JPH0511942Y2 - - Google Patents

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JPH0511942Y2
JPH0511942Y2 JP17628487U JP17628487U JPH0511942Y2 JP H0511942 Y2 JPH0511942 Y2 JP H0511942Y2 JP 17628487 U JP17628487 U JP 17628487U JP 17628487 U JP17628487 U JP 17628487U JP H0511942 Y2 JPH0511942 Y2 JP H0511942Y2
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valve guide
rod
holder
rocking plates
rocking
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシリンダヘツドのバルブガイドへスプ
リングシートやステムシールのような小物部品を
組付けるための組付け装置に関する。
(従来技術) シリンダヘツドに圧入されているバルブガイド
にスプリングシートやステムシールといつた小物
部品を組付ける場合、シリンダヘツド上に立設し
たカムホルダーがこれら部品の組付け経路に突出
して邪魔になるため、これまではカムホルダーを
シリンダヘツドから取外した上でスプリングシー
ト等を組付けるようにしていた。
ところが、このような組付け手法ではカムホル
ダーの取外しと組付けに余計な手間がかかるばか
りでなく、シリンダヘツド本体とカムホルダーに
はカムシヤフト組込み孔の真円精度が要求されて
いる関係上一体加工が施されるため、さきにカム
ホルダーを取外すと他のシリンダに組合わすべき
カムホルダーと混合して誤組みのトラブルを生じ
かねない虞れがある。
(目的) 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、カムホルダーがシ
リンダヘツドに組付けられた状態のまま小物部品
をガイドバルブへ組付けることのできる新たな組
付け装置を提供することにある。
(目的を達成するための手段) すなわち、本考案はかかる目的を達成するため
のバルブガイドへの小物部品の組付け装置とし
て、歯車5同士の噛合いにより互いに開閉動可能
に枢支された少なくとも一対の揺動板6R,6L
と、対をなす上記揺動板6R,6Lの一方を回動
する駆動部材17,18と、上記各揺動板6R,
6Lの一端に摺動可能に支持され、かつ先端にバ
ルブガイドVへ組付けるべき小物部品W1,W2
を保持するホルダー8を備えたロツド9と、該ロ
ツド9を、上記バルブガイドVに向けて進退動さ
せる駆動部材27,28とによつて構成したもの
である。
(実施例) そこで以下に本考案の詳細を図示した実施例に
基づいて説明する。
図面は本考案の一実施例として、4シリンダエ
ンジンのシリンダヘツドに設けたバルブガイドへ
スプリングシートとステムシールを組付けるよう
構成した組付け装置を示したものである。
図において符号1は、左右一対のレール2,2
に案内され、かつシリンダMに駆動されてステム
シールw1及びスプリングシートw2の供給位置と
シリンダヘツドへの組付け位置間を移動する組付
け装置本体で、この装置本体1の一側には、2本
1組をなす4組の軸受3……が装置の長手方向に
縦に列設されており、これらの各軸受3……に
は、歯車軸4……と一体となつた左右一対をなす
4組の揺動板6R,6L……が、各組面に歯車
5,5同士を噛合わせた状態で回動自在に軸支さ
れている。
これらの各対をなす揺動板6R,6Lは、シリ
ンダヘツドH上のカムホルダーCを跨ぐべく拡開
し、保持したステムシールw1とスプリングシー
ルw2をバルブガイドVへ組付けるべく閉止する
よう互いに対称的な動きをする部材で、これらの
先端部に設けた縦向き摺動孔7,7には、上端を
ステムシールw1とスプリングシートw2のホルダ
ー8となしたロツド9が、揺動板6上面に介装し
たコイルバネ11により弱い上向き付勢力を受け
た状態で上下に揺動自在に取付けられ、また、先
端の内側に設けた切欠き縁は、左右の揺動板6
R,6Lが閉止方向に回動した際、ここに入り込
むようにして本体1上面に固定したストツパ13
の位置決め調整ピン14と当接して、ホルダー8
の軸心とカムホルダーHの軸心を一致させる位置
決め縁12,12として形成され、さらに先端外
側縁15,15は揺動板6R,6Lが拡開した
際、隣接する他の組の揺動板6の外側縁15,1
5と当接しないように拡開量が規制されるように
構成されている。
17は装置本体1の長手方向一側に設けた操作
バーで、装置本体1の一端に配設したシリンダ1
8により長手方向に進退動し、ピン19……をも
つて結合した各対をなす一方の揺動板6R……の
他端16に作用して、歯車5,5により結合し合
つた対をなす各組の揺動板6R,6L……を同時
に開閉動させるように構成されている。
一方、22はロツド9をバルブガイドVに向け
て押上げる押上げ機構で、この押上げ機構22
は、垂設されたガイドレール23に摺動自在に取
付けられたスライダ24と、ブラケツト25を介
してこのスライダ24に固定され、かつ上面に各
ロツド9……の下端と当接する突起26……を備
えた押上げ台27とによつて構成されていて、ス
ライダ24に作用するシリンダ28により各ロツ
ド9……を同時に押上げ駆動するように構成され
ている。
なお、第1図中符号20は操作バー17のスト
ロークを調整するストツパを示しており、また第
3図中符号sはスプリングシートの有無を検出す
るセンサ、30は押上げ台22の下降時にロツド
9の下端に突設したフランジ部材10と係合して
ロツド9を下降させるための係止部材をそれぞれ
示している。
このように構成された装置において、はじめに
部品供給位置に配設した図示しないフイーダーに
より組付け装置本体1の各ホルダー8……内にス
テムシールw1とスプリングシートw2がセツトと
して供給されると、装置本体1はガイドレール
2,2上を走行して組付け位置に達する。
そして装置本体1が組付け位置で停止すると、
はじめにシリンダ18は操作バー17を図中左方
へ移動させ、この操作バー17にピン19をもつ
て結合した一方の揺動板6R……を歯車軸4を支
点として図中時計方向に回動させるとともに、こ
れと歯車5,5を介して結合した他方の揺動板6
L……を図中反時計方向に回動し、各対をなす左
右の揺動板6R,6L……を第1図の2点鎖線で
示したような位置に拡開させる。
これにより一対の揺動板6R,6Lの各先端に
設けたロツド9,9は第4図の実線位置へ離間し
てシリンダヘツドHに設けたカムホルダーCを跨
ぐような位置に変位するから、つぎにこれに伴つ
て作動を始めたシリンダ28が押上げ台27を上
昇させ、その上面に設けた各突起26……を介し
てロツド9……を半ピツチ押上げる。
このため各ロツド9……端のホルダー8……に
よつて保持されたステムシールw1とスプリング
シートw2はカムホルダーCに触れることなくバ
ルブガイドVに接近するから、つぎにこの位置で
操作バー17をストツパ20に当接するまで図中
右方へ移動し、これとピン結合した一方の揺動板
6Rと、この揺動板6Rに歯車結合した他方の揺
動板6Lをさきと逆に回動し、それぞれの先端に
設けたロツド9,9の軸心を各バルブガイドV,
Vの軸心に一致させた上、再び押上げ台17を介
して各ロツド9……を上昇させて、ホルダー8に
保持されたスプリングシートw2とステムシール
w1をバルブガイドVの下端に嵌合する。
そしてこれら一連の動作が終了したら、最後に
さきと逆に押上げ台27を下降させ、これと一体
をなす係止部材30をロツド9下端のフランジ1
0に係合させつつ、ホルダー8を下端まで引戻
す。
なおスプリングシートw2が組付けられること
なくホルダー8内に残つたような場合には、この
ホルダー8の下降動作の際、センサsがこの状態
を直ちに検出し、その検出出力によりブザー等を
動作させて作業者に異常を知らせる。
以上は、バルブガイドVへスプリングシート
w2とステムシールw1を組付ける装置の例によつ
て本考案を説明したものであるが、他にリテー
ナ、コツタ等の小物部品を組付ける装置にも本考
案を適用することができる。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、駆動部材に
駆動されて開閉動する一対の揺動板の各端部に、
バルブガイドへ組付けるべき小物部品を保持する
杆状のホルダーを揺動自在に取付けてこのホルダ
ーを駆動部材によりバルブガイドに向けて進退動
させるようにしたので、各ホルダーをバルブガイ
ドに向けて前進動させる過程でこれらを離間し接
近させる操作を行なうことによつて、シリンダヘ
ツド上のカムホルダを跨ぐようにして容易に小物
部品をバルブガイドに組付けることができ、この
種部品のバルブガイドへの組付け工程を著しく削
減することができる。
しかも対をなす揺動板を歯車を介して結合した
ので、一方の揺動板のみを回動操作することによ
り、対をなす2つの揺動板を対称的に開閉動作さ
せることを可能となして、駆動機構の大巾な簡素
化を図るとともにカムホルダを挟んでその両側に
対照的に配設したバルブガイドの小物部品を同時
に組付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す装置の上面
図、第2図は同上装置を一部切欠いて示した側面
図、第3図は同上装置を断面で示した正面図、第
4図は組付け動作を示した図である。 1……組付け装置本体、5……歯車、6R,6
L……揺動板、8……ホルダー、17……操作レ
バー、22……押上げ機構、w1……ステムシー
ル、w2……スプリングシート、H……シリンダ
ヘツド、V……バルブガイド、C……カムホル
ダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 歯車5同士の噛合いにより互いに開閉動可能に
    枢支された少なくとも一対の揺動板6R,6L
    と、対をなす上記揺動板6R,6Lの一方を回動
    する駆動部材17,18と、上記各揺動板6R,
    6Lの一端に摺動可能に支持され、かつ先端にバ
    ルブガイドVへ組付けるべき小物部品W1,W2
    を保持するホルダー8を備えたロツド9と、該ロ
    ツド9を、上記バルブガイドVに向けて進退動さ
    せる駆動部材27,28とからなるシリンダヘツ
    ドのバルブガイドへ小物部品を組付ける組付け装
    置。
JP17628487U 1987-11-18 1987-11-18 Expired - Lifetime JPH0511942Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17628487U JPH0511942Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18

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JP17628487U JPH0511942Y2 (ja) 1987-11-18 1987-11-18

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Publication Number Publication Date
JPH0181234U JPH0181234U (ja) 1989-05-31
JPH0511942Y2 true JPH0511942Y2 (ja) 1993-03-25

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