JPH053622Y2 - - Google Patents
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- JPH053622Y2 JPH053622Y2 JP1986044414U JP4441486U JPH053622Y2 JP H053622 Y2 JPH053622 Y2 JP H053622Y2 JP 1986044414 U JP1986044414 U JP 1986044414U JP 4441486 U JP4441486 U JP 4441486U JP H053622 Y2 JPH053622 Y2 JP H053622Y2
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- JP
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- gutter
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 51
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 5
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 241001570513 Potamogeton diversifolius Species 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、竪樋や軒樋等の樋を建造物の壁や柱
等の固定面に取り付ける樋支持具に関する。
等の固定面に取り付ける樋支持具に関する。
(従来の技術)
従来の樋支持具としては、実開昭59−167229号
公報等に記載されているようなものが知られてい
る。
公報等に記載されているようなものが知られてい
る。
この従来装置は、樋の外面形状とほぼ等しい形
状の樋支持面により樋を支持する支持部と、ビス
や釘等の固定部材により固定面に当接して固定さ
れる固定部とが板状の連結部によつて連結された
ものであつた。
状の樋支持面により樋を支持する支持部と、ビス
や釘等の固定部材により固定面に当接して固定さ
れる固定部とが板状の連結部によつて連結された
ものであつた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の樋支持具にあ
つては、樋支持状態で樋支持面が樋の外面にほぼ
全面に当接するために、集水器等から雨水が溢れ
出たり、樋接続部からの水漏れや樋の外面に生じ
る結露等により水が樋の外面を伝つて落ちてきた
場合、樋の背面側を伝つて落ちる水や樋の前面あ
るいは側面から支持部を伝つて樋の背面側にまわ
り込んできた水が連結部から固定部を伝つて固定
面側に浸透し、ビス、釘等の固定部材や、壁、柱
等の固定面側を腐蝕させてしまうという問題点が
あつた。
つては、樋支持状態で樋支持面が樋の外面にほぼ
全面に当接するために、集水器等から雨水が溢れ
出たり、樋接続部からの水漏れや樋の外面に生じ
る結露等により水が樋の外面を伝つて落ちてきた
場合、樋の背面側を伝つて落ちる水や樋の前面あ
るいは側面から支持部を伝つて樋の背面側にまわ
り込んできた水が連結部から固定部を伝つて固定
面側に浸透し、ビス、釘等の固定部材や、壁、柱
等の固定面側を腐蝕させてしまうという問題点が
あつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的として成されたもので、この目的達成のた
めに本考案では、樋の外面形状とほぼ等しい形状
の樋支持面で樋を支持する支持部と、背面が固定
面に当接して固定される固定部と、を備えた樋支
持具において、前記支持部の樋支持面のうち、樋
の背面に当接する部分の上端には水溜め用横溝が
形成され、樋軸方向に上端が横溝と連続する縦溝
が形成されていると共に、樋軸方向中心線上に縦
溝が形成されている手段とした。
を目的として成されたもので、この目的達成のた
めに本考案では、樋の外面形状とほぼ等しい形状
の樋支持面で樋を支持する支持部と、背面が固定
面に当接して固定される固定部と、を備えた樋支
持具において、前記支持部の樋支持面のうち、樋
の背面に当接する部分の上端には水溜め用横溝が
形成され、樋軸方向に上端が横溝と連続する縦溝
が形成されていると共に、樋軸方向中心線上に縦
溝が形成されている手段とした。
(作用)
本考案の樋支持具では、上述のように、支持部
の樋支持面のうち、樋の背面に当接する部分に縦
溝を形成したために、樋支持状態で樋の背面と縦
溝との間に空隙が形成される。
の樋支持面のうち、樋の背面に当接する部分に縦
溝を形成したために、樋支持状態で樋の背面と縦
溝との間に空隙が形成される。
従つて、集水器等から雨水が溢れ出たり、樋接
続部からの水漏れや樋の外面に生じる結露等によ
り水が樋の外面を伝つて落ちてきても、樋の背面
側を落ちる水や樋の前面あるいは側面から支持部
を伝つて樋の背面側にまわり込んできた水を樋の
背面と縦溝の間の空隙から更に下方へ落とすこと
ができ、水が固定面側に到達しないようにでき
る。
続部からの水漏れや樋の外面に生じる結露等によ
り水が樋の外面を伝つて落ちてきても、樋の背面
側を落ちる水や樋の前面あるいは側面から支持部
を伝つて樋の背面側にまわり込んできた水を樋の
背面と縦溝の間の空隙から更に下方へ落とすこと
ができ、水が固定面側に到達しないようにでき
る。
更に、縦溝が樋軸方向中心線上に形成されてい
るために、樋軸が垂直になるように固定したい場
合には、錘により垂下される水糸を固定面に固定
し、樋支持具を、樋支持面の樋軸方向中心線上の
縦溝と水糸が重なるように配置することにより容
易にかつ正確に固定することができる。
るために、樋軸が垂直になるように固定したい場
合には、錘により垂下される水糸を固定面に固定
し、樋支持具を、樋支持面の樋軸方向中心線上の
縦溝と水糸が重なるように配置することにより容
易にかつ正確に固定することができる。
また、ここで複数の樋支持具を用いる際には、
同一水糸を基準にして各種支持具を配置すること
により樋支持具を垂直に配列することも容易に行
える。
同一水糸を基準にして各種支持具を配置すること
により樋支持具を垂直に配列することも容易に行
える。
また、樋の背面に当接する部分の上端には水溜
め用横溝が形成され、樋軸方向に上端が横溝と連
続する縦溝が形成されているので、集水器等から
雨水が溢れ出たり樋の外面に結露したりすること
により水が樋の外面を伝つて落ちてきても、樋の
背面側を伝つて落ちる水や樋の前面あるいは側面
から支持部を伝つて樋の背面側にまわり込んでき
た水を、一旦水溜め用横溝に溜めた後、樋の背面
と水逃がし用縦溝とで形成される空隙を通して更
に下方に落とすことにより固定面側に到達しない
ようにできる。
め用横溝が形成され、樋軸方向に上端が横溝と連
続する縦溝が形成されているので、集水器等から
雨水が溢れ出たり樋の外面に結露したりすること
により水が樋の外面を伝つて落ちてきても、樋の
背面側を伝つて落ちる水や樋の前面あるいは側面
から支持部を伝つて樋の背面側にまわり込んでき
た水を、一旦水溜め用横溝に溜めた後、樋の背面
と水逃がし用縦溝とで形成される空隙を通して更
に下方に落とすことにより固定面側に到達しない
ようにできる。
(実施例)
以下、本考案の実施例の図面により詳述する。
まず、第1図〜第4図に示す第1実施例につい
て説明する。
て説明する。
本考案第1実施例の樋支持具は、樋1を支持す
る支持部10と、壁や柱等の固定面2に当接して
固定される固定部20と、前記支持部10と固定
部20とを連結する連結部30と、を備え、塩化
ビニル樹脂等を素材として成形されている。
る支持部10と、壁や柱等の固定面2に当接して
固定される固定部20と、前記支持部10と固定
部20とを連結する連結部30と、を備え、塩化
ビニル樹脂等を素材として成形されている。
支持部10は後部の受け側部材11と前部の止
め側部材12とで構成されており、前記受け側部
材11は固定部20及び連結部30と一体成形さ
れ、前記止め側部材12は受け側部材11に対し
ヒンジ部13により回動可能に連結されている。
め側部材12とで構成されており、前記受け側部
材11は固定部20及び連結部30と一体成形さ
れ、前記止め側部材12は受け側部材11に対し
ヒンジ部13により回動可能に連結されている。
尚、この受け側部材11及び止め側部材12の
一端には、互いに嵌合可能な嵌合溝14及び嵌合
突起15が形成されている。
一端には、互いに嵌合可能な嵌合溝14及び嵌合
突起15が形成されている。
また、支持部10は、内側に、形状が角筒状の
樋1の外面形状と等しい樋支持面11a,12a
を有し、この樋支持面11a,12aのうち、樋
1の背面1aに当接する部分には、上端に横溝1
6が形成され、かつ、該横溝16の左右両端位置
及び樋支持面11aの樋軸方向中心線上に上端が
横溝16と連続する縦溝17が形成されている。
樋1の外面形状と等しい樋支持面11a,12a
を有し、この樋支持面11a,12aのうち、樋
1の背面1aに当接する部分には、上端に横溝1
6が形成され、かつ、該横溝16の左右両端位置
及び樋支持面11aの樋軸方向中心線上に上端が
横溝16と連続する縦溝17が形成されている。
連結部20は、支持部10の背面から突設さ
れ、略四角筒状に形成されている。
れ、略四角筒状に形成されている。
固定部30は、板状に形成されおり、上部及び
下部には固定穴31が開口されている。
下部には固定穴31が開口されている。
次に、実施例の作用を説明する。
(施工時)
樋1を固定面2に取り付ける際には、まず、樋
支持具の固定部20をビスや釘等の固定部材3に
より固定面2に固定する。
支持具の固定部20をビスや釘等の固定部材3に
より固定面2に固定する。
尚、樋1を垂直に取り付けたい場合には、ま
ず、第3図に示すように、最上位置の樋支持具よ
りも上方位置に、錘4によつて垂下される水糸5
を固定する。そして、支持部10に形成された3
本の縦溝17のうち樋軸方向中心線上の縦溝17
が垂下された水糸5と重なるように樋支持具を配
置し、樋軸が垂直になるように固定する。
ず、第3図に示すように、最上位置の樋支持具よ
りも上方位置に、錘4によつて垂下される水糸5
を固定する。そして、支持部10に形成された3
本の縦溝17のうち樋軸方向中心線上の縦溝17
が垂下された水糸5と重なるように樋支持具を配
置し、樋軸が垂直になるように固定する。
また、ここで、複数の樋支持具により樋1を支
持する際には、同一の水糸5を基準にし、各樋支
持具を所定の間隔において配置することにより樋
支持具を垂直に配列することができる。
持する際には、同一の水糸5を基準にし、各樋支
持具を所定の間隔において配置することにより樋
支持具を垂直に配列することができる。
次に、受け側部材11の嵌合溝14と止め側部
材12の嵌合突起15の嵌合を解除して支持部1
0の前方を開放し、支持部10内に樋1を配置
し、嵌合溝14と嵌合突起15とを嵌合し、樋1
の取り付けを終了する。
材12の嵌合突起15の嵌合を解除して支持部1
0の前方を開放し、支持部10内に樋1を配置
し、嵌合溝14と嵌合突起15とを嵌合し、樋1
の取り付けを終了する。
尚、樋支持状態で、樋1の背面1aと縦溝17
との間には空隙が形成される。
との間には空隙が形成される。
(使用時)
使用時、樋1の上方に配置される集水器(図示
せず)等から雨水が溢れ出たり、樋接続部からの
水漏れや樋1の外面に生じる結露により樋1の外
面に水が付着すると、その水のうち樋1の背面1
aを伝つて落ちる水や樋1の前面あるいは側面あ
るいは側面から落ちて支持部10を伝つて樋1の
背面1a側にまわり込んできた水は一旦、横溝1
6に溜められた後、第4図に示すように、徐々に
樋1の背面1aと縦溝17で形成される空隙から
更に樋1の背面1aを伝つて下方に落ちていく。
せず)等から雨水が溢れ出たり、樋接続部からの
水漏れや樋1の外面に生じる結露により樋1の外
面に水が付着すると、その水のうち樋1の背面1
aを伝つて落ちる水や樋1の前面あるいは側面あ
るいは側面から落ちて支持部10を伝つて樋1の
背面1a側にまわり込んできた水は一旦、横溝1
6に溜められた後、第4図に示すように、徐々に
樋1の背面1aと縦溝17で形成される空隙から
更に樋1の背面1aを伝つて下方に落ちていく。
尚、落ちてきた他の水は支持部10の表面から
更に樋1の表面を伝つて落ちていく。
更に樋1の表面を伝つて落ちていく。
従つて、樋1の外面を伝つて落ちてきた水のほ
とんどがそのまま樋1を伝つて下方に落ちてい
き、固定部20側に到達しないため、ビスや釘等
の固定部材3や壁や柱等の固定面2の腐蝕を防止
できる。
とんどがそのまま樋1を伝つて下方に落ちてい
き、固定部20側に到達しないため、ビスや釘等
の固定部材3や壁や柱等の固定面2の腐蝕を防止
できる。
次に、第2実施例及び第3実施例について説明
する。
する。
尚、第2実施例及び第3実施例を説明するにあ
たり、第1実施例と同様の構成には同じ符号を付
けて説明を省略する。また、作用についても第1
実施例と同様の作用は説明を省略する。
たり、第1実施例と同様の構成には同じ符号を付
けて説明を省略する。また、作用についても第1
実施例と同様の作用は説明を省略する。
まず、第5図及び第6図に示す第2実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
この実施例は、固定部50を支持部40の背面
から四角柱状に突出させて形成し、3本の縦溝の
うち、左右2本の縦溝を水逃がし用縦溝41,4
1とすると共に、中央の縦溝を水糸用縦溝42と
し、この水糸用縦溝42を水逃がし用縦溝41よ
りも細く、かつ、横溝43から独立させて形成し
た例である。
から四角柱状に突出させて形成し、3本の縦溝の
うち、左右2本の縦溝を水逃がし用縦溝41,4
1とすると共に、中央の縦溝を水糸用縦溝42と
し、この水糸用縦溝42を水逃がし用縦溝41よ
りも細く、かつ、横溝43から独立させて形成し
た例である。
また、この樋支持具には、水糸用縦溝42から
固定部50を貫通して固定穴51が開口されてい
る。
固定部50を貫通して固定穴51が開口されてい
る。
次に、第7図及び第8図に示す第3実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
この実施例は、支持部60の背面が直接固定面
2に当接して固定される直打ちタイプのもので、
支持部60の背板を固定部61とした例である。
2に当接して固定される直打ちタイプのもので、
支持部60の背板を固定部61とした例である。
また、この樋支持具は、縦溝62を樋軸方向中
心線上の1本のみとし、この縦溝62を挟んで左
右両側に固定穴64,64を有している。
心線上の1本のみとし、この縦溝62を挟んで左
右両側に固定穴64,64を有している。
尚、63は水溜めのための横溝である。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、支持部や固定部の形状は実施例に限ら
れず、支持部の樋支持面を円筒状の樋の形状に適
応させてもよい。
れず、支持部の樋支持面を円筒状の樋の形状に適
応させてもよい。
また、実施例では、支持部を2つの部材で構成
したが、1つの部材で構成してもよく、例えば、
樋の幅より小幅な開口部を有する形状に形成して
もよい。
したが、1つの部材で構成してもよく、例えば、
樋の幅より小幅な開口部を有する形状に形成して
もよい。
(考案の効果)
以上説明してきたように、本考案の樋支持具に
あつては、支持部の樋支持面のうち、樋の背面に
当接する部分に縦溝を形成させたために、樋の外
面を伝つて水が落ちてきても、落ちてきた水を樋
の背面と縦溝の間に形成される空隙から更に下方
へ落とすことにより固定面側に到達しないように
でき、固定部を固定面に固定する釘やビス等の固
定部材及び、壁や柱等の固定面側を腐蝕させるの
を防止できるという効果が得られる。
あつては、支持部の樋支持面のうち、樋の背面に
当接する部分に縦溝を形成させたために、樋の外
面を伝つて水が落ちてきても、落ちてきた水を樋
の背面と縦溝の間に形成される空隙から更に下方
へ落とすことにより固定面側に到達しないように
でき、固定部を固定面に固定する釘やビス等の固
定部材及び、壁や柱等の固定面側を腐蝕させるの
を防止できるという効果が得られる。
更に、本考案の樋支持具にあつては、樋軸方向
中心線上に縦溝が形成されているために、樋軸が
垂直になるように固定する際も、水糸等を用いる
ことにより容易にかつ正確に固定することができ
るという効果が得られる。また、樋の背面に当接
する部分の上端には水溜め用横溝が形成され、樋
軸方向に上端が横溝と連続する縦溝が形成されて
いるので、集水器等から雨水が溢れ出たり樋の外
面に結露したりすることにより水が樋の外面を伝
つて落ちてきても、樋の背面側を伝つて落ちる水
や樋の前面あるいは側面から支持部を伝つて樋の
背面側にまわり込んできた水を、一旦水溜め用横
溝に溜めた後、樋の背面と水逃がし用縦溝とで形
成される空隙を通して更に下方に落とすことによ
り固定面側に到達しないようにできる、という効
果が得られる。
中心線上に縦溝が形成されているために、樋軸が
垂直になるように固定する際も、水糸等を用いる
ことにより容易にかつ正確に固定することができ
るという効果が得られる。また、樋の背面に当接
する部分の上端には水溜め用横溝が形成され、樋
軸方向に上端が横溝と連続する縦溝が形成されて
いるので、集水器等から雨水が溢れ出たり樋の外
面に結露したりすることにより水が樋の外面を伝
つて落ちてきても、樋の背面側を伝つて落ちる水
や樋の前面あるいは側面から支持部を伝つて樋の
背面側にまわり込んできた水を、一旦水溜め用横
溝に溜めた後、樋の背面と水逃がし用縦溝とで形
成される空隙を通して更に下方に落とすことによ
り固定面側に到達しないようにできる、という効
果が得られる。
第1図は本考案第1実施例の樋支持具を示す斜
視図、第2図は第1実施例の樋支持具の使用状態
を示す横断面図、第3図は第1実施例の樋支持具
の固定作業を説明する要部斜視図、第4図は第1
実施例の樋支持具の使用状態を示す斜視図、第5
図は第2実施例の樋支持具を示す斜視図、第6図
は第2実施例の樋支持具の使用状態を示す横断面
図、第7図は第3実施例の樋支持具を示す斜視
図、第8図は第3実施例の樋支持具の使用状態を
示す横断面図である。 1……樋、1a……背面、2……固定面、1
0,40,60……支持部、11a,12a……
樋支持面、17,41,42,62……縦溝、1
6,43,63……水溜め用横溝、20,50,
61……固定部。
視図、第2図は第1実施例の樋支持具の使用状態
を示す横断面図、第3図は第1実施例の樋支持具
の固定作業を説明する要部斜視図、第4図は第1
実施例の樋支持具の使用状態を示す斜視図、第5
図は第2実施例の樋支持具を示す斜視図、第6図
は第2実施例の樋支持具の使用状態を示す横断面
図、第7図は第3実施例の樋支持具を示す斜視
図、第8図は第3実施例の樋支持具の使用状態を
示す横断面図である。 1……樋、1a……背面、2……固定面、1
0,40,60……支持部、11a,12a……
樋支持面、17,41,42,62……縦溝、1
6,43,63……水溜め用横溝、20,50,
61……固定部。
Claims (1)
- 樋の外面形状とほぼ等しい形状の樋支持面で樋
を支持する支持部と、背面が固定面に当接して固
定される固定部と、を備えた樋支持具において、
前記支持部の樋支持面のうち、樋の背面に当接す
る部分の上端には水溜め用機溝が形成され、樋軸
方向に上端が横溝と連続する縦溝が形成されると
共に、樋軸方向中心線上に縦溝が形成されている
ことを特徴とする樋支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986044414U JPH053622Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986044414U JPH053622Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62155137U JPS62155137U (ja) | 1987-10-02 |
JPH053622Y2 true JPH053622Y2 (ja) | 1993-01-28 |
Family
ID=30862202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986044414U Expired - Lifetime JPH053622Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053622Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5616779B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2014-10-29 | 積水化学工業株式会社 | 竪樋支持具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919469U (ja) * | 1972-05-24 | 1974-02-19 | ||
JPS6144413A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-04 | Fuji Electric Corp Res & Dev Ltd | 電気機器鉄心の製造方法 |
-
1986
- 1986-03-26 JP JP1986044414U patent/JPH053622Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4919469U (ja) * | 1972-05-24 | 1974-02-19 | ||
JPS6144413A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-04 | Fuji Electric Corp Res & Dev Ltd | 電気機器鉄心の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62155137U (ja) | 1987-10-02 |
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