JPH0788734A - プラネタリーギヤ組立装置 - Google Patents

プラネタリーギヤ組立装置

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JPH0788734A
JPH0788734A JP5236497A JP23649793A JPH0788734A JP H0788734 A JPH0788734 A JP H0788734A JP 5236497 A JP5236497 A JP 5236497A JP 23649793 A JP23649793 A JP 23649793A JP H0788734 A JPH0788734 A JP H0788734A
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JP
Japan
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pinion
carrier body
pinion gear
shaft
gear
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JP5236497A
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Inventor
Wataru Takada
亘 高田
Shinobu Kobayashi
忍 小林
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プラネタリーキャリア本体にピニ
オンギヤを効率良く組み付けることの出来る組立装置に
関する。 【構成】 仮組みしたピニオンギヤGを送給手段2によ
って滑動させて送給し、この送給されたピニオンギヤG
を押出し手段4によって滑動方向に沿って押出してキャ
リア本体H内に装入する。そして、装入されたピニオン
ギヤGとキャリア本体Hとを下方から昇降自在な仮位置
決めピン37によって位置決めし、上方に設けたピニオ
ンシャフト押込み手段6によってピニオンシャフトPを
挿入する。この際、仮位置決めピン37は降下させる。
また、押出し手段4によって2個のピニオンギヤGを同
時にキャリア本体H内に装入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラネタリーキャリア
本体にピニオンギヤを効率良く組み付けることの出来る
組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車のトランスミッショ
ン等の構成部品には遊星歯車機構が用いられているが、
このような遊星歯車機構のプラネタリーキャリヤ本体に
ピニオンギヤを組み付けるような装置として、例えば実
公平1―35790号とか実公平1―35791号のよ
うな組付装置が知られている。そして、これらの装置で
はキャリヤ本体にピニオンギヤを装入する際、仮組みし
たピニオンギヤにダミーシャフトを挿通せしめた後、上
下、両側方から挟み付けるように保持して持ち上げた
後、キャリア本体側に移送してキャリア内の所定位置に
装入・位置決めし、正規のピニオンシャフトを上方から
挿入することで、ダミーシャフトを下方に押出して回収
するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように仮
組みしたピニオンギヤを上下、両側方から挟持した状態
で持上げ移動させると、移送する途中で仮組みしたニー
ドルピンが脱落したり又は倒れたりするような不具合を
招く虞れがあり、また、高さ方向のずれによってキャリ
ア本体内へ装入する際、装入不良等を招く等の問題があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は仮組みしたピニオンギヤを滑動させて送給
する送給手段と、送給されたピニオンギヤを滑動方向に
沿って押出してキャリア本体内に装入する押出し手段
と、装入されたピニオンギヤのシャフト挿入部に向けて
昇降自在な仮位置決めピンと、この仮位置決めピンに対
向するピニオンシャフト押込み手段を設けた。また、前
記押出し手段によって複数のピニオンギヤを同時にキャ
リア本体内に装入するようにした。
【0005】
【作用】送給手段で滑動させて送給したピニオンギヤ
を、押出し手段で滑動方向に沿って押出してキャリア本
体内の装入することで、仮組み状態を崩さないで円滑に
装入することが出来る。そして、キャリア本体に装入さ
れたピニオンギヤのシャフト挿入部に仮位置決めピンを
挿入して位置決めした後、ピニオンシャフト押込み手段
によってピニオンシャフトを挿入しながら同時に仮位置
決めピンを引抜く。また、押出し手段によって同時に複
数のピニオンギヤを装入することで、作業が効率的に行
われる。
【0006】
【実施例】本発明のプラネタリーギヤアッシ組立装置の
実施例について添付した図面に基づき説明する。図1は
プラネタリーギヤアッシ組立装置の正面図、図2は同平
面図、図3は側面図である。
【0007】本発明のプラネタリーギヤ組立装置は、後
述する図6に示すように、予め仮組みしたピニオンギヤ
Gをキャリア本体H内に装入し、このピニオンギヤGの
シャフト挿入部Goをキャリア本体Hのシャフト挿通孔
Hoに合せて位置決めした後、このシャフト挿通孔Ho
からピニオンシャフトPを挿入して一体的に組み立てる
ようにした組立装置であり、このキャリア本体Hには例
えば円周方向に沿って8個のピニオンギヤGが組込まれ
る。
【0008】そして、このピニオンギヤGの内周部に
は、円周方向に沿って複数のニードルローラGrがお互
いに密接状に組込まれており、これらニードルローラG
rによって囲まれる中央空間部がシャフト挿入部Goと
して構成されるとともに、ピニオンギヤGの上下には複
数のワッシャGwが仮組みされている。
【0009】また、キャリア本体Hは、中央に筒部が設
けられた上面部Huと、中央に貫通孔が設けられた下面
部Hdと、これら上面部Huと下面部Hdとを円周方向
の数箇所で連結する壁面部Hsを備え、これら壁面部H
s以外の側面は開放されて開放部Kとされるとともに、
上面部Huと下面部Hdには、円周方向に沿ってそれぞ
れ8個のシャフト挿通孔Hoが対応して設けられてい
る。
【0010】そこで本装置は、仮組みしたピニオンギヤ
Gを水平方向に滑動させて送給するとともに、この送給
したピニオンギヤGを滑動方向に沿ってキャリア本体H
内に押込んで装入し、仮位置決めピン37によって位置
決めした後、上方から下方に向けて垂直方向にピニオン
シャフトPを押込むようにしている。
【0011】このため、図1に示すように、本装置の基
台1の上部にはピニオンギヤGを水平に滑動させて送給
する送給手段2が設けられ、この送給手段2の送給方向
の延長線上にはキャリア本体Hを所定位置に保持する保
持手段3が設けられている。また前記送給手段2の送給
端部には、キャリア本体H内に向けてピニオンギヤGを
装入する押出し手段4が設けられている。
【0012】そして前記保持手段3の近傍下方には、キ
ャリア本体H内のピニオンギヤGを所定位置に仮位置決
めする位置決め手段5が設けられ、また、この位置決め
手段5の上方にはピニオンシャフト押込み手段6が設け
られている。
【0013】また、本装置の第1構成例には、2個のピ
ニオンギヤGを同時にキャリア本体H内に装入した後、
一方側のピニオンギヤGの位置を僅かに偏位させて所定
の位置にセットする位置合せ手段7(図2、図3)が設
けられており、また、後述する第2構成例では2個のピ
ニオンギヤGをキャリア本体H内に装入した時点で所望
の位置にセットされるようにして、特に位置合せ手段7
を設けられていない。また、前記ピニオンシャフト押込
み手段6の近傍にはピニオンシャフト送り手段8を設け
ている。
【0014】それでは各手段の構成に細部について順次
説明する。
【0015】前記送給手段2は、図1に示すように、仮
組みしたピニオンギヤGの上下面を挟んで滑動をガイド
する一対の上・下面ガイド部材9、10と、送給方向に
沿って不図示の駆動源によって往復動自在なリフトシリ
ンダユニット11と、このリフトシリンダユニット11
によって昇降自在な複数のトランスファバー12を備
え、このトランスファバー12を夫々のピニオンギヤG
のシャフト挿入部Goに挿入してシャトル送りするよう
にしている。
【0016】つまり、図1のA―A方向からみた部分図
である図4に示すように、リフトシリンダユニット11
には摺動部材13が連結され、この摺動部材13が基台
1側の摺動ガイド14に沿って不図示の駆動源によって
往復動自在にされるとともに、このリフトシリンダユニ
ット11のシリンダロッド11a上端に結合するプレー
ト15上に、2本のトランスファバー12、12を1組
とする複数組のトランスファバー12、…が所定間隔で
立設されている。そして、このトランスファバー12の
組間隔は、前記摺動部材13の往復動ストロークに一致
させている。
【0017】また、前記下面ガイド部材10の中央部に
は、トランスファバー12を挿通せしめることの出来る
長穴10aが設けられ、この長穴10aは送給方向に沿
って長い貫通孔として形成されるとともに、前記上面ガ
イド部材9の下面中央部には、送給方向に沿って長い長
溝9aが刻設されている。
【0018】そして、前記リフトシリンダユニット11
の作動によってトランスファバー12が上昇すると、そ
の先端が上面ガイド部材9下面の長溝9a内に入り込
み、また、下降するとその先端が下面ガイド部材10よ
り下方に下がるようにしている。
【0019】このため、図5に示すように、ピニオンギ
ヤGを所定位置にセットした後、リフトシリンダユニッ
ト11を上昇作動させて、トランスファバー12をピニ
オンギヤGのシャフト挿入部Goに挿通させ、次いでリ
フトシリンダユニット11を前進させて所定ストローク
送った後、リフトシリンダユニット11を降下作動させ
て、トランスファバー12とピニオンギヤGの係合を解
き、リフトシリンダユニット11を後退させて原位置に
復帰させる。そして、このような操作を繰り返すことで
複数のピニオンギヤGを所定間隔でシャトル送りするこ
とが出来る。
【0020】次に前記保持手段3について図1及至図3
に基づき説明する。
【0021】保持手段3は、キャリア本体Hの開放部K
をピニオンギヤGの送給方向に向かせて位置決めするも
のであり、キャリア本体Hを垂直軸まわりに回転させる
インデックス機構を備えている。
【0022】すなわち、保持手段3は、図1に示すよう
なインデックスモータ15と、このインデックスモータ
15によって垂直軸廻りに回転自在なワーク支承台16
と、インデックスモータ15の回転角を検知するセンサ
17を備え、前記ワーク支承台16の中央部には、図6
に示すような上方に向けて突出する突出部16aが設け
られて、前記キャリア本体Hの上面部Huの中央筒内に
嵌合可能とされている。
【0023】また、図1の部分拡大図である図7、及び
ワーク支承台の平面図である図8に示すように、ワーク
支承台16の周縁上部にはワーク保持部材18を取付け
ており、このワーク保持部材18は、前記ワーク支承台
16の周囲を囲む環状リング20と、この環状リング2
0に所定間隔で取付けられる4個のストッパ片21と、
中央が凹部となる切込部材22を備えている。
【0024】また、ワーク支承台16の所定部には、前
記切込部材22の凹部内に係合して、ワーク保持部材1
8の位相を合せる位相合せ部材23が固着され、また、
この位相合せ部材23には、キャリア本体Hを位相合せ
するピン23aが突設されている。
【0025】つまり、前記キャリア本体Hの下面部Hd
には、前記ピン23aに嵌合することの出来る孔が設け
られており、この孔をピン23aに挿入して位置決めす
る。そして、キャリア本体Hを位置決めした状態で、下
面部Hdの上面が前記下面ガイド部材10の上面の高さ
と略一致するようにしている。
【0026】また、ワーク支承台16には、キャリア本
体Hのシャフト挿通孔Hoの位置に合せて複数のピン孔
16b、…を穿設しており、また、前記ストッパ片21
には、これら2ヶ所のピン孔16b内に臨むことの出来
る一対の突起部21aを形成し、この突起部21aの先
端を上方に折曲げて、前キャリア本体Hの下面部Hdの
下面附近に臨ませている。そして、このストッパ片21
の突起部21aによって、上方からピニオンシャフトP
を挿入した際ピニオンシャフトPの下端面を支持して、
キャリア本体HからピニオンシャフトPが抜け出さない
ようにしている。
【0027】次に、前記押出し手段4について説明す
る。
【0028】押出し手段4は、図1及至図3に示すよう
に、前記送給手段2によってシャトル送りされた一番端
の一対のピニオンギヤG、Gの周囲を保持して、前記キ
ャリア本体H内に押込むためのものであり、ピニオンギ
ヤGの周囲を保持する一対のチャック爪25を開閉作動
させるチャックシリンダユニット26と、このチャック
爪25、チャックシリンダユニット26を押出し方向に
沿って進退動させるための押出しシリンダユニット27
と、これらチャック爪25、チャックシリンダユニット
26、押出しシリンダユニット27を一体的に昇降動さ
せるための昇降シリンダユニット28を備えており、こ
の昇降シリンダユニット28は基台1に取付けた支持板
30に固着されている。
【0029】そして、例えばピニオンギヤGが送給末端
まで送られてくると、図5に示すようにそれまで上方で
待機していたチャック爪25が降下し、チャックシリン
ダユニット26が作動してワッシャGwを含めてピニオ
ンギヤG、G全体の外周を保持する。
【0030】次いで、押出しシリンダユニット27が作
動して、一対のピニオンギヤG、Gを下面ガイド部材1
0上に沿ってスライドさせながらキャリア本体H内に押
込むが、この際、内周部のニードルローラGrは円周方
向に沿ってお互いに密接し合っているため、水平に押動
するだけでは倒れたり傾いたりするような不具合は発生
しない。
【0031】次に、前記位置合せ手段7について図2及
び図9に基づき説明する。
【0032】位置合せ手段7は、キャリア本体H内に2
つのピニオンギヤGを装入した後、一方のピニオンギヤ
Gの位置を僅かに偏位させて、ピニオンギヤGのシャフ
ト挿入部とキャリア本体Hのシャフト挿通孔の位置合せ
を行うものであり、例えばキャリア本体Hの開放部Kの
位置関係から、2個のピニオンギヤGを装入すると同時
に両者を位置合せすることが出来ないような際に設けら
れるものである。
【0033】そして、2個のピニオンギヤGを装入する
と同時にキャリア本体HとピニオンギヤGを位置合せす
るようにした第2構成例については後述する。
【0034】そして、この位置合せ手段7は、図9に示
すように、基台1側に固定されるシリンダ31と、この
シリンダ31から延出し且つ複数の揺動リンク32、3
2に連結されるロッド部33と、このロッド部33先端
の押動部34を備え、この押動部34の先端面にはピニ
オンギヤGの外周の一部を保持する凹部が形成されてい
る。また、前記一方の揺動リンク32端部に当接してシ
リンダ31の作動量を規制するストッパ35を設けてい
る。
【0035】このため、シリンダ31の作動によって押
動部34が所定ストローク前進すると、キャリア本体H
内の一方側のピニオンギヤGはこれに押されて所定の位
置に合せられる。
【0036】次に、前記位置決め手段5について説明す
る。
【0037】位置決め手段5は、キャリア本体H内に装
入されたピニオンギヤGのシャフト挿入部Goを、キャ
リア本体Hのシャフト挿通孔Hoに位置合せした後、ピ
ニオンシャフトPを挿入して両者H、Gを一体化するま
での間、仮に位置決めしておくものであり、図1に示す
ように、基台1側に支持される昇降シリンダユニット3
6と、この昇降シリンダユニット36のロッド先端に取
付けられた仮位置決めピン37を備えている。
【0038】そして、この昇降シリンダユニット36と
仮位置決めピン37は、図5のB―B線断面図である図
10、及び図5のC―C線断面図である図11に示すよ
うに、2つの昇降シリンダユニット36、36と、2つ
の仮位置決めピン37、37を備えており、これら仮位
置決めピン37、37はワーク支承台16のピン孔16
bのうち、前記要領で装入された2つのピニオンギヤG
に対応する箇所の下方に臨んでいる。
【0039】また、仮位置決めピン37の先端は、基台
1側のガイド部材38によって摺動自在に支えられると
ともに、この仮位置決めピン37の外周面には図6に示
すように長手方向に沿って切欠き37aが設けられ、こ
の切欠き37aは前記ストッパ片21の突起部21aの
形状に合せて切り込まれている。
【0040】そして、前記昇降シリンダユニット36の
作動によって仮位置決めピン37が上昇すると、仮位置
決めピン37は、ワーク支承台16のピン孔16bを通
してキャリア本体Hの下面部Hdのシャフト挿通孔H
o、及びピニオンギアGのシャフト挿入部Go、キャリ
ア本体Hの上面部Huのシャフト挿通孔Hoを貫通する
ことでピニオンギヤGを仮位置決めし、また仮位置決め
ピン37が降下すると、これらから抜け出てワーク支承
台16の下方まで下がる。
【0041】この際、仮位置決めピン37の切欠き37
aの位相がずれないように、図11に示すように、各仮
位置決めピン37の切欠き37aに係合する突起係合片
40、41を設けている。
【0042】次に、前記ピニオンシャフト送り手段8に
ついて説明する。
【0043】ピニオンシャフト送り手段8は、図2、図
3に示すように、位置決めされるキャリア本体Hから水
平方向に離れた位置の基台1側に固定されるシャフト供
給部42と、このシャフト供給部42とキャリア本体H
間を移動自在なシャフト移送部43を備え、シャフト供
給部42から供給される2本のピニオンシャフトPをシ
ャフト移送部43が受け取って、これをキャリア本体H
に向けて移送するようにしている。
【0044】すなわち、図2に示すように、シャフト供
給部42には2本の供給孔42aが設けられるととも
に、シャフト移送部43には2本の受取孔44aを備え
た受取部材44と、この受取部材44に連結し且つ案内
部材47によって摺動自在に支持されるロッド45と、
このロッド45に連結する移送シリンダユニット46が
設けられ、この移送シリンダユニット46の作動によっ
て受取部材44がシャフト供給部42とキャリア本体H
間を移動するようにしている。
【0045】また、受取部材44の受取孔44aの途中
には、図6に示すように例えばスプリング等で付勢され
るボール48の一部を突出させ、このボール48によっ
てピニオンシャフトPを一時的に保持するようにしてい
る。そして、このボール48の付勢力は、例えばピニオ
ンシャフトPを上から押え付けると没入する程度として
いる。
【0046】そして、受取部材44がシャフト供給部4
2の下方に移動すると、供給孔42aの真下に受取孔4
4aが臨み、また、受取部材44がキャリア本体Hの上
方に移動すると、受取孔44aがキャリア本体Hのシャ
フト挿通孔Hoの真上に臨むようにしている。
【0047】次に、前記ピニオンシャフト押込み手段6
について説明する。
【0048】ピニオンシャフト押込み手段6は、図1に
示すように、基台1側に取付けられた押込みシリンダユ
ニット50と、この押込みシリンダユニット50の作動
によって垂直に摺動自在な2本のプッシュロッド51、
51を備え、これらプッシュロッド51、51は、キャ
リア本体H上に移動した受取部材44の受取孔44aの
直上に臨むようにしている。
【0049】つまり、受取孔44aによってピニオンシ
ャフトPを受け取った受取部材44が、図6に示すよう
にキャリア本体H上に移動してくると、上方からプッシ
ュロッド51が下降してピニオンシャフトP上端面を押
圧し、キャリア本体Hのシャフト挿通孔Ho、及びピニ
オンギヤGのシャフト挿入部GoにピニオンシャフトP
を押込んで組み付ける。
【0050】この際、プッシュロッド51の下降に連れ
て仮位置決めピン37を降下させるが、前記ストッパ片
21の突起部21aによってピニオンシャフトPが下方
から抜け出るのを防止する。
【0051】以上のような構成によって、仮組みしたピ
ニオンギヤGをキャリア本体H内に装入するにあたり、
ピニオンギヤGを送給手段2で滑動させて送給するとと
もに、従来のように持上げたりせずに押出し手段4によ
って滑動方向に沿って押出して装入するようにしたた
め、装置が簡素化し、また装入も円滑となる。しかも同
時に複数のピニオンギヤGを装入することが出来て効率
的である。
【0052】次に、図12及び図13に基づき第2構成
例について説明する。尚、図中、第1構成例と同じ部材
等には同一の記号を付している。
【0053】この装置は、ピニオンギヤGの送給手段2
を変えて、横2列で同時2個のピニオンギヤG、Gを送
給するようにしたものである。
【0054】そして、押出し手段4は、この横2列のピ
ニオンギヤG、Gの後部側を押動するようにしており、
その他の構成は前記第1構成例と同様である。
【0055】この場合も前記と同様の効果を奏する。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明のプラネタリーギ
ヤ組立装置は、従来のようにピニオンギヤを一旦持上げ
るようなことがなく、送給手段の滑動方向に沿って押出
すことで直接キャリア本体内に装入するようにしたた
め、ニードルローラが倒れたり、抜け出たりするような
不具合がなく、円滑に組み付けることが出来る。また、
複数のピニオンギヤを同時にキャリア本体内に装入する
ことも可能となり、組付作業が効率的に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラネタリーギヤアッシ組立装置の正面図
【図2】同平面図
【図3】同側面図
【図4】図1のA―A方向からみた部分図
【図5】正面視による送給手段の作用図
【図6】図1の部分拡大図
【図7】図6の部分図
【図8】ワーク支承台の平面図
【図9】位置合せ手段の平面図
【図10】図5のB―B線断面図
【図11】図5のC―C線断面図
【図12】第2構成例の正面図
【図13】同平面図
【符号の説明】
2 送給手段 3 保持手段 4 押出し手段 5 位置決め手段 6 ピニオンシャフト押込み手段 37 仮位置決めピン G ピニオンギヤ Go シャフト挿入部 H キャリア本体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア本体にピニオンギヤを組み付け
    るプラネタリーギヤ組立装置において、仮組みしたピニ
    オンギヤを滑動させて送給する送給手段と、送給された
    ピニオンギヤを滑動方向に沿って押出して前記キャリア
    本体内に装入する押出し手段と、装入されたピニオンギ
    ヤのシャフト挿入部に向けて昇降自在な仮位置決めピン
    と、この仮位置決めピンに対向して設けられたピニオン
    シャフト押込み手段とを備えてなるプラネタリーギヤ組
    立装置。
  2. 【請求項2】 前記押出し手段によって複数のピニオン
    ギヤを同時に前記キャリア本体内に装入することを特徴
    とする請求項1に記載のプラネタリーギヤ組立装置。
JP5236497A 1993-09-22 1993-09-22 プラネタリーギヤ組立装置 Withdrawn JPH0788734A (ja)

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