成体に巻き上げられ、これによ
って引張り力を生ぜしめる帯状のばね部材である。渦巻
きばねには、そのばね力がばね運動距離にわたってほぼ
コンスタントであるという利点がある。
【００１２】本発明の別の構成では、自体公知の液体緩
衝エレメントによって、スライダの開放運動が緩衝され
るようになっている。
衝エレメントによって、スライダの開放運動が緩衝され
るようになっている。
【００１３】本発明のさらに別の有利な構成では、旋回
アームがばね部材によって横方向に外方旋回されるよう
になっている。
アームがばね部材によって横方向に外方旋回されるよう
になっている。
【００１４】本発明によるホルダの支持体は、横方向に
おいて有利にはスライダによって強制案内され、これに
よってスライダの引出し時に旋回アームと一緒に横方向
に外方旋回され、かつスライダの押込み時には再び戻し
旋回されるようになっている。支持体の旋回角度は旋回
アームの旋回角度よりも小さい。支持体の旋回角度は有
利には、旋回アームの旋回角度の半分であり、このよう
になっていると、外方旋回された支持体は装入開口の真
下に位置する。
おいて有利にはスライダによって強制案内され、これに
よってスライダの引出し時に旋回アームと一緒に横方向
に外方旋回され、かつスライダの押込み時には再び戻し
旋回されるようになっている。支持体の旋回角度は旋回
アームの旋回角度よりも小さい。支持体の旋回角度は有
利には、旋回アームの旋回角度の半分であり、このよう
になっていると、外方旋回された支持体は装入開口の真
下に位置する。
【００１５】有利な構成では本発明によるホルダは、２
つの飲み物容器を並んで装入するようになっている。こ
のためにホルダは２つの旋回アームと２つの支持体とを
有しており、これらは、スライダが引き出された場合
に、スライダの両側において互いに離れるように外方旋
回する。
つの飲み物容器を並んで装入するようになっている。こ
のためにホルダは２つの旋回アームと２つの支持体とを
有しており、これらは、スライダが引き出された場合
に、スライダの両側において互いに離れるように外方旋
回する。
【００１６】本発明の有利な構成では、ホルダがケーシ
ングを有しており、該ケーシングには、旋回アームと支
持体とを備えたスライダが引出し可能に取り付けられて
いる。これによって、自動車の例えばダッシュボード、
ドアライニング又はアームレストにおける開口に組み込
むことができるコンパクトな構造ユニットが得られる。
ングを有しており、該ケーシングには、旋回アームと支
持体とを備えたスライダが引出し可能に取り付けられて
いる。これによって、自動車の例えばダッシュボード、
ドアライニング又はアームレストにおける開口に組み込
むことができるコンパクトな構造ユニットが得られる。
【００１７】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を説明する。
態を説明する。
【００１８】図１において全体を符号１０で示された本
発明によるホルダは、平らなケーシング１２を有してお
り、このケーシング１２は自動車の略示されたダッシュ
ボード１４に取り付けられている。ケーシング１２はプ
ラスチック製の射出成形品である。このケーシング１２
は、図１において１つだけ図示されているねじ１６によ
って、ダッシュボード１４の内部にねじ固定されてい
る。
発明によるホルダは、平らなケーシング１２を有してお
り、このケーシング１２は自動車の略示されたダッシュ
ボード１４に取り付けられている。ケーシング１２はプ
ラスチック製の射出成形品である。このケーシング１２
は、図１において１つだけ図示されているねじ１６によ
って、ダッシュボード１４の内部にねじ固定されてい
る。
【００１９】同様にプラスチック製の射出成形品である
スライダ１８は、抽出の形式でケーシング１２において
引出し可能に案内されている。スライダ１８はこのため
に、側方に突出した２つの滑りレール２０を有してお
り、両滑りレール２０は、ケーシング１２の側壁２４に
おける滑り溝２２に支承されている。
スライダ１８は、抽出の形式でケーシング１２において
引出し可能に案内されている。スライダ１８はこのため
に、側方に突出した２つの滑りレール２０を有してお
り、両滑りレール２０は、ケーシング１２の側壁２４に
おける滑り溝２２に支承されている。
【００２０】スライダ１８の引出し長さを制限するため
に、スライダ１８はその上側面から突出している２つの
突子２６を有しており、この両突子２６は、上側の壁３
０に設けられていて両側において閉鎖された２つの長手
方向スロット２８に係合していて、スライダの摺動距離
を制限している（図１には、左側の長手方向スロット２
８における左側の突子２６だけが示されている）。
に、スライダ１８はその上側面から突出している２つの
突子２６を有しており、この両突子２６は、上側の壁３
０に設けられていて両側において閉鎖された２つの長手
方向スロット２８に係合していて、スライダの摺動距離
を制限している（図１には、左側の長手方向スロット２
８における左側の突子２６だけが示されている）。
【００２１】薄板条片から成っている渦巻きばね３４の
巻成体３２は、ケーシング１２の上側の壁３０に設けら
れていて該ケーシングと一体の受容部３６に、受容され
ている。渦巻きばね３４の繰り出された帯材端部３８
は、受容部３６における図示されていないスロットを貫
いて、ケーシング１２の上側の壁３０を越えて、液体緩
衝エレメント４０にまで延びており、この液体緩衝エレ
メント４０は、ケーシング１２の上側の壁３０における
長手方向スロット４８を貫いて延びていて、スライダ１
８と係合している。渦巻きばね３４はスライダ１８を、
図１に実線で示されている位置に、ケーシング１２から
引き出す。
巻成体３２は、ケーシング１２の上側の壁３０に設けら
れていて該ケーシングと一体の受容部３６に、受容され
ている。渦巻きばね３４の繰り出された帯材端部３８
は、受容部３６における図示されていないスロットを貫
いて、ケーシング１２の上側の壁３０を越えて、液体緩
衝エレメント４０にまで延びており、この液体緩衝エレ
メント４０は、ケーシング１２の上側の壁３０における
長手方向スロット４８を貫いて延びていて、スライダ１
８と係合している。渦巻きばね３４はスライダ１８を、
図１に実線で示されている位置に、ケーシング１２から
引き出す。
【００２２】液体緩衝エレメント４０は、ケーシング１
２の上側の壁３０におけるトンネル状の長手方向ガイド
４２において案内されている。液体緩衝エレメント４０
の液体によって緩衝される軸における歯車４４は、長手
方向ガイド４２のラック４６と係合していて、これによ
ってスライダ１８の運動を緩衝する。
２の上側の壁３０におけるトンネル状の長手方向ガイド
４２において案内されている。液体緩衝エレメント４０
の液体によって緩衝される軸における歯車４４は、長手
方向ガイド４２のラック４６と係合していて、これによ
ってスライダ１８の運動を緩衝する。
【００２３】スライダ１８の前面にはカバー部材５０が
配置されており、このカバー部材５０は、スライダ１８
がケーシング１２内に押し込まれた場合に、ダッシュボ
ード１４と同一平面を成す。カバー部材５０に配置され
たボタン５２を用いて、スライダ１８のロックを解除す
ることができ、これによって、スライダ１８は渦巻きば
ね３４により、ケーシング１２及びダッシュボード１４
から図１に示された開放された位置に押し出される。
配置されており、このカバー部材５０は、スライダ１８
がケーシング１２内に押し込まれた場合に、ダッシュボ
ード１４と同一平面を成す。カバー部材５０に配置され
たボタン５２を用いて、スライダ１８のロックを解除す
ることができ、これによって、スライダ１８は渦巻きば
ね３４により、ケーシング１２及びダッシュボード１４
から図１に示された開放された位置に押し出される。
【００２４】スライダ１８には２つの旋回アーム５４が
支承されており、両旋回アーム５４は、スライダ１８の
開放時には、該スライダの側部から外方旋回させられ
る。旋回アーム５４の前部範囲は円弧状に構成されてい
る。この前部範囲はスライダ１８の円形の切欠き５７と
一緒に、飲み物容器のための装入開口５８をそれぞれ形
成している。２つの装入開口５８の間に、スライダ１８
はトラフ状のトレイ６０を有している。
支承されており、両旋回アーム５４は、スライダ１８の
開放時には、該スライダの側部から外方旋回させられ
る。旋回アーム５４の前部範囲は円弧状に構成されてい
る。この前部範囲はスライダ１８の円形の切欠き５７と
一緒に、飲み物容器のための装入開口５８をそれぞれ形
成している。２つの装入開口５８の間に、スライダ１８
はトラフ状のトレイ６０を有している。
【００２５】さらにスライダ１８には２つの支持体５６
が旋回可能に支承されており、両支持体５６はスライダ
１８が引き出された場合に、下方に向かってかつ横方向
で外方に向かって旋回される。支持体５６の外方旋回に
よって、各支持体５６の設置面６２は、それぞれ所属の
装入開口５８の下で中央に達している。設置面６２には
円形の隆起部６４が位置しており、この隆起部６４の上
には、本発明によるホルダ１０に装入される飲み物容器
が置かれる。
が旋回可能に支承されており、両支持体５６はスライダ
１８が引き出された場合に、下方に向かってかつ横方向
で外方に向かって旋回される。支持体５６の外方旋回に
よって、各支持体５６の設置面６２は、それぞれ所属の
装入開口５８の下で中央に達している。設置面６２には
円形の隆起部６４が位置しており、この隆起部６４の上
には、本発明によるホルダ１０に装入される飲み物容器
が置かれる。
【００２６】次に図２〜図５を参照しながら、本発明に
よるホルダ１０の旋回機構について述べるが、この場合
図２及び図４においては旋回アーム５４は外方旋回され
ており、かつ支持体５６は下方及び外方に向かって旋回
されている。また図３及び図５においては旋回アーム５
４は内方に向かって旋回されており、かつ支持体５６は
上方及び内方に向かって旋回されている。図４及び図５
においてはスライダ１８の下側の壁は取り除かれてい
る。
よるホルダ１０の旋回機構について述べるが、この場合
図２及び図４においては旋回アーム５４は外方旋回され
ており、かつ支持体５６は下方及び外方に向かって旋回
されている。また図３及び図５においては旋回アーム５
４は内方に向かって旋回されており、かつ支持体５６は
上方及び内方に向かって旋回されている。図４及び図５
においてはスライダ１８の下側の壁は取り除かれてい
る。
【００２７】旋回アーム５４はスライダ１８の背側範囲
にまで達しており、この背側範囲において旋回アーム５
４は、軸ピン６６，６７を用いて旋回可能に支承されて
いる。この軸ピン６６，６７は、スライダ１８の上側の
壁３０及び下側の壁に設けられた孔６８に係合してい
る。引張りコイルばね７０は、旋回アーム５４の後端部
を引き合わせており、これにより、旋回アーム５４の前
方部分は側方に向かってスライダ１８から旋回させられ
るようになっている。スライダ１８の押込み時に、旋回
アーム５４の外側における傾斜面７４は、ケーシング１
２の側壁２４に接触し（図１）、これによって内方に向
かって旋回される。この旋回された位置において傾斜面
７４は、側部においてスライダ１８から突出していない
（図５）。
にまで達しており、この背側範囲において旋回アーム５
４は、軸ピン６６，６７を用いて旋回可能に支承されて
いる。この軸ピン６６，６７は、スライダ１８の上側の
壁３０及び下側の壁に設けられた孔６８に係合してい
る。引張りコイルばね７０は、旋回アーム５４の後端部
を引き合わせており、これにより、旋回アーム５４の前
方部分は側方に向かってスライダ１８から旋回させられ
るようになっている。スライダ１８の押込み時に、旋回
アーム５４の外側における傾斜面７４は、ケーシング１
２の側壁２４に接触し（図１）、これによって内方に向
かって旋回される。この旋回された位置において傾斜面
７４は、側部においてスライダ１８から突出していない
（図５）。
【００２８】支持体５６は、鉛直軸線及び水平軸線を中
心にして旋回可能にスライダ１８に支承されている。す
なわち支持体５６はスライダ１８の背側範囲に、スライ
ダ１８及び旋回アーム５４に対してほぼ直角に延びてい
て水平方向に配置された旋回軸７６を有している。スラ
イダ１８の内側に向かって延びている旋回軸７６の端部
は、支承シュー７８に支承されており、この支承シュー
７８は、図３に示された上側位置から、図１及び図２に
示された下側位置への支持体５６の旋回運動を可能にす
る。支持体５６はその重力に基づいて下方に向かって旋
回する。支持体５６は、ケーシング１２の下側の縁部８
０（図１）に載っており、この縁部８０は支持体５６の
下方に向かっての旋回運動を制限し、かつケーシング１
２内へのスライダ１８の押込み時には、支持体５６を上
方に向かって押圧する。
心にして旋回可能にスライダ１８に支承されている。す
なわち支持体５６はスライダ１８の背側範囲に、スライ
ダ１８及び旋回アーム５４に対してほぼ直角に延びてい
て水平方向に配置された旋回軸７６を有している。スラ
イダ１８の内側に向かって延びている旋回軸７６の端部
は、支承シュー７８に支承されており、この支承シュー
７８は、図３に示された上側位置から、図１及び図２に
示された下側位置への支持体５６の旋回運動を可能にす
る。支持体５６はその重力に基づいて下方に向かって旋
回する。支持体５６は、ケーシング１２の下側の縁部８
０（図１）に載っており、この縁部８０は支持体５６の
下方に向かっての旋回運動を制限し、かつケーシング１
２内へのスライダ１８の押込み時には、支持体５６を上
方に向かって押圧する。
【００２９】支持体５６を側方に向かって旋回可能に支
承するために、支承シュー７８は、下方及び上方に向か
って突出したピン８１，８２を有しており、このピン８
１，８２は、上側の壁３０における孔８４と、スライダ
１８の下側の壁における同軸的な孔（図示せず）とに係
合している。旋回軸７６の、支承シュー７８とは反対側
の端部は、２つのピン８６，８８（図４及び図５）の間
に保持されている。この旋回軸端部は、旋回アーム５４
の旋回運動時に一緒に運動し、これによって支持体５６
はその側方への旋回運動のために駆動される。旋回アー
ム５４の軸ピン６６，６７に関連した支持体５６の旋回
ピン８１，８２の配置形式と、旋回軸７６を駆動する旋
回アーム５４の連行ピン８６，８８の配置形式とによっ
て、支持体５６の旋回角は、旋回アーム５４の旋回角の
半分の大きさになる。
承するために、支承シュー７８は、下方及び上方に向か
って突出したピン８１，８２を有しており、このピン８
１，８２は、上側の壁３０における孔８４と、スライダ
１８の下側の壁における同軸的な孔（図示せず）とに係
合している。旋回軸７６の、支承シュー７８とは反対側
の端部は、２つのピン８６，８８（図４及び図５）の間
に保持されている。この旋回軸端部は、旋回アーム５４
の旋回運動時に一緒に運動し、これによって支持体５６
はその側方への旋回運動のために駆動される。旋回アー
ム５４の軸ピン６６，６７に関連した支持体５６の旋回
ピン８１，８２の配置形式と、旋回軸７６を駆動する旋
回アーム５４の連行ピン８６，８８の配置形式とによっ
て、支持体５６の旋回角は、旋回アーム５４の旋回角の
半分の大きさになる。
【００３０】旋回アーム５４は、その旋回ピン６６に対
して接線方向に延びる短い切欠き９０を有しており、こ
の切欠き９０を貫いて支持体５６の上側の旋回ピン８２
は延びている。この切欠き９０は、スライダ１８に支承
された支持体５６の旋回ピン８２に対する、旋回アーム
５４の旋回運動を可能にする。切欠き９０は、より大き
な切欠き９２に移行しており、この大きな切欠き９２に
は支承シュー７８が配置されている。旋回アーム１８の
下側における横方向に延びる溝９４は、支持体５６の旋
回軸７６のためのスペースを提供している。
して接線方向に延びる短い切欠き９０を有しており、こ
の切欠き９０を貫いて支持体５６の上側の旋回ピン８２
は延びている。この切欠き９０は、スライダ１８に支承
された支持体５６の旋回ピン８２に対する、旋回アーム
５４の旋回運動を可能にする。切欠き９０は、より大き
な切欠き９２に移行しており、この大きな切欠き９２に
は支承シュー７８が配置されている。旋回アーム１８の
下側における横方向に延びる溝９４は、支持体５６の旋
回軸７６のためのスペースを提供している。
【図１】自動車のダッシュボードに取り付けられた本発
明によるホルダを示す斜視図である。
明によるホルダを示す斜視図である。
【図２】図１に示された本発明によるホルダのスライダ
を、外方旋回された旋回アーム及び支持体と共に示す斜
視図である。
を、外方旋回された旋回アーム及び支持体と共に示す斜
視図である。
【図３】図２に示されたスライダを、内方旋回された旋
回アーム及び支持体と共に示す図である。
回アーム及び支持体と共に示す図である。
【図４】図２に示されたスライダを下から見た図であ
る。
る。
【図５】図３に示されたスライダを下から見た図であ
る。
る。
１０ ホルダ、 １２ ケーシング、 １４ ダッシュ
ボード、 １６ ねじ、 １８ スライダ、 ２０ 滑
りレール、 ２４ 側壁、 ２６ 突子、 ２８ 長手
方向スロット、 ３０ 壁、 ３２ 巻条、 ３４ 渦
巻きばね、 ３６ 受容体、 ３８ 帯状端部、 ４０
液体緩衝エレメント、４２ 長手方向ガイド、４４
歯車、 ４６ ラック、 ４８ 長手方向スロット、５
０ カバー部材、 ５２ ボタン、５４ 旋回アーム、
５６ 支持体、 ５７ 切欠き、５８ 装入開口、 ６
０ トレイ、 ６２ 設置面、 ６４ 隆起部、 ６
６，６７ 軸ピン、 ６８ 孔、 ７０ 引張りコイル
ばね、 ７４ 傾斜面、 ７６ 旋回軸、 ７８ 支承
シュー、 ８０ 縁部、 ８１，８２ ピン、 ８４
孔、 ８６，８８ ピン、 ９０ 切欠き、 ９２ 切
欠き、 ９４ 溝
ボード、 １６ ねじ、 １８ スライダ、 ２０ 滑
りレール、 ２４ 側壁、 ２６ 突子、 ２８ 長手
方向スロット、 ３０ 壁、 ３２ 巻条、 ３４ 渦
巻きばね、 ３６ 受容体、 ３８ 帯状端部、 ４０
液体緩衝エレメント、４２ 長手方向ガイド、４４
歯車、 ４６ ラック、 ４８ 長手方向スロット、５
０ カバー部材、 ５２ ボタン、５４ 旋回アーム、
５６ 支持体、 ５７ 切欠き、５８ 装入開口、 ６
０ トレイ、 ６２ 設置面、 ６４ 隆起部、 ６
６，６７ 軸ピン、 ６８ 孔、 ７０ 引張りコイル
ばね、 ７４ 傾斜面、 ７６ 旋回軸、 ７８ 支承
シュー、 ８０ 縁部、 ８１，８２ ピン、 ８４
孔、 ８６，８８ ピン、 ９０ 切欠き、 ９２ 切
欠き、 ９４ 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリヒ ニーンハウス ドイツ連邦共和国 ナゴルト ウンテラ ー シュトイヒリング ヌンマー ７ (72)発明者 ベルント シェンク ドイツ連邦共和国 ホルプ ファザーネ ンシュトラーセ 55 (56)参考文献 特開 平６−8768（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−10076（ＪＰ，Ｕ) 実開 平７−23641（ＪＰ，Ｕ)
Claims (10)
- 【請求項１】 自動車における飲み物容器用のホルダで
あって、閉鎖位置から開放位置に抽出状に摺動可能なス
ライダが設けられており、スライダに、該スライダの引
出し時に部分的に横方向においてスライダを越えて突出
するように外方旋回し、これによりスライダと一緒に飲
み物容器のための装入開口を形成する旋回アームと、ス
ライダの引出し時に下方に向かって旋回する、飲み物容
器を支持するための支持体とが、支承されている形式の
ものにおいて、支持体（５６）が引出し時に横方向にお
いて、旋回アーム（５４）の旋回角度よりも小さな角度
だけ、外方旋回するようになっていることを特徴とす
る、飲み物容器用のホルダ。 - 【請求項２】 スライダ（１８）がばね部材（３４）に
よって開放位置にシフトされる、請求項１記載のホル
ダ。 - 【請求項３】 ばね部材が渦巻きばね（３４）である、
請求項２記載のホルダ。 - 【請求項４】 ホルダ（１０）が、スライダ（１８）の
開放運動を緩衝する液体緩衝エレメント（４０）を有し
ている、請求項１記載のホルダ。 - 【請求項５】 旋回アーム（５４）がばね部材（７０）
によって外方旋回される、請求項１記載のホルダ。 - 【請求項６】 支持体（５６）がスライダ（１８）によ
って強制案内されて横方向に旋回される、請求項１記載
のホルダ。 - 【請求項７】 支持体（５６）が旋回軸（７６）と堅く
結合されており、該旋回軸（７６）が、旋回アームに配
置された連行ピン（８６，８８）と、旋回アーム（５
４）の軸ピン（６６，６７）に対して間隔をおいて配置
された旋回ピン（８１，８２）とを介して、旋回アーム
（５４）に対して相対的に旋回可能である、請求項１記
載のホルダ。 - 【請求項８】 支持体（５６）が、旋回アーム（５６）
の旋回角度の半分だけ旋回する、請求項７記載のホル
ダ。 - 【請求項９】 ホルダ（１０）が、互いに等しく旋回可
能な２つの旋回アーム（５４）と、各旋回アーム（５
４）にそれぞれ配属された２つの支持体（５６）とを有
している、請求項１記載のホルダ。 - 【請求項１０】 スライダ(１８)が、自動車に取り付け
るように設けられたケーシング（１２）に引出し可能に
支承されている、請求項１記載のホルダ。
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|---|---|---|---|
| DE4444955.0 | 1994-12-16 | ||
| DE4444955A DE4444955A1 (de) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | Halter für Getränkebehälter |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08216766A JPH08216766A (ja) | 1996-08-27 |
| JP2664022B2 true JP2664022B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=6536048
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP7325869A Expired - Fee Related JP2664022B2 (ja) | 1994-12-16 | 1995-12-14 | 飲み物容器用のホルダ |
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| KR (1) | KR0139849B1 (ja) |
| DE (2) | DE4444955A1 (ja) |
| ES (1) | ES2124953T3 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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1995
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- 1995-12-14 JP JP7325869A patent/JP2664022B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-12-18 US US08/574,112 patent/US5692658A/en not_active Expired - Fee Related
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