JPH053618A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
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- JPH053618A JPH053618A JP3153071A JP15307191A JPH053618A JP H053618 A JPH053618 A JP H053618A JP 3153071 A JP3153071 A JP 3153071A JP 15307191 A JP15307191 A JP 15307191A JP H053618 A JPH053618 A JP H053618A
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R29/00—Coupling parts for selective co-operation with a counterpart in different ways to establish different circuits, e.g. for voltage selection, for series-parallel selection, programmable connectors
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R31/00—Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
- H01R31/08—Short-circuiting members for bridging contacts in a counterpart
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/68—Structural association with built-in electrical component with built-in fuse
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R31/00—Coupling parts supported only by co-operation with counterpart
- H01R31/02—Intermediate parts for distributing energy to two or more circuits in parallel, e.g. splitter
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/02—Soldered or welded connections
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
- H01R9/22—Bases, e.g. strip, block, panel
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はワイヤハーネスの相互接続などに用
いられる電気接続箱に関し、その内部回路を構成するブ
スバー回路板について、回路変更が容易で、無駄な回路
をなくし、ブスバー回路板全体の重量およびコストを低
減することを目的とする。 【構成】 電気接続箱は、分岐タブ３３を設けた複数の
ブスバー３２を絶縁基板３１に平面的に配設してなるブ
スバー回路板３０を積層した状態でケース２０（２１〜
２３）に収容した構造をもつ。この積層された複数のブ
スバー回路板３０を少なくとも二つのブロックＡ1 ，Ａ
2 に分けて収容すると共に、各ブロック間および／また
はブロック内の所要のブスバー３２を電線４０で接続す
る。
いられる電気接続箱に関し、その内部回路を構成するブ
スバー回路板について、回路変更が容易で、無駄な回路
をなくし、ブスバー回路板全体の重量およびコストを低
減することを目的とする。 【構成】 電気接続箱は、分岐タブ３３を設けた複数の
ブスバー３２を絶縁基板３１に平面的に配設してなるブ
スバー回路板３０を積層した状態でケース２０（２１〜
２３）に収容した構造をもつ。この積層された複数のブ
スバー回路板３０を少なくとも二つのブロックＡ1 ，Ａ
2 に分けて収容すると共に、各ブロック間および／また
はブロック内の所要のブスバー３２を電線４０で接続す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスの相互
接続などに用いられる電気接続箱に関する。
接続などに用いられる電気接続箱に関する。
【０００２】
【従来の技術】ワイヤハーネスの相互接続に使用する電
気接続箱は、一般に図９のような構成を有する。図にお
いて、１は上部ケース、２は下部ケースを示し、両ケー
ス１，２内に複数のブスバー回路板３Ａ，３Ｂ…が積層
した状態で収容される。各ブスバー回路板は、所望のパ
ターンを有する複数のブスバー４を絶縁基板６の片面又
は両面に配設して成る。各ブスバー４には上向きまたは
下向きの複数の分岐タブ５が起立連成され、これらは絶
縁基板６のタブ挿通孔７を貫通して上部ケース１または
下部ケース２の外面に突出し、コネクタ結合部１１、ヒ
ューズ結合部１２、リレー結合部１３などの各種結合部
内に配列収容され、ここで雄−雌中継端子１０を介して
または介さずにワイヤハーネス端末のコネクタ１４、ヒ
ューズ１５、リレー１６などの部品が接続される。な
お、８は対向するリブ８ａ，８ａにより区画形成される
ブスバー配設溝であって、該溝８に配設された各ブスバ
ー４は溶着ボス９を図示しない治具でホットプレスする
ことにより固定する構造になっている。
気接続箱は、一般に図９のような構成を有する。図にお
いて、１は上部ケース、２は下部ケースを示し、両ケー
ス１，２内に複数のブスバー回路板３Ａ，３Ｂ…が積層
した状態で収容される。各ブスバー回路板は、所望のパ
ターンを有する複数のブスバー４を絶縁基板６の片面又
は両面に配設して成る。各ブスバー４には上向きまたは
下向きの複数の分岐タブ５が起立連成され、これらは絶
縁基板６のタブ挿通孔７を貫通して上部ケース１または
下部ケース２の外面に突出し、コネクタ結合部１１、ヒ
ューズ結合部１２、リレー結合部１３などの各種結合部
内に配列収容され、ここで雄−雌中継端子１０を介して
または介さずにワイヤハーネス端末のコネクタ１４、ヒ
ューズ１５、リレー１６などの部品が接続される。な
お、８は対向するリブ８ａ，８ａにより区画形成される
ブスバー配設溝であって、該溝８に配設された各ブスバ
ー４は溶着ボス９を図示しない治具でホットプレスする
ことにより固定する構造になっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】電気接続箱の内部回路
を構成する従来のブスバー４は、各層ごとに一枚の導電
性金属板からプレスにより打抜き形成するため、その一
部を簡単に変更することは困難である。従って、例えば
同一車種でオプション回路の有無により数種のグレード
に分れる場合には、最もグレードの高いものに合わせた
最大容量の回路を作製してケースに収めるようにしてい
るが、当然のことながらグレードにより使用しないブス
バーが存在することになる。また、他の車種に流用しよ
うとしても、全ての回路を満足することができないか
ら、新たに回路設計をやり直し、そのための打抜き金型
を製作しなければならず、多大のコストがかかる。
を構成する従来のブスバー４は、各層ごとに一枚の導電
性金属板からプレスにより打抜き形成するため、その一
部を簡単に変更することは困難である。従って、例えば
同一車種でオプション回路の有無により数種のグレード
に分れる場合には、最もグレードの高いものに合わせた
最大容量の回路を作製してケースに収めるようにしてい
るが、当然のことながらグレードにより使用しないブス
バーが存在することになる。また、他の車種に流用しよ
うとしても、全ての回路を満足することができないか
ら、新たに回路設計をやり直し、そのための打抜き金型
を製作しなければならず、多大のコストがかかる。
【０００４】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たもので、無駄な回路をなくし、ブスバー回路板全体の
重量およびコストを低減するとともに回路変更が簡単
で、車種、グレード、仕向地の別などに容易に対処する
ことができる電気接続箱を提供することを課題とする。
たもので、無駄な回路をなくし、ブスバー回路板全体の
重量およびコストを低減するとともに回路変更が簡単
で、車種、グレード、仕向地の別などに容易に対処する
ことができる電気接続箱を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の電気接続箱は請求項１に記載のように、起
立タブを設けた複数のブスバーを絶縁基板に平面的に配
設してなるブスバー回路板を積層した状態でケースに収
容した構造をもつ電気接続箱において、前記積層された
複数のブスバー回路板を少なくとも二つのブロックに分
けて収容すると共に、各ブロック間および／またはブロ
ック内の所要のブスバーを電線で接続する構成を採用し
た。
め、本発明の電気接続箱は請求項１に記載のように、起
立タブを設けた複数のブスバーを絶縁基板に平面的に配
設してなるブスバー回路板を積層した状態でケースに収
容した構造をもつ電気接続箱において、前記積層された
複数のブスバー回路板を少なくとも二つのブロックに分
けて収容すると共に、各ブロック間および／またはブロ
ック内の所要のブスバーを電線で接続する構成を採用し
た。
【０００６】
【作用】図１に示すように、本発明の電気接続箱には、
従来一つに積層していた複数のブスバー回路板３０を例
えば電源部ブスバーブロックＡ1 と分配部ブスバーブロ
ックＡ2 の二つに分割し、各ブロック間および／または
ブロック内の所要のブスバー３２を電線４０で接続する
ので、回路変更を容易に行なうことができる。また、無
駄なブスバーがなくなり、重量が軽減すると共に新たな
金型の製作を要しなくなるので、イニシャルコストを下
げることが可能である。
従来一つに積層していた複数のブスバー回路板３０を例
えば電源部ブスバーブロックＡ1 と分配部ブスバーブロ
ックＡ2 の二つに分割し、各ブロック間および／または
ブロック内の所要のブスバー３２を電線４０で接続する
ので、回路変更を容易に行なうことができる。また、無
駄なブスバーがなくなり、重量が軽減すると共に新たな
金型の製作を要しなくなるので、イニシャルコストを下
げることが可能である。
【０００７】所要のブスバー間の接続は、図２に示すよ
うに、電線圧接用のスロット３６ａを有する圧接端子部
３６をブスバー３２に設けておくことにより簡単に行な
うことができる（請求項２）。この圧接端子部は、請求
項３のように絶縁基板の一側縁において挾持する構造と
することにより、圧接の際のねじれやこじりを防止して
安定な電気的接続がなされるとともに圧接端子部同士の
接触によるリークを確実になくすことができる。さら
に、圧接した電線を絶縁基板における固定用スリットに
より係止することができる。
うに、電線圧接用のスロット３６ａを有する圧接端子部
３６をブスバー３２に設けておくことにより簡単に行な
うことができる（請求項２）。この圧接端子部は、請求
項３のように絶縁基板の一側縁において挾持する構造と
することにより、圧接の際のねじれやこじりを防止して
安定な電気的接続がなされるとともに圧接端子部同士の
接触によるリークを確実になくすことができる。さら
に、圧接した電線を絶縁基板における固定用スリットに
より係止することができる。
【０００８】
【実施例】図３および図４において、２０は電気接続箱
Ａのケース本体を示す。ケース本体２０は、前後および
上方が開放されており、前方には電源部ブスバーブロッ
クＡ1 、後方には分配部ブスバーブロックＡ2 がそれぞ
れ収容され、中間には両ブロック間を接続する電線４０
群が収容されている。２１は前カバー、２２は後カバ
ー、２３は上カバーを示す。
Ａのケース本体を示す。ケース本体２０は、前後および
上方が開放されており、前方には電源部ブスバーブロッ
クＡ1 、後方には分配部ブスバーブロックＡ2 がそれぞ
れ収容され、中間には両ブロック間を接続する電線４０
群が収容されている。２１は前カバー、２２は後カバ
ー、２３は上カバーを示す。
【０００９】ケース本体２０は、両側壁間に二つの仕切
壁２４，２４′を有し、前方に電源部ブスバーブロック
Ａ1 に対する収容部２０ａ，後方に分配部ブスバーブロ
ックＡ2 に対する収容部２０ｂ，中間に電線収容部２０
ｃが区画形成されており、両側壁の前後の端縁部には、
それぞれ前カバー２１と後カバー２２に対する差込み溝
２５，２５と２６，２６が設けられている。また、両側
壁の外面には取付用ブラケット２７と共に係止爪２８が
突設され、該係止爪２８は上カバー２３の可撓ロック腕
２９と係合し、該上カバー２３をロックする。
壁２４，２４′を有し、前方に電源部ブスバーブロック
Ａ1 に対する収容部２０ａ，後方に分配部ブスバーブロ
ックＡ2 に対する収容部２０ｂ，中間に電線収容部２０
ｃが区画形成されており、両側壁の前後の端縁部には、
それぞれ前カバー２１と後カバー２２に対する差込み溝
２５，２５と２６，２６が設けられている。また、両側
壁の外面には取付用ブラケット２７と共に係止爪２８が
突設され、該係止爪２８は上カバー２３の可撓ロック腕
２９と係合し、該上カバー２３をロックする。
【００１０】電源部ブスバーブロックＡ1 は、前記前カ
バー２１と積層された複数のブスバー回路板３０1 ，３
０2 …とから成り、同様に分配部ブスバーブロックＡ2
は後カバー２２と複数のブスバー回路板３０6 ，３０7
…とから成る。各ブスバー回路板は、図４において符号
３０で代表して示すように、絶縁基板３１に複数のブス
バー３２を配設した構造をもつ。各ブスバー３２は所望
のパターンを有して打抜き形成され、その端部または中
間部に分岐タブ３３が起立連成されており、絶縁基板３
１に予め凹設したブスバー配設溝３４に配設される。ま
た、各絶縁基板３１は必要なタブ挿通孔３５を備えてい
る。
バー２１と積層された複数のブスバー回路板３０1 ，３
０2 …とから成り、同様に分配部ブスバーブロックＡ2
は後カバー２２と複数のブスバー回路板３０6 ，３０7
…とから成る。各ブスバー回路板は、図４において符号
３０で代表して示すように、絶縁基板３１に複数のブス
バー３２を配設した構造をもつ。各ブスバー３２は所望
のパターンを有して打抜き形成され、その端部または中
間部に分岐タブ３３が起立連成されており、絶縁基板３
１に予め凹設したブスバー配設溝３４に配設される。ま
た、各絶縁基板３１は必要なタブ挿通孔３５を備えてい
る。
【００１１】各ブスバー回路板３０は従来例と同様の基
本構成を有するが、本発明にあっては所望のブスバー３
２に絶縁基板３１の一側縁（本実施例では上端縁）に向
けてのびる１または複数の圧接端子部３６が連成されて
おり、さらに絶縁基板３１の一側縁には該圧接端子部３
６に対する端子部嵌着溝３７が整列して設けられてい
る。圧接端子部３６は、図５に示されるように、電線圧
接用のＵ字状スロット３６ａを有し、該スロット３６ａ
の開口端側には電線４０に対する挿入案内用のテーパ３
６ｂが付されている。端子部嵌着溝３７は、前記ブスバ
ー配設溝３４に連続して形成され、前記スロット３６ａ
とほぼ整合する電線固定用スリット３８が開設されてい
る。この電線固定用スリット３８は、図６（Ｂ）に示す
ように、両側壁３８ａ，３８ａが端子部嵌着溝３７に向
けて巾狭となるテーパ状に形成され、その尖端部３８ｂ
の最小巾ｄが電線４０の被覆外径ｄ0 よりも僅かに小さ
く形成されている。なお、図６（Ｂ）において、符号３
８′は圧接端子部３６が嵌着されない単なる電線の固定
用スリットを示す。また、Ｕ字状スロット３６ａおよび
スリット３８，３８′に対応して、上カバー２３の裏面
には凹凸状の電線押え３９が突設されている。
本構成を有するが、本発明にあっては所望のブスバー３
２に絶縁基板３１の一側縁（本実施例では上端縁）に向
けてのびる１または複数の圧接端子部３６が連成されて
おり、さらに絶縁基板３１の一側縁には該圧接端子部３
６に対する端子部嵌着溝３７が整列して設けられてい
る。圧接端子部３６は、図５に示されるように、電線圧
接用のＵ字状スロット３６ａを有し、該スロット３６ａ
の開口端側には電線４０に対する挿入案内用のテーパ３
６ｂが付されている。端子部嵌着溝３７は、前記ブスバ
ー配設溝３４に連続して形成され、前記スロット３６ａ
とほぼ整合する電線固定用スリット３８が開設されてい
る。この電線固定用スリット３８は、図６（Ｂ）に示す
ように、両側壁３８ａ，３８ａが端子部嵌着溝３７に向
けて巾狭となるテーパ状に形成され、その尖端部３８ｂ
の最小巾ｄが電線４０の被覆外径ｄ0 よりも僅かに小さ
く形成されている。なお、図６（Ｂ）において、符号３
８′は圧接端子部３６が嵌着されない単なる電線の固定
用スリットを示す。また、Ｕ字状スロット３６ａおよび
スリット３８，３８′に対応して、上カバー２３の裏面
には凹凸状の電線押え３９が突設されている。
【００１２】図３に戻って説明すると、前カバー２１の
外面は主として電源側ワイヤハーネスの端末のコネクタ
（図示せず）が接続される複数のコネクタ結合部４１お
よび多数のヒューズ結合部４２と共にリレー結合部４３
が設けられ、また、後カバー２２には主として負荷側ワ
イヤハーネスの端末のコネクタ（図示せず）が接続され
る複数のコネクタ結合部４１′が設けられている。
外面は主として電源側ワイヤハーネスの端末のコネクタ
（図示せず）が接続される複数のコネクタ結合部４１お
よび多数のヒューズ結合部４２と共にリレー結合部４３
が設けられ、また、後カバー２２には主として負荷側ワ
イヤハーネスの端末のコネクタ（図示せず）が接続され
る複数のコネクタ結合部４１′が設けられている。
【００１３】次に、電気接続箱Ａの組立について説明す
る。図３に示すように、複数のブスバー回路板３０1 ，
３０2 …を積層して、その最上層に前カバー２１を被
せ、分岐タブ３３群を上記各結合部４１，４２，４３内
に突き出させ、電源部ブスバーブロックＡ1 を組立て
る。分岐タブ３３には、必要に応じて図２に示すように
雌−雌中継端子４４の一端を嵌挿し、タブ状の接続端子
４５ａを有するヒューズ４５などの電気部品を直接に接
続できるようにする。全く同様にして分配部ブスバーブ
ロックＡ2 の組立を行なう。なお、両ブロックＡ1 ，Ａ
2 の積層組立作業は、図４に示すように後カバー２２
（および前カバー２１）の裏面に位置決めピン４６を突
設しておき、各絶縁基板３１にピン挿通孔４７を設けて
おくことにより、容易に行なうことができる。
る。図３に示すように、複数のブスバー回路板３０1 ，
３０2 …を積層して、その最上層に前カバー２１を被
せ、分岐タブ３３群を上記各結合部４１，４２，４３内
に突き出させ、電源部ブスバーブロックＡ1 を組立て
る。分岐タブ３３には、必要に応じて図２に示すように
雌−雌中継端子４４の一端を嵌挿し、タブ状の接続端子
４５ａを有するヒューズ４５などの電気部品を直接に接
続できるようにする。全く同様にして分配部ブスバーブ
ロックＡ2 の組立を行なう。なお、両ブロックＡ1 ，Ａ
2 の積層組立作業は、図４に示すように後カバー２２
（および前カバー２１）の裏面に位置決めピン４６を突
設しておき、各絶縁基板３１にピン挿通孔４７を設けて
おくことにより、容易に行なうことができる。
【００１４】組立てた電源部ブスバーブロックＡ1 と分
配部ブスバーブロックＡ2 は、前カバー２１と後カバー
２２をそれぞれケース本体２０の差込み溝２５，２５と
２６，２６に差し込むことにより前記収容部２０ａと２
０ｂに収容される。この状態において、両ブロック
Ａ1 ，Ａ2 における各ブスバー回路板３０1 ，３０
2 …、３０6 ，３０7 …の複数のブスバー３２に連成さ
れた圧接端子部３６群は、それぞれ図５に示すように端
子部嵌着溝３７内にセットされ、前後の絶縁基板３１，
３１間に挾持固定される。そこで、両ブロックＡ1 ，Ａ
2 間または同一ブロック内で所定の二つの圧接端子部３
６，３６のスロット３６ａ，３６ａに電線４０の両端を
圧接することにより、必要な回路が形成される。図６
（Ａ）〜（Ｃ）に示すように、電線４０をスロット３６
ａ内に図示しない治具で圧入することにより、その導体
４０ａが直接圧接端子部３６と接触する。圧接に際し、
圧接端子部３６は前述のように挟持固定されているの
で、ねじりやこじりが生じるおそれがなく、安定な接続
状態が得られる。また、電線４０の絶縁被覆４０ｂに電
線固定用スリット３８の尖端部３８ｂが一部喰い込むの
で、矢線方向に引張り力が作用しても係止され、圧接部
に影響を与えない。
配部ブスバーブロックＡ2 は、前カバー２１と後カバー
２２をそれぞれケース本体２０の差込み溝２５，２５と
２６，２６に差し込むことにより前記収容部２０ａと２
０ｂに収容される。この状態において、両ブロック
Ａ1 ，Ａ2 における各ブスバー回路板３０1 ，３０
2 …、３０6 ，３０7 …の複数のブスバー３２に連成さ
れた圧接端子部３６群は、それぞれ図５に示すように端
子部嵌着溝３７内にセットされ、前後の絶縁基板３１，
３１間に挾持固定される。そこで、両ブロックＡ1 ，Ａ
2 間または同一ブロック内で所定の二つの圧接端子部３
６，３６のスロット３６ａ，３６ａに電線４０の両端を
圧接することにより、必要な回路が形成される。図６
（Ａ）〜（Ｃ）に示すように、電線４０をスロット３６
ａ内に図示しない治具で圧入することにより、その導体
４０ａが直接圧接端子部３６と接触する。圧接に際し、
圧接端子部３６は前述のように挟持固定されているの
で、ねじりやこじりが生じるおそれがなく、安定な接続
状態が得られる。また、電線４０の絶縁被覆４０ｂに電
線固定用スリット３８の尖端部３８ｂが一部喰い込むの
で、矢線方向に引張り力が作用しても係止され、圧接部
に影響を与えない。
【００１５】図７は本発明による電気接続箱において、
両ブロックＡ1 ，Ａ2 間の電線４０による回路変更の説
明図である。図中、ＲＥＡＲ、Ｉ／ＰＮＬ、ＲＯＯＦ
は、それぞれ自動車の後部側、インストルメントパネル
側およびルーフ側に接続されるワイヤハーネスの端末コ
ネクタを接続するためのコネクタ結合部を示し、図３に
おいて前カバー２１に設けられる。同様に、ＤＡＳＨ、
ＦＲＯＮＴはダッシュボード側、前部エンジン室側に接
続されるワイヤハーネスの端末コネクタ用のコネクタ結
合部であって、図３において後カバー２２に設けられ
る。符号ｏ，ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆはそれぞれ上記Ｒ
ＥＡＲ〜ＦＲＯＮＴの各コネクタ結合部に導通するブス
バー３２（図４参照）に設けられた圧接端子部３６を示
すものとする。
両ブロックＡ1 ，Ａ2 間の電線４０による回路変更の説
明図である。図中、ＲＥＡＲ、Ｉ／ＰＮＬ、ＲＯＯＦ
は、それぞれ自動車の後部側、インストルメントパネル
側およびルーフ側に接続されるワイヤハーネスの端末コ
ネクタを接続するためのコネクタ結合部を示し、図３に
おいて前カバー２１に設けられる。同様に、ＤＡＳＨ、
ＦＲＯＮＴはダッシュボード側、前部エンジン室側に接
続されるワイヤハーネスの端末コネクタ用のコネクタ結
合部であって、図３において後カバー２２に設けられ
る。符号ｏ，ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆはそれぞれ上記Ｒ
ＥＡＲ〜ＦＲＯＮＴの各コネクタ結合部に導通するブス
バー３２（図４参照）に設けられた圧接端子部３６を示
すものとする。
【００１６】そこで、ヒューズ４５の負荷側に接続され
たブスバー３２0 の圧接端子部ｏを固定ポイントとし
て、その接続電線４０の他端圧接先をそれぞれポイント
ａ，ｂ，ｃ，ｄに接続すると、図８（Ａ）〜（Ｄ）に示
すような回路パターンが得られる（なお、ポイントｅ，
ｆについての接続例は省略した）。このように、両ブロ
ックＡ1 ，Ａ2 間で電線４０を接続する圧接端子部３６
（またはブスバー３２）を変えることにより、容易に回
路変更を行なうことができる。
たブスバー３２0 の圧接端子部ｏを固定ポイントとし
て、その接続電線４０の他端圧接先をそれぞれポイント
ａ，ｂ，ｃ，ｄに接続すると、図８（Ａ）〜（Ｄ）に示
すような回路パターンが得られる（なお、ポイントｅ，
ｆについての接続例は省略した）。このように、両ブロ
ックＡ1 ，Ａ2 間で電線４０を接続する圧接端子部３６
（またはブスバー３２）を変えることにより、容易に回
路変更を行なうことができる。
【００１７】以上は各ブスバー３２の圧接端子部３６を
絶縁基板３１の端子部嵌着溝３７に収容して挟持固定す
る例について説明したが、該溝３７を設けずに絶縁基板
３１の一側縁から突出する状態で配列してもよい。ま
た、ブスバー３２と電線４０との接続は圧接に限定され
ず、半田付け、超音波溶着などの他の既知の手段を採用
してもよい。更に、複数のブスバー回路板３０（３
０1 ，３０2 …）の一部または全部をプリント配線板
（ＨＰＣ，ＦＰＣ）に変えることができる。
絶縁基板３１の端子部嵌着溝３７に収容して挟持固定す
る例について説明したが、該溝３７を設けずに絶縁基板
３１の一側縁から突出する状態で配列してもよい。ま
た、ブスバー３２と電線４０との接続は圧接に限定され
ず、半田付け、超音波溶着などの他の既知の手段を採用
してもよい。更に、複数のブスバー回路板３０（３
０1 ，３０2 …）の一部または全部をプリント配線板
（ＨＰＣ，ＦＰＣ）に変えることができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回路変更が容易で、無駄なブスバー回路を省き、重量お
よびコスト軽減に役立つ電気接続箱を提供することがで
きる。また、回路変更が容易なことから、従来のよう
に、車種、グレード、仕向地の別による多品種のブスバ
ー回路板を備える必要がなく、汎用化も可能となる。
回路変更が容易で、無駄なブスバー回路を省き、重量お
よびコスト軽減に役立つ電気接続箱を提供することがで
きる。また、回路変更が容易なことから、従来のよう
に、車種、グレード、仕向地の別による多品種のブスバ
ー回路板を備える必要がなく、汎用化も可能となる。
【図１】本発明の電気接続箱を模式的に示すブロック配
線図である。
線図である。
【図２】図１のブロック間を接続する手段の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図３】本発明の一実施例を示す電気接続箱の分解斜視
図である。
図である。
【図４】図３のブスバー回路板の要部の拡大斜視図であ
る。
る。
【図５】図４の電線圧接部分を示す拡大斜視図である。
【図６】（Ａ）は図５のブスバー回路板の要部の正面
図、（Ｂ）はその平面図、（Ｃ）は電線係止溝に電線を
係止した状態の平面図である。
図、（Ｂ）はその平面図、（Ｃ）は電線係止溝に電線を
係止した状態の平面図である。
【図７】本発明の電気接続箱におけるブロック間の接続
方法を示す説明図である。
方法を示す説明図である。
【図８】（Ａ）ないし（Ｄ）はそれぞれ図７のブロック
間の接続を変えることにより得られる回路の配線図であ
る。
間の接続を変えることにより得られる回路の配線図であ
る。
【図９】従来の電気接続箱の一例を示す分解斜視図であ
る。
る。
Ａ 電気接続箱
Ａ1 電源部ブスバーブロック
Ａ2 分配部ブスバーブロック
３０，３０1 ブスバー回路板
３１ 絶縁基板
３２ ブスバー
３３ 分岐タブ
３６ 圧接端子部
３７ 端子部嵌着溝
３８，３８′ 電線固定用スリット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成３年１２月２７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図６
【補正方法】変更
【補正内容】
【図６】
Claims (3)
- 【請求項１】 起立タブを設けた複数のブスバーを絶縁
基板に平面的に配設してなるブスバー回路板を積層した
状態でケースに収容した構造をもつ電気接続箱におい
て、前記積層された複数のブスバー回路板を少なくとも
二つのブロックに分けて収容すると共に、各ブロック間
および／またはブロック内の所要のブスバーを電線で接
続して成ることを特徴とする電気接続箱。 - 【請求項２】 前記所要のブスバーに電線圧接用のスロ
ットを有する圧接端子部を設け、これらの圧接端子部を
前記絶縁基板の一側縁に配列させたことを特徴とする請
求項１の電気接続箱。 - 【請求項３】 前記絶縁基板の一側縁に、電線固定用ス
リットを有する端子部嵌着溝を設け、該端子部嵌着溝に
嵌め込んだ圧接端子部を隣接する絶縁基板により挾持す
る構造としたことを特徴とする請求項２の電気接続箱。
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|---|---|---|---|
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| JP3153071A JP2752010B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 電気接続箱 |
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| JP2752010B2 JP2752010B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=15554353
Family Applications (1)
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| JP3153071A Expired - Fee Related JP2752010B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 電気接続箱 |
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| JP (1) | JP2752010B2 (ja) |
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