JPH0536600Y2 - - Google Patents

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JPH0536600Y2
JPH0536600Y2 JP1987187605U JP18760587U JPH0536600Y2 JP H0536600 Y2 JPH0536600 Y2 JP H0536600Y2 JP 1987187605 U JP1987187605 U JP 1987187605U JP 18760587 U JP18760587 U JP 18760587U JP H0536600 Y2 JPH0536600 Y2 JP H0536600Y2
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JP
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spring seat
rod
tip
diameter
valve
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JP1987187605U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車輌用エンジンのヘツドにスプリン
グシートを装着するための装置に関する。
(従来技術) 車輌用エンジンのシリンダヘツドaに吸気弁及
び排気弁を組付けるには、第4図に示したような
吸気及び排気通路bに臨む各弁挿通孔cに、シリ
ンダ側からバルブガイドdを案内とする吸気用及
び排気用のバルブfを組付け、ついでシリンダヘ
ツドaの上面から、このバルブfを軸としてイン
ナーシートg、アウターシートh、インナースプ
リングi、アウタースプリングjを嵌込んだ上。
最後にバルブfに上端にコツタkを介してスプリ
ングリテーナlを固定するようにしている。
ところで、これらの部品組付けを自動化した装
置については本出願人がすでに特願昭61−112789
号において提案しているが、これらの部品のうち
でも特にアウター及びインナーの各スプリングシ
ートg,hは、リング状をなしていてしかも一方
の内径が他方の外径より大きいため、これを同時
に弁挿通孔内に落とし込んだような場合には、ア
ウタースプリングシートhがバルブガイドdのツ
バ部eに乗り上げたり、あるいはスプリングシー
トg,h同士が互いに重なり合つてしまうという
不都合が生じる。
(目的) 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、径を異にする2個
のスプリングシートを同時にかつ正確に嵌込むこ
とのできる新たな装置を提供することにある。
(目的を達成するための手段) すなわち、本考案はかかる目的を達成するため
の装置として、先端に大径スプリングシートの押
圧面を有し、かつ駆動部材に駆動されて軸方向に
進退動する押圧パイプと、先端に、小径スプリン
グシートの押圧面と大径スプリングシートの内径
よりも若干径の大きな大径スプリングシート保持
用膨出頭部とを有し、かつ常時押圧パイプの先端
から突出する方向に付勢された状態で押圧パイプ
内に没入可能に遊挿されたスリーブ状の外側ロツ
ドと、先端に、バルブガイドの先端に当接する部
分と、小径スプリングシートの内径よりも若干径
の大きな小径スプリングシート保持用膨出頭部と
を有し、かつ常時外側ロツドの先端から突出する
方向に付勢された状態で外側ロツド内に没入可能
に遊挿された内側ロツドと、からなつていて、各
ロツドに保持した大小2個のスプリングシートを
1回の操作によつて順に装着できるようにしたも
のである。
(実施例) そこで以下に本考案の詳細を図示した実施例に
基づいて説明する。
第1図及び第2図はスプリングシートの嵌込み
装置として構成した本考案の一実施例を示したも
のであつて、図中符号1はベツド2上に一体的に
立設された支柱で、第1図においては単一の支柱
1として画かれているが、この支柱1はシリンダ
ヘツド搬送コンベア3を挟んでその両側に対称的
に配設され、かつこれらの支柱1に取付けた後述
する嵌込み軸によりシリンダヘツドaに設けた吸
気側及び排気側の各弁挿通孔c,c内にアウター
及びインナーの各スプリングシートg,hを嵌込
むように構成されている。
すなわち上述した支柱1には、その前面に弁挿
通孔cの軸線に対して平行なガイドバー4が固設
され、ここには、ロツドレスシリンダ5が上下に
摺動自在に取付けられており、またこのガイドバ
ー4の下端から前方に突出したブラケツト7に
は、弁挿通孔cの軸線に沿つてブツシユ8が固定
され、ここにはロツドレスシリンダ5に設けた横
溝6にピン11を介して係合した嵌込み軸10が
上下に摺動し得るように、かつ着脱自在に挿通さ
れている。
この嵌込み軸10は、摺動自在に嵌合わされた
内側ロツド12と、外側ロツド18と押圧パイプ
23によつて構成され、中心に位置する内側ロツ
ド12は、インナースプリングシートgの内径よ
り若干細く形成されていて、その先端には、コレ
ツト状の切割り13とバルブfの先端に嵌合する
穴14が設けられ、かつ外周には、インナースプ
リングシートgを保持するテーパー状の膨大部1
5が形成されていて、常時嵌込み軸10内のスプ
リング16に付勢されて、その先端部を後述する
外側ロツド18の先端から露出させるように摺動
自在に嵌込まれている。
また、外側ロツド18は、アウタースプリング
シートhの内径より若干細く形成され、その先端
は第1のロツド12と同様、コレツト状の切割り
19を有するテーパー状の膨大部20として形成
されていて、ここにアウタースプリングシートh
を保持するように構成され、常時は嵌込み軸10
内のスプリング21に付勢されて、その先端部を
後述する押圧パイプ23の先端から突出させるよ
うに摺動自在に嵌込まれている。
これに対して内側及び外側のロツド12,18
を収容した押圧ロツド23は、その後端に設けた
ピン11を介してロツドレスシリンダ5に駆動さ
れ、スプリング16,21を介して内側及び外側
のロツド12,18にこの駆動力を伝達するよう
に構成されている。
一方、上記した支柱1の上部ブラケツト25に
は、前方に向けて開いた2つの嵌合溝26,27
が嵌込み軸10を挟むようにしてその両側に設け
られ、また支柱1の下部ブラケツト28には、嵌
込み軸10を挟むようにしてこれと同一平面上に
左右一対の支持ブロツク30,31が固設され、
かつこれらのブロツク30,31上にはシートガ
イド34,35が設けられていて、各シートガイ
ド34,35には、一方に多数のアウタースプリ
ングシールhを、他方に多数のインナースプリン
グシールgをそれぞれ挿通した各ストツクバー3
6,37が着脱自在に取付けられている。
他方、上記した支持ブロツク30,31には、
各シートガイド34,35の下方に、嵌込み軸1
0に向かう摺動孔32,33が段違い状に設けら
れ、これらの各摺動孔32,33には、それぞれ
先端にアウタースプリングシートh、インナース
プリングシートgを載置する凹部40,41及び
外側ロツド18と内側ロツド12が貫通する孔4
2,43を設けたアウタースプリングシート供給
板44とインナースプリングシート供給板45が
それぞれ上下の関係を持つように摺動自在に挿通
された上、これらの後端に配設されたシリンダ4
6,47に駆動されて嵌込み軸10の直下と各シ
ートガイド34,35の直下の間を往復動するよ
うに取付けられている。
なお、図中符号48は支柱1に設けた下降規制
用のシリンダで、そのストツパ用のロツド49を
出没させることにより、内側及び外側ロツド1
2,18の各先端が上記した供給板44,45内
に嵌入した位置でロツドレスシリンダ5を停止さ
せたり通過させたりするように構成されている。
つぎに上述した装置によるスプリングシートの
嵌込み動作を説明する。
シリンダヘツドaのバルブ軸芯が嵌込み軸10
の軸芯と一致するようにシリンダヘツドaが搬送
コンベア3によつて送られてくると、左右のシー
ト供給板44,45はそれぞれシリンダ46,4
7に駆動されて内方へ移動し、各しーとガイド3
4,35から先端凹部40,41に供給されたア
ウタースプリングシートhとインナースプリング
シートgをそれぞれ嵌込み軸10の直下に段違い
状に位置させる。
この供給動作が終了すると、つぎに下降規制用
のシリンダ48は、そのストツパ用ロツド49を
ロツドレスシリンダ5の移動経路内に突出させ、
またこれと同時に第1図に状態から作動を始めた
ロツドレスシリンダ5は、横溝6に係合したピン
11を介して嵌込み軸10を降下させ、スプリン
グ16,21に付勢されて押圧パイプ23からそ
れぞれ突出した内側ロツド12と外側ロツド18
の各先端をそれぞれ供給板44,45の各孔4
2,43内に貫入させる(第3図a)。
これにより、各ロツド12,18のコレツト状
をなす先端部は、そこに設けた切割り13,19
により縮径してそれぞれインナースプリングシー
トgとアウタースプリングシートhを保持するか
ら、つぎにロツドレスシリンダ5を逆向きに作動
させて嵌込み軸10をもとの位置に引上げる。
そしてつぎに、下降規制用シリンダ48をもつ
てストツパ用ロツド49を後退させた上で再びロ
ツドレスシンダ5を下降させると、これと一体と
なつた嵌込み軸10は、下部ブラケツト28の孔
29を通つてシリンダヘツドaの弁挿通孔c内に
入り、はじめにその下端に突出している内側ロツ
ド12をバルブfの先端に嵌合させる(第3図
b)。
そしてこの状態でさらに嵌込み軸10を下降さ
せると、バルブfの先端位置で下降を阻止された
内側ロツド12に対し、スプリング21を介して
押圧パイプ23と一体となつた外側ロツド18は
さらに下降を続け、その先端でもつてインナース
プリングシートgを押圧してこれを内側ロツド1
2から外し、バルブガイドdのツバ部e上に載置
する。一方、押圧パイプ23は、ツバ部eによつ
て下降を阻止された外側ロツド18に対してさら
に下降を続け、その先端でアウタースプリングシ
ートhを押圧し、これを外側ロツド18から外し
て弁挿入孔cの段部に当接させる(第3図c)。
そして以上の下降動作が終わると、ロツドレス
シリンダ5は嵌込み軸10を伴つて上昇し第1図
に示した位置に復帰して嵌込み動作の1サイクル
を終了する。
なお、以上はスプリングシートg,hを嵌込み
対象物として説明したものであるが、これ以外に
径を異にする2個のリング状物品を嵌込む場合に
も本考案装置を適用することができる。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、先端を大径
スプリングシートの押圧面となした押圧パイプの
内部に、先端を小径スプリングシートの押圧面と
なした大径スプリングシート保持用の外側ロツド
を没入可能に遊挿し、さらにこの外側ロツドの内
部に、バルブガイドの先端に当接して没入する小
径スプリングシート保持用の内側ロツドを遊挿し
たので、押圧パイプをシリンダヘツドの弁挿入孔
内に突入させることにより、はじめにバルブガイ
ドに当接した内側ロツドを外側ロツド内に没入さ
せつつ外側ロツドにより小径スプリングシートを
所要の位置に装着し、ついで外側ロツドを押圧パ
イプ内に没入させつつ押圧パイプにより大径スプ
リングシートを所要の位置に装着するというよう
に、小径スプリングシートから大径スプリングシ
ートへと互いに他方のロツドからスプリングシー
トを外しつつ、1回の装着操作によつてこれらを
順に装着することを可能となして、この種のスプ
リングシートの組付け効率を大巾に向上させると
同時に、これら相互の重なり合いや位置ズレ等を
防ぎながら正確な装着を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す装置の側面
図、第2図は同上装置の正面図、第3図a乃至c
はリング状物品の嵌込み動作を示した図、第4図
は吸(排)気弁の組立て図である。 3……搬送コンベア、5……ロツドレスシリン
ダ、10……嵌込み軸、12……内側ロツド、1
8……外側ロツド、23……押圧パイプ、36,
37……ストツクバー、44,45……シート供
給板、a……シリンダヘツド、c……弁挿通孔、
d……バルブガイド、g,h……スプリングシー
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端に大径スプリングシートの押圧面を有し、
    かつ駆動部材に駆動されて軸方向に進退動する押
    圧パイプと、 先端に、小径スプリングシートの押圧面と、上
    記大径スプリングシートの内径よりも若干径の大
    きな大径スプリングシート保持用膨出頭部とを有
    し、かつ常時上記押圧パイプの先端から突出する
    方向に付勢された状態で上記押圧パイプ内に没入
    可能に遊挿されたスリーブ状の外側ロツドと、 先端に、バルブガイドの先端に当接する部分
    と、上記小径スプリングシートの内径よりも若干
    径の大きな小径スプリングシート保持用膨出頭部
    とを有し、かつ常時上記外側ロツドの先端から突
    出する方向に付勢された状態で上記外側ロツド内
    に没入可能に遊挿された内側ロツドと、 からなるスプリングシートの装着装置。
JP1987187605U 1987-12-08 1987-12-08 Expired - Lifetime JPH0536600Y2 (ja)

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JP1987187605U JPH0536600Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08

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JP1987187605U JPH0536600Y2 (ja) 1987-12-08 1987-12-08

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JPH0192335U JPH0192335U (ja) 1989-06-16
JPH0536600Y2 true JPH0536600Y2 (ja) 1993-09-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57106438A (en) * 1980-12-23 1982-07-02 Honda Motor Co Ltd Equipment for simultaneously thrusting valve guide and valve seat
JPS58223538A (ja) * 1982-06-19 1983-12-26 Nissan Motor Co Ltd リング装着装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57106438A (en) * 1980-12-23 1982-07-02 Honda Motor Co Ltd Equipment for simultaneously thrusting valve guide and valve seat
JPS58223538A (ja) * 1982-06-19 1983-12-26 Nissan Motor Co Ltd リング装着装置

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JPH0192335U (ja) 1989-06-16

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